矯正歯科治療を検討されている方で「治療での手術などはするのかな?」などと疑問や不安に思う方もいるのではないでしょうか。
手術に関しては体への負担や費用の面も気になります。
今回はプルチーノ歯科・矯正歯科が矯正外科における外科手術について解説します。
ぜひ参考にしてください。
Contents
矯正歯科治療とは
矯正歯科治療とは、歯の噛み合わせを良くして身体的または、精神的な健康につなげていく治療です。
歯並びを良くすることで咀嚼する機能が正しくなり、胃腸への負担を軽減できます。
また、噛み合わせが原因で肩こりや頭痛に悩まされえていた方も解消されます。
見た目も出っ歯や受け口の改善、顔つきが均等になるため、コンプレックスが解消され精神的な健康につながっていくのが魅力です。
矯正歯科治療にはさまざまな方法があり、患者さんのライフタイルや費用面で一番良い治療方法を選ぶことが大切になります。
治療に関しては歯科医師の経験やスキルが非常に重要になるため、慎重に探していく必要があります。
また矯正歯科治療は自由診療と呼ばれる保険が効かない診療なので、費用も高額であり期間も長期間に必要になる治療です。
矯正歯科治療でも外科手術ってあるの?
矯正歯科治療で外科手術はあるのか?という疑問をもたれる方もいるかもしれません。
矯正歯科治療の一般的なイメージは歯に矯正装置を装着したり、マウスピース型の装置を装着したりするイメージも多いのではないでしょうか?
そのため矯正歯科に外科手術といってもあまりイメージできない方もいるかと思います。
実は矯正歯科でも外科手術をおこなう場合が存在します。
症例としては重度の状態のものが基本ですが、外科手術をすることで通常では対応できない治療もおこなえるようになります。
外科手術をおこなう症例
軽度の症例の場合は通常の矯正歯科治療を実施しますが、重度の症例の場合は外科手術が必要になります。
外科手術をおこなう症例の例として3症例紹介します。
- 重度の出っ歯や受け口
- 顔が曲がっている
- 開咬
重度の出っ歯や受け口
重度の出っ歯は外科手術が必要なケースがあります。
下顎後退、上顎前突、下顎前突と呼ばれるような状態です。
顔が曲がっている
顎が横にずれてしまって顔が曲がって見えている状態です。
開咬
上下の歯が噛み合っていない状態ですき間が空いているような状態です。
外科手術をおこなうメリット
ここでは外科手術をおこなうメリットを紹介します。
メリットは以下の5点です。
- 歯の矯正では改善できない症例も対応できる
- 骨格が原因の滑舌や発音の悪さが改善される
- 顔立ち全体のバランスが良くなる
- 歯周組織への負担が少なく治療ができる
- 保険適用になる
歯の矯正では改善できない症例も対応できる
1つ目は歯の矯正では改善できない症例も対応できることです。
重度の症例の場合、歯の移動や抜歯だけでは対応しきれません。
歯の噛み合わせによって患者さんのさまざまな悩みを改善していくためには、外科手術をおこなうことで患者さんが満足いく結果に結び付けられるようになります。
骨格が原因の滑舌や発音の悪さが改善される
2つ目は骨格が原因の滑舌や発音の悪さが改善されることです。
滑舌や発音の悪さが気になっている方の中には歯並びだけではなく、骨格が原因になっている場合があります。
その場合は外科手術をおこなうことで症状の改善につながります。
顔立ち全体のバランスが良くなる
3つ目は顔立ち全体のバランスが良くなることです。
骨格自体を手術によって変えていくため顔立ち全体のバランスが良くなります。
正面から見た場合も左右対称に見え、横から見た場合もEラインが以前よりも綺麗になり見た目が大きく変わってきます。
見た目の印象が変わることで自信を持って人と話したり笑顔を出したりすることができるでしょう。
歯周組織への負担が少なく治療ができる
4つ目は歯周組織への負担が少なく治療ができることです。
骨格に大きなずれがある状態で矯正歯科治療を進めてしまうと、歯や歯茎といった歯周組織に負担を欠けることになります。
しかしながら、外科手術では高度なレベルの外科手術をもとに顎の骨と歯周組織の位置を調整しながらおこなうので歯周組織に負担をかける心配が大きく減少します。
保険適用になる
5つ目は保険適用になることです。
基本的に矯正歯科治療は保険適用外です。
しかし外科手術の場合は保険適用になるので費用の負担を軽減することができます。
外科手術をおこなうリスク
次に外科手術をおこなうリスクも紹介しておきます。
外科手術をおこなうリスクは以下の2点です。
- 全身麻酔をおこなう
- 術後数日は顔周辺の腫れや痛みがある
全身麻酔をおこなう
矯正歯科の外科手術は全身麻酔で実施されます。
そのため全身麻酔は合併症などのリスクも存在します。
では合併症で何がおきるのかというと、吐き気や悪寒が代表的な例です。
全身麻酔の薬品にアレルギー反応を起こす可能性もございます。
もちろん昨今の医療の進歩によって必ず合併症がでることはありませんが、合併症は個人差があるので可能性として理解しておく必要があるでしょう。
術後数日は顔周辺の腫れや痛みがある
手術をおこなうため、術後数日は顔周辺の腫れや痛みがあります。
これは個人差もありますが、手術をおこなうことですので必ず発生するので理解しておいたほうがいいでしょう。
ひどい場合などは必ず担当の医師に相談するようにしてください。
外科手術をおこなう流れ
外科手術をおこなう簡単な流れの紹介です。
矯正歯科医院によって「外科手術が必要」と診断された後、手術の日程などを調整してきます。(医院によっては手術前に簡易的な矯正治療をおこなう場合ある)
手術の日程が決まったら、術前検査、麻酔科の診察や自己血貯血という、術中の出血に備えて自分の血を採って貯めておくことなどをおこなっていきます。
入院し手術が終わったら本格的な矯正治療が始まります。保定期間なども終了したら、最後に手術のときに顎を固定するために使ったプレートやスクリューを取り外します。
外科手術の治療費について
気になる費用ですが、症例によって変わりますが相場としては30万円前後といわれています。
しかしほけんが適用されるので自己負担額は3割です。
ただ、自分の症例の場合外科手術が必要かどうかは実際に矯正歯科医によって診断してもらわないとわかりません
。検査をおこない「外科手術が必要」と診断されたら保険適用で治療が可能になります。
注意が必要なのは外科手術を受けるにあたって症状だけではなく、病院や入院の期間によっても費用は変わることです。キチンと病院選びなども慎重におこなうようにしましょう。
外科的手術が必要かは矯正歯科医院で診察してもらいましょう
外科手術が必要かどうかは自分では判断できません。
全額負担の予定で検査にいって「外科手術が必要」と診断されるかもしれませんし、「外科手術をしてもらいたい」と思って検査に行っても「通常の矯正歯科で可能」と診断されれば保険は利用できません。
そのため自分で判断ぜずにまずは矯正歯科医院に相談してみるようにしましょう。
プルチーノ歯科・矯正歯科のご紹介
通いやすいイオンモール内
プルチーノ歯科・矯正歯科はイオンモール新瑞橋内にあります。
インモールの広い駐車場を利用できますので、駐車場が満車であったり、駐車場が狭くて駐車しづらかったりといった問題も発生しません。
また、雨の日であってもイオンモールの屋内の駐車場に停めれば濡れずに院内まで足を運べます。
公共交通機関の場合も地下鉄「新瑞橋」駅、名鉄「呼続」駅から徒歩5分となっています。
長期間通うには非常に通いやすい立地といえるでしょう。
一般歯科もおこなっている
プルチーノ歯科・矯正歯科はさまざまな診療をおこなっています。
一般歯科もおこなっているため、もし虫歯が見つかった場合もプルチーノ歯科・矯正歯科で治療が可能です。
インビザラインに対応
プルチーノ歯科・矯正歯科は矯正歯科治療のひとつ「インビザライン」に対応しているのもポイントです。
そんなプルチーノ歯科・矯正歯科は「インビザライン・ダイヤモンド・プロバイダー」に認定されています。
インビザラインは症例数によって認定制度が設けられおり、年間150症例以上の実績がある医師には「インビザライン・ダイヤモンド・プロバイダー」の認定が与えられるようになっています。
そのためプルチーノ歯科・矯正歯科は、安心してインビザライン治療を受けることが可能です。