矯正治療を行っているときに急に「異動の辞令」をもらってしまう方も少なくないと思います。 今回は矯正治療を行っている最中に「転勤になってしまったらどうするか?」「転院ができるのか?」などといった内容をプルチーノ歯科・矯正歯科が解説します。 ぜひ参考にしてください。 Contents1 2 3 4 4.1 引っ越しを伴わないケース4.2 引っ越し先からでも今の歯科医院に通えるケース5 6 7 7.1 近く引っ越しを伴う転勤がある場合は、転勤してから矯正治療を始める7.2 費用の返金がない場合もある7.3 7.4 転院したら治療は長引く7.5 転院先探しが大変になる7.6 7.7 治療費がかさんでしまう。7.8 7.9 信頼できる医師を見つけよう7.10 転勤の可能性がある場合は早めに担当医師に相談する7.11 海外に転勤する場合は、紹介が難しいことが多い8 9 10 矯正治療中の「異動の辞令」はびっくりしますね。 そんな急な転勤になったときに転院できるのか心配になります。 そんな場合、転院は可能なところもありますので安心してください。 転院先に治療を引き継いで継続して治療を進めていくことも可能です。 しかし、歯科医院自体が変わるため場所によっては初めから治療をやり直す場合もあります。 引き継ぎをする歯科医院の治療の方針や対応している矯正方法によって異なるので、転院先も入念に調べる必要がでてきます。 転院になった場合、治療費の返還や新たな治療費が発生するかどうかは、歯科医院や治療の進行状況によって変わります。 一部返還される場合や、全く返還されない場合、転院先で1から費用が発生する場合などさまざまなケースがあります。 返金される場合は、治療の段階によって返金額が変わってきますので把握しておきましょう。 転勤になったとしても転院をしなくてもいいケースも存在します。 そのようなケースの紹介をしていきます。 引っ越しを伴わないケース 1つ目は引っ越しを伴わないケースです。 転勤になっても引っ越しが必要ない場合は転院をすることもないでしょう。 しかしながら、通勤経路などが変わるのでしばらくは慣れる必要があります。 引っ越し先からでも今の歯科医院に通えるケース 2つ目は引っ越し先からでも今の歯科医院に通えるケースです。 引っ越しが近くの場合は今の歯科医院に通うケースもあります。 可能な限り歯科医院は変えないほうがスムーズに治療を進められるので、通える場合は継続して今の歯科医院で矯正治療を進めるようにしましょう。 転院をおすすめしないケースもあります。 それは、治療期間が残りわずかな場合です。 矯正治療が残りわずかな場合、通う頻度も少なくなります。 転院の手続きなども考えると、通えるなら通院した方が手間も少なく済むでしょう。 転勤を理由に転院するときの注意点を紹介します。 注意点を把握しておくことでスムーズに転院を進めることができるので、転院する際の注意点を把握しておきましょう。 近く引っ越しを伴う転勤がある場合は、転勤してから矯正治療を始める 近々転勤の予定がある方は矯正治療を開始しない方がいいでしょう。 矯正治療は2〜3年はかかるため、引越し先で治療をスタートした方がスムーズに治療を進められます。 数年転勤や引っ越しの予定がない場合に矯正治療をスタートすることをおすすめします。 費用の返金がない場合もある 矯正治療中の転院は費用の返金がない場合もあります。 特に治療が後半になっている場合は返金がない可能性が高いです。 日本臨床矯正歯科医会では、戻ってくる治療費の透明性を確保するためにも返金の目安が設けられています。 治療段階 返金額の目安 全歯の整列 60〜70% 犬歯の異動 40〜60% 前歯の控隙閉鎖 30〜40% 仕上げ 20〜30% 保定 0〜5% 上記のように歯の治療段階によって全額の何%が返金されるかは変わってきます。 また、転院の際は転院するための資料作りなどにも費用が発生しますので、通常よりも多く費用がかかってしまうことを念頭にいれておきましょう。 転院したら治療は長引く 転院した場合、もともと計画していた期間に比べて治療期間は長くなるということを理解しておきましょう。 転院までの手続き、転院先を探すだけでも時間はかかります。 さらに、転院先が今治療に行っている歯科医院と治療方針が違う場合は、1から治療をやり直すこともあります。 その場合はさらに期間が長くなってしまうので注意が必要です。 転院先探しが大変になる 転院先探しは「今治療してもらっている歯科医院の紹介」「自分で探す」の二択になります。 引っ越し先の近くに紹介してもらえる歯科医院がない場合は自分で探す必要があります。 その場合は、インターネットや引っ越し先に知り合いがいれば知り合いに聞いてみるなどして歯科医院を探しましょう。 転院先を見つけるにも、今受けている治療が継続できる歯科医院とできない歯科医院があるので、継続できる歯科医院を見つける必要があります。 さらに候補の歯科医院の医師と自分の相性や治療方針が合うかどうかも大切です。 費用や治療方法など考える必要のあることが多くあるので、転院先を見つけることは非常に大変な内容となります。 治療費がかさんでしまう。 転院する場合は、再度検査や診断を行い治療方針を立て直すことが一般的です。 その場合追加で費用がかかってしまう可能性が高くなります。 さらに、自由診療の矯正治療は歯科医院によって料金体系が異なります。 同じ治療内容であっても費用が高くなってしまうこともあるので注意が必要です。 信頼できる医師を見つけよう 転院先の歯科医院も信頼できる医師なのかは非常に重要なポイントです。 紹介された歯科医院の医師が自分に合うかどうかもわかりません。 そのためきちんと自分で話してみて自分に合った信頼できる医師なのかを判断するようにしましょう。 信頼できるポイントは「検査や説明を丁寧にしてくれるか」「治療のメリット、デメリットを明確にしてくれるか」「症例実績が多数あるか」「合ったときの雰囲気などが自分にあっているか」などがあげられます。 転勤の可能性がある場合は早めに担当医師に相談する 転勤によって転院が必要な場合は、早めに担当医師に相談するようにしましょう。 転院にも準備が必要で、担当医師が紹介先の歯科医院を探してくれる場合もあります。 […]
矯正治療中で非常に大切と言われている「お口のケア」ですが「どのようにケアをしたらいいのか?」「どんなケアグッズを使えばいいのか?」といった疑問が湧いてくるのではないでしょうか? 今回はプルチーノ歯科・矯正歯科が矯正治療中のお口のケアについて解説していきます。 ぜひ参考にしてください。 Contents1 2 2.1 ブラケット回り2.2 歯と歯茎の間2.3 歯と歯の間3 3.1 山形カット歯ブラシ3.2 2列型歯ブラシ3.3 U字型歯ブラシ3.4 タフトブラシ3.5 歯間ブラシ3.6 デンタルフロス3.7 マウスウォッシュ3.8 染め出し剤4 5 6 7 7.1 予防歯科治療をおこなっている 矯正治療中はお口の中の矯正装置が装着された状態が続きます。 そのため、慣れるまでは歯みがきが難しいうえに、矯正装置の隙間に食べかすや歯垢がたまりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。 虫歯や歯周病にならないためにも、歯みがきが非常に大切になってくるのです。 特にワイヤー矯正の場合はブラケット回りに汚れもたまりやすいうえに、歯ブラシも届きにくいので注意が必要です。 マウスピース矯正の場合は取り外しができるので歯みがきはしやすいですが、マウスピース自体の清掃が必要になるので、自身の歯みがきと一緒にクリーナーを利用してきれいな状態にしておきましょう。 マウスピースがきれいな状態ではない場合、自身の歯に直接汚れが着きやすくなるのでお口の健康を維持できない状態になってしまいます。 矯正治療中にみがき残しが多くなるところを紹介します。 みがき残しが多くなるポイントを知ることで丁寧な歯みがきにつながるので知っておきましょう。 みがき残しやすいところは以下の3点です。 ブラケット周り 歯と歯茎の間 歯と歯の間 ブラケット回り 1つ目はブラケット回りです。 ブラケットとは、ワイヤー矯正を行うときに歯に装着する器具のことです。 歯に装着するため、ブラケット回りはどうしてもうまく歯ブラシが届きません、 通常の歯みがきのイメージで歯みがきをしていると、どうしてもみがき残しが目立ってしまうでしょう。 歯と歯茎の間 2つ目は歯と歯茎の間です。 矯正治療中は、ブラケット回りばかりに歯みがきの注意がいき過ぎて、歯と歯茎の間をみがき残してしまうこともあります。 実は通常の歯ブラシでのケアで歯をみがいているだけでは、ブラシがうまく行き届きません。 歯と歯茎の間をみがきやすい歯ブラシを利用するなどしてみがくようにしましょう。 歯と歯の間 3つ目は歯と歯の間です。 歯と歯の間は歯ブラシだけではケアしきれないところです。 そのため、歯間ブラシやデンタルフロスを利用するなどしましょう。 矯正治療中のお口のケアに使える、歯ブラシやケアアイテムを紹介します。 いろいろなアイテムを活用することで効率的に歯みがきをしていきましょう。 山形カット歯ブラシ 山形カット歯ブラシは、歯ブラシの中心が一番高く作られており、山形になっている歯ブラシです。 この歯ブラシの特徴は山形になっているところが、細かい装置回りにブラシがあたってくれます。 角度をつけて歯やブラケットに毛先をあてやすい歯ブラシです。 2列型歯ブラシ 2列型歯ブラシは歯ブラシの毛が2列になっている歯ブラシのことです。 2列型は通常よりも細かい部分に毛先を当てやすいため、矯正装置の回りもみがきやすい歯ブラシになります。 U字型歯ブラシ U字型歯ブラシは、ブラシの毛先の中央部が短く、側が長くなっている歯ブラシのことです。 中央部分を矯正装置に当てながらブラッシングすることで、矯正装置一つ一つを丁寧にみがくことができます。 タフトブラシ タフトブラシは毛束がひとつになっているコンパクトな歯ブラシのことです。 通常の歯ブラシでは届かない細かいところもみがきやすいため、通常の歯みがき後にプラスして、タフトブラシでの歯みがきを行うことをおすすめします。 タフトブラシは「歯と歯茎の間」「歯と歯の間」といったみがき残しやすいところにブラシがあたるのできちんとみがくことができます。 ワイヤー治療で矯正治療をしている方などはタフトブラシを利用することで、ワイヤーが邪魔でみがきづらかったところも簡単にみがくことが可能です。 歯間ブラシ 歯間ブラシは歯と歯の間や歯が抜けたままになっているところに活躍してくれます。 歯ブラシの毛先が届きにくいところにうまく届いてくれるのが歯間ブラシです。 デンタルフロス デンタルフロスは紐状のものを歯と歯の間に入れて、みがき残しを除去していくグッズです。 歯間ブラシも入れにくい歯と歯の隙間に利用すると力を発揮してくれます。 マウスウォッシュ 歯みがき後にマウスウォッシュを活用することで「歯周病予防」「歯周病」「口内炎」などの予防に効果を発揮してくれます。 マウスウォッシュのみではみがき残しを除去できないので、あくまでも歯みがきのサポート役として利用しましょう。 染め出し剤 染め出し剤は歯の汚れが赤く染まるので、みがき残しを発見するために活用します。 みがき残しが目視できるので、自分のみがき残しの傾向を確認するのにも役立つでしょう。 矯正治療中の歯みがきのコツを紹介します。 まずは、メインで利用する歯ブラシを用意しましょう。 メインで利用する歯ブラシは、自分の矯正装置に合わせたものを使います。 そして、サブで利用するタフトブラシなどを同時に用意しておくようにしましょう。 ブラケットなどの金属の部分は非常に汚れが残りやすい部分なので、一気にみがくのではなく部分ごとに細かくみがくようにしてください。 歯ブラシは細かく動かし、力は入れすぎないこともポイントです。 毛先が届きにくい「ブラケット回り」や「歯と歯茎の間」に関しては、意識して毛先を当てるようにしましょう。 一度ブラッシングしたあとは、タフトブラシを利用してさらに入念に歯みがきをしていきます。 マウスピース矯正を行っている方は、ワイヤー矯正に比べ歯みがきがしやすいですが、「歯と歯の間」や「歯と歯茎の間」などの細かいところへの配慮は同じです。 マウスピースを装着しているとき、水以外は飲まないようにだけ気をつけてください。 何かを口にしたあとすぐに歯みがきをすることが理想ではありますが、状況によってはすぐに歯みがきができないこともあります。 その場合はマウスウォッシュや水でお口をすすぐだけでも行いましょう。 その後、歯みがきのタイミングを見つけてしっかり歯みがきをするようにしてください。 矯正治療中は虫歯や歯周病になりやすい状態になっています。 虫歯や歯周病になってしまうと、矯正治療を中断して治療を行います。 そのため矯正治療が完了するまでの時間も長くなりますので注意が必要です。 […]
矯正治療中はどのくらいの頻度で通院が必要?プルチーノ歯科・矯正歯科が解説
24.07.29
矯正治療を検討している方で、通院の頻度や回数が気になっている方はいませんか? 今回は矯正治療を始めてから終了に至るまでの「通院の頻度や回数」に関してプルチーノ歯科・矯正歯科が解説します。 気になっていた方はぜひ参考にしてください。 Contents1 2 2.1 矯正治療中に装置の不具合や歯の異常が出た場合2.2 長期の治療3 4 4.1 ワイヤー矯正4.2 マウスピース矯正5 5.1 近くの歯科医院を選ぶ5.2 無料の駐車場のある歯科医院を選ぶ6 6.1 お口のケアはきちんと行う6.2 正しい使い方で使用する7 7.1 Q.決まっている定期検診の通院の頻度を守らないとどうなりますか?7.2 Q.引っ越して通院することが難しくなりました。どうしたらいいですか?8 8.1 イオンモール内にあるから通院が楽8.2 マウスピース矯正インビザラインにも対応 矯正治療の通院頻度は装着してから4〜6週間に1回のペースでの通院が必要です。 治療の期間が2〜3年ほど必要なので、トータルでは17〜39回ほどの通院回数です。 通院の頻度は治療内容や歯の状況によって変わりますが、治療中に問題が起きれば頻度や回数は多くなります。 保定期間に入ると、治療中の頻度に比べて少なくなり、3〜6ヶ月に1回ほどの通院頻度に変わってきます。 矯正治療の通院回数が多くなってしまう場合があるのは以下の理由が考えられます。 矯正治療中に装置の不具合や歯の異常が出た場合 矯正治療中に装置の不具合が出た場合はそのタイミングで歯科医院に行く必要があります。 ワイヤー矯正の場合は、矯正装置が外れてしまうことが大きな不具合のひとつです。 その場合はすぐに歯科医院に足を運ぶ必要が出てきます。 さらに、矯正器具が口の中にあたって口内炎になってしまった場合、歯科医院で薬を処方してもらう可能性も発生します。 また、矯正治療中に歯の虫歯や歯周病になってしまった場合、まずは虫歯や歯周病を治す必要があるので余分に歯科医院に通院することになるでしょう。 長期の治療 矯正治療は長期に渡る治療のため、必然的に通院する回数が多くなってしまいます。 歯の移動が思ったよりも進まない場合などは期間が伸びるので通院回数は増えていくでしょう。 矯正治療の種類にもよって異なりますが、ワイヤー矯正の方が通院頻度や回数は多くなります。 多くなる理由は、ワイヤー矯正は医師によって装置の細かい調整が必要になってくるからです。 通院頻度が低いといわれているのはマウスピース矯正です。 通院頻度としては1〜2ヶ月ごとに1回の定期的な通院が必要になります。 通院頻度が低くなる理由は「矯正治療開始時に全てのマウスピースを作成している」ので、ワイヤー矯正のように細かく通院のたびに調整する必要がないからです。 ワイヤー矯正、マウスピース矯正における、各矯正治療別に通院頻度の目安を紹介します。 ワイヤー矯正 細かい調整が必要なワイヤー矯正は、1ヶ月に1〜2回の通院頻度が必要です。 矯正装置が複雑なため、歯科医師によって細かく定期的に微調整を行ってワイヤーを調整しなければきちんと歯が移動しません。 そのため、細かく通院をする必要があります。 マウスピース矯正 マウスピース矯正は1〜2ヶ月に1回程度の通院になります。 マウスピース矯正は構造がシンプルで歯の移動状況にあわせてマウスピースを交換していくような流れです。 そのため、微調整の必要がないので通院頻度も少なくて済みます。 通院頻度が高いと歯科医院までの交通費も高額になってきます。 少しでも出費を減らしたい方は以下のような内容をポイントに矯正歯科医院を探すことも良いでしょう。 近くの歯科医院を選ぶ 遠方の歯科医院で治療を行った場合はどうしても、交通費が高くなってしまいます。 ガソリン代や電車代なども回数を重ねると大きな出費になります。 そのため、できるだけ自宅から近くの歯科医院を選ぶことが交通費を高くしない方法のひとつです。 無料の駐車場のある歯科医院を選ぶ 車通院の場合駐車場代も必要になるので、無料の駐車場のある歯科医院を選ぶことも大切になります。 また、駐車場がある程度広い歯科医院を選ぶと便利です。 無料駐車場が狭い場合、すぐに満車になってしまい、やむを得ず有料駐車場に駐車することがあります。 広い駐車場がある歯科医院は、安心して車で通院できるポイントのひとつともいえるでしょう。 通院の回数を増やさないために注意しておく内容を紹介します。 お口の健康上も大切なポイントですので把握しておきましょう。 お口のケアはきちんと行う 虫歯や歯周病になると矯正治療も中断して治療をしなければなりません。 そのため、きちんとお口のケアを行って虫歯や歯周病の予防をすることが大切です。 食事後の入念な歯磨きも通常の歯ブラシのみではなく「タフトブラシ」と言われる専用の歯ブラシも利用しましょう。 さらに、デンタルフロスや歯間ブラシを活用して、歯と歯の間の食べ残しや歯垢を除去し、お口をきれいな状態に保っておきましょう。 正しい使い方で使用する ワイヤー矯正の場合は「装置の破損や脱離」に注意が必要です。 硬い食べ物を食べることや、激しいスポーツは破損や脱離の可能性が高くなります。 破損や脱離は口の中の怪我にもつながりやすいので、もし破損や脱離した場合は、次の調整日まで待たずにできるだけ早く歯科医院に連絡してつけ直してもらいましょう。 マウスピース矯正の場合は、1日20時間以上着用が必要なため、着用時間を守らないと予定通りに進まず、動き始めた歯が後戻りする可能性もでてきます。 矯正装置の使用方法は必ず正しい使い方をするようにしましょう。 Q.決まっている定期検診の通院の頻度を守らないとどうなりますか? 歯の移動が計画通りに進みません。 矯正治療は計画に沿って少しずつ歯を移動させるので計画通りに進まない場合は、治療完了までの時間が後ろ倒しになってしまいます。 また、保定期間に通院を怠ってしまうと「後戻り」を起こして移動した歯が元の位置に戻ってしまいます。 他には、虫歯や歯周病といった歯の異常を見逃してしまって、悪化した状態になってから治療すると時間が余計にかかるので気をつけましょう。 Q.引っ越して通院することが難しくなりました。どうしたらいいですか? 生活スタイルの変化によって引っ越しをしてしまう方は、引っ越し先によっては通院が難しくなった時は、転院することが可能な場合もあります。 転院は便利ですが、歯科医院が変わると治療プランも変わってくる場合もあるので、治療が1からスタートすることもあります。 もし、引っ越しの可能性がある場合は、引っ越しをしてから矯正治療を行うなど、開始のタイミングには注意しておきましょう。 今回は矯正治療における通院の頻度や回数についてプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。 通院の回数や歯の状況、矯正方法によっても変わってきます。 さらに、通院にかかる費用も考慮した歯科医院選びも大切なことを念頭に入れて探しましょう。 最後にプルチーノ歯科・矯正歯科のご紹介です。 イオンモール内にあるから通院が楽 プルチーノ歯科・矯正歯科は「イオンモール新瑞橋内」にあります。 イオンモール新瑞橋の駐車場は入庫から3時間まで無料です。 さらに合計2,000円以上の方はプラス2時間も無料になります。 そのため、矯正治療と同時に「日用品や食料品の買い足し」にも時間が使えることが魅力です。 また、イオンモールの駐車場は広く、多くの台数を停めることができるので「満車で入れない」といった心配もいりません。 […]
矯正治療に使う器具ってどんな種類があるの?プルチーノ歯科・矯正歯科が解説
24.07.27
カテゴリ:マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科
矯正治療を検討されている方で「どの器具にするべきか悩んでいる」という方も多いのではないでしょうか? 今回はプルチーノ歯科・矯正歯科が矯正治療に使う器具について解説していきます。 ぜひ参考にしてください。 Contents1 2 3 4 4.1 メタルブラケット4.2 プラスチックブラケット4.3 セラミックブラケット5 6 6.1 インビザライン6.2 エシックス6.3 アソアライナー7 7.1 ボンデッドワイヤー7.2 リテーナー7.3 スプリングリテーナー7.4 エシックス8 9 9.1 快適に過ごしていただけるスペース9.2 インビザライン「ダイヤモンド・プロバイダー」に認定9.3 通いやすいイオンモール内にある 矯正治療とは、歯並びを改善することによって身体的にも精神的にも健康的になる方法のひとつです。 歯並びを改善することで噛み合わせがよくなり、きちんと食べ物を咀嚼でき胃腸への負担も減少して消化につながります。 また、歯並びを改善することで見た目の変化も発生する場合もあるのが特徴で、出っ歯の方や受け口の方などでコンプレックスを持ってしまっている方は、矯正治療を行い歯並びが改善すると、人前で自信をもって笑顔を出すことができる方や社交的な性格に変化する方もいるでしょう。 矯正治療は自由診療のため、価格が歯科医院ごとに変わってきます。 一般歯科とは違うため歯科医院ごとにきちんと費用を見比べる必要があります。 さらに、スキルや経験が非常に重要になりますので、歯科医の症例数や資格、対応できる治療方法などはきちんと調べていきましょう。 矯正治療に使用する器具はさまざまな種類が存在します。 症例によって合うものや費用面での違いもありますので自分に合ったものを選ぶことが大切です。 以下で器具の紹介をします。 ワイヤー矯正とは矯正治療のひとつで、ブラケットと呼ばれる装置を歯に装着し、そこにワイヤーを通します。 ワイヤーを利用して動かしたい方向に少しずつ力を加えることで少しずつ歯を動かしていく矯正方法です。 ワイヤー矯正は「対応症例が多い」「外す必要がない」「マウスピース矯正と比べて歯の移動の速度が早い」などのメリットがあり、逆に「装置が目立ってしまう」「食事のときのストレス」「歯磨きがしにくい」「治療中の痛みの可能性」などのデメリットがあります。 ワイヤー矯正の器具に使われる素材は以下のようになります。 メタルブラケット メタルブラケットは一般的なブラケットのひとつで、ステンレススチールやチタンなどの金属で作られています 強度と耐久性に優れているのがメリットです。 値段は30〜80万円ほどになります。 プラスチックブラケット プラスチックブラケットは透明か半透明なため、歯に装着しても目立ちにくいのがメリットです。 メタルブラケットよりも柔らかい感触のため、痛みや違和感が少ないです。 費用としては60〜90万円ほどになります。 セラミックブラケット 高品質なセラミックでできているのがセラミックブラケットです。 歯の色に近い色調を再現できるのが特徴で、矯正装置が目立ちません。 食べ物や飲み物による着色にも強くメタルブラケット同等の強度もあります。 費用は65〜100万円ほどになります。 マウスピース矯正はマウスピース型の器具を利用して歯を動かしていく方法です。 自分で取り外しができるため「飲食がしやすい」「歯磨きがしやすい」などがメリットです。 さらに透明な素材になるため「目立ちにくい」という点も嬉しいポイントといえるでしょう。 一方で「装着時間に決まりがある」「歯を動かす力が弱い」「対応できない症例がある」などがデメリットです。 マウスピース矯正の器具には色々な種類が存在します。 以下で器具の種類を紹介します。 インビザライン インビザラインは1999年にアメリカで販売開始され、現在は世界100ヵ国以上、延べ1400万人以上の患者さんが使用している世界中で大人気の矯正治療方法です。 マウスピースはアメリカで作成されるため、治療を始めるまでには1ヶ月ほど時間がかかります。 エシックス エシックスは1990年代前半に開発された矯正方法で、治療前に作成したマウスピースに手作業で加工を加えて作成するのが特徴です。 アソアライナー アソアライナーは日本でクリアライナーという矯正装置を作成した「アソインターナショナル社」が開発したマウスピース型矯正装置です。 正確な診断ができるプログラムがありソフト、ミディアム、ハードの3種類のマウスピースを10日ごとに交換していくのが特徴です。 保定装置とは、矯正治療で歯を動かしたあと、しばらくは歯が「後戻り」しようとします。 それを防止するのが保定装置でさまざまな種類が存在します。 ボンデッドワイヤー ボンデッドワイヤーは細くて丈夫なワイヤーを歯の裏側に装着する保定装置です。 歯の裏側に接着して固定するため自分で取り外しができません。 他の保定装置と併用して利用することが多い保定装置です。 リテーナー リテーナーは取り外しが可能な保定装置です。 取り外しができるので、食事と歯磨き以外は基本的に装着します。 ボンデッドワイヤーとの併用の場合は、夜間のみ使用することもあります。 スプリングリテーナー スプリングリテーナーも取り外しが可能な保定装置です。 ボンデッドワイヤーとの併用は不可能ですが、ボンデッドワイヤー撤去後の保定装置として使用することがあります。 エシックス エシックスは透明なマウスピース型の保定装置で取り外しが可能です。 部分的な保定ではなく全体的に安定して保定してくれる装置です。 装着開始時は食事や歯磨き以外の時間はできるだけ装着していきますが、徐々に使用時間を短くしていきます。 矯正治療に利用する器具はさまざま存在します。 大切なのは「自分にあった器具を選ぶ」ことです。 自分の予算、症例によって変わってきますので歯科医師と相談して決めるようにしましょう。 今回は矯正治療の器具について解説しました。 矯正治療で使用する器具はさまざまあり「自分にあった器具を選ぶ」ことが非常に大切です。 気になる点があれば気軽にお近くの歯科医院に相談してみましょう。 最後にプルチーノ歯科・矯正歯科のご紹介です。 快適に過ごしていただけるスペース プルチーノ歯科・矯正歯科は患者さんに快適に過ごしていただける院内スペースを設けています。 […]
ワイヤー矯正ってどんな仕組みになっているの?プルチーノ歯科・矯正歯科が解説
24.07.23
カテゴリ:マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科マウスピース矯正ワイヤー矯正根管治療
矯正治療で最も一般的な方法の「ワイヤー治療」ですが、一体どのような仕組みになっているのか知らない方も多いのではないでしょうか。 今回はプルチーノ歯科・矯正歯科がワイヤー矯正について解説します。 ぜひ参考にしてください。 Contents1 2 3 4 4.1 ブラケット4.2 ワイヤー5 5.1 対応症例が多い5.2 外す必要がない5.3 マウスピース矯正と比べて歯の移動の速度が早い6 6.1 装置が目立ってしまう6.2 食事のときのストレス6.3 歯磨きがしにくい6.4 治療中の痛みの可能性7 7.1 表側矯正7.2 裏側矯正7.3 ハーフリンガル矯正8 9 9.1 人気のマウスピース矯正「インビザライン」にも対応している ワイヤー矯正とは矯正治療のひとつで、ブラケットと呼ばれる装置を歯に装着し、そこにワイヤーを通します。 ワイヤーを利用して動かしたい方向に少しずつ力を加えることで少しずつ歯を動かしていく矯正方法です。 ワイヤー治療を行うことで、歯並びの改善に繋がります。 歯並びの改善によって身体的にも精神的にも健康に繋がっていきます。 また、歯並びを改善することで見た目の変化も発生し、出っ歯の方や受け口の方などで見た目にコンプレックスを抱えていた方が、矯正治療によって人前で自信をもって笑顔を出すことができるようになったり、社交的な性格に変化したりする人もいるでしょう。 矯正治療は自由診療であるため、価格が歯科医院ごとに変わってきます。 経験やスキル面も非常に重要になる治療ですので、費用面だけではなく、歯科医師の経験やスキル、自分との相性も考えて選ぶようにしましょう。 ワイヤー治療の仕組みを紹介します。 歯は周りに支えている骨があり、骨と歯の根っこの部分の歯根とよばれる部分の間に「歯根膜」という膜があり、矯正装置を装着して少しずつ歯に力を加え歯根膜に力が加わっていくと歯根膜が伸びていきます。 歯根膜は一定の厚さを保とうとする性質があるため、伸びた歯根膜と反対の縮んだ歯根膜は「元の厚さに戻ろうとし「歯を溶かす細胞」の働きが活発になり歯根膜が元の厚さに戻ります。 一方で反対の伸びた歯根膜側の骨は、徐々に骨ができる流れが繰り返されることで歯が適正な位置に移動していきます。 移動は1ヶ月に0.5mm〜1mm程度しか移動しませんので矯正歯科治療は時間が必要です。 ワイヤー治療でよく出てくる器具の名前に「ブラケット」と「ワイヤー」という言葉がありますが、以下でブラケットとワイヤーについて解説します。 ブラケット ブラケットは、歯の1本1本の表面に直接設置する装置のことです。 ブラケットには溝(スロット)がありその溝にワイヤーを通して力を加えていきます。 ブラケットの素材は金属が一般的ではありますが、プラスチック素材や、セラミック素材、ジルコニア素材とさまざまな種類が存在します。 素材によって必要な費用も大きく変わるので、担当の歯科医師に気になる場合は相談してみてください。 ワイヤー ワイヤーはその高い弾力性を活かして歯に力を加えていく形状記憶合金のワイヤーです。 人間の歯並びに合わせた「なだらかな曲線」を描いた形になっており、ブラケットに通したワイヤーが元の形に戻ろうとする性質を活かして歯に力を加えていきます。 ワイヤー治療のメリットを紹介します。 ワイヤー矯正のメリットは以下の3点です。 対応症例が多い 外す必要がない マウスピース矯正と比べて歯の移動の速度が早い 対応症例が多い ワイヤー矯正は細かな調整が可能でさらにマウスピース矯正と比べて強い力を加えることができるので難しい症例の場合でも対応できます。 抜歯をしての矯正も可能なので大きく歯並びを変えることも可能です。 外す必要がない ワイヤー矯正は常に矯正装置が装着されている状態です。 そのため、マウスピース矯正のような装置を取り外す手間が不要です。 マウスピース矯正と比べて歯の移動の速度が早い ワイヤー矯正はマウスピース矯正に比べて歯に加える力が強く、歯の移動速度が早いのもメリットです。 移動が早いため矯正歯科治療の期間を短くすることが可能です。 ワイヤー矯正のデメリットを紹介します。 デメリットは4点です。 装置が目立ってしまう 食事のときのストレス 歯磨きがしにくい 治療中の痛みの可能性 装置が目立ってしまう ワイヤー矯正はどうしても装置とワイヤーが目立ってしまいます。 歯の表側に装着するため口元を開く際に見えてしまうからです。 人前での仕事をおこなう方や見た目を気にする方に関しては大きな問題ですので、見た目を気にされる場合は、裏側矯正やマウスピース矯正を選択する方がいいでしょう。 食事のときのストレス 食事の際は装置が邪魔になってしまいストレスを感じてしまいます。 食べ歩きが好きな方や食事が好きな方は大きなストレスになるでしょう。 歯磨きがしにくい ワイヤー矯正は歯磨きがしにくいのもデメリットです。 ワイヤー矯正装置に食べ残しや歯垢が着きやすいため、手間をかけた歯磨きが必要です。 専用のタフトブラシなどを活用することをおすすめします。 治療中の痛みの可能性 ワイヤー矯正はマウスピース矯正に比べて痛みが強いです。 装置装着後の1週間ほどにかけては痛みが続きます。 また、装置が口内の粘膜の部分に当たってしまい口内炎になる場合もあります。 ワイヤー矯正の種類を紹介します。 表側矯正 表側矯正は一般的な矯正方法のひとつで、歯の表側にブラケットと呼ばれる装置を装着しワイヤーを通して歯に力を加えていく方法です。 表側矯正は矯正装置が目立ってしまうことがデメリットですので、接客業などで見た目が気になってしまう方は別の方法を選ぶようにしましょう。 裏側矯正 裏側矯正は、歯の裏側に装置を装着することで目立ちにくいワイヤー矯正の方法です。 表側矯正に比べて違和感を感じやすく発音がしにくいのがデメリットです。 ハーフリンガル矯正 ハーフリンガル矯正とは、上側は裏側矯正、下側は表側矯正を行う矯正方法です。 矯正装置が目立ちにくく、費用も裏側矯正に比べて抑えられることが特徴です。 […]