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矯正治療中で非常に大切と言われている「お口のケア」ですが「どのようにケアをしたらいいのか?」「どんなケアグッズを使えばいいのか?」といった疑問が湧いてくるのではないでしょうか? 今回はプルチーノ歯科・矯正歯科が矯正治療中のお口のケアについて解説していきます。 ぜひ参考にしてください。 Contents1 2 2.1 ブラケット回り2.2 歯と歯茎の間2.3 歯と歯の間3 3.1 山形カット歯ブラシ3.2 2列型歯ブラシ3.3 U字型歯ブラシ3.4 タフトブラシ3.5 歯間ブラシ3.6 デンタルフロス3.7 マウスウォッシュ3.8 染め出し剤4 5 6 7 7.1 予防歯科治療をおこなっている 矯正治療中はお口の中の矯正装置が装着された状態が続きます。 そのため、慣れるまでは歯みがきが難しいうえに、矯正装置の隙間に食べかすや歯垢がたまりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。 虫歯や歯周病にならないためにも、歯みがきが非常に大切になってくるのです。 特にワイヤー矯正の場合はブラケット回りに汚れもたまりやすいうえに、歯ブラシも届きにくいので注意が必要です。 マウスピース矯正の場合は取り外しができるので歯みがきはしやすいですが、マウスピース自体の清掃が必要になるので、自身の歯みがきと一緒にクリーナーを利用してきれいな状態にしておきましょう。 マウスピースがきれいな状態ではない場合、自身の歯に直接汚れが着きやすくなるのでお口の健康を維持できない状態になってしまいます。 矯正治療中にみがき残しが多くなるところを紹介します。 みがき残しが多くなるポイントを知ることで丁寧な歯みがきにつながるので知っておきましょう。 みがき残しやすいところは以下の3点です。 ブラケット周り 歯と歯茎の間 歯と歯の間 ブラケット回り 1つ目はブラケット回りです。 ブラケットとは、ワイヤー矯正を行うときに歯に装着する器具のことです。 歯に装着するため、ブラケット回りはどうしてもうまく歯ブラシが届きません、 通常の歯みがきのイメージで歯みがきをしていると、どうしてもみがき残しが目立ってしまうでしょう。 歯と歯茎の間 2つ目は歯と歯茎の間です。 矯正治療中は、ブラケット回りばかりに歯みがきの注意がいき過ぎて、歯と歯茎の間をみがき残してしまうこともあります。 実は通常の歯ブラシでのケアで歯をみがいているだけでは、ブラシがうまく行き届きません。 歯と歯茎の間をみがきやすい歯ブラシを利用するなどしてみがくようにしましょう。 歯と歯の間 3つ目は歯と歯の間です。 歯と歯の間は歯ブラシだけではケアしきれないところです。 そのため、歯間ブラシやデンタルフロスを利用するなどしましょう。 矯正治療中のお口のケアに使える、歯ブラシやケアアイテムを紹介します。 いろいろなアイテムを活用することで効率的に歯みがきをしていきましょう。 山形カット歯ブラシ 山形カット歯ブラシは、歯ブラシの中心が一番高く作られており、山形になっている歯ブラシです。 この歯ブラシの特徴は山形になっているところが、細かい装置回りにブラシがあたってくれます。 角度をつけて歯やブラケットに毛先をあてやすい歯ブラシです。 2列型歯ブラシ 2列型歯ブラシは歯ブラシの毛が2列になっている歯ブラシのことです。 2列型は通常よりも細かい部分に毛先を当てやすいため、矯正装置の回りもみがきやすい歯ブラシになります。 U字型歯ブラシ U字型歯ブラシは、ブラシの毛先の中央部が短く、側が長くなっている歯ブラシのことです。 中央部分を矯正装置に当てながらブラッシングすることで、矯正装置一つ一つを丁寧にみがくことができます。 タフトブラシ タフトブラシは毛束がひとつになっているコンパクトな歯ブラシのことです。 通常の歯ブラシでは届かない細かいところもみがきやすいため、通常の歯みがき後にプラスして、タフトブラシでの歯みがきを行うことをおすすめします。 タフトブラシは「歯と歯茎の間」「歯と歯の間」といったみがき残しやすいところにブラシがあたるのできちんとみがくことができます。 ワイヤー治療で矯正治療をしている方などはタフトブラシを利用することで、ワイヤーが邪魔でみがきづらかったところも簡単にみがくことが可能です。 歯間ブラシ 歯間ブラシは歯と歯の間や歯が抜けたままになっているところに活躍してくれます。 歯ブラシの毛先が届きにくいところにうまく届いてくれるのが歯間ブラシです。 デンタルフロス デンタルフロスは紐状のものを歯と歯の間に入れて、みがき残しを除去していくグッズです。 歯間ブラシも入れにくい歯と歯の隙間に利用すると力を発揮してくれます。 マウスウォッシュ 歯みがき後にマウスウォッシュを活用することで「歯周病予防」「歯周病」「口内炎」などの予防に効果を発揮してくれます。 マウスウォッシュのみではみがき残しを除去できないので、あくまでも歯みがきのサポート役として利用しましょう。 染め出し剤 染め出し剤は歯の汚れが赤く染まるので、みがき残しを発見するために活用します。 みがき残しが目視できるので、自分のみがき残しの傾向を確認するのにも役立つでしょう。 矯正治療中の歯みがきのコツを紹介します。 まずは、メインで利用する歯ブラシを用意しましょう。 メインで利用する歯ブラシは、自分の矯正装置に合わせたものを使います。 そして、サブで利用するタフトブラシなどを同時に用意しておくようにしましょう。 ブラケットなどの金属の部分は非常に汚れが残りやすい部分なので、一気にみがくのではなく部分ごとに細かくみがくようにしてください。 歯ブラシは細かく動かし、力は入れすぎないこともポイントです。 毛先が届きにくい「ブラケット回り」や「歯と歯茎の間」に関しては、意識して毛先を当てるようにしましょう。 一度ブラッシングしたあとは、タフトブラシを利用してさらに入念に歯みがきをしていきます。 マウスピース矯正を行っている方は、ワイヤー矯正に比べ歯みがきがしやすいですが、「歯と歯の間」や「歯と歯茎の間」などの細かいところへの配慮は同じです。 マウスピースを装着しているとき、水以外は飲まないようにだけ気をつけてください。 何かを口にしたあとすぐに歯みがきをすることが理想ではありますが、状況によってはすぐに歯みがきができないこともあります。 その場合はマウスウォッシュや水でお口をすすぐだけでも行いましょう。 その後、歯みがきのタイミングを見つけてしっかり歯みがきをするようにしてください。 矯正治療中は虫歯や歯周病になりやすい状態になっています。 虫歯や歯周病になってしまうと、矯正治療を中断して治療を行います。 そのため矯正治療が完了するまでの時間も長くなりますので注意が必要です。 […]