従来のワイヤー矯正と並び、矯正治療の選択肢の1つとしてシェアが広がりつつあるマウスピース矯正。 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科でも「歯並びは気になるけどなかなか治療に踏みこめない」という方が、マウスピース矯正をきっかけに来院されるケースも増えています。 一方で「名前は知っているけど、実際のところどんな治療なの?」と疑問や様々な質問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。 そこで今回はマウスピース矯正について、従来の治療との違いやメリット・デメリット、名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科での治療について詳しく解説していきます。 まずは、そもそも「マウスピース矯正」はどんな治療なのかを詳しくみていきましょう。 マウスピース矯正とは マウスピース矯正は、マウスピース型の装置を歯に装着して歯並びを整える矯正治療法です。 使用するマウスピースは患者さんお一人おひとりに合ったオーダーメイドタイプで、歯の動きにあわせてそれを複数枚作製していきます。 装着するマウスピースは今の歯並びから少しゴールの歯並びに近い形に作られており、そのわずかなズレが歯に適度な力を与え、徐々に歯を動かしていきます。 こうして段階ごとに新しいマウスピースに交換しながら、理想的な歯並びへと導いていくのがマウスピース矯正のおおまかな流れです。 これまでの治療(ワイヤー矯正)との違い 矯正治療で一般的に使用されるワイヤー矯正は、「ブラケット」という小さな器具を歯の表面に装着し、そこにワイヤーを通す仕組みになっています。 これらの装置は、治療を始める際に歯科医が患者さんの歯に装着し、治療が終わるまで外せないのが特徴です。また、装置は定期的に調整が必要なため、ワイヤー矯正は2~3週間に1回の通院が必要になります。 一方のマウスピース矯正は、あらかじめ患者さんの歯並びに合わせて作製したマウスピースを患者さん自身で装着、または新しいものに交換していただきます。 新しいマウスピースの交換のタイミングは、およそ1~2週間に1回が目安です。通院回数は使用するメーカーによって異なりますが、ワイヤー矯正よりも少ない(1~2か月に1回)のが一般的です。 治療期間と費用 マウスピース矯正は保険適用外(自費診療)ですので、料金や費用は受診する歯科医院によって異なります。 一般的な費用の相場は、部分矯正(前歯中心の矯正)で10~70万円、全体矯正で65~100万円程度となります。治療期間は歯並びの程度によりますが、およそ1~3年ほどです(部分矯正は数カ月で終了するケースもあり)。 マウスピース矯正には以下のようなメリットがあります。 装置をつけていても目立たない マウスピース矯正の最大の利点は、装置(マウスピース)が透明でつけていても目立たない点です。 従来のワイヤー矯正では「治療中の見栄えが悪い」という点で治療をためらう方も少なくありません。しかし、マウスピース矯正であれば治療中であることを周囲に気づかれる心配がないため、接客業や営業職など人と接する機会の多い方にもおすすめです。 自分で取り外しができる 従来のワイヤー矯正は、治療が終わるまで装置を外すことができませんが、マウスピース矯正の場合は装置を患者さん自身で取り外すことができます。 食事の際に外すことができるため、「食べ物が装置に挟まる」といったわずらわしさがありません。さらに歯磨きもこれまで通り行えるほか、装置は外して水洗いができるので衛生的です。 違和感や痛みが少ない マウスピース矯正で使用する装置は厚みが0.5~1.0mm程度なので、装着してもほとんど違和感がありません。また、歯に加わる力も緩やかなため、従来の治療よりも痛みが少ないのも特徴です。 「ホワイトニング」が同時にできる 矯正治療を受ける方の中には「歯並びがキレイになったら、歯の色も白くしたい」とご希望の方も少なくありません。 そのような場合、マウスピース矯正なら治療とホワイトニングを同時に行うことが可能です。矯正治療とホワイトニングを同時並行で進められるため、治療期間が短縮できます。 いいとこづくめのように思えるマウスピース矯正ですが、次のようなデメリットもあります。治療をご希望の際は、以下のデメリットについても十分に理解しておきましょう。 1日20時間以上の装着が必要 マウスピース矯正で使用する装置(マウスピース)は、1日20時間以上の装着が必要です。食事や歯磨きの際に外すことは可能ですが、それ以外の時間は基本的に装着するものと理解しておきましょう。 歯科医の指示を守らないと、効果がでない マウスピース矯正が従来の治療(ワイヤー矯正)と異なるのは、装置の取り外しを患者さん自身で管理する点です。 歯科医師の指示を守らず装着時間を短くしたり、外している期間が長くなったりすると、予定通りに治療が進まないおそれがあります。マウスピース矯正の効果は患者さんの管理に左右されることも覚えておきましょう。 マウスピース装着中は飲食に制限がある マウスピース矯正は、装置をつけたままの飲食は原則禁止です。ほんの少しの飲食でも、マウスピースを装着したままの状態だとむし歯のリスクを高めてしまいます。 また、ノンシュガーでもお茶やコーヒーなどの飲み物は歯の着色の原因となるため、こちらも控えるようにしてください。飲食の際は必ずマウスピースを外し、食後は歯磨きをしてからマウスピースを再度装着しましょう。 治療できる症例が限られる マウスピース矯正はすべての歯並びに適応できる治療法ではありません。 顎の大きさや位置に大きなズレがあるケースや、歯を大きく動かす必要のあるケースなどはマウスピース矯正での改善が難しくなります。 自身の歯並びがマウスピース矯正で改善できるかどうかについては、詳しい検査が必要です。まずは、治療を実施している歯科医院に相談してみましょう。 マウスピース矯正を提供するメーカーは国内外で数十社にわたります。ここでは、日本の歯科医院で広く採用されているマウスピース矯正のメーカーをご紹介しましょう。 インビザライン アメリカのアライン・テクノロジー社が提供するマウスピース矯正です。 インビザラインでは患者さんの歯型やレントゲン写真などの情報を元に、理想的な歯並びになるまでの動きをコンピュータ上でシミュレーションします。このシミュレーションの結果を元に、ゴールの歯並びになるまでの装置をすべて作製するため、通院回数も1~3ヶ月に1回と少ないのが特徴です。 アソアライナー 国内の矯正歯科専門ラボが提供する日本製のマウスピース矯正です。 厚みの違う3種類のマウスピースを使用し、理想的な歯並びへと導いていきます。こちらは歯の動きに応じてその都度歯型を取って装置を作製するため、1ヶ月に1回の通院が必要です。 アクアシステム 国内で最初に使用されたマウスピース矯正の1つです。 他のマウスピース矯正より使用する装置の数が少ないため、費用を安く抑えることができます。2週間から1.5ヶ月ごとにマウスピースの交換を行いますが、その都度歯型を取る必要があります。 最後に、名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科のマウスピース矯正についてご紹介しましょう。 世界中で治療実績の高い「インビザライン」を採用 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では先の3つのマウスピース矯正のうち、世界的にシェアの広い「インビザライン」を採用しています。 インビザラインはこれまでに世界100か国以上、1000万人以上の方が治療を受けており、その豊富な実績が世界中で高く評価されています。 インビザラインを実施する歯科医院は年間の症例数に応じてランク分けされますが、当院は「ダイアモンドプロバイダー(年間151~400症例)」の認定医院です。 高精度歯型3Dスキャナー「iTero element(アイテロ エレメント)」を導入 当院では専用のスキャナーで歯型をコンピュータ上に再現する「iTero Element(アイテロ エレメント)」を導入しています。 iTero Element(アイテロ エレメント)は写真を撮る感覚で歯型をスキャンし、歯の形や歯並びの様子をコンピュータ上に再現できます。1回の型取りで治療が進められるほか、従来の歯型取りのような不快感もありません。 また、スキャンしたデータはインターネットを経由してそのままアライン社に送付されるため、マウスピースが完成するまでの時間が短縮されます。 マウスピース矯正は「目立ちにくい装置」として近年人気の高い矯正治療です。装置が目立たない以外に、「装着時の違和感や痛みが少ない」「食事や歯磨きの際に外せる」などのメリットがあります。 一方で、マウスピース矯正は治療できる症例が限られるため、患者さんの歯並びによってはマウスピース矯正が選択できない場合もあります。 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では、iTero Elementによる事前シミュレーションを用いた無料相談を実施しております。名古屋でマウスピース矯正をご希望の方は、お気軽にお問合せください。 医師・スタッフ一同みなさまのご相談、ご来院をお待ちしております。
「装置をつけても目立たない」「食事の時に装置が外せる」などが人気のインビザライン矯正。 名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科にも、矯正治療でインビザラインを希望される方が今もたくさん来院されています。 そのインビザラインには、歯並びの症状に応じて『コンプリヘンシブ(フル)』『ライト』『go』『エクスプレス』など、いくつかのタイプがあります。 今回はこの中から、当院が採用している『インビザライン・ライト』について、他のインビザラインとの違いやメリット・デメリットなどをご紹介していきましょう。 はじめに、インビザライン・ライトとはどのような矯正装置か、また従来のインビザラインとの違いなどをみていきましょう。 「症状の軽い歯並び」や「後戻り」の治療向け インビザライン・ライトは、比較的症状の軽い歯並びに対応した治療法です。具体的な症状に、以下のようなものがあります。 ・前歯の軽い歯並びのズレ・出っ歯・すきっ歯 ・歯並びのわずかな凸凹 ・過去に矯正治療をして『後戻り』した歯並び 他のインビザラインとの違い 一口に”歯並びが悪い”といっても、歯並びが「一部分だけが悪い」「全体的に悪い」、また「少しズレがある程度」「大きくズレている」などその症状も様々です。 インビザラインは、歯の動きに応じて複数のマウスピースの着脱を繰り返しながら歯を動かしていきますが、症状の程度によって使用するマウスピースの枚数が異なります。 簡単に言うと、症状が重いケースほど使用するマウスピースの枚数が増えて治療期間も長く、症状が軽いほどマウスピースの枚数も少なく治療期間も短いということです。 一般的によく用いられる「インビザライン・コンプリヘンシブ(フル)」は、使用するマウスピースの枚数に制限がないため、様々なタイプの歯並びに対応できます。 一方のインビザライン・ライトは、治療で使用するマウスピースの枚数は最大で14枚までとなっており、追加で作製できるマウスピースも2回分までとなっています。 このように、インビザライン・ライトはマウスピースの枚数に制限があるため、重度の症状の歯並びには対応できません。 インビザラインにはほかにも、「インビザライン・go」「インビザライン・エクスプレス」などがあり、それぞれで治療の対象部位やマウスピースの枚数などが異なります。 インビザライン・ライトには、次のようなメリットがあります。 通常のインビザラインよりも「低価格」で治療期間も「短い」 インビザライン・ライトで使用できるマウスピースは最大14枚。これを約2週間に1回のペースで交換しながら歯を動かすのが一般的です。 仮に14枚使ったすると、最初のマウスピースを装着してから182日(約6ヶ月)で治療が終了することになります。 また、一般的なインビザラインよりもマウスピースの枚数が少ない分、料金も安くなります。 治療中でも装置が目立たない インビザライン全般に共通する最大のメリットは、使用する装置(マウスピース)が透明で、装着してもほとんど目立たない点です。 従来の矯正治療は、ワイヤーやブラケットが治療期間を通して人目につきやすく、その見栄えの悪さから治療をためらう方も少なくありません。 しかし、インビザライン矯正であれば営業職や接客業など、人と接する機会の多い方でも安心して治療を受けることができます。 自分で装置が取り外せる インビザラインで使用するマウスピースは、どの種類のものも患者様自身で取り外しが可能です。 例えば、一般的なワイヤー矯正は治療が終るまで基本的に装置を外すことができません。 そのため、日常生活では「食事の時に装置と歯の間に食べ物が挟まる」「装置が邪魔で歯ブラシが当てにくい」などのデメリットが生じてしまいます。 一方のインビザラインは、食事や歯磨きの際に装置が外せるため、治療による日常生活のストレスが少なくなります。 インビザライン・ライトにはいくつかのデメリットもありますので、治療に際しては以下の点を十分に理解しておきましょう。 治療できる症例が限られる インビザライン・ライトは、比較的症状の軽い歯並び(軽度のすきっ歯や出っ歯・軽度の叢生など)に限定した治療法です。 前歯のみでも症状が重度であるケースや、奥歯の噛み合わせに問題があるケースなど、歯並びの状態によっては適応できない場合もあるため注意しましょう。 マウスピースの数に制限がある 一般的なインビザライン(コンプリヘンシブ)では、治療計画の変更や微調整が必要になった場合に、追加のマウスピースを作製することができます(制限なし)。 しかし、インビザライン・ライトの場合は使用できるマウスピースの枚数に制限(最大14枚)があり、修正が必要になった場合でも追加で作製できるのは2回までです。 このような制約があることも、治療に際しては十分に理解しておきましょう。 1日20時間以上の装着が必要 インビザライン矯正は装置を自由に取り外せるのがメリットである一方、使用するマウスピースは1日20時間以上の装着が必要です。 この装着時間を守らないと、予定通りに歯が並ばなかったり、治療期間が長引いたりする可能性があります。 食事や歯磨きの際は外せますが、それ以外の時間は基本的に装着しておくものと理解しておきましょう。 名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科のインビザライン矯正では、「インビザライン・ライト」のほかにも、以下のラインナップをご用意しております。 ・インビザライン・コンプリヘンシブ(フル) ・インビザライン・ファースト(子どものインビザライン矯正) 当院の治療には以下の特長がありますので、名古屋でインビザライン矯正をご希望の方はぜひ参考にしてください。 「ダイアモンドプロバイダー」の認定ドクターによる治療 インビザライン矯正では、「インビザラインプロバイダー」という治療実績に応じた認定資格が設けられています。 この認定資格は、年間の症例数に応じて「シルバー・」「ゴールド」「プラチナ」「ダイアモンド」など10段階にランク分けされています。 当院で治療を担当するドクターは、この中の「ダイアモンドプロバイダー」の認定資格を受けており、その豊富な治療実績が認められています。 高精度3Dスキャン「iTero Element(アイテロ エレメント)」を導入 名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科では、インビザライン矯正に必要な歯型の採取に高精度3D スキャン「iTero Element(アイテロ エレメント)」を使用しています。 粘土のような材料で歯型を取る一般的な方法とは異なり、アイテロエレメントでは専用の小型スキャナーで患者様の歯の形や歯並びなどの情報を読み取ります。 写真を撮る感覚で歯型の採取が行えるため、従来の型取りのような不快感がほとんどありません。 また、読み取った情報はそのままモニター上で3D画像に再現されます。 「クリンチェック」による事前診断が可能 先のアイテロエレメントで取り込んだ歯型の情報を元に、当院では「クリンチェック」というソフトを使って治療の事前シミュレーションを行います。 クリンチェックを使ったシミュレーションでは、治療による歯の動きや最終的な歯並びの様子をモニター上で確認することが可能です。 インビザライン・ライトで実際に歯並びが改善できるのかも事前に判定できるため、安心して治療を受けることができます。 インビザライン・ライトは、数あるインビザラインの中でも比較的症状の軽い歯並びや、矯正治療後の『後戻り』の改善に適しています。 使用するマウスピースは最大で14枚と少なく、一般的なインビザライン矯正よりも短期間かつ低価格で歯並びを治せるのが特長です。 一方で、適応できる症例に限りがありますので、治療にご興味のある方はお気軽にご相談ください。名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科はイオンモール新瑞橋内にありアクセスも良く、無料相談のご予約も受付中です。
自分の笑顔に自信が持てない原因のうち、歯並びに次いで多いのが、笑った時に歯ぐきが大きく見てしまう「ガミースマイル」です。 このガミースマイル、気になるから治したいけど 「どの診療科で治せるのかがわからない」 「治療するにしても、”美容整形”はちょっとハードルが高い」 という方も多いのではないでしょうか。 ガミースマイルの中には、歯科の矯正治療や外科治療で改善できるものもあります。 ここではガミースマイルの「タイプ別でみる治療法」や、名古屋プルチーノ歯科における「ガミースマイル治療の流れ」などをご案内いたします。 ガミースマイルとは”笑った時に歯ぐきが大きく見えてしまう状態”、歯科的な目安としては、笑った時に歯ぐきが3mm以上見える状態のことを示します。 有名女優さんやタレントさんにもガミースマイルは見られ、明るく個性的な印象を与える”チャームポイント”となっています。 一方で、大きく見える歯ぐきがコンプレックスで、「人前で思い切り笑えない」「口元を見られるのが恥ずかしい」という方も少なくありません。 そのような方の中には、笑った時に「つい手で口元を隠してしまう」のがクセになっている方もいらっしゃいます。 では、このような場合にガミースマイルは治せるのか?といえば、ガミースマイルは歯科の矯正治療や外科治療、さらに美容整形治療などで改善することが可能です。 ガミースマイルには原因別に4つのタイプに分類され、それぞれで治療のアプローチの方法が異なります。 その4つのタイプと具体的な治療法を、次項から詳しく解説していきましょう。 ガミースマイルはその原因により、次の4つのタイプに分類されます。 歯が小さい・短い/歯ぐきが大きい(歯や歯ぐきの大きさの問題) 歯の長さが短い、あるいは歯の面積(大きさ)に対して歯ぐきの面積が相対的に大きいと、歯よりも歯ぐきが強調されて、ガミースマイルになります。 前歯の位置が低い/前歯が前に突き出している(歯の位置の問題) 上の前歯が通常の位置よりも低い、あるいは前方に突き出している場合、正常な状態よりも歯ぐきが大きく目立ってしまい、ガミースマイルに見えることがあります。 上顎が前に突き出ている(顎の大きさ・位置の問題) 上顎が「正常よりも大きい」あるいは「前方へ出ている」など骨格的な問題があるケースでは、必然的に歯や歯ぐきが強調され、ガミースマイルを生じてしまうことがあります。 唇が上がりすぎる(唇の位置の問題) 上唇の動きをコントロールする表情筋の1つ「上唇挙筋群」が発達しているケースでは、笑う時に上唇が上がりすぎて、歯ぐきの大部分が見えてしまうことがあります。 ここでは、先の項目で挙げた「ガミースマイルのタイプ別(原因別)」でみる、具体的な治療法を解説していきましょう。 歯ぐきの外科治療(歯や歯ぐきの形や大きさに問題があるタイプ) 歯並びや顎の大きさは正常で、歯の大きさや長さに問題があるガミースマイルでは、歯科医院で行う「歯ぐきの外科治療」で症状を改善できます。 具体的には、「歯冠長延長術」あるいは「歯肉整形術」と呼ばれる方法で、歯ぐきの量(面積)を減らして、歯と歯ぐきの大きさのバランスを整えていきます。 比較的症状が軽いケースであれば、1回の手術でガミースマイルを治すことも可能です。 さらに症状によっては、歯ぐきを整える手術と同時に、上顎の骨を削って形や大きさを整える手術(骨形成術)を行う場合もあります。 矯正治療(歯並びに問題があるタイプ) 歯並び(上の前歯の位置)が原因で生じるガミースマイルは、「矯正治療」で症状を改善することが可能です。 必要に応じて、「歯ぐきの外科治療」と「矯正治療」を併用する場合もあります。 ただし、歯並びに加えて骨格的な問題(上顎の位置・大きさ)もあるケースでは、通常の矯正治療では改善が難しく、外科的矯正治療(顎の骨の手術)が必要になります。 ボトックス治療(唇の筋肉に問題があるタイプ) 上唇挙筋群(上唇の動きに関わる筋肉)が強くて上唇が上がりすぎてしまうケースでは、「ボトックス注射」を使った治療を行なう場合があります。 ボトックス注射で使用される薬剤には筋肉の力を弱める作用があり、美容整形の分野では「シワ取り」や「小顔治療」などでよく用いられます。 ガミースマイル治療では、原因となる上唇挙挙筋群を弱めて、唇が上がりにくくすることで症状を改善することが可能です。 ただし、ボトックス注射の効果は1回の注射で4~6カ月ほどですので、効果が切れたらその都度治療(注射)を繰り返し行わなければなりません。 また、ボトックス治療については、歯科医院で対応しているところはまだ少ないため、基本的には「美容整形外科」や「美容皮膚科」などでの対応となります。 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では、「歯や歯ぐきの形態」または「歯並び」が原因によるガミースマイルの治療に対応しています。 診療・治療の流れについて、簡単にご説明しましょう。 カウンセリング 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では、初回の無料カウンセリングを実施しております。 ガミースマイルのお悩みや、どのような治療をお希望かなど、何でもお気軽にご相談ください。 診査・診断 当院には、「歯科用CT」や「セファログラム(矯正専用のレントゲン)」、高精度歯型3Dスキャン「iTero element」などの高性能検査機器を設置しています。 これらの検査機器を使って、患者様の現在の状態を詳しく把握していきます。 治療内容のご説明 検査の結果をふまえ、次項にご紹介する治療法の中から、ガミースマイルの個々の症状にピッタリな方法をご提案していきます。 矯正治療(インビザライン・ワイヤー矯正) 歯並び(出っ歯など)が原因によるガミースマイルに対しては、インビザラインによる矯正治療で歯並びの改善を行っていきます。 インビザラインは、薄くて透明なマウスピースの着脱を繰り返しながら歯を動かしていく矯正治療(マウスピース矯正)です。 インビザラインによる矯正治療には、次のような特徴があります。 ・治療中でも装置が目立ちにくい ・着けていても、違和感がほとんどない ・食事やブラッシングの際には自身で装置(マウスピース)を外すことができる なお、インビザライン単独での治療では改善が難しいと判断されるケースについては、従来のワイヤー矯正を併用した治療を行う場合もあります。 外科治療(歯肉整形術・骨形成) 歯や歯ぐきの形・大きさなどが原因によるガミースマイルに対しては、先にご紹介した ・歯冠長延長術 ・歯肉整形術 などで症状の改善を図ります。 さらに、症例によっては骨を削って形を整えたり、少し量を減らしたりする「骨形成」も行っていきます。 歯並びがとくに問題がないケースは、この外科手術のみでガミースマイルを改善することが可能です。 一方で、歯や歯ぐきだけでなく、歯並びにも問題がみられるケースについては、矯正治療と外科治療を並行して行っていきます。 口元のチャームポイントの1つである「ガミースマイル」も、人によっては”歯ぐきが目だって恥ずかしい”というコンプレックスを抱いてしまう方もいらっしゃいます。 ガミースマイルには様々なタイプがありますが、歯や歯ぐきの形態、あるいは歯並びが原因によるガミースマイルについては、矯正歯科での改善が可能です。 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では、ガミースマイルのお悩み解決に、インビザラインによる歯列矯正や、歯ぐきの形を整える外科手術、改善後のホワイトニングなどを行っています。 「人前で思いっきり笑いたい」「口元のコンプレックスを解消したい」という方は、ぜひ名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科に一度ご相談ください。
気になる「口ゴボ」を治療したい!名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科ではどう治す?
22.03.10
カテゴリ:インビザラインマウスピース矯正矯正歯科インビザラインマウスピース矯正インビザラインマウスピース矯正症例インビザラインマウスピース矯正症例
自分の顔を横から見た時、鼻や口元の凹凸やそのバランスが気になったことはありませんか? 歯並びは正面からみた見栄えだけではなく、横顔の形やバランスにも影響を与えます。たとえば、口元が盛り上がってみえる「口ゴボ」もその1つ。 口ゴボによって横顔に対するコンプレックスを抱く方は多く、名古屋プルチーノ歯科にも「口ゴボを矯正で治せますか?」とご相談に来られる方がいらっしゃいます。 そこで今回は、横顔のお悩み「口ゴボ」について、その原因や治療法、さらに名古屋プルチーノ歯科ではどのような治療を行なっているかなどをご紹介していきましょう。 ここをお読みの方のなかには、口ゴボという言葉を「初めて聞いた!」「聞いたことはあるけど、よく知らない」という方もいらっしゃると思います。 そこでまずは、そもそも「口ゴボ」とはどんな口元なのか、その判断基準やセルフチェック法を詳しくみていきましょう。 口ゴボ=前に”ゴボ”っと突き出している口元 「口ゴボ」は一般に、顔を横から見た時に口元が前方に突き出した状態を表しています。 ここ最近使われるようになった言葉なので、聞きなれない方も多いと思いますが、しかし実際にこのような横顔にコンプレックスを抱く方は少なくありません。 口ゴボは歯並びが原因であるものや、骨格的に問題があるものなどいくつかのタイプがあり、そのタイプによって治療法なども異なります。 ただそのなかでも、歯並びが原因の口ゴボについては矯正治療で治せる可能性が高いといえます。 『エステティックライン』で自分の横顔(口ゴボ)をチェック! テレビや映画に映る女優さんの横顔を見て、「キレイだな」と感じたことは誰しも経験があると思います。 そのキレイな横顔にも実は基準があり、矯正歯科では「エステティックライン」を基準に、横顔のバランスの評価を行うことがあります。 エステティックラインとは、顔を横から見た時に鼻と顎の先端を結んだ線のこと。口先がこの線の内側か、あるいは口先が線に少し触れるぐらいが理想的な横顔といわれています。 その反対に、口先がこのエステティックラインよりも前にきてしまうのが、いわゆる『口ゴボ』と言われる状態です。 あくまで目安の1つに過ぎませんが、このようにエステティックラインを参考にすれば、横顔のセルフチェックが行えます。 細い棒や伸ばした人差し指を、鼻と顎の先端に触れるように当てた状態で、口先の位置を確認してみましょう。 口ゴボには、次のようなリスクやデメリットがあります。 見た目のコンプレックス 口ゴボの悩みで一番多いのは、やはり見た目の問題です。 口元全体が前に突き出すと、横顔のバランスの問題だけでなく、正面から見た時に「鼻の下が長く見える」「笑った時に前歯が目立つ」などの問題も生じてしまいます。 一見して歯並びはキレイな場合でも、このような見た目の問題でコンプレックスを抱く方は少なくありません。 口が乾きやすい(虫歯・歯周病のリスク) 口ゴボが原因で唇が閉じにくい(口が閉じにくい)場合、お口が常に開いている状態が続くため口内が乾燥しやすくなります。 また、お口の乾燥気味になると唾液による洗い流し効果(クリーニング作用)もうまく働かず、口内にたまった汚れや細菌が虫歯や歯周病、口臭を引き起こしてしまいます。 では実際に、口ゴボを治したい場合にどのような治療法があるのか、原因別にみていきましょう。 「歯並び」が原因の口ゴボは矯正治療で治せる 口ゴボになる原因の中で、最も多いのが『歯並び』です。出っ歯(上顎前突)や受け口(下顎前突)、あるいは前歯が上下とも前に突き出して口ゴボになるケースがあります。 その歯並びによる口ゴボは、次の2つのタイプに分類されます。 まず1つは、歯の位置に問題があるタイプ。このタイプは上または下の前歯、あるいはその両方が本来の位置より前にあり、それが元で口ゴボになってしまいます。 このように口ゴボが歯の位置の異常で生じているケースは、矯正治療で治すことができます。 もう1つは、上顎や下顎の位置や形に問題があるタイプです。具体的には、上顎もしくは下顎(またはその両方)が正常の位置よりも前にある、あるいは顎が大きすぎるケースがこれに当てはまります。 口ゴボで骨格的な問題がある場合、それを矯正治療のみで改善するのは難しく、顎の位置や大きさを変える外科手術が必要になります。 口ボゴのその他の原因とその治療法 歯並びのほかに、口ゴボの原因で考えられるのは鼻の高さです。 先の「エステティックライン」を見るとわかるように、鼻が低いとエステティックラインの傾斜がゆるくなり、おのずと口元が前方に出た顔貌になっていまいます。 とくに日本人の場合は欧米人よりも鼻が低い傾向があるため、「日本人の場合は唇の先がラインに触れるぐらいでいい」とも言われています。 ただ、このような”鼻の高さ”に起因した口ゴボ(歯並びに問題がない)は、残念ながら歯科で治すことはできません。 このタイプの口ゴボの場合、治療の専門は美容整形領域になります。 以上でご紹介した口ゴボのうち、歯並び(歯の位置の異常)が原因となるものについては、名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科でも対応しています。 では、具体的な治療の流れについて簡単にご紹介していきましょう。 カウンセリング(初回無料) 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では歯並びにお悩みの方を対象に、無料のカウンセリングを実施しています。 「口ゴボを治したいけど、自分の場合、矯正治療で治せるの?」など、なんでもお気軽にご相談ください。 精密検査 カウンセリングの内容をふまえ、治療を前向きにご検討の方には、さらに詳しい検査を行ったのち、具体的な治療計画をご提案していきます。 当院では歯列矯正の診断には欠かせない「セファログラム」をはじめ、口腔内写真や顔貌写真など多種多様な検査を実施しています。 さらに「iTero element 5D」という機器による検査では、小型カメラでスキャンした歯並びの様子を元に、治療のシミュレーションを行うことが可能です。 治療によって実際にどのように歯が動き、どんな歯並びや口元になるのかを事前に把握できるため、安心して治療にのぞむことができます。 インビザラインによる歯列矯正 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では、口ゴボの原因となる歯並び(出っ歯・受け口)に対し、インビザラインによる歯列矯正を行っています。 インビザラインは、「治療中でも装置が目立たない」と人気の高いマウスピース矯正です。薄い透明のマウスピースの着脱を繰り返しながら、歯を本来の位置に戻し、美しい口元に仕上げていきます。 インビザラインは装置が目立たないこと以外にも、 ・違和感や痛みが少ない ・自分で装置が取り外せる(食事や歯磨きも今まで通り) ・通院回数が少ない などのメリットがあります。 一方で、使用するマウスピースは基本的に1日22時間以上の装着が必要です。 装着時間や交換のタイミングを守らないと、治療が長引いたり、計画通りに歯が並ばなかったりすることもあるため注意しましょう。 インビザラインとワイヤー矯正の併用も インビザライン単独では口ゴボの改善が難しいケースに対しては、ワイヤー矯正を併用した治療も行っています。 どのような治療が適しているかは個々のケースで異なりますが、詳しい内容については事前にしっかりご説明し、ご納得していただいたうえで治療をはじめていきます。 わからないこと、不安なことなどございましたら、いつでも当院スタッフまでお尋ねください。 口ゴボは歯並びの問題によって生じるケースと、骨格的な問題(顎の大きさや位置、鼻の高さなど)で生じるケースの、2つのタイプがあります。 このうち、歯並びが元となる口ゴボについては、矯正治療で改善できる可能性が高くなります。 自身の口ゴボがどちらのタイプか気になる、また、できれば治療したいとお考えの方は、一度矯正歯科医院で相談してみましょう。 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科でも初回に限り、無料のカウセリングを実施しています。 「自分の口元に自信が持てない」「横顔を美しくしたい」など、何でもお気軽にご相談ください。
「部分矯正」で前歯の歯並びを改善!プルチーノ歯科の治療や費用もご紹介
22.02.24
カテゴリ:インビザラインマウスピース矯正矯正歯科インビザラインマウスピース矯正インビザラインマウスピース矯正症例インビザラインマウスピース矯正症例インビザラインマウスピース矯正矯正歯科
「歯並びが気になる」といってもその症状の度合いは様々で、歯並びが全体的にデコボコしているケースもあれば、1,2本だけ歯並びが悪いケースもあります。 そして後者のように歯並びの一部だけが気になる場合、矯正するにしても「ここだけ治すのにたくさん装置を着けるのはちょっと……」と見た目を考えて尻込みする方も少なくありません。 今回ご紹介する部分矯正は、このような“歯並びの一部だけ気になる”という方におすすめの治療法です。 以下に部分矯正と通常の矯正の違いや、プルチーノ歯科・矯正歯科がご提供するインビザライン部分矯正の内容や費用などをご紹介していきましょう。 治療で動かすのは「前歯」のみ 通常の矯正治療では、前歯から奥歯に至るすべての歯を動かして歯並びを治していくのが一般的です。これを「全体矯正」と呼んでいます。 対して「部分矯正」は歯並びの気になる部分だけを治す治療法で、全体矯正のようにすべての歯を動かすのではなく、治したい歯だけを動かしていきます。 ただ部分矯正の対象となるののは、基本的に前歯のみです。まとめると、部分矯正は“前歯の歯並びに限定した矯正治療”ということになります。 装置(ブラケット+ワイヤー)の装着も基本的には前歯のみとなるため、全体矯正ほど大がかりではなく、装置による違和感や痛みが軽減されます。 通常の矯正(全体矯正)よりも期間が短く、費用も安い 部分矯正は動かす歯の本数が少ないため、全体矯正より治療期間が短縮できます。 全体矯正の治療期間は平均2~3年ほどですが、部分矯正の治療期間は3~6カ月ほどです。 また部分矯正は治療範囲が狭く、装置も治したい部位のみに装着するため、全体矯正よりも費用が安くすむもメリットの1つです。 一般的な全体矯正の費用相場は80~120万円前後ですが、部分矯正では30~60万円ほどとなります。 部分矯正のデメリット 部分矯正は治療範囲が狭いため、適用できる症例が限られます。(次項「部分矯正で治療できる歯並びと治療できない歯並び」を参照) さらに全体矯正ほど歯をダイナミックに動かすことができないため、症例によっては最終的な仕上がりが全体矯正よりも劣ってしまう場合があります。 どんな歯並びが部分矯正で治せる? 部分矯正は前歯の気になる歯並びのなかでも、比較的症状の軽いケースに適した治療法です。 具体的なものとしては、以下のような歯並びが当てはまります。 デコボコした歯並び(歯が重なり合っている) すきっ歯(歯と歯の間にすき間がある) 八重歯(犬歯だけ少し前に出ている) 出っ歯(上の前歯がやや前方に突き出している) 反対咬合/受け口(下の前歯が上の前歯より前方にある) 歯がねじれている/傾いている このような歯並びで「症状が軽い」「奥歯の噛み合わせが良好」「抜歯の必要がない」ケースでは、部分矯正で治療できる可能性が高くなります。 部分矯正で治せない歯並びは? 上記でご紹介した前歯の歯並びでも、噛み合わせに問題があったり、歯を抜かないと歯並びを治せないようなケースは部分矯正での治療が難しくなります。 くわえて歯並びだけでなく、骨格的な問題(顎の大きさや位置の異常)があるケースも部分矯正の適用外です。 また矯正治療は基本的に天然歯(ご自身の歯)が対象となるため、過去の治療でインプラントを入れている場合は治療ができません。 ワイヤー矯正 ワイヤー矯正は歯の表面に「ブラケット」という小さな装置を取り付け、そこにワイヤーを通して歯を動かす治療法です。 矯正治療で広くおこなわれている手法で、どんな歯並びの治療にも応用できるメリットがあります。 全体矯正ではこの装置を上下各12本の歯に装着しますが、部分矯正では上下の前歯各6本、症例によっては小臼歯を含めた10本に装着するのが一般的です。 また従来の治療では装置を歯の表側に装着しますが、近年は裏側に着けて目立たなくする「裏側矯正(リンガル矯正)」という手法もあります。 マウスピース矯正 マウスピース矯正は、薄いプラスチック製のマウスピースを装着して歯並びを改善する治療法です。 歯の動きにあわせて複数枚のマウスピースを作製し、それを1~2週間おきに新しいものと交換しながら歯を動かしていきます。 マウスピース矯正の特長は、装置が透明なので着けていても目立ちにくい点と、自身で装置の取り外しが可能な点です。 とくに装置の”目立ちにくさ”については、見栄えを気にして治療になかなか踏み切れない方には大きなメリットとなります。 また装置による違和感や痛みが少なく、食事やブラッシングの際に取り外しができるのも、ワイヤー矯正にはない利点でしょう。 今話題の「インビザライン矯正」を採用! 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では、マウスピース矯正のなかでもとくに人気が高く、世界で高いシェアを占める「インビザライン」というシステムを採用しています。 インビザラインには他のマウスピース矯正にはない利点がありますので、そのうちのいくつかを次の項目からご紹介していきましょう。 歯型採取は1回のみ!さらに光学3Dスキャン「iTero element」で型取り不要 一般的なマウスピース矯正では、歯の動きに応じて2週間~1ヶ月ごとに歯型を取り、新しいマウスピースを作製していきます。 しかしインビザラインは最初の1回の型取りで、治療に必要なマウスピースをすべて作製することが可能です。 さらに名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では「iTrero element(アイテロエレメント)」の導入より、従来の型取り(シリコンを使った型取り)自体が不要となっています。 「iTrero element」は小型カメラでお口の中をスキャンすると、その情報がコンピュータ上で3D画像に再現される口腔内専用の高精度スキャナーです。 従来の型取りのような不快感がなく、写真を撮る感覚で歯型を採取することができます。 治療前に歯並びのシミュレーションができる インビザラインがさらに優れているのは、スキャンした歯型を使って歯の動きや最終ゴールの歯並びを事前にシミュレーションできる点です。 インビザラインで使用するマウスピースは、この事前シミュレーションを元に作製されるため、1回の型取り(スキャン)で治療をはじめることができます。 当院ではそのシミュレーションの様子を患者さんにもご覧いただき、歯の動く様子や最終的な歯並びの状態などを説明し、確認いただいたうえでご提案しております。 治療開始前に自身の歯がどのように変化するのかを具体的に把握できるため、治療のモチベーションがあがるほか、安心・納得のうえでの治療が可能となります。 ・矯正精密検査(唾液検査費込):50,000円+税 費用には、iTeroによる精密印象(歯型取り)・レントゲン写真(セファログラム)・口腔内写真・顔貌写真・唾液検査の料金が含まれます。 ・部分矯正費用(インビザライン):250,000円+税(片顎) 事前シミュレーションを確認していただき、治療内容にご納得いただけたうえでのお支払いとなります。 ・調整料:(調整内容が必要な場合のみ) アタッチメントの付与/IPR 5,000円+税 追加アライナー 9,000円+税 マウスピース装着後は1~2ヶ月に1回のペースで通院していただき、歯並びのチェックをおこなっていきます。 ※費用は個々の歯並びの状態によって変動します。 部分矯正は「プチ矯正」とも呼ばれ、全体矯正よりも気軽で治療期間が短く、費用も安く対応できる点が人気です。 一方で治療範囲が限定的であるため、歯並びの状態によっては適用できないケースもあります。 名古屋プルチーノ歯科・矯正歯科では初回相談を無料でおこなっておりますので、部分矯正にご興味のある方は、ぜひお気軽に当院までお問合せください。