矯正歯科治療を受ける歯科の選び方は?矯正専門歯科医が参考にできる矯正歯科の選び方のポイントを解説
25.02.19

自分に合った矯正歯科を選ぶ重要性
歯科治療を受けるクリニックを探すときに、何を重要視して選ぶのがいいのでしょうか。
今回の記事では、矯正歯科治療を受ける歯科医院の選び方をご案内し、後悔しない治療を受けるために実際に治療を開始する前にチェックしておくべきポイントをご紹介しますので参考にしてください。
Contents
矯正歯科治療とは
矯正歯科治療とは、前歯などの歯並びや顎の位置などを正常の位置に整え、顎関節症や咬合不全のような噛み合わせなどの機能的な問題の改善や歯並びや顔のバランスをキレイに整った状態にしたいなどの審美的な理由で行われる治療法です。
虫歯治療などをする歯科治療とは多くの事が異なり、治療に使う装置や器具が特殊であったり、他の歯科治療よりも治療期間が長くなる場合が多くなる場合が多いなどの事情から、治療にかかる料金が高額になってしまうケースがよくあります。
そのため、高い治療費をかけて長い期間通うことになる矯正歯科クリニックは、慎重に選ぶ必要があるのです。
矯正歯科治療ができる歯科医院
矯正歯科を探すときに一番最初に道路沿いにある看板を思い浮かべる人も多いと思います。
歯科医院の看板を見ると、「小児」「一般歯科」「矯正歯科」などの同じような項目を見ることがあると思います。これはどのような歯科治療(科目)を行っているかが記載されているのですが、矯正歯科治療は日本では歯科医師の国家試験に受かり歯科医師免許を持っている歯科医師ならば、学会に加入していたり専門的な知識があまりなくても臨床歯科医なら誰でも行うことができます。
しかし、歯科治療と一言で言っても多くの治療内容(科目)があり、その一つ一つに特別な知識や技術が必要になるのはいうまでもありません。
特に矯正歯科治療は他の歯科治療科目とは異なる特徴も多いことから、特に知識や技術、多くの症例に関する治療経験などの実績を有した専門医やスタッフが治療をすること等が重要なポイントです。
矯正歯科治療を受ける歯科医院を選ぶポイント
あなたが長く通う歯科医院を探すときに、どのようにして探しますか?
ここでは、それぞれの項目でどのような事をチェックすべきかをご説明します。
通院の利便性
矯正歯科治療は長い治療期間の間に、1回だけではなく定期的に歯科医院に通いながら治療を進める必要があります。それを考えると、やはり患者さんご自身の日常の徒歩での行動範囲内や車や公共交通機関で通うのに便利なクリニックを選ぶことが大切です。
矯正歯科治療は、治療内容や進み具合によって歯科医院に通院するタイミングが変わってきます。歯科医師は患者さんのお口の中の状況や治療の流れを考慮し、治療計画を立てて適切なタイミングでの来院をすすめます。患者さんができるだけ歯科医師に指示されて設定された治療での注意点や通院のタイミングをきちんと守ることで、治療を順調に進めたり、装置が外れるなどのトラブルや失敗を減らして治療結果の成功につなげることができます。
予約の方法
矯正歯科治療をしている間は通常は定期的に歯科医院でメンテナンスなどを行いますが、治療の段階によっては通院間隔が数か月程度あく場合もあります。歯科医院に通院している時はたいていの場合、来院の際に次の予約をとると思いますが、数か月後の予約となると仕事や学業の都合などでその場で予約をとるのが難しい場合も考えられます。
そういう場合は後日に歯科医院に電話などをして予約をとることが多いですが、スタッフの休憩時間や休診日には電話対応ができないクリニックが多くあります。診療時間に電話をかけようと思っていても仕事などでタイミングを逃してしまい、なかなか予約をとることができにくいこともあります。
最近はホームページなどでwebから診療予約をすることができる歯科医院が増えています。webにアクセスして予約は簡単な操作でとることができ、24時間いつでも予約をとることができることもあります。
プルチーノ歯科・矯正歯科では、webページから24時間矯正治療のカウンセリングや治療にかかる金額等に関する質問・相談の予約や初診の診療予約をとることができますので、ぜひご利用ください。
ホームページなどでチェックするべきポイント
矯正歯科を探すとき、インターネットの検索サイトを使って矯正歯科のホームページを検索する人も多いと思います。
では、ホームページを見て自分に合った矯正歯科を探すときにはどのような点に気を付けておけば良いのでしょうか。
受ける事の出来る治療法
矯正歯科治療には、様々な種類の治療方法があります。どの治療法を用いて治療をするかは担当した歯科医師が患者さんの要望や悩みを聞いたり、患者さんの状況や歯並びなどの状況を口腔内写真などの頭部レントゲン検査などで精査して診断したうえで判断していきます。
しかし、患者さんご自身もどのような治療法があるのか、どのようなメリットとデメリットがあるのかは、事前に理解しておくことも重要です。
歯科医院によっては、患者さんが希望する治療法を行っていないことも考えられます。また、歯並びが治ったらその後には歯を白くするホワイトニング治療やインプラント治療などにも興味があるとい患者さんもいらっしゃいますが、歯科医院によっては機器や設備の都合などで「矯正歯科治療はするけれども、ホワイトニング治療はしていない」という場合もあります。
信頼できる歯科医院で多様な治療を受けることができれば、患者さんにとってはメリットが大きくあると考えられます。そのため、インプラント治療やホワイトニング治療などの異なる治療を検討する可能性がある時には事前にホームページでどのような治療を行っているのかをしっかりとチェックしておくことをおすすめします。
ここでは、歯並びをキレイにするためにする歯列矯正治療でよく用いられている治療法について解説します。
- ワイヤー矯正治療法
ワイヤー矯正治療法は、ワイヤーやゴムなどのけん引力を使って歯を動かす治療法です。歯の表面にブラケットという装置を接着し、ブラケットにワイヤーをかけて歯を繋げることで、歯列を矯正していきます。
ワイヤーやゴムのけん引力は強力なため、歯に強い力をかけて動かすことができるので、抜歯してスペースがあいている箇所や、複数の歯を矯正するのにも向いています。
しかし、この装置は歯科医院で歯科衛生士の歯のメンテナンスや装置を調整をする時以外には外すことができません。そのため、食事をする時に食物が残りやすくなったりきちんと丁寧に歯磨きをしたとしても汚れをきれいに除去するのが難しいので、虫歯や歯周病のリスクが高くなってしまうというデメリットがあります。
また、ブラケットやワイヤーなどの装置は硬いものが多く、口の裏側の粘膜や舌、唇などに当たると傷をつけて痛みが出てしまうこともあります。
- マウスピース矯正治療法
マウスピース矯正治療法は、マウスピースを1日のうち歯科医師に指示された時間のみ装着して治療を進めていきます。装着するのはマウスピースのみで、定期的に歯科医院に来院して口腔ケアなどのメンテナンスを行い、数週間ごとに歯科医師に指示されたタイミングでマウスピースを交換していく治療法です。
患者さんの歯型を基に作成したマウスピースを、少しずつ最終的に目標としている歯並びに近いマウスピースへと変えていくのですが、ワイヤー矯正治療とは違い歯にかける力はそこまで強いわけではないので、部分的な歯並びの矯正にも適しています。
また、マウスピースは患者さんが自分で取り外しができるので、集中したい時や食事の時に外すことができるので装置に食べ物が残ってしまうなどのストレスも少なくすみます。歯磨きの時にも取り外してすることができ、虫歯や歯周病のリスクも抑えることができるのです。
マウスピース素材は柔らかく透明に近いので装着している間も見た目には分かりづらく、水洗いなどができるので清潔に使用することもできるので患者さんのストレスを軽減することが可能なので、大人でも利用しやすい治療法です。
プルチーノ歯科・矯正歯科では、インビザラインという最新のマウスピース矯正システムを導入しています。インビザラインは、世界100国以上で1500万人以上の方が受けている最先端の歯科矯正治療です。
患者さんの口の中を3Dスキャナーで撮影してコンピューターにデータを取り込んで口腔内をシミュレーションして、現在の状態から治療終了後の状態までを確認することができます。そのデータを基にマウスピースを作成することにより、治療を始める前から最終形態やあらかじめ治療にかかる費用を理解しておくことで、患者さんが納得しながら治療をすることで、安心感やモチベーションにもつながります。さらに、正確なデータを基に作るマウスピースは治療性にも優れているため効率的に歯を動かすことができ、治療終了後の患者さんの満足度も他のマウスピース矯正よりも非常に高くなっています。
また、プルチーノ歯科・矯正歯科ではインビザラインシステムに関する豊富な医療知識と経験・技術を持っていると認定されたインビザドクターが在籍していて治療を担当することで、さらに治療の完成度を上げることができます。
インビザライン矯正システムに興味のある方は、是非プルチーノ歯科・矯正歯科の矯正無料相談をご利用ください。