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矯正治療で最も一般的な方法の「ワイヤー治療」ですが、一体どのような仕組みになっているのか知らない方も多いのではないでしょうか。 今回はプルチーノ歯科・矯正歯科がワイヤー矯正について解説します。 ぜひ参考にしてください。 Contents1 2 3 4 4.1 ブラケット4.2 ワイヤー5 5.1 対応症例が多い5.2 外す必要がない5.3 マウスピース矯正と比べて歯の移動の速度が早い6 6.1 装置が目立ってしまう6.2 食事のときのストレス6.3 歯磨きがしにくい6.4 治療中の痛みの可能性7 7.1 表側矯正7.2 裏側矯正7.3 ハーフリンガル矯正8 9 9.1 人気のマウスピース矯正「インビザライン」にも対応している ワイヤー矯正とは矯正治療のひとつで、ブラケットと呼ばれる装置を歯に装着し、そこにワイヤーを通します。 ワイヤーを利用して動かしたい方向に少しずつ力を加えることで少しずつ歯を動かしていく矯正方法です。 ワイヤー治療を行うことで、歯並びの改善に繋がります。 歯並びの改善によって身体的にも精神的にも健康に繋がっていきます。 また、歯並びを改善することで見た目の変化も発生し、出っ歯の方や受け口の方などで見た目にコンプレックスを抱えていた方が、矯正治療によって人前で自信をもって笑顔を出すことができるようになったり、社交的な性格に変化したりする人もいるでしょう。 矯正治療は自由診療であるため、価格が歯科医院ごとに変わってきます。 経験やスキル面も非常に重要になる治療ですので、費用面だけではなく、歯科医師の経験やスキル、自分との相性も考えて選ぶようにしましょう。 ワイヤー治療の仕組みを紹介します。 歯は周りに支えている骨があり、骨と歯の根っこの部分の歯根とよばれる部分の間に「歯根膜」という膜があり、矯正装置を装着して少しずつ歯に力を加え歯根膜に力が加わっていくと歯根膜が伸びていきます。 歯根膜は一定の厚さを保とうとする性質があるため、伸びた歯根膜と反対の縮んだ歯根膜は「元の厚さに戻ろうとし「歯を溶かす細胞」の働きが活発になり歯根膜が元の厚さに戻ります。 一方で反対の伸びた歯根膜側の骨は、徐々に骨ができる流れが繰り返されることで歯が適正な位置に移動していきます。 移動は1ヶ月に0.5mm〜1mm程度しか移動しませんので矯正歯科治療は時間が必要です。 ワイヤー治療でよく出てくる器具の名前に「ブラケット」と「ワイヤー」という言葉がありますが、以下でブラケットとワイヤーについて解説します。 ブラケット ブラケットは、歯の1本1本の表面に直接設置する装置のことです。 ブラケットには溝(スロット)がありその溝にワイヤーを通して力を加えていきます。 ブラケットの素材は金属が一般的ではありますが、プラスチック素材や、セラミック素材、ジルコニア素材とさまざまな種類が存在します。 素材によって必要な費用も大きく変わるので、担当の歯科医師に気になる場合は相談してみてください。 ワイヤー ワイヤーはその高い弾力性を活かして歯に力を加えていく形状記憶合金のワイヤーです。 人間の歯並びに合わせた「なだらかな曲線」を描いた形になっており、ブラケットに通したワイヤーが元の形に戻ろうとする性質を活かして歯に力を加えていきます。 ワイヤー治療のメリットを紹介します。 ワイヤー矯正のメリットは以下の3点です。 対応症例が多い 外す必要がない マウスピース矯正と比べて歯の移動の速度が早い 対応症例が多い ワイヤー矯正は細かな調整が可能でさらにマウスピース矯正と比べて強い力を加えることができるので難しい症例の場合でも対応できます。 抜歯をしての矯正も可能なので大きく歯並びを変えることも可能です。 外す必要がない ワイヤー矯正は常に矯正装置が装着されている状態です。 そのため、マウスピース矯正のような装置を取り外す手間が不要です。 マウスピース矯正と比べて歯の移動の速度が早い ワイヤー矯正はマウスピース矯正に比べて歯に加える力が強く、歯の移動速度が早いのもメリットです。 移動が早いため矯正歯科治療の期間を短くすることが可能です。 ワイヤー矯正のデメリットを紹介します。 デメリットは4点です。 装置が目立ってしまう 食事のときのストレス 歯磨きがしにくい 治療中の痛みの可能性 装置が目立ってしまう ワイヤー矯正はどうしても装置とワイヤーが目立ってしまいます。 歯の表側に装着するため口元を開く際に見えてしまうからです。 人前での仕事をおこなう方や見た目を気にする方に関しては大きな問題ですので、見た目を気にされる場合は、裏側矯正やマウスピース矯正を選択する方がいいでしょう。 食事のときのストレス 食事の際は装置が邪魔になってしまいストレスを感じてしまいます。 食べ歩きが好きな方や食事が好きな方は大きなストレスになるでしょう。 歯磨きがしにくい ワイヤー矯正は歯磨きがしにくいのもデメリットです。 ワイヤー矯正装置に食べ残しや歯垢が着きやすいため、手間をかけた歯磨きが必要です。 専用のタフトブラシなどを活用することをおすすめします。 治療中の痛みの可能性 ワイヤー矯正はマウスピース矯正に比べて痛みが強いです。 装置装着後の1週間ほどにかけては痛みが続きます。 また、装置が口内の粘膜の部分に当たってしまい口内炎になる場合もあります。 ワイヤー矯正の種類を紹介します。 表側矯正 表側矯正は一般的な矯正方法のひとつで、歯の表側にブラケットと呼ばれる装置を装着しワイヤーを通して歯に力を加えていく方法です。 表側矯正は矯正装置が目立ってしまうことがデメリットですので、接客業などで見た目が気になってしまう方は別の方法を選ぶようにしましょう。 裏側矯正 裏側矯正は、歯の裏側に装置を装着することで目立ちにくいワイヤー矯正の方法です。 表側矯正に比べて違和感を感じやすく発音がしにくいのがデメリットです。 ハーフリンガル矯正 ハーフリンガル矯正とは、上側は裏側矯正、下側は表側矯正を行う矯正方法です。 矯正装置が目立ちにくく、費用も裏側矯正に比べて抑えられることが特徴です。 […]