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前歯のみ矯正できるの?部分矯正についてプルチーノ歯科・矯正歯科が紹介します 「少しだけ前歯が出ているのが気になるけど、前歯のみ矯正することってできるの?」と疑問に思ったことのある方はいらっしゃいませんか?今回は、プルチーノ歯科・矯正歯科が前歯のみ部分矯正を行う方法や、対応できる症例、メリット・デメリットなどをくわしく紹介していきます。前歯のみ矯正したいとお考えの方や部分矯正に興味がある方はぜひ最後までお読みください。 Contents1 1.1 部分矯正の治療期間1.2 部分矯正の費用2 2.1 歯を大きく移動させる必要がある2.2 骨格的な問題がある2.3 複数の歯に問題がある2.4 噛み合わせに問題がある3 3.1 マウスピース矯正3.2 ワイヤー矯正4 4.1 前歯のみ矯正するメリット4.2 前歯のみ矯正するデメリット5 6 部分矯正とは、歯並びが気になる部分のみを矯正する治療法です。歯を全体的に矯正する通常の歯科矯正とは異なり、治療期間が短く、費用も抑えることができるという特徴があります。 部分矯正では以下のような歯並びの乱れに対応することができます。 ・前歯が重なってガタガタしている(叢生・乱抗歯) ・軽度の八重歯(犬歯が少し出ている) ・軽い出っ歯 ・1本だけねじれた歯(捻転歯) ・前歯に隙間があるすきっ歯(空隙歯列・正中離開) 部分矯正では一部の歯を動かすことしかできないため、奥歯の噛み合わせを治療することはできません。 部分矯正の治療期間 部分矯正の治療期間は一般的に3~12ヶ月ほどかかることが多く、全体矯正に比べると短い期間で治療が完了します。 ※歯並びやお口の状態によって期間は変動します。 部分矯正の費用 部分矯正の費用は、約10~50万円となっており、全体矯正に比べて費用を抑えられることが多いです。しかし、使用する装置の種類や、追加処置の有無によっても費用は変わってきます。全体矯正に比べて治療期間が短く、気になる部分だけを治療するため、装置や材料の量が少なくて済むため、その分費用が抑えられるのです。 部分矯正は治療期間が短く、費用が抑えられるというメリットがありますが、すべての症例に対応できるというわけではありません。以下のような症例では、歯全体を動かす全体矯正を行う場合もあります。 歯を大きく移動させる必要がある 出っ歯、受け口、歯の重なりが激しいなど、歯を大きく移動させる必要がある場合は、全体矯正が必要になります。 骨格的な問題がある 上顎や下顎の骨格自体に問題がある場合は、部分矯正だけでは改善が難しいことがあります。 複数の歯に問題がある 前歯だけでなく、奥歯にも問題がある場合は、全体的な治療が必要になります。 噛み合わせに問題がある 開咬など噛み合わせに問題がある場合は、全体矯正で噛み合わせを調整する必要があります。 これらの症例の場合、部分矯正を行っても歯を大きく動かすことができず、治療範囲が限定されてしまいます。また、一部の歯しか動かせないことで他の歯とのバランスが崩れてしまうリスクもあります。そのため、部分矯正で治療ができるかどうかは患者様自身では決めることができません。ご希望の場合は、矯正歯科にて事前のカウンセリングを行い、ご自身の歯並びが部分矯正に対応しているか確認してもらいましょう。プルチーノ歯科・矯正歯科では、無料矯正相談を行っております。ご予約は下記フォームより承っておりますので、お気軽にご相談ください。 マウスピース矯正、ワイヤー矯正を用いて前歯のみ部分的に矯正治療を行うことができます。 マウスピース矯正 透明のマウスピース型装置を装着して歯を動かす方法です。矯正治療中ということが周りに気付かれにくく、従来の金属のワイヤー矯正の、見た目が目立つというデメリットをカバーできる矯正方法で近年人気があります。1日20時間以上装着することが必要ですが、食事や歯磨きのときは装置を外すことができるため、いつも通りの生活を送ることができます。矯正治療中の違和感や痛みも少ない点もメリットの1つです。また、金具がないため、金属アレルギーのリスクもなく、コンタクトスポーツや楽器の演奏をするかたにもおすすめな矯正方法です。マウスピース矯正の一種であるインビザラインでは、部分矯正に対応した「インビザライン・Go」という前歯の部分矯正に特化したプランが存在します。 ワイヤー矯正 前歯の表面に小さなブラケットと呼ばれる装置を接着し、そこにワイヤーを通すことで歯に力を加え、動かしていく方法です。前歯のみ部分矯正する場合は、ブラケットを前歯にのみ装着し、ワイヤーで歯を動かしていくという方法が一般的です。ブラケットの種類は、金属製、セラミック製などがあり、目立ちにくい裏側への装着も可能です。裏側矯正の場合は、治療の難易度があがるため、治療期間が長くなり、費用も高額になります。 前歯のみ部分矯正をするメリットとデメリットを紹介します。 前歯のみ矯正するメリット 前歯のみ矯正するメリットは以下の通りです。 ・治療期間が短い ・費用が比較的安価 ・見た目の改善 短期間で費用負担も比較的少なく矯正治療ができる点が大きなメリットです。また、前歯は非常に他人から目に付きやすい場所であり、前歯をきれいに整えることで、見た目が改善し、自分に自信が付く、コミュニケーションの向上などのメリットも得ることができます。 前歯のみ矯正するデメリット 前歯のみ矯正をするデメリットは以下の通りです。 ・全てのケースに対応できない ・噛み合わせへの影響 ・治療範囲が限定される 先述した通り、歯の移動量が多い場合や、骨格的な問題がある場合は全体矯正が必要になることがあります。また、治療範囲が限定されることで、噛み合わせが変化する可能性があり、場合によっては機能的な問題が生じる可能性があったり、全体の歯並びのバランスが改善されない可能性があります。このような問題が発生しないようにするためには、矯正治療の知見がある、矯正歯科にてしっかりとカウンセリングを受けて、ご自身の歯並びに合った方法で矯正治療を行いましょう。 Q:前歯だけの矯正はできますか? A:前歯だけ部分矯正を行うことは可能です。しかし、歯並びの状態やお口の状態によっては、部分矯正では対応できず、全体矯正をご案内する場合もあります。 Q:部分矯正に向いている人はどんな人ですか? A:「短期間で歯並びを治療したい。」、「費用負担が少ない治療法を選びたい。」という方に特に向いている治療法です。対応できる症例が限定されるため、事前にカウンセリングを受けて自分が部分矯正に対応できるか、歯科医院で確認しましょう。 Q:部分矯正では噛み合わせも正常にできますか? A:部分矯正では一部の歯のみを動かすため、奥歯の噛み合わせまでは治療できない場合が多いです。噛み合わせを正常に戻したい場合は、全体矯正を行うことをおすすめします。 今回は、前歯のみ矯正することはできるの?という疑問に対し、部分矯正の方法やメリット・デメリットについてくわしく紹介しました。軽い出っ歯や歯の重なりなどであれば、前歯のみ部分矯正を行うこともできる可能性があります。部分矯正のメリットは、治療期間が短く、費用負担が軽減できるなど、患者様への負担が少ないという点です。しかし、対応できる症例が限定されることや、無理に行うと全体の歯並びのバランスが崩れてしまうリスクがあるため、事前にカウンセリングで自分の歯並びが部分矯正に対応しているかどうか、相談してみましょう。