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一般的な歯科治療と比べて費用も時間もかかる矯正治療。 その高いハードルを乗り越えこれから治療をはじめようと思っている方、あるいはすでに治療中の方が必ず知っておきたいのが矯正治療後に生じる「後戻り」です。 せっかく長い時間・高い費用をかけて手にいれたその歯並びも、少しの油断と気のゆるみで元に戻ってしまうおそれがあります。 ここでは矯正治療後の後戻りの原因や予防法、さらに名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科における後戻りの対応・治療についてご紹介していきましょう。 矯正治療後の「後戻り」とは、治療で美しく整った歯並びが様々な原因によって元の歯並びに戻る、あるいは歯並びが乱れてしまうことをいいます。 矯正治療では歯に一定の力をくわえて歯を動かしますが、実は人工的に動かした歯には必ず『元の位置に戻ろうとする力』が働きます。この力は徐々に小さくはなるものの、ゼロになることはありません。 したがって、矯正治療は「歯を動かしたら終わり」ではなく、正しい位置をキープしつづけるために『元に戻ろうとする力』を抑えこむ必要があります。その役割を担うのが「リテーナー」と呼ばれる装置です。 矯正治療では歯を動かした後に一定期間、リテーナーを装着する「保定(ほてい)期間」が設けられています。 リテーナーや保定期間については次項で詳しく解説しますが、まずは「歯を動かしたら後戻りは起こるもの」と理解しておきましょう。 では具体的に、どのようなことが原因で後戻りが起こってしまうのかを以下に詳しく解説していきましょう。 原因①保定期間が短い/リテーナーの装着不足 矯正治療後の後戻りの原因でとくに多いのは、リテーナーを装着する時間や期間が短いといった「保定期間の問題」です。 動かした歯が元に戻ろうとする力は矯正装置を外した直後が最も大きくなります。 少しオーバーな表現になりますが、ゴムを指でピーンと引っ張った後に指を離す状態をイメージするとわかりやすいかもしれません。 そう考えると、リテーナーによる保定期間は「引っ張られたゴムの力が緩むのを待つ期間」ととらえることができます。 リテーナーを装着する時間や期間が短いというのは、ゴムの力が緩む前にリテーナーを外してしまうのと同じで後戻りする確率を高めてしまいます。 原因②「舌癖」や「口呼吸」など歯並びを悪くするクセや習慣 後戻りの原因で保定期間の次に問題となるのが、舌癖や口呼吸など歯並びを悪くするクセや習慣です。 キレイなU字型の歯並びは頬や唇が外から内に向かって押す力と、舌が内から外に向かって押す力のつり合いでその形が維持されます。 この力のバランスが崩れてしまうのも、歯並びが悪くなる大きな要因です。 たとえば、舌を前に押し出すクセの場合は前歯に常に不自然な力が働いて歯が前方に傾いていきます。 したがって、矯正治療後もこのような歯並びを悪くするクセや習慣が残っていると、キレイに並んだ歯並びが少しずつ乱れていきます。 原因③不適切な矯正治療 骨格的(顎の大きさや形)な問題があるのに無理に歯を動かして治したり、抜歯が必要なケースを非抜歯で治したりすると、後戻りしやすくなります。 とくに近年は「歯を抜かずに治療できる」と大々的に宣伝し、無理に歯を動かしたり歯列を広げたりしてトラブルになるケースも後を絶ちません。 したがって、矯正治療で歯科医院を探す際は治療実績が豊富であるか、さらにアフタフォローも万全であるかもチェックしておきましょう。 矯正治療後に後戻りが生じた場合、その歯並びが自然に治ることはありません。 そのまま放置するとさらに症状が悪化してしまうおそれがあるため、歯並びの乱れが気になりだしたら最初に治療を受けた歯科医院を早めに受診しましょう。 後戻りの程度によっては「再治療」が必要 軽度の後戻りでは、リテーナーの再装着で改善できるケースもあります。しかし、治療後の歯並びから大きく崩れてしまった後戻りについては矯正の「再治療」が必要となります。 再治療の費用や治療期間について 多くのケースは最初の治療よりも短い期間・安い費用で治せますが、期間や費用については後戻りの程度や歯科医院の方針によって変わってきます。 したがって、まずはまず最初に治療を受けた歯科医院に問い合わせてみましょう。 はじめに治療を受けた歯科医院とは別の歯科医院で再治療を希望する場合は、治療費や費用は新規料金になる可能性が高くなります。 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では、世界シェアNo.1のマウスピース矯正「インビザライン」による歯列矯正をご提供しています。 当院にてインビザライン矯正を行った患者様については、治療後に生じた「後戻り」に対して以下のような対応・治療を行なっています。 当院で治療終了後、5年以内は「調整料」のみで対応 当院にてインビザライン矯正による歯並び治療を受けた患者様については規約に則り、5年以内に生じた後戻については「矯正調整料のみ」で対応いたします。装置代はかかりませんのでご安心ください。 ※こちらで対応できるのはインビザラインコンプリヘンシブ(全顎矯正)に限ります。 また、明らかな患者様の不注意(リテーナーの非装着等)による後戻りについては、対応できない場合もございますのでご注意ください。 当院で治療後、5年が過ぎての再治療は「新規料金の半額」 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科にてインビザライン矯正の治療後、5年以上が過ぎて生じた後戻りの再治療(2巡目)については、新規矯正治療料金の半額にて対応しています。 矯正治療で歯を動かすと必ず「後戻り」という現象は起こりますが、治療後の取り組みに注意すれば後戻りを防ぐことは可能です。 これから矯正治療をはじめる方・すでに治療中の方は以下の内容に留意し、治療が終っても油断することなくキレイな歯並びをキープしていきましょう。 対策①リテーナーの装着時間や期間を守る 矯正治療後の後戻りを防ぐうえでは、矯正装置が外れた直後からのリテーナーの装着は必須です。 基本的に、リテーナーを装着する期間(保定期間)は歯を動かすのにかかった期間と同程度かかります。装着時間も治療後1~2年ほどは1日20時間の装着が必要であり、徐々に時間を減らしていくのが一般的です。 最終的には「週1~2日、就寝時のみ」の装着となりますが、こちらは期限なくずっと続けていただきます。 対策②歯並びが悪くなるクセや習慣を改善する 矯正治療では装置で歯を動かすのと同時に、歯並びを悪くするクセや習慣の改善を目的にした「口腔筋機能療法(MFT)」を行っていきます。 この訓練は通院時だけでなく、治療後もご家庭で実践していただきクセや習慣を治していくことが重要です。 また、日常生活においても「頬杖」や「横向き寝・うつぶせ寝」など歯並びに影響を与える習慣に気をつけましょう。 対策③治療後も定期的な通院を継続する(予約を守る) 矯正治療では治療後も定期的に通院していただき、「後戻りが起こっていないか?」など歯並び・噛み合わせの変化をチェックしていきます。 自身では気づけない小さな歯並びの乱れを専門家の目で定期的にチェックしてもらい、早めに対処するのも後戻りを防ぐポイントです。 通院のスパンが長くなると予約日を忘れがちになりますが、治療後も通院は欠かさず継続していきましょう。 矯正治療で歯を動かすと、歯には元の位置に戻ろうとする力が働きます。この力は徐々に小さくなってもゼロになることはないため、治療後も油断することなく「後戻りの予防」を継続して行いましょう。 くわえて、万が一後戻りが起こってしまった場合に、治療を受けた歯科医院でどのように対応してくれるかも治療前に確認しておくことが重要です。 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科ではインビザライン矯正後のアフターフォローも万全ですので、安心して治療を受けていただけます。 当院では初めて治療する方を対象にした無料矯正相談を実施しております。ぜひ下記の「24時間WEB予約」または「お電話」にてお気軽にお申込みください。
矯正治療というと各々の歯が一列に並ぶ「歯並び」が注目されがちですが、ただ歯を美しく並べるだけが治療のゴールではありません。 一見するとキレイに並んでいるように見える歯並びでも、上下の歯が正しく噛んでいなければ食事や発音、体調などに様々なトラブルを招いてしまいます。 そこで今回は「噛み合わせ」にスポットを当てて、噛み合わせが悪いと起こりやすいトラブルや原因別の治療法などを解説していきましょう。 後半では、名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科の噛み合わせ治療や「噛み合わせのセルフチェック法」についてもご紹介します。 当院では初回の無料矯正カウンセリングも実施しておりますので、噛み合わせでお悩みの方はお気軽にご相談ください。 矯正歯科の領域からみる理想的な噛み合わせの基準は多岐にわたりますが、パッとみてわかる基準に以下のようなものがあります。 ・噛んだ状態で正面から見た時に、上の前歯と下の前歯の中心がそろっている ・上の前歯が下の前歯よりも2~3mm前方にあり、先端が2~3mm覆いかぶさる ・犬歯から奥の歯が、上の歯1本に対し下の歯2本(1歯対2歯)で噛みあう ・左右の奥歯が均等に、しっかり当たって噛める 一方で、歯並びや噛み合わせについては100人がいたら100通りあるといってよく、これらの基準をすべて満たす方もそれほど多くはありません。 したがって、基準を満たさないからといって必ずしも「噛み合わせが悪い」「治療が必要」というわけではないので安心してください。 ただ、次項でご紹介する「トラブル」に該当する症状のある方は早めに対処しておかないと症状が悪化したり、日常生活に支障をきたしたりする可能性があります。 もし、気になる症状があればその原因が「噛み合わせ」によるものかどうか、一度歯科医院で相談してみましょう。 食べ物が噛みにくい 噛み合わせが悪いことで一番問題になるのは、食べ物が「噛み切れない」「すり潰せない」など食事に関するお悩みです。 たとえば、奥歯は噛むのに前歯が噛みあわない「オープンバイト(開咬)」の場合、ピザや麺類などのメニューを外食で選べないとお悩みの方も少なくありません。 また、奥歯で食べ物をうまくすり潰せないケースでは胃や腸での消化吸収にも影響が及びやすく、慢性的な胃腸障害に悩まされることも多くなります。 顔の歪み・たるみ 片側だけ噛み合わせが悪いケースでは、もう一方の噛みやすいほうで食事をする「片噛み」が習慣化する傾向があります。 この状態が長く続くと顔の筋肉のバランスも悪くなるため、左右で歪みがでたり、片側だけ筋肉がたるんだりなど顔貌にも変化が生じてきます。 顎関節症 噛み合わせが悪いと顎の関節やその周囲の筋肉にも負担がかかりやすく、それが原因で顎関節症を引き起こすことがあります。 「口が開けにくい」「口を開けるとパキンと音がする」などの症状がみられたら要注意です。 発音がしづらい 出っ歯や受け口、オープンバイト(開咬)などで上下の歯を噛み合わせた時に大きなすき間があると、発音にも支障をきたしてしまうことがあります。 具体的にはサ行・タ行が発音しにくく、「滑舌が悪い」「舌足らずになる」などが多くみられます。 首や肩のコリ、頭痛などの不快症状 噛み合わせが悪いとそれに関連して周囲の筋肉が常に緊張した状態になり、首や肩のコリを引き起こすことがあります。 さらに筋肉の緊張により血流も悪くなると、慢性的な頭痛に悩まされることも多くなります。 ここでは噛み合わせが悪くなる原因別に、噛み合わせの改善法をご紹介していきます。 原因①生まれつき(遺伝) 顎の形や大きさ、歯の形や本数などの生まれつきの要因で噛み合わせが悪いケースでは、主に矯正治療での改善が必要となります。 具体的な例に以下のような噛み合わせ(不正咬合)が挙げられます。 出っ歯(上顎前突) 受け口(下顎前突・反対咬合) オープンバイト(開咬) ガタガタした歯並び(叢生) 【治療】 上記のような不正咬合は、矯正治療の対象になります。 原因②日頃の何気ないクセや習慣 先の項目で挙げた出っ歯・受け口・オープンバイトなどの不正咬合は、生まれつき(遺伝)の要因以外に日頃の何気ないクセや習慣が原因で生じるものもあります。 こちらも具体例を挙げると、 指しゃぶり 舌癖(舌を前に突き出す・舌の位置が低いなど) 口呼吸(ポカン口) などがあります。 【治療】 上記のようなクセや習慣が原因で噛み合わせが悪くなったケースも矯正治療での改善が必要です。これとあわせて「口腔筋機能訓練(お口周りのトレーニング)」によるクセや習慣の改善も行っていきます。 原因③むし歯・歯周病 むし歯や歯周病も噛み合わせを悪くする大きな要因になります。 具体的には、むし歯で歯の形や大きさが変わったり、歯周病の進行により歯が動いたりすると噛み合わせが悪くなります。 さらに、歯周病については噛み合わせの不具合が歯周病の進行・悪化につながることも多いため注意が必要です。 【治療】 むし歯や歯周病で噛み合わせが悪くなったケースはこれらの疾患の治療を優先し、そのあと詰め物や被せ物、矯正治療などで噛み合わせを改善していきます。 原因④詰め物・被せ物が合っていない 歯科治療で入れた詰め物・被せ物の高さが合わずに、噛み合わせが悪くなることもあります。 【治療】 新しく入れた直後は多少の違和感はありますが、通常は1週間程度でその違和感もなくなります。一方で、1週間以上たっても違和感が残っていたり、噛むと痛いなどの症状があったりする場合は担当医に申し出て調整してもらいましょう。 過去に入れた被せ物やブリッジが原因で噛み合わせに不具合が生じているケースについては、新しく作り直して噛み合わせの改善を図る場合もあります。 詳しい検査で噛み合わせが悪い原因を特定 レントゲンやCTによる画像診断にくわえ、必要に応じてセファログラム(矯正用のレントゲン)や口腔内写真などから噛み合わせが悪い原因を特定していきます。 その原因と患者様のご要望にあわせて、先の治療法の中から最適な方法をご提案してまいります。 透明のマウスピース「インビザライン」による歯列矯正 噛み合わせの改善で矯正治療が必要な場合、名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では世界シェアNo.1のマウスピース矯正「インビザライン」をご案内しています。 インビザラインではマウスピース型の装置(アライナー)を1日20時間ほど装着し、1~2週間ごとに新しいものと交換しながら歯並びや噛み合わせを改善する治療法です。 装置は透明でつけていても目立たないほか、痛みや違和感もほとんどありません。 最後に、ご自身でできる噛み合わせのチェック法をご紹介します。 冒頭に挙げた「理想的な噛み合わせ」の項目も参考に、今の噛み合わせの状態をチェックしてみましょう。 チェック①鏡の前で「イー」前歯の中心と位置をチェック 上下の歯を噛み合わせた状態で鏡の前で「イー」としたときに、上の前歯と下の前歯の真ん中と鼻、顎の先が一直線にそろえばOK! このラインがズレている場合は、歯並びやあごに歪みが生じている可能性があります。 チェック②割りばしを噛んで傾きをチェック 割りばしなど真っ直ぐな棒を上下の歯でくわえた状態で、姿勢を真っ直ぐにして正面から鏡を見ます。 割りばしが水平であればOKですが、水平にならない場合は左右の歯の高さにズレが生じている可能性があります。 チェック③奥歯をカチカチ 左右の噛み合わせをチェック カチカチと奥歯で噛んだ時に左右の歯が均等に当たっているかチェックしてみましょう。 歯が均等に当たらない場合は、噛み合わせにズレが生じている可能性があります。 噛み合わせが悪いと、以下のような症状があらわれやすくなります。 ・食べ物が噛みづらい(噛み切れない) ・発音がしづらい(サ行・タ行が発音しにくい) ・顔のたるみや歪みが気になる ・顎関節症状(顎の関節が痛い・口が開けにくい・カクカク音がする) このような症状が気になる方は先にご紹介した「セルフチェック法」を参考に、ご自身の噛み合わせの状態をチェックしてみましょう。 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では初回限定の無料カウンセリングを実施しております。 「24時間WEB予約」または「お電話」にてご予約いただけますので、「もしかしたら噛み合わせが原因かも?」と心当たりのある方はぜひ一度当院にご来院ください。
【名古屋でマウスピース矯正】今こそ知りたい「マウスピース矯正」のあれこれを徹底解説!
22.07.01
カテゴリ:インビザラインマウスピース矯正矯正歯科マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科インビザラインマウスピース矯正矯正歯科
従来のワイヤー矯正と並び、矯正治療の選択肢の1つとしてシェアが広がりつつあるマウスピース矯正。 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科でも「歯並びは気になるけどなかなか治療に踏みこめない」という方が、マウスピース矯正をきっかけに来院されるケースも増えています。 一方で「名前は知っているけど、実際のところどんな治療なの?」と疑問や様々な質問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。 そこで今回はマウスピース矯正について、従来の治療との違いやメリット・デメリット、名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科での治療について詳しく解説していきます。 まずは、そもそも「マウスピース矯正」はどんな治療なのかを詳しくみていきましょう。 マウスピース矯正とは マウスピース矯正は、マウスピース型の装置を歯に装着して歯並びを整える矯正治療法です。 使用するマウスピースは患者さんお一人おひとりに合ったオーダーメイドタイプで、歯の動きにあわせてそれを複数枚作製していきます。 装着するマウスピースは今の歯並びから少しゴールの歯並びに近い形に作られており、そのわずかなズレが歯に適度な力を与え、徐々に歯を動かしていきます。 こうして段階ごとに新しいマウスピースに交換しながら、理想的な歯並びへと導いていくのがマウスピース矯正のおおまかな流れです。 これまでの治療(ワイヤー矯正)との違い 矯正治療で一般的に使用されるワイヤー矯正は、「ブラケット」という小さな器具を歯の表面に装着し、そこにワイヤーを通す仕組みになっています。 これらの装置は、治療を始める際に歯科医が患者さんの歯に装着し、治療が終わるまで外せないのが特徴です。また、装置は定期的に調整が必要なため、ワイヤー矯正は2~3週間に1回の通院が必要になります。 一方のマウスピース矯正は、あらかじめ患者さんの歯並びに合わせて作製したマウスピースを患者さん自身で装着、または新しいものに交換していただきます。 新しいマウスピースの交換のタイミングは、およそ1~2週間に1回が目安です。通院回数は使用するメーカーによって異なりますが、ワイヤー矯正よりも少ない(1~2か月に1回)のが一般的です。 治療期間と費用 マウスピース矯正は保険適用外(自費診療)ですので、料金や費用は受診する歯科医院によって異なります。 一般的な費用の相場は、部分矯正(前歯中心の矯正)で10~70万円、全体矯正で65~100万円程度となります。治療期間は歯並びの程度によりますが、およそ1~3年ほどです(部分矯正は数カ月で終了するケースもあり)。 マウスピース矯正には以下のようなメリットがあります。 装置をつけていても目立たない マウスピース矯正の最大の利点は、装置(マウスピース)が透明でつけていても目立たない点です。 従来のワイヤー矯正では「治療中の見栄えが悪い」という点で治療をためらう方も少なくありません。しかし、マウスピース矯正であれば治療中であることを周囲に気づかれる心配がないため、接客業や営業職など人と接する機会の多い方にもおすすめです。 自分で取り外しができる 従来のワイヤー矯正は、治療が終わるまで装置を外すことができませんが、マウスピース矯正の場合は装置を患者さん自身で取り外すことができます。 食事の際に外すことができるため、「食べ物が装置に挟まる」といったわずらわしさがありません。さらに歯磨きもこれまで通り行えるほか、装置は外して水洗いができるので衛生的です。 違和感や痛みが少ない マウスピース矯正で使用する装置は厚みが0.5~1.0mm程度なので、装着してもほとんど違和感がありません。また、歯に加わる力も緩やかなため、従来の治療よりも痛みが少ないのも特徴です。 「ホワイトニング」が同時にできる 矯正治療を受ける方の中には「歯並びがキレイになったら、歯の色も白くしたい」とご希望の方も少なくありません。 そのような場合、マウスピース矯正なら治療とホワイトニングを同時に行うことが可能です。矯正治療とホワイトニングを同時並行で進められるため、治療期間が短縮できます。 いいとこづくめのように思えるマウスピース矯正ですが、次のようなデメリットもあります。治療をご希望の際は、以下のデメリットについても十分に理解しておきましょう。 1日20時間以上の装着が必要 マウスピース矯正で使用する装置(マウスピース)は、1日20時間以上の装着が必要です。食事や歯磨きの際に外すことは可能ですが、それ以外の時間は基本的に装着するものと理解しておきましょう。 歯科医の指示を守らないと、効果がでない マウスピース矯正が従来の治療(ワイヤー矯正)と異なるのは、装置の取り外しを患者さん自身で管理する点です。 歯科医師の指示を守らず装着時間を短くしたり、外している期間が長くなったりすると、予定通りに治療が進まないおそれがあります。マウスピース矯正の効果は患者さんの管理に左右されることも覚えておきましょう。 マウスピース装着中は飲食に制限がある マウスピース矯正は、装置をつけたままの飲食は原則禁止です。ほんの少しの飲食でも、マウスピースを装着したままの状態だとむし歯のリスクを高めてしまいます。 また、ノンシュガーでもお茶やコーヒーなどの飲み物は歯の着色の原因となるため、こちらも控えるようにしてください。飲食の際は必ずマウスピースを外し、食後は歯磨きをしてからマウスピースを再度装着しましょう。 治療できる症例が限られる マウスピース矯正はすべての歯並びに適応できる治療法ではありません。 顎の大きさや位置に大きなズレがあるケースや、歯を大きく動かす必要のあるケースなどはマウスピース矯正での改善が難しくなります。 自身の歯並びがマウスピース矯正で改善できるかどうかについては、詳しい検査が必要です。まずは、治療を実施している歯科医院に相談してみましょう。 マウスピース矯正を提供するメーカーは国内外で数十社にわたります。ここでは、日本の歯科医院で広く採用されているマウスピース矯正のメーカーをご紹介しましょう。 インビザライン アメリカのアライン・テクノロジー社が提供するマウスピース矯正です。 インビザラインでは患者さんの歯型やレントゲン写真などの情報を元に、理想的な歯並びになるまでの動きをコンピュータ上でシミュレーションします。このシミュレーションの結果を元に、ゴールの歯並びになるまでの装置をすべて作製するため、通院回数も1~3ヶ月に1回と少ないのが特徴です。 アソアライナー 国内の矯正歯科専門ラボが提供する日本製のマウスピース矯正です。 厚みの違う3種類のマウスピースを使用し、理想的な歯並びへと導いていきます。こちらは歯の動きに応じてその都度歯型を取って装置を作製するため、1ヶ月に1回の通院が必要です。 アクアシステム 国内で最初に使用されたマウスピース矯正の1つです。 他のマウスピース矯正より使用する装置の数が少ないため、費用を安く抑えることができます。2週間から1.5ヶ月ごとにマウスピースの交換を行いますが、その都度歯型を取る必要があります。 最後に、名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科のマウスピース矯正についてご紹介しましょう。 世界中で治療実績の高い「インビザライン」を採用 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では先の3つのマウスピース矯正のうち、世界的にシェアの広い「インビザライン」を採用しています。 インビザラインはこれまでに世界100か国以上、1000万人以上の方が治療を受けており、その豊富な実績が世界中で高く評価されています。 インビザラインを実施する歯科医院は年間の症例数に応じてランク分けされますが、当院は「ダイアモンドプロバイダー(年間151~400症例)」の認定医院です。 高精度歯型3Dスキャナー「iTero element(アイテロ エレメント)」を導入 当院では専用のスキャナーで歯型をコンピュータ上に再現する「iTero Element(アイテロ エレメント)」を導入しています。 iTero Element(アイテロ エレメント)は写真を撮る感覚で歯型をスキャンし、歯の形や歯並びの様子をコンピュータ上に再現できます。1回の型取りで治療が進められるほか、従来の歯型取りのような不快感もありません。 また、スキャンしたデータはインターネットを経由してそのままアライン社に送付されるため、マウスピースが完成するまでの時間が短縮されます。 マウスピース矯正は「目立ちにくい装置」として近年人気の高い矯正治療です。装置が目立たない以外に、「装着時の違和感や痛みが少ない」「食事や歯磨きの際に外せる」などのメリットがあります。 一方で、マウスピース矯正は治療できる症例が限られるため、患者さんの歯並びによってはマウスピース矯正が選択できない場合もあります。 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では、iTero Elementによる事前シミュレーションを用いた無料相談を実施しております。名古屋でマウスピース矯正をご希望の方は、お気軽にお問合せください。 医師・スタッフ一同みなさまのご相談、ご来院をお待ちしております。
「部分矯正」で前歯の歯並びを改善!プルチーノ歯科の治療や費用もご紹介
22.02.24
カテゴリ:インビザラインマウスピース矯正矯正歯科マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科インビザラインマウスピース矯正矯正歯科インビザラインマウスピース矯正矯正歯科
「歯並びが気になる」といってもその症状の度合いは様々で、歯並びが全体的にデコボコしているケースもあれば、1,2本だけ歯並びが悪いケースもあります。 そして後者のように歯並びの一部だけが気になる場合、矯正するにしても「ここだけ治すのにたくさん装置を着けるのはちょっと……」と見た目を考えて尻込みする方も少なくありません。 今回ご紹介する部分矯正は、このような“歯並びの一部だけ気になる”という方におすすめの治療法です。 以下に部分矯正と通常の矯正の違いや、プルチーノ歯科・矯正歯科がご提供するインビザライン部分矯正の内容や費用などをご紹介していきましょう。 治療で動かすのは「前歯」のみ 通常の矯正治療では、前歯から奥歯に至るすべての歯を動かして歯並びを治していくのが一般的です。これを「全体矯正」と呼んでいます。 対して「部分矯正」は歯並びの気になる部分だけを治す治療法で、全体矯正のようにすべての歯を動かすのではなく、治したい歯だけを動かしていきます。 ただ部分矯正の対象となるののは、基本的に前歯のみです。まとめると、部分矯正は“前歯の歯並びに限定した矯正治療”ということになります。 装置(ブラケット+ワイヤー)の装着も基本的には前歯のみとなるため、全体矯正ほど大がかりではなく、装置による違和感や痛みが軽減されます。 通常の矯正(全体矯正)よりも期間が短く、費用も安い 部分矯正は動かす歯の本数が少ないため、全体矯正より治療期間が短縮できます。 全体矯正の治療期間は平均2~3年ほどですが、部分矯正の治療期間は3~6カ月ほどです。 また部分矯正は治療範囲が狭く、装置も治したい部位のみに装着するため、全体矯正よりも費用が安くすむもメリットの1つです。 一般的な全体矯正の費用相場は80~120万円前後ですが、部分矯正では30~60万円ほどとなります。 部分矯正のデメリット 部分矯正は治療範囲が狭いため、適用できる症例が限られます。(次項「部分矯正で治療できる歯並びと治療できない歯並び」を参照) さらに全体矯正ほど歯をダイナミックに動かすことができないため、症例によっては最終的な仕上がりが全体矯正よりも劣ってしまう場合があります。 どんな歯並びが部分矯正で治せる? 部分矯正は前歯の気になる歯並びのなかでも、比較的症状の軽いケースに適した治療法です。 具体的なものとしては、以下のような歯並びが当てはまります。 デコボコした歯並び(歯が重なり合っている) すきっ歯(歯と歯の間にすき間がある) 八重歯(犬歯だけ少し前に出ている) 出っ歯(上の前歯がやや前方に突き出している) 反対咬合/受け口(下の前歯が上の前歯より前方にある) 歯がねじれている/傾いている このような歯並びで「症状が軽い」「奥歯の噛み合わせが良好」「抜歯の必要がない」ケースでは、部分矯正で治療できる可能性が高くなります。 部分矯正で治せない歯並びは? 上記でご紹介した前歯の歯並びでも、噛み合わせに問題があったり、歯を抜かないと歯並びを治せないようなケースは部分矯正での治療が難しくなります。 くわえて歯並びだけでなく、骨格的な問題(顎の大きさや位置の異常)があるケースも部分矯正の適用外です。 また矯正治療は基本的に天然歯(ご自身の歯)が対象となるため、過去の治療でインプラントを入れている場合は治療ができません。 ワイヤー矯正 ワイヤー矯正は歯の表面に「ブラケット」という小さな装置を取り付け、そこにワイヤーを通して歯を動かす治療法です。 矯正治療で広くおこなわれている手法で、どんな歯並びの治療にも応用できるメリットがあります。 全体矯正ではこの装置を上下各12本の歯に装着しますが、部分矯正では上下の前歯各6本、症例によっては小臼歯を含めた10本に装着するのが一般的です。 また従来の治療では装置を歯の表側に装着しますが、近年は裏側に着けて目立たなくする「裏側矯正(リンガル矯正)」という手法もあります。 マウスピース矯正 マウスピース矯正は、薄いプラスチック製のマウスピースを装着して歯並びを改善する治療法です。 歯の動きにあわせて複数枚のマウスピースを作製し、それを1~2週間おきに新しいものと交換しながら歯を動かしていきます。 マウスピース矯正の特長は、装置が透明なので着けていても目立ちにくい点と、自身で装置の取り外しが可能な点です。 とくに装置の”目立ちにくさ”については、見栄えを気にして治療になかなか踏み切れない方には大きなメリットとなります。 また装置による違和感や痛みが少なく、食事やブラッシングの際に取り外しができるのも、ワイヤー矯正にはない利点でしょう。 今話題の「インビザライン矯正」を採用! 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では、マウスピース矯正のなかでもとくに人気が高く、世界で高いシェアを占める「インビザライン」というシステムを採用しています。 インビザラインには他のマウスピース矯正にはない利点がありますので、そのうちのいくつかを次の項目からご紹介していきましょう。 歯型採取は1回のみ!さらに光学3Dスキャン「iTero element」で型取り不要 一般的なマウスピース矯正では、歯の動きに応じて2週間~1ヶ月ごとに歯型を取り、新しいマウスピースを作製していきます。 しかしインビザラインは最初の1回の型取りで、治療に必要なマウスピースをすべて作製することが可能です。 さらに名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では「iTrero element(アイテロエレメント)」の導入より、従来の型取り(シリコンを使った型取り)自体が不要となっています。 「iTrero element」は小型カメラでお口の中をスキャンすると、その情報がコンピュータ上で3D画像に再現される口腔内専用の高精度スキャナーです。 従来の型取りのような不快感がなく、写真を撮る感覚で歯型を採取することができます。 治療前に歯並びのシミュレーションができる インビザラインがさらに優れているのは、スキャンした歯型を使って歯の動きや最終ゴールの歯並びを事前にシミュレーションできる点です。 インビザラインで使用するマウスピースは、この事前シミュレーションを元に作製されるため、1回の型取り(スキャン)で治療をはじめることができます。 当院ではそのシミュレーションの様子を患者さんにもご覧いただき、歯の動く様子や最終的な歯並びの状態などを説明し、確認いただいたうえでご提案しております。 治療開始前に自身の歯がどのように変化するのかを具体的に把握できるため、治療のモチベーションがあがるほか、安心・納得のうえでの治療が可能となります。 ・矯正精密検査(唾液検査費込):50,000円+税 費用には、iTeroによる精密印象(歯型取り)・レントゲン写真(セファログラム)・口腔内写真・顔貌写真・唾液検査の料金が含まれます。 ・部分矯正費用(インビザライン):250,000円+税(片顎) 事前シミュレーションを確認していただき、治療内容にご納得いただけたうえでのお支払いとなります。 ・調整料:(調整内容が必要な場合のみ) アタッチメントの付与/IPR 5,000円+税 追加アライナー 9,000円+税 マウスピース装着後は1~2ヶ月に1回のペースで通院していただき、歯並びのチェックをおこなっていきます。 ※費用は個々の歯並びの状態によって変動します。 部分矯正は「プチ矯正」とも呼ばれ、全体矯正よりも気軽で治療期間が短く、費用も安く対応できる点が人気です。 一方で治療範囲が限定的であるため、歯並びの状態によっては適用できないケースもあります。 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では初回相談を無料でおこなっておりますので、部分矯正にご興味のある方は、ぜひお気軽に当院までお問合せください。
インビザライン矯正の費用とその内訳 名古屋の矯正歯科ではどれくらいかかる?
22.02.02
カテゴリ:インビザラインマウスピース矯正矯正歯科マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科インビザラインマウスピース矯正矯正歯科インビザラインマウスピース矯正矯正歯科インビザラインマウスピース矯正矯正歯科
インビザライン矯正には保険が適用されないため、治療を受ける矯正歯科によってかかる費用が異なります。 そうであるなら「できるだけ”安い”歯科医院を選びたい」と誰しも思いますよね。 ただインビザライン矯正を的確に進めるうえでは、それ相応の検査や設備、歯科医の技術が必須であり、費用はそれに準じて設定されています。 相場よりも破格な値段は確かに魅力的ですが、費用面ばかりに目が行きがちになると大きな落とし穴にはまりかねません。 そうならないためにも、まずは以下を参考にまずはインビザライン矯正の一般的な相場やその内訳、追加でかかる費用などを事前にしっかり頭にいれておきましょう。 また最後に名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科におけるインビザライン矯正の費用についても記載しておりますので、ご興味のある方はぜひご参考ください。 インビザライン矯正には『全体矯正』と『部分矯正』の2つの治療法があり、それぞれでかかる費用の総額が異なります。 インビザライン『全体矯正』の費用 費用相場:80万円~120万円 全体矯正では前歯から奥歯まで、すべての歯を動かしながら歯並び全体を治していきます。 ちなみに、ワイヤー矯正(表側矯正)における全体矯正の相場は80万円~120万円前後で、インビザライン矯正と比べてそれほど差はありません。 インビザライン部分矯正の費用 費用相場:約30万円~50万円 部分矯正は前歯に限定した治療法で、前歯の気になる歯並び(すきっ歯・歯のねじれなど)のみを治していきます。 動かす歯の本数が少ないため全体矯正よりも費用が安くなるほか、治療期間も短くなります。 以下に示す項目は、いずれもインビザライン矯正の費用総額に必ず含まれる料金です。 これらの料金はまとめて治療開始前に支払うのが一般的ですが、項目によっては初期費用に含まれない場合もあります。 そのため、後で請求された際に「知らなかった」とならないように、見積書や費用明細の内容をしっかり確認しておきましょう。 カウンセリング・相談料 【費用の目安:0円~5,000円】 インビザライン矯正では実際に治療をはじめる前に、患者様のお悩みやご希望などをうかがうカウンセリングを実施しています。 初回のカウンセリングや相談については『無料』で実施する医院も多くありますが、なかには『有料』のところもありますので、よく確認しておきましょう。 精密検査・診断料 【費用の目安:20,000円~50,000円】 インビザライン矯正をおこなううえでは、通常の歯科治療でおこなう検査とは別に 「itero」による精密印象 セファログラム(頭部X線規格写真) 口腔内写真 顔貌写真 などの、専門的な検査が必須となります。 インビザライン矯正を実施する歯科医院の中には、これらの検査項目を少なくして費用を抑えているところもありますので、検査内容はしっかり確認しておきましょう。 矯正料(クリンチェック+装置代) 【費用の目安:65万円~100万円前後(全体矯正)】 インビザライン矯正は透明なマウスピース型装置の着脱を繰り返しながら、歯を動かしていきます。 これらのマウスピース装置は「クリンチェック」という専用ソフトによる事前シミュレーションを元に、治療前に複数枚作製して患者様にお渡しします。 調整料 【費用の目安:5,000円~1o,ooo円】 インビザライン矯正の治療の開始後は、1~2か月に1回の頻度で来院していただき、歯の動きの確認や装置の調整などをおこないます。 その際の調整料については、最初の金額(初期費用)にその金額が含まれる場合と、含まれない(通院ごとの請求)場合があるのでよく確認しておきましょう。 インビザライン矯正をおこなう一部の患者様には、歯並びの状況に応じて次のような追加の治療をおこなう場合があります。 その際には治療費が別途加算されますので、事前によく確認しておきましょう。 抜歯 近年、インビザライン矯正は抜歯が必要な歯並びにも治療が可能となっています。 ただ矯正治療における永久歯の抜歯には保険が適用できないため、5千円~1万円ほどの費用が別途かかります。 アタッチメントの付与/IPR インビザライン矯正ではさらに効率よく歯を動かすために「アタッチメント」という補助装置を付与したり、「IRP」という処置をおこなったりすることがあります。 アタッチメントは歯の表面に付与するプラスチック製の突起物で、マウスピースの密着しやすくしたり、歯の動きをスムーズにしたりする効果があります。 IRPは歯と歯の間を削って歯を動かすためのスペースを確保したり、歯の形変えたりする処置です。 削るといってもその量は最大で0.25mmですので、歯にダメージを与えることはほとんどありません。 以上の処置が必要なケースでは、別途費用が発生します。 マウスピースの追加(紛失時を含む) 当初計画していたマウスピースの枚数で思うように治療が進まない場合は、追加でマウスピースを新たに作製する必要があります。 このような追加したマウスピースにかかる費用については、最初に提示された費用のなかに含まれないこともあるため注意しましょう。 また患者様がマウスピースを紛失された場合にも、新しいマウスピースの作り直しは別途費用がかかることがあります。 最後に、名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科におけるインビザライン矯正の費用についてご紹介します。 なお、実際にかかる費用については個々のケースで異なるため、費用の詳細については当院にてご相談ください。 精密検査(唾液検査込) 費用:50,000円+税 当院ではレントゲン撮影、セファログラム、口腔内写真などの矯正治療で必須とされる検査にくわえ、唾液検査によるリスク診断もおこなっています。 インビザライン矯正料(クリンチェック+マウスピース) 【全体矯正】 抜歯なし:650,000円+税 抜歯あり:750,000円+税 その他:850,000円+税 【部分矯正】 250,000円+税 当院では専用ソフト(クリンチェック)によるシミュレーションを患者様にもご覧いただき、ご自身の歯並びが今後どのように変化していくかを確認していただきます。 そのうえで治療内容にご納得いただけましたら、上記の費用をお支払いいただき、治療を開始していきます。 オルソパルス(光加速矯正治療) 費用:150,000円+税 オルソパルスは近赤外線の効果により歯の動くスピードを速め、治療期間を短縮させる装置です。 できるだけ早く治療を終わらせたいという方に、当院ではオルソパルスの使用をおすすめしております。 調整料 当院においては患者様のご負担を最小限にするため、調整が必要な際に項目ごとに施術を実施しています。 ・抜歯:1本5,000円+税 ・アタッチメント/IPR:各5,000円+税 ・アタッチメントの除去:5,ooo円+税 ・追加マウスピース:9,000円+税 インビザライン矯正の費用の総額は全体矯正で80万円~120万円、部分矯正で30万円~50万円ほどが相場となります。 ただし患者様の歯並びによっては、オプションで追加の費用が加算されることもありますので、詳細については受診する歯科医院にてご確認いただくようお願いいたします。