日本小児歯科学会の認定についてと 名古屋市にある小児専門のマウスピース歯科矯正の認定医のいる病院や口コミが多い小児歯科クリニックのご案内
25.04.15
カテゴリ:BLOGPMTCインビザラインマウスピース矯正ワイヤー矯正小児矯正矯正歯科
専門性の高い小児歯科矯正医をみつける重要性 子どもさんが通う病院や診療所などの施設を選ぶときに、どのようなことを考えて探すのでしょうか? 「家の近く」「幼稚園や学校の近く」であったり、「駐車場が多い」や「公共交通機関で通いやすい」など、それぞれのファミリーのライフスタイルによって歯科医院を選ぶ患者さんも多くいらっしゃると思います。 この記事では少し視点を変えて、どんな歯科医師が在籍しているかで歯科医院を決める基準についてご案内します。 一般的な歯科治療以外に専門的な治療をうけたいと思っても、どのように探したらいいのかわからない時などに参考にしていただければと思います。 日本国内には歯科医師がそれぞれの専門性などを高めるために所属する学会が多く存在しています。 公益社団法人日本小児歯科学会は、小児歯科医療を今以上に向上し発展させて小児口腔保健の充実と増進に寄与することで、より良い環境の社会を作る事を目指しています。所属している歯科医師は、学問的・技術的な向上はもとより、関係する全ての領域と連携して総合的に小児歯科学の進歩や日本国民への知識の普及に貢献して、医療に関する学術文化や国民の福祉と発展に寄与するのを目的として作られた団体です。 日本小児歯科学会の認定医とは 国民に対して安心で安全な歯科医療の提供とそれぞれの地域での小児歯科医療の核となる人材の育成に取り組むため、小児歯科医療に関しての専門的なガイドラインに沿った知識と技術をもち、公益的使命と社会的責任を有する歯科医師を小児歯科専門医と位置づけています。 それ以外の学会などの認定医とは 日本では、日本小児科学会以外にも口腔外科や老年歯科など多くの歯科専門分野があり、それぞれの学会で認定医を認定しています。 認定医の認定基準は学会によって違いますが、歯学部を卒業して歯科医師となった後にそれぞれの学会によって指定された内容の研修や一定以上の臨床経験などの基準や条件を満たし、審査に合格されると認定医と認められます。また、認定医は一定期間が過ぎると更新が必要となっていて、認定医には常に新しい知識と技術が求められています。 多くの場合、乳歯(こどもの歯)は6歳ころから生え変わり、15歳頃までには永久歯(大人の歯)に全て生え変わります。 乳歯が上下左右合わせて全部で20本であるのに対して、永久歯は28本がはえてきます。 歯の生え変わりと同様に骨格も成長していくので顎骨なども大きくなっていきますが、永久歯がきれいに生え変わるスペースが将来的に確保できないと判断されたり、先天性の疾患や遺伝上の問題で永久歯が正常な歯列にならないと予想される場合には、歯科医師の判断で子供の頃から矯正歯科治療を行うことがあります。 また、小児歯科矯正治療は永久歯が生えるときのスペースを確保する事だけが目的ではなく、子どもの時期から歯並びなどの問題で上下の歯の咬み合わせの機能がうまく作用できずに食物をうまく摂取できず栄養不良などを予防するためにも行われることがあります。 それ以外にも、歯がうまく噛み合わなかったり(不正咬合)、口をうまく開けたり閉じたりできない場合(開口障害)などで言葉の発音がうまくできなかったり、顎の痛みがある場合(顎関節症)にも、歯科医師が検査などの上で必要だと診断した場合には子どものことから歯科矯正治療を開始する場合があります。 小児歯科矯正は、歯並びを整える以外にも顎骨の成長を促したり抑制して形態を整えたり、小学生くらいになると口の周りやお口の中の筋肉の成長を促すプレオルソ治療などで口の中の環境を整える治療法を行うこともあります。 また、矯正歯科治療に加えて外科手術などの治療を行う場合もあります。 ここでは、歯の位置や向きを整えて歯並びを整える為の小児歯科矯正治療の方法に関して説明していきます。 ・ワイヤー矯正治療法 ワイヤー矯正治療法は、歯の表面に接着したブラケットという装置にワイヤーやゴムなど負荷をかける事のできる器具をつけ、歯に力をかけることで歯がならぶスペースを拡大したり目的の位置や状態に歯を整えてかみあわせなどを治していきます。 装置は定期的に歯科医院に検診に通った時にメンテナンスをし、ワイヤーなどの調整と口腔ケアなどの処置を行いながら、治療を進めていきます。 そのため、患者さんは自分で矯正装置を取り外すことはできません。 ワイヤー矯正治療法は、歯にワイヤーやゴムで比較的強い力をかけて動かしていくので、広範囲にわたって歯を動かしたり一度に複数の歯を治療できることがメリットとしてあげられます。 しかし、強い力をかけることで治療に伴う痛みが口の中や顎に出てしまったり、肩こりなどが起きてしまうことがあります。 また、矯正装置を取り外すことができないので器具で舌や口の中に傷ができてしまった場合に取り外しができなかったり、食事の時や歯みがきをする時に矯正装置が邪魔で口の中に食物残渣が残りやすく、むし歯や歯周病になってしまうリスクが高くなってしまうことなどが、デメリットです。 ・マウスピース矯正治療法 マウスピース矯正治療法は、患者さんの口の型から作成したマウスピースを使用して歯を少しずつ動かしていきます。 マウスピース矯正治療は1日のうちの決まった時間だけ装着します。定期的に診療室にフッ素塗布やメンテナンスに通いながら歯科医師の指示に従いマウスピースを交換していき、理想の歯並びに近づけていきます。 ワイヤー矯正治療法に比べると、歯を動かす力は弱いので部分的な矯正治療に適しています。 マウスピースは患者さんが自分で取り外しができるので、1日の決まった時間装着していれば、食事や歯磨きの時には取り外すことができます。そのため、ワイヤー矯正治療法に比べると食物残渣や歯垢が残ってしまう影響で歯周病や虫歯になってしまうというリスクは低く抑えることができるのがメリットといえます。 また、治療に使うマウスピースは透明に近く柔らかい素材なので、装着時にも外からはわかりにくく、口の中を傷つける心配もあまりありません。また、マウスピースは水洗いもできるので、さらに歯周病や虫歯になるのを予防することができます。 しかし、歯科医師に指示されたタイミングでの新しいマウスピースへの交換や、マウスピースの毎日の装着時間をしっかりと守らないと、治療完了後の結果がうまく出ない場合があることがデメリットです。 愛知県名古屋市のプルチーノ歯科・矯正歯科では、小児の歯科治療や矯正歯科治療も行っています。 さらに、小児専用のマウスピース矯正歯科治療インビザライン・ファーストも導入しています。インビザライン・ファーストは、大人のためのマウスピース矯正治療法インビザライン・システムを使った治療法です。 患者さんのお口の中の情報を3Dスキャナーを使ってコンピューターに取り込み、その情報を基にマウスピースを作成していきます。 従来のシリコンなどでの型取りは、子どもさんの場合は感触が気持ち悪くて取れないこともありますが、3Dスキャナーならば問題なく採得することができます。また、シリコンの歯型よりも精密に情報を得ることができるので、より正確なマウスピースを作ることができます。 マウスピース矯正は患者さん自身が毎日マウスピースを装着しなければいけないので、続けていくうちに面倒になってしまうなどモチベーションが下がってしまうことがあります。しかし、インビザライン・システムではお口の中の状況を院内のコンピューターで再現し、完成した図も作成して表示することができるので、高いモチベーションを維持しながら治療を進めることができます。 医療法人鸞翔会プルチーノ歯科・矯正歯科では、院長をはじめとしたインビザライン・システムに関する豊富な知識と十分な経験と技術をもっていると認定されたインビザドクターと歯科衛生士などのスタッフが治療やサポートなど丁寧に対応しますので、安心して治療を進めていくことができます。 患者さんの子どもたちが安心して受診できる歯医者さんをみつけるためには、やはり歯科医院の情報をしっかりと集めておくことが重要です。 気になるデンタルクリニックがどのような治療をおこなっているのか、どんな歯科医師が治療を担当するのかは、最近ではホームページなどで確認できる歯科医院は増えています。 実際に歯科医院に行く前には、ビルの何階にあるかや近くのエリアの駐車場のありなしや駅からの距離、祝日や日曜日、木曜日などの診療時間などwebサイトに掲載されている情報を検索して仕入れておくのも大事なポイントです。 また、矯正歯科治療などを始める前には、どのような治療が患者さんの状態に適しているのかを、矯正相談などで聞いてみるのも重要です。 どんな悩みがあるのか、どんな治療を受けたいのか等を事前に歯科医師に説明しておくことで、より患者さんに適した治療計画をつくることができます。そのプランをもとに治療を進めることで、治療結果に納得できる治療を受けることができると思います。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、24時間ホームページから矯正に関する無料相談カウンセリングのご予約を受け付けています。お気軽に是非ご利用ください。
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小児歯科をネット検索する時のおすすめキーワード 検索サイトなどで小児歯科や小児矯正歯科を探す時に、どのようなことに気を付けて見ていますか? 実は、ネットの検索はキーワードによって結果が大きく違ってくるのです。 今回は、自分や家族のお口の病気を予防して将来の健康を守るために小児歯科や小児矯正歯科を探す時、どのようなことに気を付ければ、小さな子供でも安心して通える小児歯科や小児矯正歯科をみつけることができるのかを解説します。 ネット検索をする時に、検索ワードを「小児歯科」と入れただけでは、登録されたたくさんのサイトがでてきてしまいどれを選べばいいのかわからなくなってしまいます。目的のサイトを検索する時には、2つ以上のキーワードを入力して検索するのがおすすめです。できれば、気になるワードを具体的に入れる方がよいでしょう。 距離に関する検索ワードでは、「近く」がよく使われています。 子どもさんと定期的に通いやすい病院やクリニックを探す時には、やはり自宅や学校からの距離などが重要です。 どのような交通手段で通院するのかにもよりますが、どの交通手段でも30分以内に到着できるところを探しておくと便利です。 また、いつも使用する交通手段が決まっていたとしても、その手段が使えない場合に備えてできれば他の手段でもいける所を探しておくのをおすすめします。 例えば、いつもは車で来院されている場合でも、車の故障などで車が使えないなど不測の事態が起きてしまうことがあります。そういう時に、公共交通機関での通院が便利な場所や自転車などでも通っていける場所だと非常に便利です。ベビーカーの子どもさんと電車やバスを乗り換えて徒歩移動するのは大変なこともあるので、できれば少ない手段で行ける場所を探しておくといいでしょう。 また、検索サイトによってはスマホのGPS機能を使って地図上で近くの地域のクリニックを検索できる場合もあります。できれば、この時に複数の交通手段を確認しておくと便利です。 さらに、車を使って歯医者に行く場合には駐車場の有無や医院からの距離なども把握しておきましょう。 プルチーノ歯科・矯正歯科は名古屋市のイオンモール新瑞橋内にあります。駅も近く公共交通機関でのアクセスが便利なのはもちろん、ショッピングモール内のたくさんの台数が置ける駐車場も利用することが可能なので、どのようなアクセス方法でも安心して通うことができるので安心です。 小児歯科とは、成長途中の子供に合わせた治療を行う歯科医院です。 治療と一言で言っても、さまざまな治療方針があります。歯のクリーニングなどの口腔ケアや虫歯の進行を予防するフッ素塗布、生えかけの乳歯の歯磨き指導や歯周病の予防歯科のための定期検診や虫歯治療などの一般歯科と呼ばれる一般的な治療項目のみを行う小児歯科もあれば、小児矯正や小児口腔外科など特別な歯科治療を行う小児歯科もあります。 小児歯科を検索する時によく使われているキーワードに「専門医」があります。 歯科医師の専門医である「歯科専門医」は、日本歯科専門医機構によると「ホワイトニングなどの審美歯科やインプラントなどの口腔外科、小児歯科などそれぞれの専門領域で適切な専門教育を受けたうえで十分な知識と経験を備え、患者さんから信頼される専門医療を提供することができる歯科医師」と定義されています。 歯並びなどをキレイにして歯磨きなどをしやすくする矯正歯科や口腔外科などは、一般歯科の治療よりも深く矯正学や顎などに関する解剖学の知識が必要になります。また、先天性の疾患などで歯科治療が必要な場合には、それに伴う専門的な知識が必要となってくるのです このようなことから、小児歯科で専門的な治療を受けたい場合には「(対象の治療の)専門医」と検索してみることをおすすめします。 プルチーノ歯科・矯正歯科は、子供の矯正歯科治療専門医が在籍しています。また、最新のマウスピース矯正システムである「インビザライン・システム」を導入しており、子供に向けたマウスピース装置を使った矯正治療「インビザライン・ファースト」を受けることもできるので、矯正治療での痛みや負担を軽減することができます。 インビザライン矯正に関する専門的な知識や技術と経験を持っていると認定された在籍し、患者さんの治療を担当しています。また、当院はインビザライン矯正を2024年度に年間401症例以上行った実績を持ち、インビザドクターの中でも約1%しか認定されないブラックダイヤモンドプロバイダーに認定されています。 小児歯科を見つけるときには行くまでの交通手段も大切ですが、歯科医院のある場所や医院内の感染リスク対策の消毒器具やバリアフリー、女医さんが在籍しているかや女性に安心の個室などの設備も重要です。 歯科ではどうしても待ち時間が長くなってしまったりすることもとても多く、小さい子どもさんが退屈せずに待てるようなサポート対応や工夫がある歯科医院だと安心して通うことができます。また、近辺エリアにオムツ交換や保護者が一緒に入る事のできるトイレがあると便利です。 また、ホームページなどで土曜日や日曜祝日などの休診日や診察時間も事前に調べておくと良いでしょう。 プルチーノ歯科・矯正歯科はショッピングモールの中にあるので買い物のついでによる事ができたり、時間を潰しやすく便利な場合もあります。また、大きなトイレが設置されているので安心です。 また、院内の待合室にはキッズスペースが受付前に設置されており、治療前の待ち時間や次回の予約を取る時やご家族が治療中でも受付スタッフが安全に配慮して丁寧に確認しているので、お子さまたちに優しく安心できる環境で遊ばせながら待たせることができます。 ネットで病院や歯科医院を検索すると、口コミや評価もたくさん表示されます。 しかし、口コミを読む時にも注意が必要です。 口コミや評価は、そのクリニックで治療を受けた患者さんによる「主観」で書かれているものなので、人によっては理解がわかれる場合があります。 また治療の内容に関しても、総合的には同じ治療のように見えても患者さんの症状ごとに内容が全く違いもありますし、患者さんのお口の中などの状態や麻酔の痛みの感じ方や体質でも治療工程や結果は大きく違いやすくなります。 さらに、状況によっては患者さんが希望されている治療が適用外であることも考えられます。 このようなことは、受診時の患者さんへの現状の説明や治療に関するメリット・デメリットに関する説明が分かりやすくなかったり説明不足で患者さんから十分な理解を得られずに治療を進めてしまったり、歯科医師が経験や知識から診断した結果、患者さんの希望された治療を提供することができない場合や十分に説明できず納得されていないなどの理由が考えられます。 どこの歯科医院でも、医療スタッフはどのような患者さんに対しても安心して納得のいく治療を受けていただけるように日々努力していますが、中には納得のいく治療を受けられなかったと思ってしまう患者さんがいらっしゃることもあります。 また、歯科医院内の雰囲気や印象などは患者さんの趣味趣向で大きく変わってきます。 これらのことを理解したうえで、口コミや評価などの情報だけではなく歯科医院の公式ホームページに掲載された情報なども見て、患者さんご自身やご家族がデンタルクリニックのイメージや特徴、歯科医師やスタッフなどの詳細な情報を確認しておくのも重要な事です。また、現在の状況を確認するために、更新日時をチェックしておくといいでしょう。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、患者さんが安心して治療を始めていただけるように歯科矯正治療に関する無料相談を行っています。 初めての診療の前に矯正専門の歯科医師が患者さんやご家族の悩みや治療に関する疑問や要望をお聞きし、患者さんのお口の中の状況などを検査・確認したうえで治療にかかる金額なども適切な回答をさせていただいています。そのうえで、患者さんやご家族が納得し安心して気持ち良く治療を受けることができるように、治療計画の提供を行います。 矯正治療に関する無料相談は、日曜・祝日も24時間webからアクセスして予約することができますので、是非ご利用ください。
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小児歯科の治療とは 歯科は、乳幼児から老年までライフスタイルなどに合わせた専門的な科目があります。 小児歯科は、体が成長段階の段階の子どもたちのための歯科です。 何歳から何歳までという規定はありませんが、日本国内の医療現場では「生まれてから成人(20歳以上)と同じ内容の治療や薬の使用量が適当ではない」場合には、小児に対応した治療を行うとされています。 つまり、体がまだ成熟していない幼稚園児・小学生や中学生ごろなどは、大人と同じ治療のあり方や薬剤の使用で悪影響が考えられる場合には小児としての治療が適しているとみなしているという事です。 発育には個人差がありますが、成長の途中で治療を必要とする病気や発育不全などが検査や診察の結果で認められる場合もあります。そういう場合には、その治療に適した病院や診療所をみつけて受診することが必要不可欠となります。 歯科では、顎や口の周りの動きに関係する筋肉や骨格などの発達が未熟であったり、それに伴う病気の為に起きる症状や問題の解決のために、小児歯科で専門的な治療を行うことがあります。 そのような時に、やはり小児歯科の中でもその治療に特化した専門性を持った歯科医師を選ぶことは非常に重要です。 患者さんが選んで来院した歯科医院で対象の治療を提供していない場合、他のクリニックの診察の受診をお願いする場合もあります。 また、小児歯科では、乳歯(子供の歯)と生え変わりはじめた永久歯(大人の歯)や口周りの器官(骨格や筋肉など)に関しての治療や疾患の予防を行っています。 今回の記事では、小児歯科の中でもよく行われている治療に関しての解説と、小児歯科の専門医の資格についてご案内していきます。 小児歯科は、こどもさんの歯やお口の機能の成長に非常に大切な役割を持っています。体の発達段階において、体に必要な基本的栄養素を口から体に取り込むことは必要不可欠であり、その後の人生において健康を保ち充実した生活をするためにも重要な意味を持つと言えます。 そのため、小児に関して専門的な知識を持ち、歯科治療に関しても必要な知識と技術を持った専門歯科医師が小児歯科に携わり治療を推進する事はとても有意義なことです。 日本小児歯科学会の専門医とは 日本小児歯科学会( Japanese Society of Pediatric dentistry.)では、それぞれの地域での小児歯科医療の核となり国民に対して安心で安全な歯科医療を提供するために、日本小児歯科学会のガイドラインに表示されている内容に沿ったセミナー発表や研修を受けて小児歯科医療に関しての専門的な学術知識と技術を持ち、公益的使命と社会的責任を有すと審査などで統一された判定基準を満たしていると認められ、専門医の認定申請をした歯科医師会員を小児歯科専門医や指導医と位置づけて認定する資格認定制度を定めています。また、会報誌のアーカイブや認定された歯科医師の記載された名簿資料は各地方(北海道などの北日本地方・関東地方・中部地方・近畿地方・中四国地方・沖縄や九州地方)ごとにホームページにて公開しているので、ダウンロードして見ることができます。 小児歯科は、子どもさんに合わせた治療を行っていますが、内容などは一般歯科に近いこともあります。 むし歯・歯周病予防 むし歯はう蝕(うしょく)とも呼ばれる歯の感染症です。 食物を口から入れると、口の中の虫歯原因菌が砂糖等を分解し、そこから歯垢(プラーク)が作られます。 歯垢から出される酸によって、歯の表面を構成するカルシウムやミネラルが溶け出して脱灰します。 正常な場合には、歯の表面のミネラルなどの働きで再石灰化が起き、歯の表面では脱灰と再石灰化のサイクルが繰り返されます。 しかし、歯垢や歯垢が石化した歯石が口の中に長い時間多く残ったままになっていると、再石灰化の効果が低下し脱灰と再石灰化のバランスがくずれて脱灰が優勢になってしまい歯の色調の異常や虫歯が発生してしまうのです。 虫歯を予防するためには、歯の脱灰を進める有害な虫歯菌や歯垢・歯石の活動を抑制し、歯の再石灰化を進めるミネラルなどの働きを強くして脱灰しにくい歯を作ることが重要です。 歯科では、自宅での食後のうがい歯みがき指導や摂取する代用甘味料など飲料や食物に関する指導や歯科クリニックでの歯垢・歯垢除去などの口腔ケア、歯を強くするための予防処置を行います。 自宅で歯科医院で指導された歯磨き指導の実践や甘いものの食べ方の注意点に気を付けながら、定期的に歯医者で検診や口腔ケアをしてもらうことで、虫歯や歯周病の進行を防止しましょう。 また、最近の研究結果によると母親の歯を強くして虫歯や歯周病を防ぐことで、生まれる前のおなかの中の赤ちゃんの健康状態や発育にも良い影響があるともいわれています。 参照HP:妊娠時の歯やお口のケア – 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020 【歯を強くするための予防処置】 ◎フッ化物塗布(フッ素塗布) フッ素は自然界に広く分布している元素で、毎日飲む水やほとんどの食品にも微量に含まれています。 フッ素化合物が歯の表面にあるエナメル質に取り込まれると、歯の表面の酸への抵抗性が高まるように遷移することが科学的に解明されていて、歯科保健ではむし歯予防に広く用いる事を提言されています。 デンタルクリニックでは、定期的に歯にフッ素を塗布することで歯の酸抵抗性を高い状態を維持し、虫歯を予防できるように措置しています。 また、さらに自宅でも濃度を低く抑えたフッ素の配合された薬用歯磨剤を合同で使うことで、その効果を高めることができると推奨しています。 ◎シーラント(小窩裂溝填足) シーラントは、小窩裂溝填足(しょうかれっこうてんそく)とも呼ばれる治療法です。 小窩裂溝とは、乳歯や永久歯の臼歯(奥歯)の咬合面にある溝のことです。臼歯は食べ物を咬みちぎる役割を持った前歯とは違い、臼(うす)のように食べ物をすり潰して細かくして唾液と混ぜることによって飲み込みや消化のしやすい食塊(しょっかい)を作ります。 小窩裂溝には食物をすり潰すときに食物残渣(食物のカス)が残りやすく、それが虫歯の原因菌とリンクして虫歯になってしまうことがよくあります。 そのため、小窩裂溝にシーラントという薬剤を充填して補足することで、虫歯を予防するのです。 シーラントは小窩裂溝の溝の隙間を埋めるのが目的なだけではなく、シーラントに含まれるフッ素が歯の再石灰化を促し、虫歯になりにくい歯にする役割があります。シーラントは4年以上たった後でも約60%の虫歯予防効果が認められています。 参照HP:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth 愛知県名古屋市のプルチーノ歯科・矯正歯科では、フッ素塗布などのむし歯予防処置に合わせ、カリスクリーンという電子キットを使い、唾液の中に含まれている虫歯菌の種類を確認することができます。また、予防歯科のプロである歯科衛生士が、患者さんひとり一人のむし歯リスクに合わせた歯みがき指導や各種治療計画を作成し、プロフェッショナルケアを行っています。 小児歯科矯正治療 歯並びをきれいに整えることは、正常な摂食嚥下(口に食べ物を取り込んで飲み込むこと)を行う上で非常に重要です。 また、歯並びが崩れて異常が起きると、かみ合わせが悪くなってしまう状態(不正咬合)になってしまったり、うまく顎を動かすことができずに痛みが出たり口が開かなくなってしまう(顎関節症・開口障害)こともあります。 そのような問題を解決するための治療法を歯科矯正治療といいます。 歯科矯正治療は、小学校に就学前の幼児期の頃から始める小児歯科矯正治療(第一期歯科矯正治療)と成人歯科矯正治療(第二期歯科矯正治療)に分けられています。 小児歯科矯正治療は、体の成長のスピードや状態に合わせながら、乳歯から永久歯にかけての歯並びを整えたり、口の周りの骨格や筋肉の成長を促して拡大したり抑制しながら、形態や口腔機能を整えていく治療法です。 場合によっては、口腔外科での抜歯や顎骨の切除手術などを行う場合もあります。 歯科矯正治療というと、口の中にワイヤーなどの装置をつけた歯列矯正を想像する人がおおいと思いますが、実はそれだけではありません。 顎の成長を促したり抑制することで、上顎前突(出っ歯)や下顎前突(受け口)を予防したり、口の周りの筋肉(口腔周囲筋)を鍛えて口が閉じにくかったり開けにくいなどの開口障害を防ぐ治療も行っています。 医療法人鸞翔会プルチーノ歯科・矯正歯科では、マウスピースを使った小児歯科矯正治療システムのインビザライン・ファーストや歯並びをきれいに整えながら癖のついた口腔周囲筋と舌の動きを矯正することで早いタイミングでお口の機能を整えることのできるプレオルソを導入しています。また、局所的に照射した光の効果を応用利用して治療期間を短縮することができるオルソパルスという装置もご案内できます。 大人の中には歯科医院に対して少し「怖い」イメージや「痛い」イメージを持ってしまっている人がいらっしゃいますが、子どもの頃から虫歯などの治療以外にも歯科医院に通うことに慣れることで歯科医院に対して嫌なイメージを持つことを防いでポジティブなイメージに考え方を向けることができると思います。 気になった歯科医院をgoogle検索などで入力検索してみつけた時には、ホームページなどを確認してその歯科医院の治療内容や治療方針などをチェックしてみてください。 また、患者さんが安心して来院できるように子供専用の治療室や待合室に託児室やキッズスペースなどの施設があったり、新型コロナウィルスなどに対する感染症対策の装置や設備など様々な配慮が施されている歯科医院も多くありますし、ホームページに歯科衛生士をはじめとしたしたスタッフや院長先生などの写真などを掲載されていることもあり安心して通う事のできる歯科医院もあります。 さらに、治療を始める前に実際にクリニックに来院して無料カウンセリングなどを受けてみるのもおすすめです。お口の健康診断やこれから大人になるにつれて変化していく歯並びや矯正治療の必要性を判断するカウンセリングや、お口の悩みなどに関しても安心して相談することができます。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、お口に関する相談や歯科矯正治療に関する無料相談を受け付けています。診療時間外でも24時間webサイトからアクセスして予約ができますので、ぜひお気軽にご利用ください。
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小児歯科を探すのに大切なこと 子どもさんにとっては、病院に通うのはとても大きな出来事です。 なかでも、歯医者さんは治療室の治療台にのってお口を開けて口の中で色々な機械や器具を使うこともあり、大きなストレスがかかります。 そのため、お子様が安心して通う事のできる歯科を選んで通院するのはとても重要な事だと言えます。 この記事では、患者さんがどのようにして安心して通える小児歯科を探せばいいのか、探す時のおすすめポイントをご紹介します。 「小児」には、はっきりと何歳までという区別はありません。現在の医療現場では、「生まれてから発育段階であり、成人(20歳以上)と同じ内容の治療や薬の量が適当ではない」場合には、小児に対する治療を行います。 市販薬には、「小児は使えない」や「12歳未満の用量・用法」などの注意書きなどが書いてあることもあります。 以上の事から、小児歯科の対象年齢は法律などでははっきりと決められていません。 乳歯(子どもの歯)が多くまだ一般歯科(一般的な歯科治療を行う歯科医院)に通うのには早いと思われる場合や、歯科治療に慣れておらず特別な配慮(小児が対象とされる治療器具などの対策)がされている歯科医院の方が安心して通えると保護者が判断された場合、小児歯科に通われる患児さんは多いと思います。 また、小児歯科では成人の治療を行っているクリニックも多いので、子どもの頃から通っている歯科医院に成長して大人になってからも継続して通い続ける患者さんはたくさんいらっしゃいます。 人間の歯は上下の顎にそれぞれ歯が生えていて、上下の歯がうまく噛み合っていることで食物を噛み砕いて飲み込んだり、発音をすることができます。歯の咬み合わせがうまく合わなくなってしまう事を「不正咬合(ふせいこうごう)」といい、この状態になってしまうと様々な問題が起きて健康にも悪い影響が出てしまいます。 また、子どもの歯並びをキレイにして咬み合わせを整えることは、食育の観点からも重要です。 歯科矯正治療とは、歯列や顎などを正しい位置に整えることで不正咬合や見た目(受け口などの顎変形症)などの症状の改善を目的とした治療です。 ①子どもの矯正治療と大人の矯正治療の違い 乳歯(子どもの歯)は上下左右にそれぞれ5本ずつ生えており、合計20本が生えそろいます。 それに対して、乳歯が抜けた後に生えてくる永久歯(大人の歯)は、親しらずを除外すると上下左右それぞれ7本ずつで全体で合計28本が生えてきます。 永久歯の方が乳歯よりも8本(第1大臼歯・第2大臼歯の上下左右2つずつ)多く生えてくるので、広いスペースが必要になります。 多くの場合は乳歯から永久歯に生え変わるタイミングの時期に、乳歯の歯並びがすでに悪くなっていたり、将来的に永久歯がきれいに整列できるスペースが確保できないと想定できる場合に予防の為に歯科矯正治療を開始します。 しかし、先天性の疾患や後天性のケガや習慣などが問題で、赤ちゃんのような低年齢でも不正咬合などが原因で食事から十分に栄養が取れない場合には、もっと早くから歯科矯正治療を始めることもあります。 このような症例では、歯や顎などに器具をつける治療だけではなく外科手術などが行われる場合もあります。 ②子どもの矯正治療の治療法 ここでは、歯に装着して歯の向きや位置を動かすことで歯並びを整える為の治療法について説明をします。 ワイヤー矯正治療法 ワイヤー矯正治療法は、歯の表面にブラケットという装置を接着して、そこにワイヤー線やゴムなどを引っかけることで治療を行います。ワイヤーやゴムは引っ張った状態にすると元に戻ろうとするための力がかかるので、その力を利用して複数の歯と連結して引っ張ることで歯を動かしていきます。 歯につけた装置は歯科医院に定期的に来院してメンテナンスや検診を行うときに矯正装置のチェックや歯並びの変化を確認して調整をしたり、装置を取り換えていきます。 そのため、患者さんが自分で矯正装置を取り外すことはできません。 同じ原理で治療を進めていく治療法として、歯の裏側(下側)に矯正装置を取り付ける裏側矯正治療法もあります。 マウスピース矯正法 マウスピース矯正法は、患者さんの歯型を採取してそれを基に作成したマウスピースを利用して治療を行います。 マウスピースは複数作り、その型に合わせて歯の位置を動かして整えていきます。患者さんは定期的に歯科医院に来院して口腔ケアや歯磨き指導などのメンテナンスや検査などをしながら、歯科医師に指示されたタイミングで患者さんがマウスピースを交換して理想の歯並びに近づけていきます。 マウスピースは患者さん自身が取り外しを行えるので、1日のうちの決められた時間のあいだマウスピースを装着します。 さらに、マウスピース矯正の治療の成功率を高めてきれいな歯並びを目指していくためには、歯科医師に指示されたマウスピースの装着時間を意識して適切に守って後戻りなどを防ぐことも重要です。 マウスピースは透明に近い柔らかい素材でできているので、装着した状態も目立ちにくいのはもちろん、痛みや違和感もあまりなく治療を進めていくことができます。 また、水洗いなどもできるので清潔に使い続けることもできます。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、最新のマウスピース矯正法であるインビザラインシステムを導入しています。インビザラインシステムは、3Dスキャナーを使って患者さんのお口の中の情報を院内にあるコンピューターに取り込んで、その情報をもとに理想の歯並びをシミュレーションして最適なマウスピースを作成することができます。 またプルチーノ歯科・矯正歯科では、インビザラインシステムに関する豊富な知識と技術を持ち多くのインビザラインシステムの症例の治療経験を持っているという実績が認定されたインビザドクターが携わり、より正確なデータを基にマウスピースを作ることができるため、従来のマウスピース矯正よりも的確に治療を行うことができるのです。 小児を対象としたインビザラインシステム「インビザライン・ファースト」も提供しており、プルチーノ歯科・矯正歯科では院長をはじめとしたインビザドクターが治療を担当することによって、こどもから大人まで安心して素敵な笑顔になれるようにインビザライン矯正を受けることができるように努めています。 ①通院の利便性 矯正治療は、歯を少しずつ動かしていく治療なので、他の歯科治療よりも治療期間が長くなることが多いのも特徴の一つです。そのため、クリニックの住所や自宅や勤務先や学校から歯科クリニックへの交通手段の確認は重要です。普段は車を利用していたとしても何度も検診に通っている間には何らかの都合で徒歩や公共交通機関などで通院する可能性もありますので、最寄り駅からの距離やどのようなエリアにあるかなど詳しい場所を調べておくことも重要です。 また、土日曜日や祝日などの休祝日診療や休みの歯科が多い木曜日の診療時間や休診日に関しても調べておくと便利です。 プルチーノ歯科・矯正歯科名古屋院は、地下鉄などの公共交通機関の利便性が高い愛知県名古屋市内のイオンモール新瑞橋の中にあるので駐車場も大きく、車での通院やその他の交通手段でも問題なく通院することができるので安心です。 ②歯科医師やスタッフの専門性や信頼性 矯正治療は長い治療期間がかかるため、治療へのストレスもかかりやすくなります。特に子どもの患者さんにとっては、通院する歯科医院でのスタッフや歯科医師の対応やサポートはとても重要になります。 また、治療を行う上では治療に携わる歯科医師やスタッフの矯正治療や歯科治療に関する知識や経験などが非常に重要になってきます。また、託児サービスやキッズスペースが院内の待合室に設置されているかも重要です。歯科医院によっては、定期的に内覧会も開催されています。 ホームページなどで歯科医師などの所属する学会や経歴などを確認し、安心できる歯科クリニックをみつけましょう。 ③選択できる治療内容 矯正歯科治療は、レントゲンやその他の検査結果で矯正専門の歯科医師が診断した結果をもとに、患者さんの気になる状況や希望を丁寧に聞かせていただくことで、患者さんに最適な治療計画を提案してプランをたてていき、患者さんに納得してもらったうえで治療内容を了承してもらうことが重要です。 しかし、歯科医院によっては治療方法の選択肢があまりない場合もあります。 また、矯正治療以外のむし歯治療やホワイトニングなどの治療を行っていない歯科医院もあります。 お子さんの歯科治療の場合は、同じ歯科医院で矯正治療や虫歯治療などが受けれることはメリットが多いことだと言えます。 患者さんが受けたいと思う治療法がある場合には、HPなどをみて対象の治療法を行っている歯科医院であるかは確認しておくことも重要です。 ④選択できる支払い方法 矯正治療は治療期間も長く他の歯科治療では使わない器具や装置を使用することが多いため、費用が高額になる事がよくあります。また、日本では多くの場合で医療保険の適用外となってしまうので、治療費の金額が多くなってしまいます。そのため、一度に支払うために用意するには金額が多く、患者さんの負担が大きくなってしまうこともあります。 そのため、治療費を支払う方法は、多くの選択肢がある方が便利です。 一般歯科の場合は治療の後に受付で治療費を支払いますが、矯正治療の場合は分割やクレジットカードでの支払いができる歯科医院もあります。 また、最近では歯科治療専門のデンタルローンを取り扱っている歯科もありますので、しっかりと確認しておくことが重要です。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、各種運営会社のクレジット決済にも対応しており、デンタルローンの利用も可能です。 24時間webサイトからアクセスして初診前の矯正に関する無料カウンセリングの予約ができますので、歯並びに関する悩みの相談や治療内容や治療費に関する相談などに気軽にご利用ください。
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