こんにちは! 愛知県名古屋市瑞穂区•南区イオンモール新瑞橋1F プルチーノ歯科•矯正歯科、管理栄養士の鈴木です。 今日は、COPDと歯周病の関連性についてです。 COPDは咳、痰が主な症状です。 ◆COPDと歯周病の関連性 1) 研究データの分析により、歯周炎はCOPDに対して喫煙とともに影響を与えることが確認された。 2) HymanとReidらの分析により、重度の歯周炎に罹患している喫煙者はそうでない人と比較して3倍近くCOPDになることがわかった。この研究において、喫煙の影響を除外するのは困難であり、喫煙はすべての歯周炎とCOPDとの関連性において修飾因子となり得ると結論付けた。 3) 中国の病院で行われた症例対象研究では喫煙者の階層分析において、歯周病とCOPDに関連性が見いだせなかった。また、COPDの患者の増悪頻度についても関連性を見いだせなかった。 4) Scannapiecoらによる情報の収集と吟味、分析の結果 さらなる研究が必要であると結論づけている。 ◆COPDと歯周病の関連 根拠 2000~22010年の期間でCOPDと診断されて間もない22322名の患者を対象とした調査を2011年まで行った結果、COPD患者は非COPD患者に比べ1.19倍歯周炎になりやすいことが分かった。加えて、ステロイド投与を受けている症状の悪化したCOPD患者は、1-22倍歯周炎になりやすいことが示された。 また、60名の慢性歯周炎を併発しているCOPD患者を対象とした試験では歯周治療を受けた群は、治療を受けなかった群に比べて半年、1年、2年と経過観察をした中で、明らかに歯周炎の状態が改善した。加えてCOPDの増悪頻度も対象群に比べて2年間の経過観察中に明らかに減少し、歯周炎を有するCOPD患者において歯周治療を行うことがCOPD増悪頻度を減少させる可能性を示唆した。 まとめると・・・ ・歯周炎がCOPDに与える影響 ・歯周炎は喫煙と共にCOPDに影響を与える。 ・喫煙はすべての歯周炎とCOPDとの関連性において修飾因子となり得るため、その影響を除外するのは困難である。 ・歯周病を有するCOPD患者において、歯周治療を行うことがCOPDの増悪頻度を減少させる可能性がある。 ・COPDが歯周炎に与える影響 ・COPD患者は非COPD患者に比べて歯周炎になりやすく、特にステロイドを服用している患者はその傾向が強い ・COPDが重症化すると歯周炎を示す CAL、PPD、GIの値が悪化する。 COPDは喫煙する方がなりやすいのは一般的にも知られていますが、そこに歯周炎があるとさらになりやすいのですね。 喫煙は、歯周病を招きやすいのです・・・。 禁煙するのが一番良いのですが、、、 どーーーーーーーーーーしても タバコは止められない!!!(もしくは止めないっ!) という方・・・ 是非、こまめに歯科医院にかかり歯周ケアしましょう。 お待ちいたしております★ 愛知県名古屋市南区イオンモール新瑞橋1F プルチーノ歯科•矯正歯科 名鉄呼続駅から3分、地下鉄桜通線•名城線新瑞橋駅から徒歩5分 土日祝日診療 お電話は052-693-8241 定期健診、矯正相談、治療相談いつでも受付けております。
愛知県名古屋市瑞穂区•南区イオンモール新瑞橋1F プルチーノ歯科•矯正歯科、管理栄養士の鈴木です。 慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは 世界各国のCOPDの有病率調査では、10%前後とする報告が多く、2012年のWHO(世界保健機関)調査では、COPDは死因の第3位です。 順天堂大学医学部の大規模な疫学調査研究の結果では、日本のCOPD有病率は8.6%、40歳以上の530万人、70歳以上では210万人がCOPDに罹患していると考えられ、死因の第9位であり、男女とも高齢者の割合が高いとのこと。 COPDは気道の閉塞と炎症を特徴とします。気流制限は有毒な物質やガスに対する過度の炎症反応に関係しており、主な原因は喫煙です。また、世界規模の罹患者は40歳以上の9~10%を占め、とくに発展途上国では喫煙率の増加に伴って増えており、その病態は細菌やウィルスの感染により増悪するといわれています。 COPDはタバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入暴露することで生じた肺の炎症性疾患であり、呼吸機能検査で正常に復すことのできない気流閉塞を示します。気流閉塞は末梢気道病変と機種性病変(終末細気管支より末梢の気腔が肺胞壁の破壊を伴いながら異常に拡大している病変)がさまざまな割合で複合的に作用することによって起こり、通常は進行性です。臨床的には徐々に生じる労作時の呼吸困難や慢性の咳、痰を特徴としますが、これらの症状に乏しいこともあります。 COPDの気流閉塞は肺気腫病変と末梢気道病変がさまざまな割合で複合的に作用して起こるため、その病型として肺気腫病変が優位である 気腫型COPD と末梢気道病変が優位である 非気腫型COPD があります。 咳、こんこん。 COPD、歯周病とどう関係があるのでしょうか・・・? そのお話は、次回に☆ 愛知県名古屋市南区イオンモール新瑞橋1F プルチーノ歯科•矯正歯科 名鉄呼続駅から3分、地下鉄桜通線•名城線新瑞橋駅から徒歩5分 土日祝日診療 お電話は052-693-8241 定期健診、矯正相談、治療相談いつでも受付けております。
こんにちは。 愛知県名古屋市瑞穂区•南区イオンモール新瑞橋1F プルチーノ歯科•矯正歯科、管理栄養士の鈴木です。 今日は、歯周病と肺炎の関連性についてです。 ◆人工呼吸器関連肺炎について、下記の様にまとめたレポートがあります。 ①人工呼吸器関連肺炎では気管内に設置されたチューブを伝って口腔咽頭の細菌が下部気道に移動する。 ②バイオフィルム(口腔内微生物によって形成される膜状の物)が大きくなり、宿主免疫や抗菌薬に抵抗するのに加え、チューブの表面で増殖することが問題をさらに深刻にする。 ③口腔は人工呼吸器関連肺炎にとって重大な感染の供給源となる可能性がある。 ④口腔では黄色ブドウ球菌、緑膿菌や腸内細菌のような典型的な呼吸器系の病原体がコロニー(集団居住地)を形成する可能性がある。 ⑤肺炎に対して抗菌薬を使用したり、侵襲的な治療を行う前に、誤嚥を最小限にし、呼吸器系の病原体がコロニーを形成するのを阻止するための予防に労力を注ぐべきである。 ◆肺炎と歯周病に関する根拠 口腔内細菌と院内肺炎のかんけいにつては、5つのランダム化比較試験によって・・・ ●口腔内細菌を減らすもくてきの介入を行うと院内肺炎のリスクを軽減することがわかった。この中で、介入を受けなかった患者は肺炎罹患者が介入を受けた患者の3.68倍に達した。口腔内の清掃不良や歯周炎によって呼吸器系の病原体が口腔内で増殖するのが助長され、院内肺炎と関連していると結論づけられた。 ●口腔内の衛生を保つことは入院下の高齢者や介護施設住人における肺炎や気道内の感染リスクを軽減させるのに非常に効果があり、6.6~11.7%のリスク軽減効果があるとし、機械的な口腔清掃は約10例に1例の院内肺炎を原因とする死を防止できると試算している。 ●中等度~重度の歯周炎罹患者は健常者と比べて市中肺炎のリスクが3.6倍上がり、喫煙が加わると4.4倍になるとした。 ・・・多くの文献で口腔衛生状態との関連が示唆されており、日常の口腔清掃や消毒薬の使用、プロフェッショナルケアが肺炎や気道内の感染リスクを減少させるのに非常に効果的です。 プロフェッショナルケア、いたします! 是非お越しくださいませ☆ 愛知県名古屋市南区イオンモール新瑞橋1F プルチーノ歯科•矯正歯科 名鉄呼続駅から3分、地下鉄桜通線•名城線新瑞橋駅から徒歩5分 土日祝日診療 お電話は052-693-8241 定期健診、矯正相談、治療相談いつでも受付けております。
こんにちは! 愛知県名古屋市 瑞穂区・南区 イオンモール新瑞橋1F プルチーノ歯科・矯正歯科 管理栄養士 鈴木です。 今回からは、歯周病と肺炎のかかわりについてのお話です。 肺炎は、 日本人の死因において 平成23年以降、脳血管疾患を抜いて 第3位となっています。 85歳以上の高齢者の肺炎による死亡率は性別にかかわらず、若年成人の1000倍以上で、90歳以上の男性に限れば、死因の第1位であります。 肺炎は肺胞の感染症であり、下記の様に発症した環境により大きく3つに分類されます。 ● 市中肺炎 ・・・ 普段の社会生活を行っている中で、病院や診療所の外で感染し、発症する肺炎 ● 院内肺炎 ・・・ 入院48時間後に発症する肺炎 ● 人工呼吸器関連肺炎 ・・・ 院内肺炎の一部ではあるが、人工呼吸器を装着するために気管内挿管したあと、48時間以上経過して発症する肺炎 これらに、日本呼吸器学会から介護を加えた医療:介護関連肺炎のガイドラインが出されています。 市内肺炎のリスク因子に関連する病原体として口腔内細菌が挙げられ、下記に示すようなメカニズムで口腔内細菌が誤嚥性肺炎を惹起するものと考えられています。 ①歯周病原細菌や口腔内細菌が混入した唾液 ↓ ②不顕性に細菌が下気道に入り込む ↓ ③肺に達し細菌が増殖 ↓ ④肺炎 ※多くの高齢者で気管支・肺での感染防御機能が低下しているため、入り込んだ口腔内細菌の増殖が起きてしまう 歯周病が原因で肺炎にもなってしまうのですね。 最近、歯医者さんに行きましたか? 虫歯はもちろんですが、歯周病も予防と治療が大事です。 定期検診に行きましょう! ご家族にご高齢の方がいらっしゃる方は是非、ご一緒にお越しください☆ お待ちいたしております♪ 愛知県名古屋市南区イオンモール新瑞橋1F プルチーノ歯科•矯正歯科 名鉄呼続駅から3分、地下鉄桜通線•名城線新瑞橋駅から徒歩5分 土日祝日診療 お電話は052-693-8241 定期健診、矯正相談、治療相談いつでも受付けております。
歯周病と関節リウマチ まとめ等
17.10.04
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こんにちは! 愛知県名古屋市 瑞穂区・南区 イオンモール新瑞橋1F プルチーノ歯科・矯正歯科 管理栄養士 鈴木です。 歯周病と関節リウマチについて、まとめ です。 ●関節リウマチと歯周病は相関関係があると考えることが出来ます。 ●PAD酵素と抗シトルリン化ペプチド抗体の産生により、慢性炎症が持続し、疾患悪化につながります。 ●両疾患には共通点が多く、さまざまなメカニズムで相互作用があると考えられます。 ●喫煙は両疾患にとって重要なリスク因子であると考えられています。 ●歯周疾患の存在と、関節リウマチの進行の相関関係に対するある程度の根拠が存在します。炎症性全身疾患の存在は、歯周疾患の発症と進行に寄与するかもしれません。歯周病原細菌は血液循環により、直接全身へアクセスが可能なため、関節リウマチ患者に対して抗菌薬を用いた治療は効果的な可能性があります。 PAD酵素は、代表的な関節リウマチにとって重要な病因因子です。P.g.菌は現在PAD酵素を発現することが知られている唯一の細菌で、体液性免疫反応、そして関節リウマチ患者における抗シトルリン化ペプチド抗体の存在下で重要な役割を果たします。PAD酵素の産生によって関節リウマチが進行し、抗シトルリン化ペプチド抗体が産生され、炎症が持続するような免疫複合体を形成し、関節リウマチがさらに進行すると考えられています。 日本における臨床研究でも抗シトルリン化ペプチド抗体の抗体価と歯周疾患への相関関係があること、歯周病をもつ関節リウマチ患者は、歯周病をもたない関節リウマチ患者と比べて、抗リウマチ治療を開始するリスクが高くなったという報告もあるそうです。 歯周病と関節リウマチとの関係のお話、回数も多く内容も難しかったと思いますが、、、 歯周病と関節リウマチとの関係はとっても深く、 歯周菌のP.g.菌がとにかく悪影響を与えるのだという事が分かりました。 一緒に歯周病予防、治療しましょう! 歯科検診にお越しください☆ お待ちいたしております♪ 愛知県名古屋市南区イオンモール新瑞橋1F プルチーノ歯科•矯正歯科 名鉄呼続駅から3分、地下鉄桜通線•名城線新瑞橋駅から徒歩5分 土日祝日診療 お電話は052-693-8241 定期健診、矯正相談、治療相談いつでも受付けております。