結婚式は、自分だけが主役になれる数少ないイベントの1つ。晴れの舞台で最高の自分を演出するためには、ブライダル前の”自分磨き”も欠かせません。
とくに白無垢や純白のウェディングドレスに身を包む女性の場合、輝く白い歯はその姿をさらに華やかにする要素の1つとなります。
一方で、結婚式や披露宴はその準備も忙しく、自分のための時間がとれないこともしばしば。いざホワイトニングをしようと思い立っても「間に合わない!」とならないよう、計画的に進めていくことが肝心です。
ここでは結婚式に向けたブライダルホワイトニングについて、具体的な施術法やはじめるタイミングなどをご紹介していきます。
結婚式までに歯を白くする方法
結婚式にあわせて歯を白くする方法には、「ホワイトニング」と「セラミック治療」の大きく2つがあります。それぞれの方法について、詳しく解説していきましょう。
ホワイトニング(自分の歯を白くする)
ホワイトニングは薬剤を使って自分の歯を白くする方法です。細かい施術法はホワイトニングの種類によって異なりますが、白くしたい歯の表面に薬剤を塗布し、黄ばみの原因となる着色物を除去する点はどれも同じです。くわえて歯科医院のホワイトニングでは、歯の内部の着色物を分解・漂白し、もともとの歯の色を今よりも白くすることができます。
ただし、ホワイトニングは基本的に神経のある天然歯(生活歯)が施術の対象となります。次に挙げるケースについてはホワイトニングで歯を白くできない可能性が高く、セラミック治療をおすすめすることがあります。
・治療で入れた詰め物や被せ物
・神経のない歯(失活歯)の変色
・薬剤の服用による歯の変色
セラミック治療(白い被せ物)
セラミックの被せ物や「ラミネートベニア」と呼ばれる手法で歯を白くします。ラミネートベニアは歯の表面を少しだけ削り、そこに薄いセラミックシェルを張りつける治療法で、つけ爪のような感覚で歯の色を変えることができます。
これらはホワイトニングで白くできない歯に有効な方法ですが、「自身の歯を削る」というデメリットがあります。一方で、被せ物やラミネートベニアは歯の色と一緒に、歯の形や歯並びも変えられるのがメリットです。
ホワイトニングサロン(セルフホワイトニング)でも白くできる?
ホワイトニングには歯科医院が提供するもののほかに、近年はホワイトニングサロンなどでおこなう「セルフホワイトニング」があります。
サロンのセルフホワイトニングは低価格で歯を白くできるのが利点ですが、あくまで歯の表面の着色やくすみを改善するのみで、もともとの色を今より白くすることはできません。
自身が持つ本来の色を取り戻すのであればセルフホワイトニングでも有効ですが、それよりもさらに白くしたい場合は歯科医院のホワイトニングをおすすめします。
ブライダルホワイトニングにおすすめの施術法
ここでは、歯科医院で行うブライダルホワイトニング(結婚式に向けたホワイトニング)について、より詳しく解説していきましょう。
ホワイトニングの3つのタイプ
歯科医院のホワイトニングには、「オフィスホワイトニング」「ホームホワイトニング」「デュアルホワイトニング」の3つのタイプがあります。
オフィスホワイトニングは歯科医院内で有資格者(歯科医師・歯科衛生士)が行うホワイトニングです。効果が比較的早く、3~6回の施術で歯を白くできます。ただし色の後戻りが早いため、施術のタイミングには注意が必要です。
ホームホワイトニングは患者さんがご自宅で行うホワイトニングです。通院の手間がないため忙しい方にはおすすめな一方、満足のいく白さになるまでに2~3ヶ月ほどかかるため、余裕を持って施術を行う必要があります。効果がでるのに時間はかかりますが、白さが長持ちする点がメリットです。
デュアルホワイトニングはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを同時並行で進めるホワイトニングです。オフィスの「即効性」とホームの「持続性」をあわせもち、歯科医院のホワイトニングの中ではもっとも効果の高い施術となります。
「効果」を優先するならデュアルホワイトニング
ブライダルホワイトニングで期限(結婚式)までに歯を確実に白くしたい場合に、もっとも効果的なのはデュアルホワイトニングです。デュアルホワイトニングは「オフィス」と「ホーム」のW作用により、短期間かつ確実に歯を白くできるほか、効果を長持ちさせることができます。
ただし、2つのホワイトニングを同時に行うため、費用は高くなります(費用相場は5~8万円程度)。
「時間がない! でも費用は抑えたい」ならオフィスホワイトニング
結婚式まであまり時間がなく、さらにコストもかけられない場合は、オフィスホワイトニングがおすすめです。有資格者しか使用できない高濃度の薬剤を使用するため即効性があり、早い方で1~2回の施術で白さを実感できます(ただし個人差あり)。
一方で、効果の持続時間は3~6カ月ほどとあまり長くはないので、施術のタイミングには注意しましょう。
半年前から始めるなら「ホームホワイトニング」がコスパ良し
結婚式の半年以上前からホワイトニングをする余裕のある場合は、ホームホワイトニングもおすすめです。ホームホワイトニングは白くなるまでに時間はかかりますが、自分好みの色になるまで続けられるほか、白さを長く維持できます。
3つのホワイトニング法のなかではコストも抑えやすく、通院の手間がないのも利点です。
ブライダルホワイトニングのタイミング
以上の内容をふまえ、ブライダルホワイトニングをはじめるタイミングについて解説していきましょう。
ホワイトニングの効果がでるのはいつ頃? どのぐらい続く?
ホワイトニングで自身が満足できる白さになるまでには、施術法にもよりますが最短でも1~2か月ほどはかかります。そのため、最低でも結婚式の2か月前には施術をはじめておかないと、当日までに自分が望む白さにならない可能性があるため注意しましょう。
効果の持続時間はオフィスホワイトニングで3~6カ月程度、ホームホワイトニングで6カ月~1年程度といわれています。施術法によっては、あまり早くはじめても結婚式までに色が戻ってしまう可能性もあるためこちらも注意が必要です。
ブライダルホワイトニングに際しては、その開始時期や結婚式までの期間、費用等を総合的にみながら、ベストな施術法を選択していきましょう。
【注意①】虫歯や歯周病がある歯はホワイトニングNG
ブライダルホワイトニングをはじめるにあたって、気をつけておくべきなのは虫歯や歯周病です。ホワイトニングをする歯に虫歯や歯周病がある場合、そのまま施術を行うことはできません。ホワイトニングをするより先に虫歯・歯周病の治療が必要となるため、通常よりも歯が白くなるまでに期間を要してしまいます。
自分なりにタイミングをあわせたつもりでも、予期せぬトラブルに時間が取られることもあるため注意しましょう。
【注意②】妊娠中・授乳中の方はホワイトニングができない場合も
歯科医院で使用するホワイトニング剤については、妊娠中の胎児や授乳による赤ちゃんへの影響がまだ明らかになっていません。そのため妊娠中や授乳中の方のホワイトニングついては、施術を控えている歯科医院がほとんどです。
妊娠中・授乳中の方でブライダルホワイトニングをご希望の方は、受診を予定している歯科医院にまずは相談しましょう。
余裕をもって「半年前」までに、一度受診しておくのがベスト
以上のことより、ブライダルホワイトニングを希望する方は結婚式の「半年前」までに一度、歯科医院を受診しておくことをおすすめします。そうすることで、万が一お口の中にトラブル(虫歯・歯周病など)があった場合でも、余裕を持って対処できます。
また、ホワイトニングの種類や施術法は歯科医院によっても内容が異なるため、自身がどのタイミングでホワイトニングをはじめるべきか、担当医とよく相談しておきましょう。
まとめ
ブライダルに向けたホワイトニングでは、歯科医院でのホワイトニング、なかでもデュアルホワイトニングが短期間かつ確実に歯を白くできます。
ただし費用が高くなるため、コストを抑えたい方はオフィスホワイトニング、ある程度余裕を持って施術できる方にはホームホワイトニングもおすすめです。
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