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矯正治療を行っているときに急に「異動の辞令」をもらってしまう方も少なくないと思います。 今回は矯正治療を行っている最中に「転勤になってしまったらどうするか?」「転院ができるのか?」などといった内容をプルチーノ歯科・矯正歯科が解説します。 ぜひ参考にしてください。 Contents1 2 3 4 4.1 引っ越しを伴わないケース4.2 引っ越し先からでも今の歯科医院に通えるケース5 6 7 7.1 近く引っ越しを伴う転勤がある場合は、転勤してから矯正治療を始める7.2 費用の返金がない場合もある7.3 7.4 転院したら治療は長引く7.5 転院先探しが大変になる7.6 7.7 治療費がかさんでしまう。7.8 7.9 信頼できる医師を見つけよう7.10 転勤の可能性がある場合は早めに担当医師に相談する7.11 海外に転勤する場合は、紹介が難しいことが多い8 9 10 矯正治療中の「異動の辞令」はびっくりしますね。 そんな急な転勤になったときに転院できるのか心配になります。 そんな場合、転院は可能なところもありますので安心してください。 転院先に治療を引き継いで継続して治療を進めていくことも可能です。 しかし、歯科医院自体が変わるため場所によっては初めから治療をやり直す場合もあります。 引き継ぎをする歯科医院の治療の方針や対応している矯正方法によって異なるので、転院先も入念に調べる必要がでてきます。 転院になった場合、治療費の返還や新たな治療費が発生するかどうかは、歯科医院や治療の進行状況によって変わります。 一部返還される場合や、全く返還されない場合、転院先で1から費用が発生する場合などさまざまなケースがあります。 返金される場合は、治療の段階によって返金額が変わってきますので把握しておきましょう。 転勤になったとしても転院をしなくてもいいケースも存在します。 そのようなケースの紹介をしていきます。 引っ越しを伴わないケース 1つ目は引っ越しを伴わないケースです。 転勤になっても引っ越しが必要ない場合は転院をすることもないでしょう。 しかしながら、通勤経路などが変わるのでしばらくは慣れる必要があります。 引っ越し先からでも今の歯科医院に通えるケース 2つ目は引っ越し先からでも今の歯科医院に通えるケースです。 引っ越しが近くの場合は今の歯科医院に通うケースもあります。 可能な限り歯科医院は変えないほうがスムーズに治療を進められるので、通える場合は継続して今の歯科医院で矯正治療を進めるようにしましょう。 転院をおすすめしないケースもあります。 それは、治療期間が残りわずかな場合です。 矯正治療が残りわずかな場合、通う頻度も少なくなります。 転院の手続きなども考えると、通えるなら通院した方が手間も少なく済むでしょう。 転勤を理由に転院するときの注意点を紹介します。 注意点を把握しておくことでスムーズに転院を進めることができるので、転院する際の注意点を把握しておきましょう。 近く引っ越しを伴う転勤がある場合は、転勤してから矯正治療を始める 近々転勤の予定がある方は矯正治療を開始しない方がいいでしょう。 矯正治療は2〜3年はかかるため、引越し先で治療をスタートした方がスムーズに治療を進められます。 数年転勤や引っ越しの予定がない場合に矯正治療をスタートすることをおすすめします。 費用の返金がない場合もある 矯正治療中の転院は費用の返金がない場合もあります。 特に治療が後半になっている場合は返金がない可能性が高いです。 日本臨床矯正歯科医会では、戻ってくる治療費の透明性を確保するためにも返金の目安が設けられています。 治療段階 返金額の目安 全歯の整列 60〜70% 犬歯の異動 40〜60% 前歯の控隙閉鎖 30〜40% 仕上げ 20〜30% 保定 0〜5% 上記のように歯の治療段階によって全額の何%が返金されるかは変わってきます。 また、転院の際は転院するための資料作りなどにも費用が発生しますので、通常よりも多く費用がかかってしまうことを念頭にいれておきましょう。 転院したら治療は長引く 転院した場合、もともと計画していた期間に比べて治療期間は長くなるということを理解しておきましょう。 転院までの手続き、転院先を探すだけでも時間はかかります。 さらに、転院先が今治療に行っている歯科医院と治療方針が違う場合は、1から治療をやり直すこともあります。 その場合はさらに期間が長くなってしまうので注意が必要です。 転院先探しが大変になる 転院先探しは「今治療してもらっている歯科医院の紹介」「自分で探す」の二択になります。 引っ越し先の近くに紹介してもらえる歯科医院がない場合は自分で探す必要があります。 その場合は、インターネットや引っ越し先に知り合いがいれば知り合いに聞いてみるなどして歯科医院を探しましょう。 転院先を見つけるにも、今受けている治療が継続できる歯科医院とできない歯科医院があるので、継続できる歯科医院を見つける必要があります。 さらに候補の歯科医院の医師と自分の相性や治療方針が合うかどうかも大切です。 費用や治療方法など考える必要のあることが多くあるので、転院先を見つけることは非常に大変な内容となります。 治療費がかさんでしまう。 転院する場合は、再度検査や診断を行い治療方針を立て直すことが一般的です。 その場合追加で費用がかかってしまう可能性が高くなります。 さらに、自由診療の矯正治療は歯科医院によって料金体系が異なります。 同じ治療内容であっても費用が高くなってしまうこともあるので注意が必要です。 信頼できる医師を見つけよう 転院先の歯科医院も信頼できる医師なのかは非常に重要なポイントです。 紹介された歯科医院の医師が自分に合うかどうかもわかりません。 そのためきちんと自分で話してみて自分に合った信頼できる医師なのかを判断するようにしましょう。 信頼できるポイントは「検査や説明を丁寧にしてくれるか」「治療のメリット、デメリットを明確にしてくれるか」「症例実績が多数あるか」「合ったときの雰囲気などが自分にあっているか」などがあげられます。 転勤の可能性がある場合は早めに担当医師に相談する 転勤によって転院が必要な場合は、早めに担当医師に相談するようにしましょう。 転院にも準備が必要で、担当医師が紹介先の歯科医院を探してくれる場合もあります。 […]