矯正歯科では、虫歯を発見しても教えてくれないの?プルチーノ歯科・矯正歯科が疑問にお答えします!矯正中に虫歯にならないための予防法に関しても解説
矯正歯科では、虫歯を発見しても教えてもらえないの?と疑問や不安を感じている方がいらっしゃるようです。矯正中に虫歯になると、計画通りに治療が進まず、矯正治療が長引いてしまうこともあります。今回は、矯正歯科では、虫歯を発見しても教えてくれないの?という疑問にお答えし、矯正中に虫歯にならないための予防法についても紹介していきます。
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矯正歯科では、虫歯を発見しても教えてくれないの?
「矯正歯科専門の歯医者さんでは、虫歯を発見しても教えてくれないと聞いたけど本当なの?」と心配や疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。結論から申し上げると、矯正歯科だからといって、虫歯を発見したのに教えてくれないということはありません。しかし、残念ながら矯正治療中に虫歯が早期発見されず、そのまま放置されて進行してしまったという方はいらっしゃいます。なぜそのようなことが起こるのか、その理由は以下の3つのことが要因であると考えられます。
矯正治療以外はかかりつけ医に一任してしまっているため
矯正治療をスタートする前には、まず精密検査にて虫歯や歯周病がないかのチェックをします。虫歯や歯周病が見つかった場合、先に虫歯や歯周病を治していきます。矯正歯科によっては、矯正治療のみを専門で行っている歯科医院もあり、そういった歯科医院の場合、矯正治療以外のことは、かかりつけの一般歯科に一任している場合もあるのです。そのため、定期受診の際も歯並びや噛み合わせのチェックのみ行い、お口全体の状態をしっかりと診ていない場合があります。
クリーニングを行っていないため
矯正歯科によっては、歯並びや噛み合わせのチェックのみ行い、定期的なクリーニングを行わない医院もあるようです。クリーニングを行わないことで、小さな初期虫歯が発見しにくくなります。また、ワイヤー矯正を行っている場合は、常に矯正装置が装着されているため、特に虫歯や歯周病リスクが高まります。
虫歯が目視で見つけにくい箇所にあったため
目視では見つけにくい場所に虫歯ができてしまい早期発見ができなかったという場合もあります。歯と歯の間や、詰め物の下が虫歯になる二次カリエスなどは、目視では見つけられず、マイクロスコープの使用、詳細なレントゲン(デンタルレントゲン)や歯科用CTを撮影する必要があります。
プルチーノ歯科・矯正歯科の虫歯予防への取り組み
矯正治療期間に虫歯が見つかると、治療を中断して虫歯を治すことを優先させる必要があります。小さな虫歯の場合は、すぐに対応することもできますが、進行してしまうと矯正装置を取り外し、矯正治療を中断しなければなりません。結果的に矯正治療期間が延びてしまうことに繋がります。このような問題が起こらないためにも、プルチーノ歯科・矯正歯科では、口腔内の健康を維持しながら矯正治療を行っていきます。
プルチーノ歯科・矯正歯科では、【病気がなく】、【見た目が自然で】、【きちんと噛めて】、【長持ちする】ことにより、QOL(生活の質)が向上することが、患者様にとって真の健康利益に繋がると考えています。世界的に認められているエビデンスに基づいた治療を実践し、虫歯や歯周病予防に努め、一生涯、メンテナンスを通して健康な状態を保つことを皆様と二人三脚で行っていきたいと考えています。矯正治療を行いながら、お口の中全体の健康も併せて守っていきましょう。プルチーノ歯科・矯正歯科では、「CAMBRA」や「デントカルト」などの予防歯科のための検査を行ったり、予防のプロである歯科衛生士による歯のクリーニングを行ったりすることで、より多くご自身の歯を残すための取り組みを行っております。また、歯科用ルーペやマイクロスコープなどの器具を使用し、より精密で的確な判断を行います。
歯を残す為の検査-CAMBRA-
「CAMBRA」は、今の自分のお口の中がどんな状態であり、虫歯になりにくい状態を保つためにはどうしたらいいのかを測定する予防プログラムです。虫歯の原因や予防方法は、患者様一人ひとりによって違うため、原因を解明し、効果的な予防方法を実践していくことが重要です。専用の問診シートを記入していただくことで、現在のお口の状態やお口の中の健康管理方法を導き出します。それに加え、唾液検査を行うことで虫歯菌の種類や活動量を検査します。CAMBRAシステムのリスク評価後に導き出された予防法を実践していきます。
唾液検査
カリスクリーンという電子キットでむし歯菌の種類を検査します。検査に時間がかからないので、当日すぐに唾液の状態を知ることができます。
CAMBRAシステムのリスク評価
歯の予防には「むし歯にする菌」と「むし歯を抑える菌」のバランスが実は必要になってきます。むし歯になりにくい状態を保つためのバランスを、検査結果を元に、一人ひとりの管理方法をご提案します。
クリーニング
プルチーノ歯科・矯正歯科では、予防のプロである歯科衛生士による専門的な口腔内のクリーニングを受けていただきます。一人ひとりの虫歯リスクに合わせたセルフケアデンタルグッズの見直しや予防プログラムを組み、効果的に虫歯や歯周病予防を行っていきます。
歯を残す為の検査 -デントカルト-
一人ひとり異なるカリエスリスク(虫歯のリスク)を持っています。デントカルトを用いることで、リスクファクターである、ミュータンス連鎖球菌やラクトバチラス菌、唾液分泌速度、唾液緩衝能などを測定し、最適な歯の予防や管理方法のご提案することができるのです。
マイクロスコープの使用
プルチーノ歯科・矯正歯科では、全チェアユニットにマイクロスコープを完備しております。歯科医師だけでなく、歯科衛生士も常に拡大視野下で診療をしております。マイクロスコープを使用することで以下のようなメリットがあります。
・より精密な治療やメンテナンスができる
・細部の虫歯などを見逃しにくい
・不必要に歯を削らずに済むので患者様の負担が軽減できる
・歯の状況、治療の様子を 映像で確認することができる
このようにマイクロスコープの使用は、虫歯予防や虫歯治療において、より精密で患者様が安心して治療やメンテナンスを受けることができるのです。
矯正治療中の虫歯を予防するためのセルフケア
矯正治療中は、定期的な歯科医院の受診と併せて毎日のセルフケアが非常に大切です。
毎日の正しい歯磨き
虫歯予防の基本は毎日の正しい歯磨きです。歯ブラシは鉛筆の持ち方(ペングリップ)で持ち、優しい力で小刻みに動かしていきます。歯と歯の間や、歯と歯茎の間にしっかりと毛を当てるように意識しましょう。ワイヤー矯正の場合は、ブラケットやワイヤーの周辺に汚れが溜まりやすいので、さらに丁寧に歯磨きをする必要があります。ワイヤー周辺は、上部と下部に分けて、ワイヤーに沿って磨きます。また、ワイヤーの下は歯ブラシが非常に当てにくいため、歯間ブラシやタフトブラシを使用するのもひとつの手です。ブラケット周辺も汚れが溜まりやすいため、歯ブラシを斜め45度に当て、さまざまな角度から磨きましょう。
食生活を見直す
矯正中に虫歯にならないためには、食生活を見直すことも大切です。粘着性のあるキャラメルやソフトキャンディなどのおやつは、矯正治療中には避けたほうがよいでしょう。特に、ワイヤー矯正の場合は装置周辺に入り込みやすく、虫歯の原因となります。食後は毎回歯磨きをすることが理想ですが、昼食時など仕事や学校の都合で歯磨きが難しい場合は、うがいをしたり水を飲むだけでもお口の中の環境がよくなります。
矯正装置を正しく装着し、清潔に保つ
矯正装置を正しく装着し、清潔に保つことも虫歯を予防するためには大切なことです。ワイヤー矯正の場合は、先述した通り、毎日の歯磨きを特に念入りにすることが重要です。マウスピース矯正の場合は、食事と歯磨きの際は装置を取り外す必要があります。注意していただきたいのが、飲み物を飲むときです。基本的に水以外の飲み物を飲むときは、飲み物であっても装置を取り外してください。矯正装置のお手入れは、流水と歯ブラシで汚れを落とします。熱湯の使用は、マウスピースが変形する原因となるので避けましょう。
虫歯リスクが低い矯正方法なら「インビザライン」がおすすめ
虫歯リスクが低い矯正方法として、プルチーノ歯科・矯正歯科では、マウスピース型矯正装置である「インビザライン」をおすすめしています。インビザラインでは取り外しができるマウスピースを使用するため、毎回の歯磨きも普段通り行うことができます。また、丸洗いも可能なので衛生的に使用することができ、虫歯や歯周病になりやすい人におすすめです。
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まとめ
矯正歯科では虫歯を発見しても教えてくれないの?という疑問や不安にお答えしました。矯正歯科専門の歯科医院であったとしても、万が一虫歯を発見した場合は、虫歯が見つかったことをお伝えし治療を行うので安心してください。しかし、さまざまな理由から虫歯を早期発見できず進行してしまったというケースもあります。
プルチーノ歯科・矯正歯科では、矯正治療と並行してお口全体の経過観察やクリーニングを行い、虫歯予防・早期発見に努めております。患者様ご自身でも日々の歯磨きをはじめとしたセルフケアをしっかりと行い、痛みを感じたり、何か変化を感じたりしたら、早めにご来院いただき一緒に矯正治療中の歯を虫歯から守っていきましょう。