矯正歯科治療をオンラインで調べていくと「〇〇学会」という言葉も見ることがあるのではないでしょうか。
今回はそんな「学会」についてプルチーノ歯科・矯正歯科が解説していきます。ぜひ参考にしてください。
Contents
矯正歯科とは
矯正歯科治療とは、歯の噛み合わせを良くして身体的または、精神的な健康につなげていく治療です。
歯並びを良くすることで咀嚼する機能が正しくなり、胃腸への負担を軽減できます。
また、噛み合わせが原因で肩こりや頭痛に悩まされえていた方も解消されます。
見た目も出っ歯や受け口の改善、顔つきが均等になるため、コンプレックスが解消され精神的な健康につながっていくのが魅力です。
矯正歯科治療にはさまざまな方法があり、患者さんのライフタイルや費用面で一番良い治療方法を選ぶことが大切になります。
治療に関しては歯科医師の経験やスキル大きく影響をあたえるため非常に重要なので慎重に探していく必要があります。
また矯正歯科治療は自由診療と呼ばれる保険が効かない診療なので、費用も高額であり期間も長期間に必要になる治療です。
学会ってなに?
矯正歯科のスキルや知識を深めて矯正歯科治療を進歩させていくなどを目的にした団体が日本に複数存在しています。
学会によって取り組んでいく内容も違うので歯科医院によって属している学会が違うこともあります。
学会は患者さんが安心して矯正歯科医院を選ぶ基準にもなるので選ぶ際に確認することに活用してみましょう。
学会に入っているかどうかはウェブサイトに記載しているところもあるので確認してみてください。
学会の種類
さまざまな学会が存在しますが、代表的な学会を4つ紹介します。
- 日本矯正歯科学会
- 日本臨床矯正歯科医会
- 日本成人矯正歯科学会
- 日本舌側矯正歯科学会
日本矯正歯科学会
日本矯正歯科学会は、歯科矯正学・矯正歯科臨床の進歩・発展を目的にしています。
歯科矯正学を専門とする学術団体です。
日本各地の矯正歯科医を中心に、7,000名程の会員により構成されております。
主な活動内容としては、学術大会の開催、機関誌の発行、認定医等の設定、その他必要な事業の実施になります。
日本臨床矯正歯科医会
日本臨床矯正歯科医会は、「私達はオルソドンティスト(矯正歯科の専門家)です」という信念のもと、単に美容目的ではなく、「よい噛み合わせ」「きれいな歯並び」「感じのよい口もと」「口の健康の増進」「治療後の安定性」をトータルで患者さんが獲得することを目指しています。
日本臨床矯正歯科医会は転院が必要になった方へ最良の医療を提供するために「矯正歯科患者の矯正歯科医変更に関する規定」などを設けているのもポイントで、他に年2回の学術セミナー、スタッフ向けの研修会などといった診療所全体の質の向上に努めているのが特徴です。
患者さんの転院するためのシステム構築や共済システムを構築して万が一の場合でも患者さんが安心して治療が受けられるようにしています。
ウェブサイトや書籍にて正しい矯正歯科の知識の発信、市民セミナーなども実施しています。
日本成人矯正歯科学会
日本成人矯正歯科学会は、矯正歯科の進歩や発展、学術の向上を目指して成長発育期以後の成人を対象としている団体です。
成人の矯正歯科治療は、矯正歯科学だけではなく、幅広い医学知識と医療技術 が必要となる治療です。日本成人矯正歯科学会は、成人の矯正歯科医療の高い水準の維持と向上のために努力し、患者さん最適な医療を提供するために活動しています。
主な活動内容は、年2回の学術大会、年1回のセミナー、年2回の学術誌、矯正歯科治療に関する書籍の発酵や各種認定制度などをおこなっています。
日本舌側矯正歯科学会
日本舌側矯正歯科学会は、日本の舌側矯正を発展させるために会員同士で意見や技術を交換するなどをして、より高度な術式を習得したり提供したりすることを目的で結成されました。
日本舌側矯正歯科学会の活動は、総会や舌側矯正のタイポドントコースの開催、学会雑誌の発行、アメリカやヨーロッパの舌側矯正学会の総会での発表、ケースプレゼンテーションの支援を行っています。
学会よって認定制度がある
さまざまな学会が存在しておりますが、学会よっては認定制度なども設けており知識とスキルの向上と患者さんが安心して矯正歯科医を選べるようにしています。
日本矯正歯科学会
日本矯正歯科学会は以下の認定があります。
認定医
認定医は5年以上日本矯正歯科学会に所属し、5年以上専門的に矯正歯科に従事したうえで、学会が認めた刊行物に「矯正歯科臨床に関する論文」を発表する発表して、学会の試験に合格するなどの条件をクリアした矯正歯科医に与えられる認定です。
臨床指導医(旧専門医)
臨床指導医(旧専門医)とは認定医に比べさらに高いレベルの治療の技術を証明しています。
臨床指導医(旧専門医)を取得するためには7年以上継続して日本矯正歯科学会に所属して、 矯正治療に関する学術論文を発表したうえで 学会の定めた10種類の課題症例を自身で治療し、その全ての治療結果と予後判定が学会の定めた基準を満たして合格するというレベルの高い条件をクリアする必要があります。
非常に高いレベルの矯正歯科医を判断できるのが臨床指導医(旧専門医)といえるでしょう。
指導医
臨床指導医混同してしまいそうになりますが、研修医を指導するための「指導医」という認定もあります。
指導医になるためには大学の矯正歯科で教育指導歴が3年以上必要と認定医や臨床指導医(旧専門医)とは別の経験が必要です。
日本成人矯正歯科学会
日本成人矯正歯科学会の認定制度には「認定医」「臨床指導医」の認定が存在します。
認定医
成人の矯正歯科治療は難しく、成長発育期での治療のみならず、学際的且つ包括的な医学知識ならびに医療技術が必要となる場合も多いです。そのためそれらの学識、経験ならびに倫理観が備わっていることが必要になります。
その学識や経験や倫理観を認められた矯正歯科医師を「認定医」とされています。
臨床指導医
臨床指導医は、あらゆる年齢への矯正歯科治療に精通している優れた歯科医師を増やしていき、歯科医療全体の向上を図ることで、国民の健康の増進に寄与することを目的にしている認定制度です。
日本舌側矯正歯科学会
舌側矯正は発展させていく日本舌側矯正歯科学会は「リンガル矯正認定」という制度があります。
リンガル矯正認定
リンガル矯正認定は、舌側からの矯正歯科医療の高いレベルを維持したうえでさらに向上をはかりはかることに努めています。
そうすることで患者さんに社会に適切な医療を提供することを目的としています。
舌側矯正医療に関して適切なうえに十分な学識と治療技術および経験を有している矯正歯科医に与えられる制度です。
認定制度は矯正歯科医院を選ぶ基準になる
認定医制度は学会ごとに違いはあり、全ての認定されている医師が名医というわけではありませんが「認定されている」ということは一定レベル以上の高いレベルの矯正歯科医を判断する基準になります。
矯正歯科医院選びに迷っている方は学会の認定制度を判断基準のひとつにしてもいいでしょう。
矯正歯科は経験とスキル、知識が非常に重要になってきます。
しかしその知識とスキル、知識をはかることはできません。その基準をはかるために学会の認定制度は非常に役立つのです。
プルチーノ歯科矯正歯科のご紹介
今回は矯正歯科の学会について解説しました。
さまざまな学会が存在しますがどの学会も矯正歯科全体のレベルを上げて患者さんにとってより良い治療をうけてもらうようにするために存在しているともいえるでしょう。
最後にプルチーノ歯科・矯正歯科のご紹介です。
通いやすいイオンモール内
プルチーノ歯科・矯正歯科はイオンモール新瑞橋内にあります。
インモールの広い駐車場を利用できますので、駐車場が満車であったり、駐車場が狭くて駐車しづらかったりといった問題も発生しません。
また、雨の日であってもイオンモールの屋内の駐車場に停めれば濡れずに院内まで足を運べます。
公共交通機関の場合も地下鉄「新瑞橋」駅、名鉄「呼続」駅から徒歩5分となっています。
長期間通うには非常に通いやすい立地といえるでしょう。
一般歯科もおこなっている
プルチーノ歯科・矯正歯科はさまざまな診療をおこなっています。
一般歯科治療もおこなっているため、もし虫歯が見つかった場合もプルチーノ歯科・矯正歯科で治療が可能です。
矯正治療中もしくは歯列矯正の検討段階で気になることや不安な点、痛みや何か症状があれば遠慮なくご相談ください。