矯正治療を受けようと考えている方で「どのような手順で矯正治療を受けたらいいのか?」という疑問を持たれている方も少なくないと思います。 今回はプルチーノ歯科・矯正歯科が矯正治療についての手順を紹介していきます。 ぜひ参考にしてください。 Contents1 2 2.1 相談2.2 精密検査2.3 治療方針の説明2.4 矯正治療スタート2.5 保定期間2.6 予後観察3 4 4.1 さまざまな診療に対応している4.2 気軽にWEB予約が可能4.3 訪問診断も行っている 矯正治療を始める際にどこから手を付けたらいいのかわからなくて、なかなかスタートが切れないことは問題です。 流れを知っておくことでスムーズに治療に進めますので、知っておくことは大切になります。 矯正治療はさまざまな方法がありますが、基本的な手順に大きな差はありません。 まずは矯正治療の手順を紹介していきます。 相談 まずは実際に歯科医院に足を運んで歯科医師に詳しい話を聞いていきます。 その時にはご自身の悩みや症状などを話しましょう。 問診票を記入して、簡単な検査や治療費についての説明もしてくれるので大まかな内容を理解しましょう。 相談には無料で行っている歯科医院と有料で行っている歯科医院があります。 無料の方がお得に感じますが、有料の歯科医院の方が時間をかけて検査をしてくれることが多いです。 有料の方が時間をかけてくれる理由は、無料の場合は相談を診察時間の合間などになってしまうことも多く、一人に時間をさけないケースが多く、有料の場合は相談用の時間を作って診察をしてくれるからといわれています。 精密検査 次に精密検査が始まります。 精密検査では、初回の簡易な検査以上の細かい検査を行います。 検査内容の1つ目は「レントゲン撮影」です。 レントゲン撮影はパノラマ・側面セファログラム・正面セファログラムといわれる3種類のレントゲンを撮影します。 患者さんの状態に応じて、顎関節や手根骨のレントゲン撮影する場合もあります。 2つ目は「エックス線CT撮影」です。 歯科用のコーンビームCTと呼ばれるCTを使用して撮影します。 この撮影によって、骨の中に埋まっている歯の位置の確認や、顎関節症における顎矯正手術のシミュレーションなども作成可能です。 CTスキャンを活用することで正確な情報を得ることができ、適正な治療につながります。 CTスキャンは平面のレントゲンでは把握できなかった情報を把握するために非常に重要な検査のひとつです。 放射線被曝を懸念される方もいらっしゃいますが、「日常生活で自然に浴びる放射線と同程度」なので通常の使用では健康に影響を与えることはありませんので安心してください。 3つ目は口腔内や顔面の写真撮影を行います。 写真撮影によって、歯の形や並び方、噛み合わせの状態を確認します。 治療の経過記録や、治療前後の比較などの患者さんへの説明に活用していきます。 4つ目は口腔内スキャンです。 スキャナーを利用して口腔内をスキャンして歯の模型を作成します。 模型を作成して現在の噛み合わせを確認していきます。 治療方針の説明 精密検査が終わったら、治療の方針、計画を患者さんに説明していきます。 この段階で患者さんに丁寧に説明して患者さんに納得していただく必要があるので、じっくり時間を使います。 治療方針が決まった段階で費用も確定しますので、治療方針と費用に納得すれば矯正治療がスタートです。 矯正治療スタート 矯正治療が始まると初めに矯正装置の装着を行います。 装置の装着後、定期的に通院して微調整を行いながら矯正治療を進めていきます。 定期検診は装置によっても違いはありますが、1ヶ月に1回程度〜3ヶ月に1回程度です。 ワイヤー矯正は細かな調整が都度必要なので検診の頻度は多くなり、マウスピース矯正は定期検診の頻度は少なくなります。 治療がスタートすると、自己管理も大切になりますので「医師の指示を守る」「正しい利用方法を守る」「食事に気をつける」「歯みがきは細かく入念に行いお口の状態をきれいに保つ」といったことが大切です。 自己管理をきちんと行わないと、矯正装置の破損、虫歯や歯周病のリスクが高まってしまい、余計に矯正治療に時間がかかってしまったり、適切な治療ができなかったりします。 費用も高額な矯正治療ですので、きちんと自己管理を行いましょう。 保定期間 矯正期間が終わると最後に保定期間です。 保定期間は一般的に矯正期間と同じ期間必要といわれています。 なぜ保定期間が必要かというと、移動した歯に戻ろうとする力が働きます。 この「後戻り」を」防ぐために保定装置を使い、歯を移動させた位置に定着させていくことが矯正治療では非常に重要な工程です。 保定期間は「指示された正しい保定装置の着用時間を守る」「きちんと手入れを行う」「定期検診をきちんと行く」といったことも大切です。 歯が移動したことで安心してしまって、歯みがきを怠らないようにしましょう。 保定装置も汚れが溜まりやすいので、怠ると虫歯や歯周病のリスクが高まってしまいます。 予後観察 保定期間が終われば終了ですが予後観察も大切です。 定期的に歯科医院に足を運んで「後戻りがないか?」なども確認してもらいましょう。 歯科医院を探す手順と方法を解説しておきます。 多くの方はインターネットで歯科医院を探すのではないでしょうか? 歯科医院を探すときは「自宅から通いやすい場所」「医師の実績や資格」「医院の対応している矯正方法」「医院の設備」などはきちんと確認するようにしましょう。 医院のホームページに記載している内容だけでは分かりきらないので、気になった医院には実際に電話で質問してみたり、足を運んでカウセリングを受けてみたりするようにしましょう。 ひとつの医院で決めてしまわないようにして、複数の歯科医院を比較して決めることが大切です。 他には口コミも重要な判断基準なので、インターネットの口コミまたは、近くの知人や身内からの実体験なども聞くといいでしょう。 インターネットには「本当に信頼できる歯科医院と患者さんをつなぐ」ということを目的につくられた「日本歯科医療評価機構」とうNPO法人のサイトも存在します。 口コミや評価の高い歯科医院を検索することも可能です。 ぜひ活用してみてください。 今回は矯正治療の手順について解説しました。 手順を事前に知っておくことで、矯正治療への不安の軽減にもつながりますので、ぜひ矯正歯科選びの参考にしてください。 最後にプルチーノ歯科・矯正歯科のご紹介です。 さまざまな診療に対応している プルチーノ歯科・矯正歯科は患者さん一人一人に合わせた治療プランが提案できるようにさまざまな診療に対応しているのが特徴です。 一般歯科や予防歯科はもちろんですが、矯正歯科、インプラントなどの自由診療にも対応しています。 お子様に向けた小児育成矯正やお口の健康をサポートする食育指導なども行っています。 気軽にWEB予約が可能 プルチーノ歯科・矯正歯科は気軽にWEBでの予約が可能です。 ホームページ内から簡単に予約ができ、24時間受付可能なことも忙しいビジネスマンも安心して利用できます。 マウスピース矯正に関してはLINEでのプラン診断も行っています。 気になったら気軽に診断してみましょう。 訪問診断も行っている プルチーノ歯科・矯正歯科では通院が困難な方のために「訪問診断」も行っています。 お口のお悩みがあるにも関わらず通院が難しい方の場合は、一度プルチーノ歯科・矯正歯科にご相談ください。 患者さんに合った治療計画を立て提案いたします。
矯正治療を検討していても踏み出せていない理由のひとつに「治療の期間が長い」ということがある方も多いのではないでしょうか? 今回はプルチーノ歯科・矯正歯科が矯正治療の期間が長い理由、何年かかるのか?などを解説していきます。 ぜひ参考にしてください。 Contents1 2 2.1 ワイヤー矯正2.2 マウスピース矯正3 3.1 自分に合った矯正方法を選ぶ3.2 きちんと自己管理をする3.3 部分矯正を行う3.4 医師の指示を守る3.5 技術力の高い歯科医院に行く4 4.1 オルソパルス4.2 セルフライゲーションブラケット4.3 アンカースクリュー4.4 コルチトミー5 5.1 インビザライン矯正に対応している 矯正治療は時間がかかると言われていますが、その大きな理由のひとつとして挙げられるのは「歯を少しずつ動かしていく」ことにあります。 矯正治療は矯正装置を装着して歯に少しずつ力を加えて、少しずつ歯を移動させて行くのが矯正治療の特徴です。 歯は「歯を支えている骨を破壊し、次に再生を繰り返していく」という仕組みで動いて行きます。 そのため、一気に大きく動かすことができません。 歯が動くスピードは1ヶ月に1ミリ程度なため、矯正治療は時間が非常にかかってしまうのです。 さらに歯の矯正には「矯正期間」と「保定期間」のように2つの工程があります。 矯正期間は先程説明した「歯を動かす期間」です。 1ヶ月に1ミリ程度しか動かないので、歯の移動にかかる時間は1〜3年程度必要になります。 矯正期間が終わると次に「保定期間」に入ります。 保定期間は「歯を移動した場所に定着させるための期間」です。 移動した歯は「後戻り」しようとしますので一定期間は後戻りを防ぐためにも保定装置(リテーナー)を装着する必要があります。 一般的に保定期間は矯正期間と同じ期間とることが良いとされており、保定期間は長いほうが後戻りを起こさなくなるのが特徴です。 このようなことから矯正治療には時間がかかるとされています。 矯正治療別の期間の目安をワイヤー治療とマウスピース矯正の両方で説明します。 ワイヤー矯正 ワイヤー矯正には「表側矯正」「裏側矯正」「ハーフリンガル矯正」が存在し、さらに全体矯正と部分矯正に分かれています。 全体矯正 部分矯正 表側矯正 1〜3年程度 2ヶ月〜1年程度 裏側矯正 2〜3年程度 5ヶ月〜1年程度 ハーフリンガル矯正 2〜3年程度 5ヶ月〜1年程度 基本的に部分矯正の方が必要な治療期間は短くなります。 マウスピース矯正 マウスピース矯正はワイヤー治療に比べて適応症例は少ないですが、自分で矯正装置の取り外しができるので食事や歯みがきがストレスになりません。 マウスピース矯正は代表的な症例別に期間を紹介します。 全体矯正 部分矯正 上顎前突(出っ歯) 3ヶ月〜1年半程度 6ヶ月〜1年程度 叢生(乱杭歯・八重歯含む) 3ヶ月〜年半程度 6ヶ月〜1年程度 空隙歯列(すきっ歯) 1ヶ月〜1年程度 1ヶ月〜1年程度 ワイヤー矯正に比べて複雑な矯正ができないため、矯正期間もワイヤー矯正に比べて短くなります。 ※ワイヤー矯正もマウスピース矯正も保定期間がプラスで必要になりますのでご注意ください。 矯正治療は自分の対応ひとつで長引いてしまうことがあります。 以下で矯正治療を長引かせないコツを紹介します。 自分に合った矯正方法を選ぶ 人の歯並びはそれぞれ異なります。 そのため、人によって適正な矯正方法は異なってきます。 自分の歯の状態と症状をもとに自分に合った矯正治療方法を選ぶようにしましょう。 きちんと自己管理をする 矯正治療中は自己管理が非常に大切です。 矯正装置の丁寧な手入れはもちろんですが、食事管理もきちんとすることで長引かせないようにできます。 また、マウスピース矯正の場合は矯正装置の装着時間も自己管理をきちんと行う必要があります。 自己管理ができる方は治療の期間を「無駄に長くすることがない」といっていいでしょう。 部分矯正を行う 部分矯正の治療期間は、全体矯正に比べて比較的短いです。 歯の状態によっても異なりますが、部分矯正を活用すると矯正期間を短く済ませることができます。 医師の指示を守る 医師の指示を守ることは非常に重要です。 医師の指示をきちんと守らない場合、矯正治療が計画通りに進まなくなります。 そのため、医師の指示をきちんと守っていくことが矯正治療を長引かせないコツともいえます。 技術力の高い歯科医院に行く 矯正治療は専門性が高いので、技術力が高いことが非常に重要になってきます。 高い技術と豊富な経験の歯科医院は、患者さんに適切な治療を提案してくれるとともに、効率よく歯を動かしてくれるため、歯科医院選びは慎重に行っていきましょう。 矯正治療の技術は日々進歩しており、昨今では矯正期間を短くする装置の開発や治療方法も発見されています。 治療期間を短くしたい方はぜひこちらも念頭に入れて治療を進めてみることがいいでしょう。 矯正期間を短くする装置は以下の4点です。 オルソパルス セルフライゲーションブラケット アンカースクリュー コルチトミー オルソパルス オルソパルスは歯の移動期間を短くするカナダのクァイオラックスリサーチ社が開発した医療機器です。 使い方は1日10分感赤外線を照射して、歯の周辺組織を活性化することで矯正の効果を高めて行きます。 治療期間を最大50%短縮できたり、歯の移動の痛みを軽減してくれたりすることはメリットではありますが、毎日利用しなければならないことはデメリットとも言えるでしょう。 […]
矯正治療中の食べ物はどのようなことを気にしたらいい?プルチーノ歯科・矯正歯科が解説
24.08.02
矯正治療を進めている方は治療中の食事に気をつけないといけません。 矯正治療に使用する矯正装置は、種類によっても食事のしやすさが変わってくるため、矯正装置に影響がない食べ物を選ぶ必要があります。 今回は矯正治療中の食べ物についてプルチーノ歯科・矯正歯科が解説します。 ぜひ参考にしてください。 Contents1 2 3 4 4.1 小さいサイズに切る4.2 少しずつ食べる4.3 飲み物はこまめに飲んでおく5 6 7 8 9 10 11 12 12.1 SNSやYouTubeで情報発信12.2 治療方針12.3 人気のマウスピース矯正「インビザライン」の矯正が可能 矯正治療中はお口の中に矯正装置が入っている状態です。 ワイヤー治療の場合やブラケットと呼ばれる装置を歯に装着し、ブラケットとワイヤーをつないだ状態になるので食べ物が挟まりやすい状態です。 そのため、矯正装置に影響の少ない食べ物を選ぶ必要があります。 食べ物をきちんと選んで食べないと、虫歯や歯周病の原因、矯正装置の破損の原因になるなど、後々大きな問題につながる可能性が出てきますので、細心の注意が必要です。 治療中におすすめの食べ物は「柔らかいもの」「挟まりにくいもの」です。 おかゆ、リゾット 柔らかく太めの麺類 豆腐料理 柔らかく煮込んだ煮物 味噌汁、スープ バナナ、キウイ ヨーグルト、ゼリー、プリン 以上のようなものは、柔らかく挟まりにくいのでおすすめです。 もし、歯に挟まりやすいものなどを食べる場合には、小さく切って少しずつ食べるようにしてください。 注意しないといけない食べ物を紹介します 「硬い食べ物」 「粘りが強い食べ物」 「挟まりやすい食べ物」 上記のような食べ物は注意が必要です。 具体的には「硬い果物」「氷」「餅」「キャラメル」「細い麺類」「繊維質の食べ物」などがあげられます。 特にブラケットをつけているときは、強く噛むことをおすすめしません。 食べ物に注意をしないといけませんが、全く食べられないわけではありません。 注意をしながら食べれば硬いものなども食べることができます。 矯正治療に慣れてきたら食事へのストレスも少なくなりますので、矯正治療の序盤には以下の内容に気をつけて食事をすることをおすすめします。 小さいサイズに切る 硬いものや繊維質のものを食べるときは、小さいサイズに切って奥歯で噛むようにすると問題はありません。 あまり前歯で力強く噛むことのないような工夫をしておくことが必要です。 少しずつ食べる 矯正装置が不慣れな状態で、口の中いっぱいに食べ物を入れて咀嚼をすると、口の中を切って口内炎ができることがあります。 食後の歯みがきも大変になります。 無理やり噛んでしまうことも装置の破損の原因になりかねないので少しずつ食べるようにしましょう。 飲み物はこまめに飲んでおく ワイヤー矯正の場合は、食べ物が装置に絡まりやすいのでこまめに飲み物を飲むことで、矯正装置に絡まることを防ぐことができます。 そうすることで食後の歯磨きもやりやすくなります。 ただ、着色の可能性のある飲み物には注意しておきましょう。 実は飲み物にも注意が必要です。 コーヒーやワインといったものは矯正装置に色をつけてしまう可能性が高くなります。 もし、色がつきやすいものを飲むときは、あまり装置に当たらないようにストローを利用するか、飲んだあとすぐに水を飲んで着色しないようにしましょう。 カレーなどの水分の多い食べ物も着色しますので注意が必要です。 お酒は矯正治療中に飲んでも問題はありません。 しかし、色素の強い赤ワインには着色する可能性があるので注意が必要です。 しかし、外科処置などを行った際、当日のお酒は避けた方が良いでしょう。 食べ物を食べたら必ず歯みがきをしましょう。 矯正装置に食べ物が挟まることで、虫歯や歯周病の原因になってしまいます。 そのため、何か食べ物を食べたらすぐに歯みがきをして、お口の状態をきれいにしておきましょう。 もし、歯みがきができない状態の場合は、口をすすぐなど可能な限りきれいな状態を維持できるようにする必要があります。 友人と食事に行くこともあるかと思います。 そのような場合は「自分が矯正治療中だということ」は伝えておくと良いでしょう。 矯正治療中は矯正装置による食べにくさや、痛みが原因で食が進まないため痩せてしまう方もいるようです。 そのようになってしまうと健康にも悪影響を与えてしまい、治療も計画通りに進まない可能性もあります。 そのため、栄養はきちんと取りましょう。 ただ、矯正治療中におすすめの柔らかい食べ物だけでは栄養が足りないので、野菜などは煮込みスープなどにして接種することをおすすめします。 スープだと比較的食事もしやすく咀嚼も少ないので、食べにくい状態でも栄養を取ることができます。 矯正治療の期間は長いため、長期間「食べにくい物」が多く存在します。 そのため、好物が食べにくい物の場合は治療前に食べておくことをおすすめします。 そうすることで「食べておけばよかった……」と後悔してしまうこともないでしょう。 事前に食べておいた方がいい食べ物は、 ステーキ 焼き鳥 フライドチキン ピザ フランスパン ガム 餅 スルメ イカやタコといった刺し身 といった食べ物は矯正治療中に食べにくいので、好きな食べ物の場合は治療前に食べておきましょう。 矯正中もできるだけ矯正装置に気を使わず食事がしたい方は、マウスピース矯正がおすすめです。 マウスピース矯正は自分で取り外しができるため食事の際に装置を気にして食べる必要がありません。 歯みがきもワイヤー矯正に比べてやりやすいため、食事後のお口のケアも簡単です。 また、矯正治療中の痛みもマウスピース矯正の方が少ないです。 […]
矯正治療中に転勤。治療はどうなるの?プルチーノ歯科・矯正歯科が解説
24.08.01
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矯正治療を行っているときに急に「異動の辞令」をもらってしまう方も少なくないと思います。 今回は矯正治療を行っている最中に「転勤になってしまったらどうするか?」「転院ができるのか?」などといった内容をプルチーノ歯科・矯正歯科が解説します。 ぜひ参考にしてください。 Contents1 2 3 4 4.1 引っ越しを伴わないケース4.2 引っ越し先からでも今の歯科医院に通えるケース5 6 7 7.1 近く引っ越しを伴う転勤がある場合は、転勤してから矯正治療を始める7.2 費用の返金がない場合もある7.3 7.4 転院したら治療は長引く7.5 転院先探しが大変になる7.6 7.7 治療費がかさんでしまう。7.8 7.9 信頼できる医師を見つけよう7.10 転勤の可能性がある場合は早めに担当医師に相談する7.11 海外に転勤する場合は、紹介が難しいことが多い8 9 10 矯正治療中の「異動の辞令」はびっくりしますね。 そんな急な転勤になったときに転院できるのか心配になります。 そんな場合、転院は可能なところもありますので安心してください。 転院先に治療を引き継いで継続して治療を進めていくことも可能です。 しかし、歯科医院自体が変わるため場所によっては初めから治療をやり直す場合もあります。 引き継ぎをする歯科医院の治療の方針や対応している矯正方法によって異なるので、転院先も入念に調べる必要がでてきます。 転院になった場合、治療費の返還や新たな治療費が発生するかどうかは、歯科医院や治療の進行状況によって変わります。 一部返還される場合や、全く返還されない場合、転院先で1から費用が発生する場合などさまざまなケースがあります。 返金される場合は、治療の段階によって返金額が変わってきますので把握しておきましょう。 転勤になったとしても転院をしなくてもいいケースも存在します。 そのようなケースの紹介をしていきます。 引っ越しを伴わないケース 1つ目は引っ越しを伴わないケースです。 転勤になっても引っ越しが必要ない場合は転院をすることもないでしょう。 しかしながら、通勤経路などが変わるのでしばらくは慣れる必要があります。 引っ越し先からでも今の歯科医院に通えるケース 2つ目は引っ越し先からでも今の歯科医院に通えるケースです。 引っ越しが近くの場合は今の歯科医院に通うケースもあります。 可能な限り歯科医院は変えないほうがスムーズに治療を進められるので、通える場合は継続して今の歯科医院で矯正治療を進めるようにしましょう。 転院をおすすめしないケースもあります。 それは、治療期間が残りわずかな場合です。 矯正治療が残りわずかな場合、通う頻度も少なくなります。 転院の手続きなども考えると、通えるなら通院した方が手間も少なく済むでしょう。 転勤を理由に転院するときの注意点を紹介します。 注意点を把握しておくことでスムーズに転院を進めることができるので、転院する際の注意点を把握しておきましょう。 近く引っ越しを伴う転勤がある場合は、転勤してから矯正治療を始める 近々転勤の予定がある方は矯正治療を開始しない方がいいでしょう。 矯正治療は2〜3年はかかるため、引越し先で治療をスタートした方がスムーズに治療を進められます。 数年転勤や引っ越しの予定がない場合に矯正治療をスタートすることをおすすめします。 費用の返金がない場合もある 矯正治療中の転院は費用の返金がない場合もあります。 特に治療が後半になっている場合は返金がない可能性が高いです。 日本臨床矯正歯科医会では、戻ってくる治療費の透明性を確保するためにも返金の目安が設けられています。 治療段階 返金額の目安 全歯の整列 60〜70% 犬歯の異動 40〜60% 前歯の控隙閉鎖 30〜40% 仕上げ 20〜30% 保定 0〜5% 上記のように歯の治療段階によって全額の何%が返金されるかは変わってきます。 また、転院の際は転院するための資料作りなどにも費用が発生しますので、通常よりも多く費用がかかってしまうことを念頭にいれておきましょう。 転院したら治療は長引く 転院した場合、もともと計画していた期間に比べて治療期間は長くなるということを理解しておきましょう。 転院までの手続き、転院先を探すだけでも時間はかかります。 さらに、転院先が今治療に行っている歯科医院と治療方針が違う場合は、1から治療をやり直すこともあります。 その場合はさらに期間が長くなってしまうので注意が必要です。 転院先探しが大変になる 転院先探しは「今治療してもらっている歯科医院の紹介」「自分で探す」の二択になります。 引っ越し先の近くに紹介してもらえる歯科医院がない場合は自分で探す必要があります。 その場合は、インターネットや引っ越し先に知り合いがいれば知り合いに聞いてみるなどして歯科医院を探しましょう。 転院先を見つけるにも、今受けている治療が継続できる歯科医院とできない歯科医院があるので、継続できる歯科医院を見つける必要があります。 さらに候補の歯科医院の医師と自分の相性や治療方針が合うかどうかも大切です。 費用や治療方法など考える必要のあることが多くあるので、転院先を見つけることは非常に大変な内容となります。 治療費がかさんでしまう。 転院する場合は、再度検査や診断を行い治療方針を立て直すことが一般的です。 その場合追加で費用がかかってしまう可能性が高くなります。 さらに、自由診療の矯正治療は歯科医院によって料金体系が異なります。 同じ治療内容であっても費用が高くなってしまうこともあるので注意が必要です。 信頼できる医師を見つけよう 転院先の歯科医院も信頼できる医師なのかは非常に重要なポイントです。 紹介された歯科医院の医師が自分に合うかどうかもわかりません。 そのためきちんと自分で話してみて自分に合った信頼できる医師なのかを判断するようにしましょう。 信頼できるポイントは「検査や説明を丁寧にしてくれるか」「治療のメリット、デメリットを明確にしてくれるか」「症例実績が多数あるか」「合ったときの雰囲気などが自分にあっているか」などがあげられます。 転勤の可能性がある場合は早めに担当医師に相談する 転勤によって転院が必要な場合は、早めに担当医師に相談するようにしましょう。 転院にも準備が必要で、担当医師が紹介先の歯科医院を探してくれる場合もあります。 […]
矯正治療におすすめの歯ブラシやその他歯みがきグッズを紹介
24.07.31
カテゴリ:マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科
矯正治療中で非常に大切と言われている「お口のケア」ですが「どのようにケアをしたらいいのか?」「どんなケアグッズを使えばいいのか?」といった疑問が湧いてくるのではないでしょうか? 今回はプルチーノ歯科・矯正歯科が矯正治療中のお口のケアについて解説していきます。 ぜひ参考にしてください。 Contents1 2 2.1 ブラケット回り2.2 歯と歯茎の間2.3 歯と歯の間3 3.1 山形カット歯ブラシ3.2 2列型歯ブラシ3.3 U字型歯ブラシ3.4 タフトブラシ3.5 歯間ブラシ3.6 デンタルフロス3.7 マウスウォッシュ3.8 染め出し剤4 5 6 7 7.1 予防歯科治療をおこなっている 矯正治療中はお口の中の矯正装置が装着された状態が続きます。 そのため、慣れるまでは歯みがきが難しいうえに、矯正装置の隙間に食べかすや歯垢がたまりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。 虫歯や歯周病にならないためにも、歯みがきが非常に大切になってくるのです。 特にワイヤー矯正の場合はブラケット回りに汚れもたまりやすいうえに、歯ブラシも届きにくいので注意が必要です。 マウスピース矯正の場合は取り外しができるので歯みがきはしやすいですが、マウスピース自体の清掃が必要になるので、自身の歯みがきと一緒にクリーナーを利用してきれいな状態にしておきましょう。 マウスピースがきれいな状態ではない場合、自身の歯に直接汚れが着きやすくなるのでお口の健康を維持できない状態になってしまいます。 矯正治療中にみがき残しが多くなるところを紹介します。 みがき残しが多くなるポイントを知ることで丁寧な歯みがきにつながるので知っておきましょう。 みがき残しやすいところは以下の3点です。 ブラケット周り 歯と歯茎の間 歯と歯の間 ブラケット回り 1つ目はブラケット回りです。 ブラケットとは、ワイヤー矯正を行うときに歯に装着する器具のことです。 歯に装着するため、ブラケット回りはどうしてもうまく歯ブラシが届きません、 通常の歯みがきのイメージで歯みがきをしていると、どうしてもみがき残しが目立ってしまうでしょう。 歯と歯茎の間 2つ目は歯と歯茎の間です。 矯正治療中は、ブラケット回りばかりに歯みがきの注意がいき過ぎて、歯と歯茎の間をみがき残してしまうこともあります。 実は通常の歯ブラシでのケアで歯をみがいているだけでは、ブラシがうまく行き届きません。 歯と歯茎の間をみがきやすい歯ブラシを利用するなどしてみがくようにしましょう。 歯と歯の間 3つ目は歯と歯の間です。 歯と歯の間は歯ブラシだけではケアしきれないところです。 そのため、歯間ブラシやデンタルフロスを利用するなどしましょう。 矯正治療中のお口のケアに使える、歯ブラシやケアアイテムを紹介します。 いろいろなアイテムを活用することで効率的に歯みがきをしていきましょう。 山形カット歯ブラシ 山形カット歯ブラシは、歯ブラシの中心が一番高く作られており、山形になっている歯ブラシです。 この歯ブラシの特徴は山形になっているところが、細かい装置回りにブラシがあたってくれます。 角度をつけて歯やブラケットに毛先をあてやすい歯ブラシです。 2列型歯ブラシ 2列型歯ブラシは歯ブラシの毛が2列になっている歯ブラシのことです。 2列型は通常よりも細かい部分に毛先を当てやすいため、矯正装置の回りもみがきやすい歯ブラシになります。 U字型歯ブラシ U字型歯ブラシは、ブラシの毛先の中央部が短く、側が長くなっている歯ブラシのことです。 中央部分を矯正装置に当てながらブラッシングすることで、矯正装置一つ一つを丁寧にみがくことができます。 タフトブラシ タフトブラシは毛束がひとつになっているコンパクトな歯ブラシのことです。 通常の歯ブラシでは届かない細かいところもみがきやすいため、通常の歯みがき後にプラスして、タフトブラシでの歯みがきを行うことをおすすめします。 タフトブラシは「歯と歯茎の間」「歯と歯の間」といったみがき残しやすいところにブラシがあたるのできちんとみがくことができます。 ワイヤー治療で矯正治療をしている方などはタフトブラシを利用することで、ワイヤーが邪魔でみがきづらかったところも簡単にみがくことが可能です。 歯間ブラシ 歯間ブラシは歯と歯の間や歯が抜けたままになっているところに活躍してくれます。 歯ブラシの毛先が届きにくいところにうまく届いてくれるのが歯間ブラシです。 デンタルフロス デンタルフロスは紐状のものを歯と歯の間に入れて、みがき残しを除去していくグッズです。 歯間ブラシも入れにくい歯と歯の隙間に利用すると力を発揮してくれます。 マウスウォッシュ 歯みがき後にマウスウォッシュを活用することで「歯周病予防」「歯周病」「口内炎」などの予防に効果を発揮してくれます。 マウスウォッシュのみではみがき残しを除去できないので、あくまでも歯みがきのサポート役として利用しましょう。 染め出し剤 染め出し剤は歯の汚れが赤く染まるので、みがき残しを発見するために活用します。 みがき残しが目視できるので、自分のみがき残しの傾向を確認するのにも役立つでしょう。 矯正治療中の歯みがきのコツを紹介します。 まずは、メインで利用する歯ブラシを用意しましょう。 メインで利用する歯ブラシは、自分の矯正装置に合わせたものを使います。 そして、サブで利用するタフトブラシなどを同時に用意しておくようにしましょう。 ブラケットなどの金属の部分は非常に汚れが残りやすい部分なので、一気にみがくのではなく部分ごとに細かくみがくようにしてください。 歯ブラシは細かく動かし、力は入れすぎないこともポイントです。 毛先が届きにくい「ブラケット回り」や「歯と歯茎の間」に関しては、意識して毛先を当てるようにしましょう。 一度ブラッシングしたあとは、タフトブラシを利用してさらに入念に歯みがきをしていきます。 マウスピース矯正を行っている方は、ワイヤー矯正に比べ歯みがきがしやすいですが、「歯と歯の間」や「歯と歯茎の間」などの細かいところへの配慮は同じです。 マウスピースを装着しているとき、水以外は飲まないようにだけ気をつけてください。 何かを口にしたあとすぐに歯みがきをすることが理想ではありますが、状況によってはすぐに歯みがきができないこともあります。 その場合はマウスウォッシュや水でお口をすすぐだけでも行いましょう。 その後、歯みがきのタイミングを見つけてしっかり歯みがきをするようにしてください。 矯正治療中は虫歯や歯周病になりやすい状態になっています。 虫歯や歯周病になってしまうと、矯正治療を中断して治療を行います。 そのため矯正治療が完了するまでの時間も長くなりますので注意が必要です。 […]