歯並びでお悩みの、矯正歯科治療をご検討されている方の中で「どんな矯正治療の方法があって、自分はどんな矯正治療が合っているのか分からない…」という方も多いのではないでしょうか? 今回はプルチーノ歯科・矯正歯科が矯正歯科治療の種類と、タイプ別のおすすめ治療方法を解説いたします。 ぜひ矯正歯科治療を選ぶ際に参考にしてください。 Contents1 1.1 ブラケット矯正1.1.1 表側矯正1.1.2 裏側矯正1.2 マウスピース矯正2 2.1 全体的にしっかり矯正したい人2.2 部分的な矯正でいいので、できるだけ安く抑えたい人2.3 とにかく矯正治療が目立たないようにしたい人2.4 痛くない矯正治療がいい方3 3.1 アクセスしやすい立地3.2 充実した院内環境と設備3.3 インビザラインに対応 矯正歯科の種類は大きくプラケットとマウスピースの矯正の2種類に別れています。 またブラケットには「外側矯正」と「内側矯正」と2種類あることがポイントです。 ブラケット矯正 ブラケットとはワイヤーを利用した治療方法で最も一般的な矯正治療の方法のひとつです。 歯にブラケットという装置を装着してワイヤーをとおします。ワイヤーの力で徐々に歯を移動させていく治療方法です。 ブラケットは様々な症例に対応可能なのがメリットですが、一方で笑顔の際にブラケットが目立ってしまうことや歯磨きが難しいというデメリットもございます。 またブラケットの素材なども豊富で自分にあったブラケットを選ぶことができます。 表側矯正 歯の外側にブラケットを装着方法が「外側矯正」です。 表側矯正のメリットは「矯正治療の中では比較的安い価格でおこなえる」「対応の症例数が多い」「発音のしづらさがない」などになります。 デメリットは「矯正装置が目立ってしまう」「歯磨きがしづらく歯垢がたまりやすくなる」「口内炎ができる可能性が高い」などです。 価格は全体矯正で60万〜130万円、部分矯正ですと、30万〜60万円ほどになります。 期間とは全体矯正で1〜3年程度、部分矯正で2ヶ月〜1年程度です。 ブラケットが目立つことが大きなデメリットのひとつではありますが、ブラケットの素材によって「目立ちやすさ」を解消することも可能です。 しかし、目立ちにくい素材になると価格も高くなるので自分の予算にあったブラケットを選びましょう。 裏側矯正 歯の裏側にブラケットを装着する方法が「裏側矯正」です。 裏側矯正のメリットは「矯正装置が目立たない」という点です。 デメリットは「歯の裏の矯正装置が舌にあたりやすいため、違和感や痛み感じる場合がある」「歯の裏側に矯正装置があるため歯磨きが難しいため磨き残しやすい可能性が高くなる」となります。 また、上の歯を表側矯正、下の歯を裏側矯正の「ハーフリンガル矯正」というものもあります。 表側矯正より目立ちにくく、バランのとれた矯正方法ともいえる方法です。矯正装置の影響で歯磨きがしにくいのはデメリットです。 マウスピース矯正 マウスピース矯正は、ブラケットやワイヤーを使用しないで、透明なマウスピース装置で歯を移動させる矯正方法です。 メリットとしては「矯正装置が目立たない」「食事は外して食事することができる」「金属アレルギーの心配がない」といった内容になります。 デメリットは「装着時間の決まりがある(20時間以上)」「着用者本人がキチンと装着時間を守る必要がある」「対応できない症例がある」などです。 代表的なマウスピース矯正は「インビザライン」というものがありますが、その他さまざまなマウスピース矯正の種類がありますのでご自分にあったマウスピース矯正を選ぶようにしましょう。 では次にどのような方がどの矯正歯科治療をするとよいのかを、タイプ別に紹介していきます。 全体的にしっかり矯正したい人 歯並びを大きく矯正する必要があり、全体的にしっかりと矯正をしたい方は「表側矯正」をおすすめします。 表側矯正は一番しっかりと矯正できる治療方法であり、見た目が目立つことはありますが全体に綺麗な治療を期待できます。 お口の状態によっては、抜歯が必要な場合もあります。 また、抜歯をおこない大きく歯の移動をおこなう場合には、表側矯正で歯科矯正をおこなうことが必要です。 部分的な矯正でいいので、できるだけ安く抑えたい人 部分的な矯正治療をしたくて、価格もできるだけ安く控えたい方は「表側矯正」や「マウスピース矯正」をおすすめです。 表側矯正は部分矯正が可能ですので、部分的に矯正治療をおこない、矯正治療が必要な部分に力を加えるマウスピースを作成し使用します。 また、部分的に矯正治療をおこなうことで、低コストでの治療が実施できて治療期間も短縮することができます。 部分的な矯正歯科治療の例としては「軽度の出っ歯」「すきっ歯」「一本だけ歯が傾いている」などの場合、前歯のみを部分的に矯正し綺麗な歯並びにすることが可能です。 とにかく矯正治療が目立たないようにしたい人 とにかく矯正治療が目立たないようにしたい方は、マウスピース型治療をおすすめします。 マウスピース矯正は、透明な矯正装置を利用するので笑顔でも目立ちません。 また食事中は外すこともできるので美味しい食事を楽しみやすいのも魅力でしょう。 接客業などで相手に笑顔を見せる仕事をする方にもマウスピース矯正はおすすめです。 しかし、重度の八重歯の方や骨格が原因での出っ歯、骨格が原因の受け口などの矯正はできません。 その場合は、ワイヤー矯正やハイブリット矯正、または外科的矯正をおこなう必要があります。 痛くない矯正治療がいい方 痛くない矯正治療をおこないたい方はマウスピース矯正を選ぶことがおすすめです。 ブラケット矯正治療の場合、器具が当たって痛みや違和感がマウスピース矯正に比べて大きいからです。 マウスピース矯正は痛みは少ないですが、初めは多少の違和感を感じることがあります。 しかし、マウスピース矯正の場合はすぐに慣れて気にならなくなりますので安心してください。 患者さんのお口の状態によってマウスピース矯正ができない場合もあるため、一度歯科医に希望を伝えて、可能かどうか判断してもらうようにしましょう。 今回は矯正歯科の種類のご紹介とタイプ別におすすめの治療をご紹介させていただきました。 ご自身の歯の状態などによって可能な矯正治療は変わってきますので、ぜひ一度当院にご相談ください。 最後に当院ブルチーノ歯科・矯正歯科の紹介です。 アクセスしやすい立地 プルチーノ歯科・矯正歯科は、イオンモール新瑞橋内にあります。 そのため、駐車場も大きくお車でご来店の際も安心して駐車場に停めることができます。 また雨の日も車を停めてから濡れずに受付が可能です。 診察に時間に合わせて買い物やお茶などもできるので、日常生活の中に組み込みやすい歯科医院となっています。 もちろん公共交通機関での来院しやすく、最寄り駅(地下鉄「新瑞橋駅」名鉄「呼続駅」)より徒歩5分です。 充実した院内環境と設備 清潔に保たれた院内環境は広く段差のない「受付・待合スペース」安心して診療中に子供を預けられる「キッズスペース」患者さんのプライバシーを配慮した「診療スペース」インプラントやオペの時に安心してりようできる「特別診察室」なども完備しております。 院内の設備は骨内の正確な情報を撮影できる「歯科用CTレントゲン」ルーペ比べはるかに高倍率で見ることができる「マイクロスコープ」わずか5分で追い口の健康状態を測定する「唾液検査器」痛くない治療につながる「コンピュータ制御の麻酔器」など充実した医療設備で患者さんを診察いたします。 インビザラインに対応 プルチーノ歯科・矯正歯科はマウスピース矯正の「インビザライン」にも対応しています。 インビザラインは歯科矯正治療の実績に応じて認定制度を設けておりプルチーノ歯科・矯正歯科は「ダイヤモンド・プロバイダー」に認定されています。 ダイヤモンド・プロバイダーとは年間症例数が150〜400症例未満に与えられるものです。 多くの症例実績があるため安心してインビザラインでの矯正治療をおこなっていただけます。
ひと昔前まで八重歯は、口元のチャームポイントのひとつとして捉えられていました。最近でも「つけ八重歯」というサービスがあるくらいですから、その他の歯並びとは少し異なる性質があります。ただ、八重歯は歯列不正の一種であることに間違いはなく、治療を必要とすることも確かです。今回はそんな八重歯をマウスピース矯正で治療する方法について、名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科がわかりやすく解説をします。 Contents1 1.1 (1) 叢生(八重歯)1.2 (2) 下顎前突症(受け口)1.3 (3) 上顎前突症(出っ歯)1.4 (4) 空隙歯列(すきっ歯)2 2.1 (1) 歯周病のリスク2.2 (2) 虫歯のリスク2.3 (3) 口臭のリスク2.4 (4)他の歯の寿命が縮まるリスク3 3.1 (1) スペースがない場合抜歯の有無3.2 (2) マウスピース矯正以外の矯正方法の検討3.3 (3) 症状によって判断は異なる4 4.1 (1) インビザラインで八重歯を治した実績多数4.2 (2) 口腔内3Dスキャナーでシミュレーション4.3 (3) インビザライン・ダイヤモンド・プロバイダー認定 透明で目立たないマウスピース矯正では、次に挙げるような症状を治療できます。 (1) 叢生(八重歯) 叢生(そうせい)はガタガタの歯並びです。一般的には乱ぐい歯と呼ばれるもので、1本1本の歯が別々の方向を向いています。実はその中のひとつが今回のテーマである八重歯なのです。 ◎八重歯とは? 八重歯とは、上の前から3番目の歯が外側に大きく飛び出している歯並びです。厳密には上顎犬歯の低位唇側転位(ていいしんそくてんい)という診断がつきます。なぜ上の犬歯だけこのような特徴が現れやすいのか。それは日本人の顎の小ささと上顎犬歯が生えてくる順番が関係しています。いずれにせよ上の犬歯は、外側に飛び出しやすい傾向にある点に注意が必要です。 (2) 下顎前突症(受け口) 受け口とも呼ばれる下顎前突(かがくぜんとつ)は、下の前歯や顎が前方に出ている歯並びです。顎がしゃくれているように見えたり、発音障害が生じたりするデメリットを伴います。 (3) 上顎前突症(出っ歯) 出っ歯ともの呼ばれる上顎前突(じょうがくぜんとつ)は、上の前歯や顎が前方に出ている歯並びです。口ゴボの原因になりやすく、特徴的な顔貌を呈します。 (4) 空隙歯列(すきっ歯) 空隙歯列(くうげきしれつ)は、歯列内に不要なすき間が存在している歯並びです。すき間に食べ物が詰まりやすい、息漏れによる発音障害が起こりやすいなどのデメリットを伴います。 歯列不正・不正咬合の種類は、上記以外にもいくつか存在しており、症状の度合いによってはマウスピース矯正で改善可能です。 八重歯を治療せず、そのまま放置していると次に挙げるようなリスクを伴います。 (1) 歯周病のリスク 八重歯は清掃性が悪く、歯垢や歯石がたまりやすいです。とくに歯石は歯周病リスクを大きく上昇させるため十分な注意が必要です。 (2) 虫歯のリスク 歯垢や歯石の堆積は、歯周病だけでなく虫歯のリスクも上昇します。八重歯が虫歯になるケースは比較的多く、日々の清掃をしっかり行うことが必須となります。八重歯で虫歯と歯周病を併発する可能性もありますので気を付けましょう。 (3) 口臭のリスク 八重歯の周りに汚れがたまるということは、口臭も発生しやすくなることを意味します。実際、八重歯がある人は口臭に悩まされているケースが非常に多いです。ご自身では一生懸命ケアしているつもりでも、やはり磨き残しが生じてしまうものなのです。 (4)他の歯の寿命が縮まるリスク ほとんどの八重歯は、その生え方からもわかるように噛み合わせに参加していません。上下の歯列で噛んだ時に、ただただ浮いているような状態の噛み合わせなのです。それはつまり、その他の歯で噛んだ時の圧力を支えることになります。歯が1本でも噛み合っていないと歯列全体の均衡は崩れ、一部の歯に極端な力がかかってしまうことも珍しくないのです。その状態が10年、20年と続けば、大きな負担がかかっている歯の寿命は確実に縮んでいきます。 ここからは、八重歯を治療する際の注意点について解説します。 (1) スペースがない場合抜歯の有無 八重歯の原因の多くは、スペース不足です。顎の骨が標準よりも小さく、親知らずを除く28本の歯をきれいに並べることができないため、犬歯が外側に飛び出してしまうのです。そんな八重歯をマウスピース矯正で治す場合は、抜歯をするかどうかをまず決めなければなりません。 抜歯が必要と診断された場合は、歯をかなり大きく移動しなければならず、治療の難易度も高くなります。ケースによってはマウスピース矯正で治せない場合もありますので、その点はご注意ください。ただ、マウスピース矯正では抜歯を回避する方法がいくつか用意されています。それらを適応できれば、歯を抜かずにマウスピース矯正を始められます。 ◎抜歯を回避する方法 方法1:ディスキング マウスピース矯正で抜歯を回避する方法としては、ディスキングと呼ばれる処置が第一に挙げられます。ディスキングとは、歯の側面を少しだけ削る方法です。歯を削る量はひとつの面で0.2~0.5mmにとどまることから、歯に大きなダメージが及ぶことはありませんのでご安心ください。ちなみに、健康な歯のエナメル質は1~2mm程度あります。複数の歯にディスキングを施すことで、まとまったスペースを確保できます。ディスキングは、IPR(アイピーアール)やストリッピングと呼ばれることもあります。 方法2:奥歯を後ろに下げる マウスピース矯正は、奥歯を後ろに下げやすい矯正法です。ワイヤー矯正では難しい歯の移動が可能なので、抜歯の回避もしやすいといえます。奥歯を後ろに動かすことができれば、歯列全体の後方移動も可能となるため、不足したスペースを作り出せます。 方法3:歯列を横に広げる マウスピース矯正では、歯列を横に広げることでも不足したスペースを確保できる場合があります。その結果、抜歯を回避できるのです。 (2) マウスピース矯正以外の矯正方法の検討 八重歯の症状が重たい場合は、マウスピース矯正以外の方法も検討する必要があります。基本的には、ワイヤー矯正が第一選択となるでしょう。八重歯のような歯列不正を治す方法は現状、マウスピース矯正かワイヤー矯正しかありません。ただし、骨格的な異常に由来する八重歯は、顎の骨を切る外科矯正が必要となる場合もあります。 (3) 症状によって判断は異なる 八重歯をどの方法で治すのが最善であるかは、症状によって判断が変わります。一見すると軽症の八重歯に見えても、実は深刻な異常が背景に存在している場合もありますので、まずは矯正歯科で診てもらうことをおすすめします。とくにマウスピース矯正のインビザラインに対応している歯科医院であれば、カウンセリングの段階で口腔内スキャナーを用いたシミュレーションを受けることも可能となっているため、八重歯の重症度なども判断しやすいかと思います。 今回は、マウスピース矯正で八重歯を治す方法について、名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。八重歯という歯並びの特徴やマウスピース矯正との相性についてご理解いただけたのであれば幸いです。最後に、当院の矯正治療の特徴をかんたんにご紹介します。 (1) インビザラインで八重歯を治した実績多数 当院では、マウスピース矯正のインビザラインに力を入れております。これまでいろいろな方の八重歯をインビザラインで治してきた実績がありますので、名古屋で八重歯の症状にお悩みの方はぜひプルチーノ歯科・名古屋院までご相談ください。無料の矯正相談を実施しておりますのでお気軽にご予約、ご相談ください。 (2) 口腔内3Dスキャナーでシミュレーション プルチーノ歯科・名古屋院には、高精度歯型3Dスキャン「iTero element 5D (アイテロ エレメント 5D)」が完備されております。ご自身の八重歯がどのような状態なのか、マウスピース矯正で治療可能なのかについて知りたい方は、当院までご相談ください。 (3) インビザライン・ダイヤモンド・プロバイダー認定 名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科は、インビザライン・ダイヤモンド・プロバイダー認定を受けている歯科医院です。インビザラインの治療実績が豊富であることを意味するステータスであり、さまざまな症例に対応できることも証明でもあります。他院では難しいと診断された八重歯でも、当院なら治せるかもしれませんので、まずはお気軽にご連絡ください。
インビザライン治療中に同時にホワイトニングは可能?プルチーノ歯科矯正歯科が解説
23.09.21
カテゴリ:マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科インビザラインマウスピース矯正症例インビザラインホワイトニングマウスピース矯正
マウスピース矯正のインビザラインを検討中の方にはよくホワイトニングに関する質問を受けます。インビザラインの装置は着脱可能なだけではなく、ホワイトニングのマウストレーのような形態をしているため、矯正中であってもホワイトニングできそうなものですよね。今回はそんなインプラント治療中のホワイトニングの可否とリスク、注意点などを名古屋市のプルチーノ歯科・矯正歯科が詳しく解説をします。 Contents1 1.1 (1) 可能か不可能か1.2 (2)ホワイトニングを行う場合のリスクは?2 2.1 注意点1:色ムラが出ることがある2.2 注意点2:アタッチメントの部分はホワイトニングできない2.3 注意点3:知覚過敏の症状が出やすい3 3.1 (1) オフィスホワイトニング3.2 (2) ホームホワイトニング3.3 (3) セルフホワイトニング4 4.1 (1) 市販のホワイトニング剤は使用して問題ないか4.2 (2) ホワイトニングを行なうベストなタイミング4.3 (3) 矯正中に歯の黄ばみが気になる際の対処法5 5.1 (1) プルチーノ歯科・矯正歯科の矯正治療の特徴5.2 (2) 設備紹介5.3 (3) プルチーノ歯科・矯正歯科のご紹介 (1) 可能か不可能か 結論からいうと、インビザライン治療中のホワイトニングは「可能」です。当院でもインビザラインで歯並びを行っている期間中にホワイトニングを受けている人はたくさんいらっしゃいます。もちろん、すべてのケースで可能であるわけではありませんが、マウスピース矯正の中でもインビザラインであれば基本的に治療期間中のホワイトニングが可能となっております。 (2)ホワイトニングを行う場合のリスクは? インビザライン治療中にホワイトニングを行う場合も通常のホワイトニングと同様、知覚過敏の症状が現れる場合があります。いわゆる知覚過敏は、歯がキーンとしみる不快症状を伴うため、不安に感じる方もいるかもしれませんね。ただ、ホワイトニングに伴う知覚過敏はあくまで一時的なものであり、施術からしばらくすると消失します。歯にダメージが蓄積しているわけでもありませんのでご安心ください。 インビザライン治療中にホワイトニングをする場合、いくつか注意しなければならない点があります。 注意点1:色ムラが出ることがある これはインビザラインに限ったことではありませんが、矯正中にホワイトニングをすると、色ムラが出やすいです。なぜなら、矯正中は歯が常に移動しているからです。その時、表面に現れている部分は比較的きれいにホワイトニングできたとしても、歯が動いていく中でホワイトニングされていない部分が出てきます。その結果として色ムラが生じることもあるのです。 注意点2:アタッチメントの部分はホワイトニングできない インビザラインでは「アタッチメント」と呼ばれる突起状のパーツを着けることがあります。レジンで作られた小さな突起で、歯面の一部分を覆うことになるため、その部分だけはホワイトニングを浸透させることができません。つまり、アタッチメントを着けている状態では理想的なホワイトニング効果が得られないのです。 注意点3:知覚過敏の症状が出やすい インビザライン治療中は、普段よりもホワイトニングによる知覚過敏の症状が出やすくなっています。これは歯の移動に伴って、今まで表面に現れていなかった部分が露出するからです。フッ素塗布などを行って歯の石灰化を促すと、そうした症状は徐々に軽くなっていきます。 ひと言でホワイトニングといっても、いくつかの種類があります。ここではオフィスホワイトニングとホームホワイトニング、セルフホワイトニングの3種類とインビザラインとの相性についてかんたんにご説明します。 (1) オフィスホワイトニング 矯正装置であるアライナーは、オフィスホワイトニングの際に取り外せます。つまり、普段と変わらない状態でホワイトニングを受けられることから、インビザラインとの相性は高いといえるでしょう。 (2) ホームホワイトニング インビザラインとの相性が最も高いのはホームホワイトニングです。自宅で患者さんご自身が施術する方法で、好きな時に歯を白くできます。しかもインビザラインならホワイトニング用のマウストレーを作る必要がないのです。矯正装置であるアライナーがそのままマウストレーの役割を果たすことから、速やかにホワイトニングを始められます。また、インビザライン治療中の方は、アライナーを着けている状態に慣れているため、ホームホワイトニングの薬剤を作用させている時間も普段通りに過ごせます。 (3) セルフホワイトニング ホワイトニングサロンなどで行うセルフホワイトニングも自分で施術する方法です。ただし、歯科医師の監督のもとで行う施術法ではないため、インビザライン治療中の方にはあまりおすすめできません。そもそもセルフホワイトニングでは歯を漂白する処置を行えないことから、十分な効果は期待できないでしょう。何らかのトラブルが起こった際も適切に対処できる体制が整っていないことが予想されるため、少なくともインビザライン治療中の方は避けた方が良いといえます。 (1) 市販のホワイトニング剤は使用して問題ないか インビザライン治療中のホワイトニングは、歯科医師の監督のもとで行うのが望ましいです。「市販のホワイトニング剤」といっても色々な種類があり、個人輸入されているものは歯や歯茎を傷める恐れがあります。ですから、決して個人で判断はせず、まずは主治医に相談しましょう。主治医の方針によっては、インビザライン治療中でも市販のホワイトニング剤が使える場合もあります。 (2) ホワイトニングを行なうベストなタイミング インビザライン治療中にホワイトニングを行う場合は、アタッチメントが着いていないタイミングがベストです。アタッチメントを設置後はどうしても色ムラが出てしまいます。また、歯の移動がある程度、落ち着いて、知覚過敏の症状が現れにくくなったタイミングも良いといえます。 (3) 矯正中に歯の黄ばみが気になる際の対処法 矯正中に歯の黄ばみがまず歯科医院のクリーニングを受けましょう。当院でも行っているPMTC(ピーエムティーシー)なら、歯ブラシによるブラッシングでは落とせないステインなども効率よく除去できます。また、歯の着色を促すコーヒーや紅茶、色の濃い食べ物を普段から控えることでも黄ばみを予防しやすくなりますよ。 今回は、インビザライン治療中にホワイトニングを行うリスクや注意点などを名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。インビザラインのアライナーは、ホワイトニングのマウストレーとしても使えるため、矯正中であっても問題なく歯を白くできます。オフィスホワイトニングであれば、何も気にせず普段通りに施術できることでしょう。それでは最後に当院の矯正治療の特徴について、かんたんにご紹介します。 (1) プルチーノ歯科・矯正歯科の矯正治療の特徴 当院ではマウスピース矯正のインビザラインに力を入れております。名古屋でインビザラインによる歯並び治療を検討中の方はぜひプルチーノ歯科・矯正歯科までご相談ください。インビザライン治療中のホワイトニングにも対応しております。ちなみに、当院のホワイトニングは、歯がしみる症状が起こりにくい「スーパーポリリン酸ホワイトニング」を採用しております。不快症状の少ない快適なオフィスホワイトニングを提供いたします。 (2) 設備紹介 名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科のホワイトニングは、「リラクゼーションケアスペース」で施術を受けることができます。通常の診療室にある歯科用チェアではなく、ゆったりと座れるリクライニングチェアでの施術となります。その他、カウンセリングルームやブラッシングコーナー、キッズスペースなどもご用意しております。 (3) プルチーノ歯科・矯正歯科のご紹介 プルチーノ歯科・矯正歯科は、イオンモール新瑞橋内で開業している歯医者さんです。お車でお越しの方はイオンの大型駐車場をご利用いただけます。公共交通機関でも通院しやすい立地となっておりますので、ショッピングのついでにお越しいただけたらと思います。皆さんの人生のターニングポイントとなるような歯科治療を提供いたします。
インビザライン治療で失敗・後悔しないためにやっておく対策は?プルチーノ歯科が解説
23.09.19
カテゴリ:マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科インビザラインマウスピース矯正症例インビザラインホワイトニングマウスピース矯正インビザラインマウスピース矯正
インビザライン治療は、透明なマウスピースを使うことから、従来のワイヤー矯正よりも始めやすくなっています。歯並びの治療を快適に終える人もたくさんいらっしゃいます。ただ、インビザラインの特徴やデメリットまでしっかり理解していないと、後悔や失敗する可能性もありますので十分にご注意ください。今回の記事ではそんなインビザライン治療で失敗・後悔しないためにやっておく対策や情報取集について名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科が詳しく解説します。 Contents1 1.1 (1) インビザラインとは1.2 (2) インビザラインのメリット1.3 (3) インビザラインのデメリット2 2.1 (1) 歯根が露出した2.2 (2) 虫歯・歯周病になった2.3 (3) 抜歯で倒れこんだ歯をリカバリーできなかった2.4 (4) 歯列矯正の効果が薄かった3 3.1 (1) かかる費用の公開や明瞭さ3.2 (2) 症状に対応できる技術力や症例数3.3 (3) 通いやすさや先生との相性4 4.1 症状1:骨格的な異常がある4.2 症状2:たくさんの歯を抜く必要がある4.3 症状3:インプラントがたくさん入っている5 5.1 (1) 後悔しないため事前相談実施中5.2 (2) 設備紹介5.3 (3) プルチーノ歯科・矯正歯科のご紹介 はじめに、インビザライン治療の基本についてご説明します。 (1) インビザラインとは インビザラインとは、透明な樹脂製のマウスピースを使った矯正システムです。昨今、人気を集めているマウスピース矯正の代名詞ともいえるもので、世界100カ国以上、累計で1,400万人を超える人が利用しています。1日20~22時間マウスピースを装着して、1~2週間に1回の頻度で新しいものに交換していくシステムです。固定式のワイヤー矯正とは根本的に異なる矯正法といえるでしょう。 (2) インビザラインのメリット ◎見た目が気にならない インビザラインを始めてまず実感することは「装置が目立たない」という点です。インビザラインのマウスピースは透明で薄く、一見すると何も着けていないように見えます。ブラケットやワイヤーのような金属製のパーツを使用することはないため、口元がギラギラと光りません。 ◎食事や歯磨きがしやすい インビザライン矯正では、普段通りに食事と歯磨きを行えます。マルチブラケット装置が着いていると、それだけで食事の味や満足度は大きく変わってしまいますからね。何も着けていない状態で食事ができることはこの上ないメリットといえるでしょう。歯磨きもしやすく、矯正中であっても虫歯や歯周病リスクが大きく上昇することはありません。 ◎装置によるトラブルが少ない インビザラインの装置は、大きなトラブルが起こりにくいです。1~2週間で新しいものに交換することから、衛生面でも優れているといえます。その他、インビザラインには歯の移動に伴う痛みが少ない、装置によって粘膜が刺激されることがほとんどない、などのメリットがあります。 (3) インビザラインのデメリット ◎間食がしにくい インビザラインは、マウスピースを外した状態なら何でも食べられますが、マウスピースを装着している間は水しか口にできません。つまり、間食がしにくいのです。 ◎適応できないことがある インビザラインは、軽度から中等度の歯並びに適した矯正法です。重症度の高い歯並びには適応できないことがあります。 ここからはインビザラインの失敗例をご紹介します。 (1) 歯根が露出した 矯正治療では、歯の動き方や歯並びの状態によって歯根が露出する場合があります。歯根面はエナメル質が分布しておらず、知覚過敏や虫歯のリスクが高くなっています。 (2) 虫歯・歯周病になった インビザライン矯正中に適切なケアを怠ると、虫歯や歯周病になってしまいます。とくにマウスピースのケアが不十分だと細菌が繁殖する原因にもなってしまうため、十分な注意が必要です。 (3) 抜歯で倒れこんだ歯をリカバリーできなかった 抜歯をしたスペースに倒れ込んだ歯は、インビザラインでリカバリーできないことがあります。そのままでは矯正が失敗に終わってしまうため、ワイヤー矯正によるリカバリーが必要となる場合もあります。 (4) 歯列矯正の効果が薄かった インビザラインを実施した結果、十分な矯正の効果が得られない場合もあります。また治療後のアフターケアが不十分であったために後戻りしてしまうケースもございます。インビザラインにも限界があるため、理想的な効果が得られるとは限らないのです。 インビザラインで失敗や後悔しないためには、次のポイントを事前に確認しておきましょう。 (1) かかる費用の公開や明瞭さ インビザラインにかかる費用は、内訳まで細かく情報公開されていることが重要です。実際に治療が始まってから費用がかさんでいって、総額としては想定していたものよりも高くなってしまうケースも珍しくありません。そうした後悔やトラブルを防ぐためにも、費用面に関しては事前にしっかりチェックしておきましょう。 (2) 症状に対応できる技術力や症例数 過去にいろいろな症例をインビザラインで治している実績があると良いです。とくにご自身の歯並びのケースを治した経験があるかどうかは、事前に確認しておいた方が良いです。 (3) 通いやすさや先生との相性 インビザラインで後悔しないためには、先生との相性の良さも重要です。また、自宅から通いやすい立地にあるかどうかもきちんと確認しておきましょう。また治療中に不安なことがあれば相談しやすさというのも重要なポイントです。 次に挙げる症状は、インビザラインで改善できないことが多いです。 症状1:骨格的な異常がある 上の顎が長いことで出っ歯になっていたり、上下の顎のバランスが悪いことで受け口となっていたりするケースは、インビザラインで治すことが難しいです。そうしたケースは顎の骨を削る外科矯正や歯を三次元的に動かすことが得意なワイヤー矯正が適しているといえます。 症状2:たくさんの歯を抜く必要がある スペースの不足が著しく、たくさんの歯を抜かなければならないケースもインビザラインが向いていません。インビザラインは、歯を長い距離、移動させるのには不向きな矯正法だからです。ただし、抜歯症例でもインビザラインで対応できる歯並びはありますので、まずは精密検査を受けることが大切です。 症状3:インプラントがたくさん入っている インプラントは人工歯根がある装置ですが、天然歯のように動かすことはできません。そのためインプラントが埋まっている位置が良くなかったり、たくさんのインプラントが入っていたりする場合は、インビザラインを適応できないこともあります。インプラントが複数入っているケースは、基本的にワイヤー矯正の方が適しているといえるでしょう。 今回は、インビザライン治療で後悔や失敗しないためにやっておきべきことについて、名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。最後に当院についても簡単に紹介させていただきます。 (1) 後悔しないため事前相談実施中 当院では、インビザラインで後悔しないためにも事前のカウンセリングに力を入れております。インビザラインについてもっと詳しく知りたい、インビザラインで気になっていることがある、という方は、いつでもお気軽にプルチーノ歯科までご連絡ください。一つひとつ丁寧にお答えします。無料の相談も実施しておりますので、ご関心があればお気軽にご相談のご予約をいただければと思います。 (2) 設備紹介 プルチーノ歯科・名古屋院には、カウンセリングルームが設けられております。患者さんのプライバシーが守られた形でカウンセリングを受けることができますので、インビザラインに関心のある方はお気軽にお越しください。歯科用CTレントゲンやマイクロスコープなど、先進の医療機器も完備された歯科医院です。 (3) プルチーノ歯科・矯正歯科のご紹介 当院は、イオンモール新瑞橋内で開業している歯医者さんです。通いやすい立地で、皆さんショッピングのついでにメンテナンスなどを受けにいらっしゃいます。お車でお越しの方はイオンモールの大型駐車場をご利用ください。公共交通機関でお越しの方は、地下鉄の新瑞橋の8番出口から徒歩5分、名鉄の呼続からも徒歩5分で到着します。路線バスも新瑞橋で下車していただければ、徒歩圏内となっております。
プレオルソを使用するメリットとデメリットとは何か?プルチーノ歯科・矯正歯科が解説
23.09.18
カテゴリ:マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科インビザラインマウスピース矯正症例インビザラインホワイトニングマウスピース矯正インビザラインマウスピース矯正インビザラインマウスピース矯正小児矯正
子どもの矯正治療では、「プレオルソ」という装置を使うことがあります。子どもの専用のマウスピース型矯正装置で、ワイヤー矯正はもちろんのこと、インビザラインとも異なる特徴を持った治療システムといえます。今回はそんなプレオルソの特徴や小児矯正で使用するメリット・デメリットについて、名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科がわかりやすく解説をします。 Contents1 1.1 (1) プレオルソの効果1.2 (2) 使用可能な年齢1.3 (3) かかる費用について2 2.1 (1) 取り外し可能2.2 (2) 舌のトレーニングになる2.3 (3) 痛みや違和感が抑えられる3 3.1 (1) 治療できないケースもある3.2 (2) 細かな歯並び調整は不向き3.3 (3) 装着時間・ルールを厳守しないと効果に差がでる4 4.1 (1) 歯型採取がなく始めやすい4.2 (2) 費用が安価4.3 (3) 学校で装着する必要がない4.4 (4) 清潔な歯を保てる4.5 (5) 異物感・痛みが抑えられる5 5.1 (1) プルチーノ歯科・矯正歯科の小児矯正治療の特徴5.2 (2) 設備紹介5.3 (3)プルチーノ歯科・矯正歯科のご紹介 始めに、プレオルソの効果や対象年齢、治療にかかる費用などについてご説明します。 (1) プレオルソの効果 マウスピース型矯正装置のプレオルソは、自宅で装着するだけで悪い歯並びの原因を取り除くことができます。出っ歯や受け口、開咬(かいこう)、過蓋咬合(かがいこうごう)といったさまざまな歯並び・噛み合わせの異常を改善可能です。プレオルソにはお口周りの筋肉や舌の働きを正常化したり、顎の骨の発育をコントロールしたりする効果が期待できます。その結果として歯並びがきれいになるのです。 (2) 使用可能な年齢 プレオルソによる小児矯正は、6~11歳くらいのお子さんが対象となります。お子さんの発育状況によってはもう少し低年齢からプレオルソを使用することもできます。ですから、お子さんの歯並びや噛み合わせで気になる点が見つかったら、まず当院までご相談ください。矯正相談自体は3歳くらいに受けても何ら問題はありません。むしろ、歯並びや噛み合わせの異常を早期に発見できることから、メリットの方が大きくなります。 (3) かかる費用について プレオルソは、一般的な矯正治療と同様、自費診療となります。そのため歯科医院によって料金設定が大きく異なるのですが、全国的には30,000~200,000円程度で治療を実施しているところが多いです。ちなみに、名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科では「プレオルソのみ」や「プレオルソ+部分的なワイヤー」、「プレオルソ+インビザライン」といったさまざまな治療パターンをご用意しておりますので、費用等が気になる方はお気軽にご相談ください。 ここからはプレオルソの特徴について深堀していきましょう。 (1) 取り外し可能 プレオルソは取り外し可能な矯正装置です。マウスピースの形をした装置をお子さんご自身に着脱していただきます。着脱の方法はとてもシンプルで、誰でもすぐに行えるようになります。 (2) 舌のトレーニングになる 舌の位置や動きは、歯並びや噛み合わせ、お口周りの筋肉の発育に大きな影響を与えます。例えば、舌が低い位置にとどまっている「低位舌(ていいぜつ)」は、上の歯列の幅を狭めてしまうことがあります。舌の位置が悪くて口呼吸が促されると、出っ歯や開咬といった歯並びの異常を引き起こすこともあるのです。プレオルソではそうした舌の位置や動きをトレーニングによって正常化できます。 (3) 痛みや違和感が抑えられる プレオルソは、歯に対して強い力がかかることはまずありません。なぜならプレオルソは、歯を動かすことが主目的ではない矯正治療だからです。矯正に伴う痛みや不快感が少ないため、小さなお子さんでも安心して続けられます。 プレオルソはとても便利な小児矯正の装置ですが、いくつかのデメリットを伴います。プレオルソを検討中の方は参考にしてみてください。 (1) 治療できないケースもある プレオルソにはいくつかのタイプがあり、それぞれ出っ歯や受け口、開咬(かいこう)、過蓋咬合(かがいこうごう)に対応しています。具体的にはタイプ1~3のプレオルソが用意されていますが、それでもカバーできない歯並びは存在しているものです。プレオルソも万能な矯正装置ではないため、お子さんの歯並び・噛み合わせの状態によってはその他の治療法をご提案させていただくこともあります。 (2) 細かな歯並び調整は不向き プレオルソは「小児育成矯正」の一種であり、筋肉や顎の発育を正常にコントロールすることが主な目的となっています。そのため歯列矯正のような細かな歯並び調整は行えません。その点を誤解していると、治療を始めてから後悔することになるため十分にご注意ください。一般的にプレオルソは歯列矯正と組み合わせることで、理想的な仕上がりへと導くことが可能となります。 (3) 装着時間・ルールを厳守しないと効果に差がでる プレオルソの装置は、外で装着する必要はありませんが、装着時間やルールを守れていないと、適切な効果が得られません。つまり、矯正を成功させるためにはお子さんの協力が不可欠となっているのです。これは固定式の装置との大きな違いです。マウスピースの着脱ルールを守れそうにない場合は、固定式の装置を検討した方が良いといえます。 プレオルソには、次に挙げるようなメリットがあります。 (1) 歯型採取がなく始めやすい プレオルソでは既成のマウスピースを使用します。硬さや大きさにバリエーションはあるものの、完全にカスタマイズするわけではないため、歯型採取が不要となっています。歯型採取が苦手なお子さんも多いかとおもいますので、この点はプレオルソの大きなメリットのひとつといえるでしょう。 (2) 費用が安価 一般的な矯正治療は、800,000~1,000,000円程度の費用がかかりますが、プレオルソは30,000~200,000円程度の費用で治療できます。 (3) 学校で装着する必要がない プレオルソのマウスピースは、家にいる時だけ装着していれば適切な矯正効果が得られます。学校で装着する必要がないため、日常生活に支障をきたすことはほとんどありません。矯正中であることを学校の友達に気付かれることもないでしょう。 (4) 清潔な歯を保てる プレオルソを使った矯正治療では、普段通りに食事と歯磨きが行えます。清潔な歯を保ちやすく、虫歯のリスクが大きく上昇することはありません。 (5) 異物感・痛みが抑えられる プレオルソの装置は、歯を強く締め付けるようなことはありません。歯や歯茎にかかる力も比較的弱く、不快症状の少ない矯正法といえるでしょう。装置による異物感もすぐに慣れます。 今回は、プレオルソの特徴や効果、メリット・デメリットなどを名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。最後に、当院の小児矯正についてかんたんにご紹介します。 (1) プルチーノ歯科・矯正歯科の小児矯正治療の特徴 当院では、成長過程だからこそできる「小児育成矯正」に力を入れております。今回ご紹介したプレオルソだけでなく、マウスピース型矯正装置の代名詞とも言える「インビザライン・ファースト」にも対応しておりますので、名古屋で子どもの矯正をマウスピースで行いたいと考えている方はお気軽にご相談ください。管理栄養士による食育指導も実施しております。 (2) 設備紹介 名古屋のプルチーノ歯科・矯正歯科では、歯科用CTレントゲンやマイクロスコープ、口腔内CCDカメラなど、先進の医療機器を完備しております。精度の高い歯科医療を提供することができ、患者さんの満足度も高くなっています。 (3)プルチーノ歯科・矯正歯科のご紹介 当院は、子どもの矯正治療が得意な歯医者さんです。イオンモール新瑞橋内で開業しており、通院しやすい立地となっております。名古屋で子どもの矯正治療検討中の方は、ぜひプルチーノ歯科名古屋院までご連絡ください。お車でお越しの方はイオンモールの大型駐車場をご利用いただけます。