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名古屋市のプルチーノ歯科・矯正歯科では矯正(小児矯正)・インビザラインの矯正診療を行っております。

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プルチーノ歯科・矯正歯科

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矯正歯科治療で歯が前後に動く仕組みとは?ワイヤーなど矯正装置について解説します

25.03.05

カテゴリ:BLOGインビザラインマウスピース矯正ワイヤー矯正予防歯科治療小児矯正矯正歯科

矯正歯科治療とは  矯正歯科治療とは、口腔内(口の中)や口の周りの機能や見た目を整えることで、不正咬合や顎関節症などの治療や出っ歯などの見た目(審美的)の改善を図るための治療です。 治療は小児から大人までどの年代でも受ける事ができますが、年代によって受ける事のできる治療方法は変わってきます。 また、小児の方が大人よりも体が成長途中で骨などの組織も柔らかいため、治療期間が短い場合が多いです。 この記事では、矯正歯科治療の内容や治療に使用する矯正装置の仕組みやそれぞれの装置の役割について解説します。矯正治療を検討される際は、ぜひ参考にしてみてください。   矯正歯科治療には、①機能的改善②審美的改善という、大きく分けて二つの目的があります。 私たちが食物を摂取する時の大事な入り口となる口腔は、様々な種類の筋肉と顎骨をはじめとした骨格が連動して動くことによって、機能しています。また、口腔内に食物を取り入れて効率的に咀嚼(そしゃく)をして嚥下(えんげ)をするために、歯の噛み合わせや舌や喉の動きなどが重要な役割を果たしています。 しかし、この働きのバランスが崩れてしまうと、様々な問題が起きてしまいます。 その結果、顎関節症・顎変形症・咬合不全(反対咬合など)や開咬不全などの機能障害が起こってしまいます。これらの症例が原因で機能障害が起きてしまうと、顎の痛みや頭痛・肩こりなどの症状が出てしまったり、食物を効率よく摂取できず栄養として体に取り込めなくなってしまい、さまざまな体調不良などを引き起こしてしまう可能性もあります。 また、これらの機能のバランスが悪くなってしまうと、外見(審美的)にも目立つ変化が起こってしまいます。上下の顎骨の大きさや位置などが通常の位置と違いバランスが崩れてしまうと、歯がきれいに並ぶスペースが確保できずに歯並びが悪くなってしまったり、前歯が前方に飛び出してしまうと出っ歯や受け口と呼ばれる状態になる症例が多くあります。 矯正歯科治療は、これらの問題を改善するために顎骨や口周りの筋肉のバランスを調整したり、歯並びを整える事を目的とした歯科治療です。 顎変形症は、家族間で同じような状態が見られる(出っ歯や受け口、しゃくれなど)場合や先天性の疾患が原因で成長途中で顎骨の成長の異常が想定される場合などには、一般的にも小児期から矯正治療を行うことがよくあります。また、成長途中の小児の歯槽骨や筋肉などはまだ柔らかいので動かしやすく、成長とともに矯正した状態で固定されて安定しやすいという利点もあります。 顎の治療に関しては、「動かす」ことで行う矯正治療と、「削る」「補足する」などを目的とした外科手術が行われています。 ここでは、額骨や舌・口腔周囲筋(口の周りの筋肉)の矯正治療について紹介します。 ・プレート矯正(床矯正治療)とは 人間の歯は、通常では乳歯では20本、永久性では親しらずを除くと28本が生えてきます。ここでもわかるように、乳歯は永久歯よりも8本少なく、永久歯がきれいな歯列で並ぶためには、上下左右の乳歯の一番奥の歯よりもさらに奥に2本追加されるだけのスペースが必要になります。 成長に伴い顎は成長しますが、それでもスペースの確保が難しいと想定される場合には歯を並べるスペースを拡大するための治療が行われます。 プレート矯正は、上顎の口蓋(歯の内側の喉につながるスペース)にプラスチック製のプレート(床(しょう))を装着します。プレートには、金属製のワイヤーやバネが入っていて外側に向かって力をかけていきます。かける力の強さはネジを巻いて調節し、一定の力をかけて顎骨をゆっくりと少しずつ押し広げていきます。1ヶ月に一度くらいのペースで歯科医院に通院してネジなどの装置の調整やメンテナンスを行うのを繰り返し、患者さんが自分で1日の決められた時間(14時間くらい)の間、装置を装着することで治療を行います。 ・小児用マウスピース矯正装置「プレオルソ」 人間の体は骨格の周りに筋肉や神経などの組織が張り巡らされていて、体を動かすためには非常に重要な役割を持っています。骨や筋肉のバランスが取れているからこそ、体のそれぞれの機能は正常に動くことができます。 そのため、歯科矯正治療では歯や顎骨の状態を整えるだけではなく、口の周りの筋肉である「口腔周囲筋(こうくうしゅういきん)」や口の中で重要な役割をはたしている「舌(ぜつ)」の働きも整える必要があります。 口腔周囲筋は口の周りにある筋肉の総称です。この筋肉が伸びすぎたり縮みすぎてしまうと口を閉じたままの状態を維持するのが難しくなって無意識に口が開いた状態になってしまったり、顎を動かすのが難しくなってしまったり、食物を上手に咀嚼・嚥下することができなくなってしまいます。 また、舌筋(ぜっきん)は舌を動かすための筋肉の総称です。舌は複数の筋肉が連動することで前後や左右上下に動いていますが、筋肉が弱くなってしまうとうまく動かすことができなくなってしまい摂食嚥下や発音に影響が出てしまいます。 プレオルソは、口腔周囲筋や舌の筋肉のトレーニングをして、機能的に動かされるようにするための小児用マウスピース矯正装置です。マウスピースの矯正力を使って歯並びを整えるのと同時に、口腔周囲筋や舌筋のトレーニングをしたり、舌の動きの癖を修正することができるのが特徴です。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、小児のプレオルソ歯科矯正治療を行っています。24時間webから初診前のお子さまのお口の悩みや矯正治療に関する費用などの相談や説明を矯正に関する高い技術力を持った矯正専門歯科医が行う無料カウンセリングの予約を受け付けていますので、ぜひアクセスしてください。 全ての歯がきれいに並ぶためには、歯を並べるスペースがとても重要です。スペースを確保する為には前述したように顎などの大きさも関係していますが、歯の生え変わりのタイミングや歯自体の大きさも関係しています。 そういう場合は、スペースを作りたいという理由で抜歯をしてから歯列矯正を開始する場合もあります。 歯列矯正の種類 歯列矯正は、歯の向きや位置を変えることで歯並びを整えていきます。 歯列矯正の主流の治療法として、「ワイヤー矯正治療法」と「マウスピース矯正治療法」があります。ここでは、それぞれの治療の流れや仕組みについて説明していきます。 ・ワイヤー矯正治療法 ワイヤー矯正治療法は、歯の表側の表面に接着したブラケットという装置に、メタル製の太いワイヤーやゴムを通して元に戻ろうとする力を利用して歯を動かしていきます。 比較的歯や歯の周りを支える組織(歯根膜など)に強い力をかけて治療をすることができるので、抜歯によって開いた広い隙間の移動をしたり広範囲の矯正治療にも対応できるのがメリットです。さらに、アンカースクリューなどを歯茎に装着してゴムの伸び縮みする力を利用し、歯に強い力をかけていきます。 また、見た目には目立ちにくい歯の裏側に装置を装着する舌側矯正もあります。 しかし、強い力を加えるのでその影響で歯や顎に痛みを感じることもあります。 ワイヤーなどの装置は月に1回くらい歯科クリニックに来院してメンテナンスや矯正装置の調整をしながら治療を進めていくので、患者さんは自分で装置を取り外すことはできません。 そのため、食事の時に細い食べかすが装置に残りやすく、さらに装置が邪魔で歯磨きで歯垢や食べかすをきれいに取り除くことが難しくなってしまいます。それが原因で、歯周病や虫歯になってしてしまう可能性が高くなることがデメリットといえます。 ・マウスピース矯正治療法 マウスピース矯正治療法は、患者さんの歯型を採取してマウスピースを作ると、マウスピースの形状維持をするためにかかる力を利用して歯を動かしていきます。 マウスピースの矯正力はあまり強くないのであまり広範囲の矯正治療には向いていませんが、部分的な矯正治療には有効です。また、歯にかかる力が弱く口の組織が引っ張られる力も弱いので、顎や歯に痛みがでにくいことがメリットです。技術の進歩で多くの症例に対応できるようになってきています。 マウスピース矯正は、定期的に歯科医院で経過観察と口腔ケアなどの診察やメンテナンスをしながら、患者さんが矯正専門歯科医の指示に従って自分でマウスピースを管理したり装着することで治療を行います。 マウスピースは歯科医師の指示に従って交換していき、歯の向いている方向や位置を動かして理想の歯列に近づけていきます。 また、患者さんが自分でマウスピースを着脱することができるので、食事や歯磨きの時には外すことができ、食べかすの除去がしやすく水洗いもできるので歯周病や虫歯になるリスクを低く抑えることができます。また、マウスピースは透明に近い色の薄い素材でできているので、ワイヤー矯正治療とは異なり外側から目立たないのも特徴です。また、ホワイトニング治療などにも引き続き使える場合もあります。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、最新のマウスピース矯正システム「インビザライン・システム」を導入しています。 3Dスキャナーで患者さんの口腔内のデータを取り込み、その情報を基に作られた自分の歯並びに詳細まで適応したマウスピースを利用してコンピューターで成果を確認しながら治療をすることができるので、効率的に治療を行うことができます。 院長をはじめとしたインビザライン・システムに関する専門的な知識や技術と豊富な経験を持っていると認定されたインビザドクターが治療を担当するので、安心して治療を進めることができて、さらに治療の完成度を高めることができます。 24時間ホームページから初診前の矯正無料相談をweb予約することができますので、是非気軽にアクセスしてご利用ください。

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矯正歯科専門医に聞いてみました!歯科矯正で使うパワーチェーンの役割はなんですか?

25.03.05

カテゴリ:BLOGインビザラインマウスピース矯正ワイヤー矯正予防歯科治療小児矯正矯正歯科BLOGインビザラインマウスピース矯正ワイヤー矯正小児矯正矯正歯科

矯正歯科治療とは 矯正歯科治療とは、顎骨の位置や歯の位置などを正常な状態に整えて、開口(口を閉じるのが難しい状態)や咬合不良、顎変形症などの治療(機能的問題の改善)や見た目を全体的なバランスを良くする(審美的問題の改善)のために行われる治療です。 治療の方法としては、顎骨などの骨格や筋肉の状態を整える治療と、歯の位置を動かす(歯列矯正)などといった口腔内(口の中)の環境を整えるための治療に大きく分かれます。一般的には、主に歯列矯正のことを矯正歯科治療と認識している人が多いと思います。 この記事では、矯正治療で歯を動かすメカニズムと装置の役割や治療法ごとのデメリットについてご紹介します。 通常の場合では、人間の永久歯(大人の歯)は親しらずを除くと左右上下合わせて28本生えています。 歯がきれいに並ぶためには歯の大きさと口の中の歯が並ぶスペースの両方がバランスよく整っている必要があります。 しかし日本人は多くの人が比較的顎が小さいため、歯の並ぶスペースが確保できていないことがよくあります。その場合、歯が正常な位置や向きに生えてくることができずに歯並びがくずれてしまいます。 矯正歯科治療の歯列矯正では、歯の位置や向きを正常な状態に動かしたりどうしてもスペースを確保できない場合には、抜歯をして歯がきれいに並ぶためのスペースを作ります。 私たちの体には「自己回復力反応」という機能があります。これは、外から抑えられるなどのストレスを感じると、自然と元の状態に戻そうという力がかかる反応のことです。 歯は、衝撃を和らげるための歯根膜という組織に支えられています。 歯根膜は、力が加えられることで伸縮します。この性質を利用して、歯を動かしたい方向に引っ張ることで歯根膜が刺激されて伸縮し徐々に歯が動いていきます。 そして、歯根膜には一定の厚みをキープして歯を安定して支えようとする自己回復力があるため、動かされた位置で元の状態に戻ろうとします。その結果、歯根膜周辺の歯槽骨などの組織もその状態に定着して、歯の移動が完了するという仕組みです。 歯科矯正治療は、このような体のメカニズムを利用して治療を進めていきます。 自己回復力反応によって、少しの期間だけ歯に力を加えたとしても、歯は元の位置に戻ってしまいます。 歯科矯正では、時間をかけて少しずつ適切な力を加えていくことで無理なく歯を動かしていきます。歯を移動した位置で無理なく定着させるために、結果的に治療時間が長くなってしまいますが、後戻りを防いで治療を完了させるためには重要な事なのです。 歯列矯正治療には、よく使われる治療法として「ワイヤー矯正治療法」と「マウスピース矯正治療法」があります。 ここでは、それぞれの治療法で使う装置やデメリットを説明します。 ワイヤー矯正治療法の装置の役割とデメリット   装置の役割 ワイヤー矯正治療は、歯に接着したブラケットという装置に歯と歯を繋げるようにワイヤーやゴムなどの装置を装着します。ワイヤーは形状記憶合金でできているため元の形に戻ろうとする力が働き、それに伴って歯に力がかかり動くという仕組みです。 同じような目的で力を加えるためにパワーチェーンやゴムを装着する場合もあります。 また、歯の表側ではなく裏側につける裏側矯正(舌側矯正)もあります。 パワーチェーンはワイヤーに更に力を加えて、抜歯して広くスペースが開いて歯を大きく動かす場合に使います。装着してすぐには強い力で歯を引っ張ることができますが、1週間ほどで劣化し始めるのでかかる力も弱くなってきます。その両方の力を使って効率よく歯を動かしていくために、3週間くらい期間を開けて新しいパワーチェーンに交換していきます。 ワイヤー矯正治療のデメリット ワイヤー矯正治療はワイヤーやゴムなど複数の装置の力をかけるので、歯には強い力がかかります。それによって、前歯から奥歯までに使えたり、広い範囲を移動したり向きを変えることができるため、多くの症例に用いられます。 しかし、歯に強い力がかかるという事は、歯にかける負担も大きくなってしまいます。そのため、歯を動かすときには口の中や顎に痛みを感じたり、人によっては頭痛や肩こりが起こってしまいます。 また、ブラケットやワイヤーは定期的に歯科医院に来院して、診療と同時に装置のメンテナンスやワイヤーなどの調整や付けなおしを行います。そのため、装置が舌や口の中の粘膜に当たってしまい傷になったとしても、自分で装置を外すことはできません。 さらに装置の隙間に食べかすが詰まりやすかったり、歯磨きをする際にも磨きにくい箇所があるため、口の中を清潔に保つのが難しくなってしまいます。このことが原因で、虫歯や歯周病のリスクが高くなってしまうことがあります。 マウスピース矯正治療法の装置の役割とデメリット   装置の役割 マウスピース矯正治療は、患者さんの歯型を基に作成したマウスピースを利用して、歯を動かしていく歯列矯正治療です。患者さんが自分で医師に指示された時間や用法でマウスピースを装着し、治療を進めていきます。弱い力で少しずつ力を加えて歯を動かしていくため、前歯だけのような部分的な歯列矯正治療に向いています。 使用する装置はマウスピースだけで、数週間ごとに新しいマウスピースに交換して理想の歯並びに近づけていきます。 ワイヤー矯正治療法よりも歯にかける力も小さいため、歯や顎などへの負担も抑えることができます。素材も柔らかい物が多く、口の中の組織を傷つける心配もないので安心して装着することができます。 またマウスピースは食事や歯磨きの時には簡単に取り外すこともできるので、口腔内を清潔に保つことでむし歯や歯周病になってしまうリスクも少なくなります。 マウスピースは透明に近い色の素材でできているため、装着している間も目立ちにくく気になりにくいので、患者さんのストレスが少ないこともメリットとして上げられます。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、最新のマウスピース矯正システムの「インビザライン・システム」を導入しています。 3Dスキャナーで患者さんの口腔内のデータを収集し、コンピューターで理想の歯並びをシミュレーションすることができます。患者さんと歯科医師がそれを確認しながら治療方針について話し合い、インビザライン・システムに関する専門的な知識と適切な技術と経験を持っていると認定されたインビザドクターが患者さんそれぞれに最適な治療計画をたてていきます。 治療に使うマウスピースは3Dスキャナーで取得した精密なデータをもとに作成することで効果的に歯を動かすことができて、治療の完成度を高めることができます。 マウスピース矯正治療のデメリット マウスピース矯正は、定期的に歯科クリニックに来院してメンテナンスを受けながら、自宅で患者さんが歯科医師の指示したタイミングで新しいマウスピースに交換していきます。 もしも患者さんが歯科医師の指示通りのタイミングでマウスピースを次のものに交換していかなかった場合には、治療の流れが悪くなってうまく進まない可能性もあります。 また、マウスピースを装着する時間が短かったり、マウスピースを装着する間隔が長く空いてしまったりした場合も、治療が進まない原因になってしまいます。 以上の事から、マウスピース矯正治療でより完成度の高い治療成果を上げるためには、患者さんが歯科医師の指示に適切に従って治療を進めていくことが重要といえます。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、矯正歯科治療や費用に関する無料カウンセリングを行っています。歯科矯正治療に関連する質問や悩みなどをぜひご相談ください。24時間webからアクセスして予約をすることができますので、是非ご利用ください。

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小児と成人で違う歯科矯正治療法 歯科矯正は、顎のバランスや歯並びを整えることで、噛み合わせなどの機能的な問題と歯並びなどの審美的な問題を改善するための治療法です。 最近では大人になってから歯の矯正治療を始める人も多くなりましたが、口唇口蓋裂などの先天性の異常や遺伝的な要因で将来的に出っ歯や受け口などの問題が起きてくる可能性が高い場合、または乳歯や永久歯が生えてきて問題が起き始めている場合には、予防歯科として小児の頃から治療を始める場合もあります。 また、現代は子供の顎が昔より小さくなっていると言われていて、その影響で将来的に永久歯がきれいに並ぶスペースができないことがあります。 からだの成長過程で骨の柔らかい小児期から歯医者さんで矯正歯科治療を始めることで、体への負担も少なく、また治療期間を短縮することで治療費を抑えて矯正歯科治療ができる可能性もあります。   小児期の歯科矯正は、早い場合は6〜8歳ごろの乳歯から永久歯に変わる時期(歯列混合期)から始めます。 この時期は第一期矯正治療と呼ばれ、歯の位置を動かすことよりも上下の顎のバランスを整えたり、顎や歯の成長を促したり抑制して過蓋咬合や開咬などの咬合不全を防ぐための治療を行います。 矯正治療には、チンキャップなどの顎に装置を装着して行う治療法と、口の中(歯の内側)に装置を装着して行うプレート矯正治療等、目的によって様々なタイプの治療方法があります。 今回の記事では、口の中に装着するプレート矯正治療などについて紹介します。 歯は通常、乳歯で20本、永久歯で親しらずを除くと28本が生えそろいます。上下で4本ずつ永久歯の方が多いため、その分広く歯が生えそろうスペースが必要になります。 もちろん成長により顎も大きくなりますが、それでも永久歯が正しい位置に並んで出てくるだけのスペースが確保できない場合もあります。その場合は、矯正装置を使い顎を拡大する治療を行います。 プレート矯正治療は、プラスチック製のプレート(床)を上顎の口蓋(歯の裏側のスペース)に装着します。プレートにはワイヤーなどが入っていて顎を外側に圧し、ネジを使ってその強さを調整して顎骨をゆっくりと拡大していきます。 およそ1ヶ月ごとに歯科クリニックに来院してネジを調整し、自宅などで患者さんが自分で装置を装着して治療をします。装着する時間はおよそ1日のうち14時間ほどですが、食事や歯を磨く時などには装置を外して行うことができます。 口の機能は歯や顎骨だけではなく、口の周りの筋肉(口腔周囲筋)や舌の動きも大きく関係しています。 プレオルソは、口腔周囲筋や舌の動きを整えるための小児用マウスピース矯正装置です。プレオルソは、マウスピースで歯ならびをきれいに整えるのと同時に口の筋肉のトレーニングをしたり舌の動きの癖を修正することができ、6〜11歳ごろの混合歯列期に使用する装置です。 口の筋肉や舌の動かし方を整えることで発音が良くなったり、開口(自然と口が開いてしまった状態)による口呼吸や歯ぎしり、指しゃぶりなど、将来的に歯並びが悪くなったりや集中力の低下につながってしまう悪癖を防ぐ効果も期待できます。 プレート矯正と同じように患者さんが自分で着脱をして治療を進めていきますが、装着時間が短いのが大きな特徴です。マウスピースの素材に金属は使っていないので、患者さんが装着時に感じる違和感も少なく、安心して治療を行うことができます。 プレオルソでの治療が完了した後に歯並びを整える必要がある場合には、歯列矯正を行います。 歯列矯正は成人の矯正治療でも行いますが、骨が成長途中で柔らかい子どもの頃から始めることで治療に伴う痛みや後戻りなども少なく、矯正治療や保定にかかる期間も短く終了することができます。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、プレオルソでの小児歯科矯正治療を行っています。24時間webから初診前のお子さまの矯正治療相談や説明のための無料カウンセリングの予約を受け付けていますので、ぜひアクセスしてください。 歯列矯正には、大きく分けてワイヤー矯正治療とマウスピース矯正治療があります。 ワイヤー矯正治療は、歯にブラケットという装置を接着し、そこにワイヤーやゴムをかけてその力を利用して歯を動かしていきます。強い力をかけて治療をしていくので広範囲に歯を移動することができ、一般的によく使われている治療法です。 しかし、装置はプラスチックや金属などを使っていることが多く、歯の中や舌を傷つけてしまうことがあります。また、装置は患者さんが自分で取り外しをすることはできないので、食事や歯磨きの時にもつけたまま行うため食物残渣が残りやすく、虫歯や歯周病になりやすくなってしまうことがデメリットです。 また、装置は外見から目立ちやすいので、ストレスの原因になってしまいます。 プルチーノ歯科・矯正歯科が導入しているインビザライン矯正システムは、歯列矯正の為のマウスピース矯正治療です。 診療時に3Dスキャナーでお口の中の情報を取り込み、そのデータを使ってコンピューターで現在の歯並びなどの状態とインビザライン矯正をした後の歯並びの比較ができます。また、そのデータを基にマウスピースを作成して治療を行うことで、今までの歯型から作成するマウスピース矯正よりも精密に分析し治療を進めていくことができます。 また、プレオルソと同じように患者さんが自分で取り外しを行えるので、食事や歯磨きの時に取り外すこともできます。 マウスピースは歯科医師の指示に従って数週間ごとに交換していき、治療を進めていきます。 子供のためのインビザライン・ファースト しかし、インビザライン矯正システムは、永久歯の生えそろった大人に対して開始する治療法(第二矯正治療)です。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、永久歯が完全に生えそろう前の第一期矯正から使えるインビザライン・ファーストも導入しています。 プレオルソで口腔周囲筋や舌の環境が整った後、インビザライン・ファーストでの歯列矯正治療ができます。 以前はこどもの矯正治療での歯列矯正はワイヤー矯正をするのが主流で、痛みやお口のトラブルが起きやすいことが大きな問題でした。 しかし、インビザライン・ファーストはワイヤー矯正治療とは違い、柔らかい素材で口の中を傷つけてしまうこともなく、装置は取り外しが可能なのであまり気になりにくいので、ストレスも少なく治療を行うことができます。 インビザライン・ファーストは、子どもの顎骨の成長のスピードや歯の状態を考慮して設計されていて、永久歯は生えそろう前に歯列をキレイに整え、噛み合わせを改善することができます。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、院長をはじめとしたインビザライン矯正システムに関して専門的な知識と技術を持ち、豊富なインビザライン矯正治療の経験を持っている歯科医師が認定されるインビザドクターやスタッフが治療を担当します。 どのような治療が患者さんに適応できるかは、患者さんそれぞれの症例によっても違いますし、治療期間や治療の内容によっては料金なども変動します。 そのため、矯正治療を検討する場合は必ず矯正治療に関するカウンセリングをおススメしています。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、矯正治療に関する無料相談を実施しています。矯正治療を始める時期や治療法は、患者さんによって一人一人の顎や歯並びの状態によって違います。患者さんの状態をしっかりと診察し、患者さんの健康と将来を見据えたうえでどのような治療が必要で適切かを診断して、矯正治療をご案内いたします。 24時間webホームページから無料の矯正治療相談の予約を受け付けていますので、ぜひ気軽にアクセスしてください。

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歯並びや噛み合わせの矯正治療を考える際、信頼できる矯正歯科クリニックを選ぶことは非常に重要です。 そこで、今回のブログ記事では「矯正歯科の選び方がわからない」「表側のワイヤー矯正、マウスピース矯正、裏側矯正で装置をどれにするか迷っている」などの悩みを抱えている方のために、評判の良いおすすめの矯正歯科クリニックにはどのような特徴があるのかという情報を詳細にお伝えし、わかりやすく解説します。 矯正治療が初めての方は、名古屋の矯正歯科専門クリニック「プルチーノ歯科・矯正歯科」の無料相談・カウンセリングを受けていただくことが可能です。月・火・水・金・土・日・祝日(木曜以外)は診療していますので、気軽にWEB予約などでご予約の上、お越しください。 Contents1 1.1 安心のためのチェックポイント2 2.1 安心のためのチェックポイント3 3.1 安心のためのチェックポイント4 4.1 安心のためのチェックポイント5 5.1 安心のためのチェックポイント6 6.1 安心のためのチェックポイント7 7.1 無料相談のご案内:詳細はお気軽にお問い合わせを   評判の良い矯正歯科クリニックには、専門性の高さや最新技術の導入だけでなく、患者様一人ひとりに寄り添った丁寧な対応が求められます。また、駐車場を完備している、名駅(名古屋駅)など駅から徒歩で通えるなどのアクセス面、通院のしやすさや費用の透明性も重要なポイントです。 それぞれのクリニックが提供する治療内容や設備の違いをしっかりと確認し、患者様ご自身が納得できる診療環境を選ぶことが、矯正治療を成功させるための第一歩といえるでしょう。 安心のためのチェックポイント 1.専門性の高い矯正歯科医が在籍しているか? 2.院内に最新の医療設備や技術が充実しているか? 3.費用が明確か?分割払いなどの支払いが可能か? 4.駅や駐車場など、通いやすい矯正歯科クリニックか? 5.小児育成矯正など子どもに対応した矯正歯科か? 5.初回カウンセリングやスタッフの対応は丁寧か? 初回カウンセリングでは、患者様が安心して治療を開始できるよう、医師が丁寧に矯正治療について説明します。 患者様の症状やライフスタイルに合わせた治療方法が提案されます。また、治療のメリットや注意点をしっかり共有することで、患者様ご自身も納得した上で治療を進められる点が特徴です。専門性の高い治療を行う歯科医師やスタッフの親切な対応が不安や疑問を解消し、患者様の信頼を得る要素となっています。 それではここから、それぞれのチェックポイントを詳しく確認していきましょう。   矯正歯科は高度な専門知識と技術が求められる分野です。評判の良いクリニックでは、矯正歯科の専門医など、資格をもつ歯科医師が治療を担当しています。専門医が最新技術を取り入れることで、患者様のさまざまな症例に対応できる柔軟な診療環境が実現します。 安心のためのチェックポイント ●専門医が定期的に最新技術を学び、常に研鑽を重ねている ●難しい症例(重度の歯並びの乱れ)にも対応可能である ●矯正治療の期間を短縮できるなどの技術力がある ●専門医や認定医などの矯正治療に関する資格を持つ医師が在籍している 専門医や認定医が在籍している矯正歯科では、個々の患者様に適した治療が受けられます。特に歯並びや噛み合わせの問題に対して、専門的な診断と治療計画を提供することで、高い治療成功率を実現しているのです。また、各矯正治療の技術に関する認定資格を持つ医師は、最新の技術や知識を常にアップデートしており、患者様に安心感を与えるとともに、適切な治療結果が期待できるでしょう。複雑な症例にも対応可能であったり、矯正期間を短縮できる技術を導入している点は、信頼できるクリニックの大きな魅力です。   最新技術と設備を導入しているかどうかは、治療の質を大きく左右します。また、治療結果の的確さ快適さにも直結します。先進的な設備を利用することで、患者様に負担の少ない治療を提供できますので、ホームページでの確認や、初回カウンセリングで質問してみましょう。 安心のためのチェックポイント ●歯型とりの快適さ:高精度3D口腔スキャナーを導入している ●歯並びの仕上がりの確認:治療のシミュレーションが可能である ●虫歯の予防ケア:矯正治療中の虫歯予防に力を入れている 専門性の高い矯正歯科クリニックでは、治療の正確さと快適さを追求するために先進的な技術が導入されています。 例えば、3D口腔スキャナー「iTero element 5D」は、従来のiTeroよりさらに正確な歯型取りと治療後のシミュレーションを可能にし、患者様が治療過程を視覚的に理解できるようサポートする機器です。 さらに、オルソパルスといった「加速治療機器」は、矯正治療の期間を短縮するだけでなく、患者様の負担を軽減する重要なツールです。こうした設備が整ったクリニックでは、質の高い治療を効率的に受けることができます。   矯正治療は高額になる場合が多いため、料金の透明性と支払い方法の柔軟性を提供しているクリニックは、患者様から高い評判を得ています。初回カウンセリングで費用について明確に説明されるかどうかを確認しましょう。 安心のためのチェックポイント ●初回カウンセリングでの費用説明が明確である ●分割払いなど支払い方法の選択肢が豊富である ●オプション費用などの項目が明確である 信頼できるクリニックでは、初回カウンセリング時に治療費の詳細な内訳がしっかりと説明されます。例えば、診断費用、装置の費用、メンテナンス費用などが明確に提示され、追加料金の有無も確認できます。 また、分割払いの選択肢や支払いスケジュールの柔軟性が提示されることで、患者様の月々の支払いに関する経済的な負担を軽減します。こうした配慮が、患者様の治療への安心感や信頼につながります。   通院のしやすさは、矯正治療を始める上で非常に重要なポイントです。仕事や学校の都合にあわせて通えるクリニックを選ぶことは、治療をスムーズに進めるための大きな要素です。 安心のためのチェックポイント ●駐車場や駐輪場を完備。または駅近でアクセスが便利 ●仕事帰りや学校帰り、買い物などに立ち寄りやすい立地 ●長期間の通院に適した快適な環境であること ●自分自身にとって通いやすい立地や環境であること 便利な立地と充実した診療環境で評判の良い名古屋市内の矯正歯科クリニックを選ぶことも、矯正治療の成功の鍵です。 駅やバス停の近くのクリニックでは公共交通機関を利用した通院が容易であり、仕事帰りや学校帰りにも立ち寄りやすい環境です。駐車場や駐輪場が完備していることも重要でしょう。 駅ももちろんですが、大きなショッピングセンターや繁華街など、買い物に立ち寄りやすい環境であることも、日常生活に歯科医院へ通院するスケジュールを組み込みやすいといえるでしょう。 また、院内の快適さも患者様満足度に大きく寄与しています。清潔で落ち着いた居心地のよい空間で診療を受けることで、患者様はリラックスしながら治療を進められます。長期間の通院が必要な矯正治療では、このような環境が重要な選択基準となります。   小児育成矯正は、子どもの成長に合わせた治療を行うことで、将来の歯に関するトラブルを予防する重要な治療です。特にお子様の早期治療は、健康な歯並びを育てるための基盤となります。 安心のためのチェックポイント ●子どもの成長段階に合わせた適切な治療を行っている矯正歯科 ●早期介入による歯並びの改善に力を入れている ●親子で通える安心感があるクリニック 小児育成矯正を提供するクリニックでは、子どもの成長を考慮した長期的な視点で治療を進めます。歯並びや噛み合わせの問題を早期に発見し、必要な治療をタイミング良く行うことで、将来的な矯正治療の負担を軽減します。 また、キッズスペースを完備しているなど、親子で通いやすい環境が整っているクリニックなら、家族全体で歯科ケアを受けられる点で非常に評価されています。   「プルチーノ歯科・矯正歯科」は、患者様一人ひとりのライフスタイルに合わせた柔軟な治療計画を提案している歯医者です。 当院の特徴 ●インビザライン矯正認定医が在籍し、難症例にも対応が可能である ●高精度3Dスキャナーを導入し、矯正治療の仕上がりイメージを可視化できる ●診療スペースはプライバシーを重視した間仕切りを採用 ●キッズスペースを設置。受付スタッフから常に確認可能な位置に配置 ●イオンモール新瑞橋1Fに立地し、買い物にも立ち寄りやすく、通いやすい ●最寄り駅から徒歩5分と駅近で、交通アクセスが良好 ●大型駐車場を完備しており、車での通院も快適 ●カウンセリングルームを完備しており、初回カウンセリング無料 ●ブラッシングコーナーを設置しており、お仕事帰りの通院にもおすすめ ●WEB予約にも対応している 以上のことから、イオンモール新瑞橋1Fに立地し、買い物にも立ち寄りやすく、通いやすい当院では、患者様の恐怖心や緊張を和らげるためにアロマを取り入れた診療を行っています。待合室にはアロマディフューザーを設置し、カウンセリングルームにはアロマハイストーンを配置することでリラックスできる空間を提供している矯正歯科クリニックです。 インビザライン矯正では認定医が透明で目立ちにくい装置を使用し、日常生活への影響を最小限に抑えた治療計画をご提案いたします。また、院内に高精度3D口腔スキャナー「 iTero element 5D」を活用し、治療開始前から視覚的に結果を確認できるシミュレーションや調整が可能です。 駅近の立地や大型駐車場を完備しているため、通院しやすい環境が整っています。診療スペースはプライバシーに配慮した間仕切りを採用し、リラックスして治療を受けられます。 小児矯正にも注力しており、成長に合わせた治療や食育指導で健康的な生活をサポートしていますので、食育指導をご希望の方はスタッフにお声がけください。どのようなことでもご相談いただけます。 無料相談のご案内:詳細はお気軽にお問い合わせを 初めて矯正治療を検討される方には、アウトカムシミュレーションを用いた無料相談をおすすめします。カメラ撮影後、5~10分で治療後の歯並びをシミュレーションできるため、具体的な仕上がりのイメージをつかみやすくなっています。 無料相談で治療後の具体的なイメージを確認し、最適な治療プランを見つける第一歩を踏み出してみませんか。ぜひお気軽にご相談ください。 目立たないマウスピース矯正「インビザライン」について詳しくはこちら> 当クリニックの「成人矯正」について詳しくはこちら> 当クリニックの「小児育成矯正」について詳しくはこちら> 無料相談のご予約はこちらから> LINE診断も行っています> ※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。

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年齢などで変わる歯科矯正治療 歯科矯正治療は主に、不正咬合や顎関節症などの機能的な問題を改善したり、歯並びをきれいに整えるための審美的な改善を目的として行います。 大人になってから治療をすることができますが、遺伝的に歯並びや顎のバランスが悪くなる可能性がある場合は、子どもの頃から小児矯正治療を始める場合があります。 この記事では、子供の矯正治療(小児矯正治療)に関して紹介します。 小児矯正は、第一期治療とよばれる6歳から12歳ごろまでに行う歯科矯正治療の事をいいます。 この時期は乳歯(子供の歯)から永久歯(大人の歯)に生え変わったり、骨格も成長過程で柔らかくバランスが整えやすい時期です。この時期から治療を始めることで、治療の完成度を高めたり治療期間の短縮などにもつながります。また骨格などの組織が柔らかいうちに歯並びがしっかりと固定されやすくなり、治療後に歯並びがまた崩れてしまう「後戻り」を防ぐこともできます。 乳歯は永久歯よりも小さいので、乳歯が生えている時点で歯の生えるスペースがいっぱいになっていると、永久歯がきれいに並ぶだけのスペースを確保できないことが予想されます。 そのため、この時期には歯並びをキレイに整えるためのスペースを口の中に確保するための治療が行われます。 永久歯が生えてから行う治療(第二期治療)では、このスペースを確保するためには歯を抜かなければならない症例も多く、歯や顎骨などに大きな負担をかけてしまいます。そのため、将来的に問題が起こると考えられる場合には、この時期から適切な治療を始めることがとても重要です。 また、早く治療を始めることで顎関節症や不正咬合などの問題が今以上に悪化することを防ぐことができます。口の環境を整えることで発音の成熟化を促したり大事な成長期に食事から適切な栄養を体に蓄えることもできるようになり、体全体の健やかな成長を促すためにも重要です。 矯正歯科治療の主な目的は顎の大きさや位置を整えたり、歯並びなどをきれいに整えることです。 顎の状態と歯並びの状態はとても関係があります。 顎が小さい場合には、歯がきれいに並ぶスペースが確保できないので歯並びが悪くなってしまいます。その場合は、歯並びを整えるために歯を動かす前に歯を並べるスペースを確保する必要があります。 骨格が完成した後の第二期治療ではスペースを確保するために抜歯をすることがよくありますが、第1期治療では顎を拡大して歯が並ぶスペースを作ります。 プレート矯正(床矯正) プレート矯正は、顎を口の中から拡大して歯の並ぶスペースをつくったり、歯の萌出を手助けするための歯列育形成治療方式です。 上顎と下顎の骨の大きさのバランスが悪くて反対咬合(下の前歯が上の前歯より前方に見える)や過蓋咬合(上の歯が下の歯に深くかぶってしまい、下の歯が見えない状態)等の場合に効果的な治療法です。 プレート(床)矯正装置は、入れ歯のように患者さん自身が取り外しをすることが可能なタイプ(可撤式)の装置で、毎日決められた時間のみ装着して治療をします。プレートはプラスチックの床部分に金属のワイヤーやばね・ネジなどが入っていて、その力を利用して治療を行います。 アクティブプレート(拡大床) 反対咬合で上顎に歯を並べるスペースがない場合に、顎を内側から横方向(外方向)に拡大して歯が整列するための隙間を確保するための床矯正装置です。 プレートの中に拡大するためのネジが埋め込まれていて、定期診療(1ヶ月ことくらい)でクリニックに来院した際にプレートを拡大していくことで、ゆっくり治療を進めていきます。1日に14時間ほど患者さんが自分で装置を装着をしますが、食事や歯磨きの時には外すことができます。 バイトプレート(咬合挙上板) 過蓋咬合が深い場合、下の奥歯が上の奥歯と嚙み合う高さまで生えていないこともあります。バイトプレートは、そういった症例の場合に上顎の歯に沿うようにプレートを設置し上顎の前歯がそのプレートに当たるようにして、上の歯に直接当たらないようにすることで下顎の奥歯が適切な高さに生えてくるように促す治療方法です。 これは主に、乳歯から永久歯に生え変わる時期(混合歯列期)に行われます。 床矯正をした場合、歯を並べるスペースを確保できて治療を終了する場合もありますが、その後に歯をきれいに並べるための歯列矯正治療をする場合もあります。適切な治療法は患者さんによって様々ですが、歯科医師がレントゲン撮影や口腔内写真などをもとに精査したうえで治療計画をたてます。 ワイヤー矯正治療法 ワイヤー矯正治療法は、ブラケットという装置を歯の表面(表側)に接着して、そこにワイヤーやゴムなどを引っかけて治療を行います。ワイヤーやゴムの引っ張る力(けん引力)を利用するため強い力がかかるので、出っ歯の矯正や広範囲の歯の移動などに適しています。 しかし、強い力で歯を動かしていくため、治療中に痛みが出てしまうこともあります。 また、ブラケットなどの装置は金属やプラスチックなどでできているため、口の中や舌を傷つけてしまうことがありますが、床装置などと違い取り外すことができません。そのため、傷がひどくなり痛みが出てしまったり、食事や歯磨きの時も装着したままなので食物残渣(食べかす)が口の中に残りやすく、虫歯や歯周病になりやすい環境をつくってしまいます。 また、ワイヤー矯正治療の装置は見た目にも目立ちやすく、患者さんによってはそれがストレスになってしまう場合もあります。 歯の裏側(舌側)につける裏側矯正治療法もあります。この場合、装置は目立ちにくくはなりますがさらに舌を傷つけやすくなってしまう場合も多く注意が必要です。 マウスピース矯正治療法 マウスピース矯正治療法は、歯にマウスピースを装着してその形に歯を動かしていく治療法です。マウスピースの素材は柔らかく、マウスピースを交換していくことで少しずつ歯を動かすことができるのが特徴です。マウスピースを入れるだけなので、歯にかける力は少ないので部分的な矯正治療に適していますが、あまり広範囲の歯の移動をすることはできません。その代わり、治療によって起こる歯や顎の痛みなどの症状を抑えて治療をすることができます。 マウスピース矯正では、口腔内写真等を撮影した後に歯の型を採取し、その歯型を基にマウスピースを作成します。 定期的に歯科医院で歯の清掃などのメンテナンスを受けながら、歯科医師に指示されたタイミングでマウスピースを交換していきますが、患者さんが自宅などで毎日決まった時間にマウスピースを装着して治療していきます。床矯正と同じように患者さんが自分で取り外しをすることができるので、食事や歯磨きの時にはマウスピースを外すことができます。そのため、食物残渣の除去もしやすく虫歯や歯周病のリスクも抑えることができます。 また、マウスピースは透明に近い素材でできているため、装着している時も分かりづらく、見た目を気にすることなく治療を進めることができます。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、最新のマウスピース矯正治療法「インビザライン矯正システム」を導入しています。 インビザライン矯正は、歯型を採取するのではなく院内で3Dスキャナーを使用してお口の中の情報を詳細に読み込み、コンピューターで現在の状況から患者さんの理想の歯並びの完成図までをシミュレーションします。そのデータを基に、患者さんと相談しながら治療計画をたてていきます。治療計画に最適なマウスピースを作成し、歯科医師の指示通りにマウスピースを交換していくことで、治療を進めます。 インビザライン矯正は、治療を開始する前から完成図を確認できるため、どのような治療を行っているのかも理解しやすく、おおよその治療にかかる料金も把握できるので、患者さんが安心して治療を受けることができるというメリットがあります。 プルチーノ歯科・矯正歯科では、院長をはじめとしたインビザライン矯正に関する豊富な知識や経験技術を持っていると認定されたインビザドクターやスタッフが治療にあたるので、さらに安心して治療を始めることができます。 24時間webからアクセスして初診前の矯正治療に関する質問などができる無料相談カウンセリングの予約ができますので、是非ご利用ください。

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How to find us
 医院までのアクセス

Our clinic is easily accessed by public transport. Car parking can also be easily found. We are conveniently located in AEON mall Aratamabashi which is just a short walk from Aratamabashi subway station or Yobitsugi Meitetsu station.

プルチーノ歯科・矯正歯科は、イオンモール新瑞橋内にあるので、大型駐車場が完備されております。診療と合わせて、お買い物など、とても便利な立地です。また様々な交通機関を利用しての来院が可能です。

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