
高校生や中学生という成長期のまっただなかにあるこの時期は、歯科矯正を始める絶好のタイミングです。 この大切な時期に矯正治療を受けることで、見た目だけでなく健康や自信にも良い影響をもたらすことが期待できるのです。
名古屋市イオンモール新瑞橋にある歯医者「プルチーノ歯科・矯正歯科」の今回のブログ記事では、成長期に矯正を始めるメリットや治療方法、費用など「中学生・高校生が矯正治療をはじめるための基礎知識」をご紹介します。
将来の笑顔に自信を持てるよう、今できることを一緒に考えてみませんか。
Contents
高校生や中学生の多感な時期は矯正治療をはじめるのにおすすめです
高校生や中学生は、身体が成長を続ける大切な時期です。この時期に矯正治療を始めることで、身体の自然な成長を活かしながら歯並びを整えることができます。
●顎や歯の成長が進行中で、矯正治療の効果が出やすいこと
●同年代の友人も矯正をしているケースが多く、心理的負担が軽減されること
●歯周病など将来の口腔トラブルを予防できること
●咀嚼機能が向上し、食生活の質も高まること
矯正治療をはじめる時期によって矯正の方法は異なります
矯正治療は、開始するタイミングによって治療方法や装置の選び方が変わってきます。
●中学生:骨格が柔軟なため、顎の成長を利用した治療が可能です。骨格性の問題にも対応しやすい時期といえます。
●高校生:永久歯がすべて生え揃い、歯列全体をしっかりと整える治療が適しています。
部活動や学校行事が多いこの時期でも、矯正治療は進めやすいのではないでしょうか。定期的な通院も2~3ヶ月に1回、多くても月1回程度で済む場合が多いため、無理なく治療を進められます。
実際に厚生労働省の調査によると、女子の場合、10~14歳の30%近く、14~19歳の20%近くが矯正治療の経験があると回答しています。
参照:厚生労働省|令和4年 歯科疾患実態調査結果の概要 p33 >
中学生や高校生のお子様にとって、このあと面接などを受ける機会が増えるタイミングですので、この時期に口元を整えておくと、そのようなチャンスにも有利にはたらく可能性があります。また、大学生や社会人となれば転居しなければならない場合も出てくるでしょう。転勤などは自分でコントロールできないため、社会人になるまでに矯正を済ませておくことはおすすめといえます。
(当院の場合は、愛知県名古屋市・三重県四日市市・東京都港区に全国展開しているグループ医院ですので、該当エリアに転居される場合はグループ医院へスムーズに転院していただけますので、ご相談ください)
早い方がよい?子どもの歯列矯正はおすすめです
なぜ、矯正治療は早い方がいいと言われているのでしょうか。たしかに、乳歯と永久歯が混在している早期に矯正治療を始めると、より多くのメリットをもたらすことがわかっています。
●成長期を利用して、顎が適切に成長するようサポートする治療を行える
●お口周りの筋肉トレーニング「小児育成矯正」で矯正治療を軽減できることも
●抜歯を避ける矯正治療計画が立てやすい
●噛み合わせが改善され、消化機能も向上し、健やかな心身の発達へ
●歯並びを早めに整えることで、虫歯や歯周病のリスクを軽減できる
永久歯の生え揃い具合や顎の成長状況を矯正歯科を専門とする歯科医師が診断し、一人ひとりに合った適切な開始時期をご提案します。 お子様にとってベストなタイミングを見逃さないためにも、お早めに矯正歯科に相談することをおすすめします。
遅くない!高校生や中学生でも歯列矯正はおすすめです
子どものころの早い時期からの矯正がおすすめとはいえ、矯正治療は何歳からでも始めることができます。40歳や50歳からはじめる方もいらっしゃいます。 とはいえ、なるべく早い方がおすすめです。中学生や高校生は成長期ですので、この時期から矯正を始めても十分な効果を得ることが期待できます。矯正の方法は、成人矯正と同じ方法で行われます。
●成長期後半の骨格形成を活かして、効率的に治療ができる
●まだ骨がやわらかいので、成人よりも歯が動きやすい傾向にある
●学校生活に合わせた治療スケジュールが組める
●矯正装置の選択肢が豊富で、目立ちにくい装置も選べる
●心理的な成熟が進み、装置の取り扱いや自己管理ができる
歯列矯正をするべき歯並びの状態とは
以下のような歯並びや噛み合わせの問題がある場合、矯正治療が推奨されます。日本人に多くみられる代表的な例を紹介します。
●叢生(そうせい):歯が重なり合い、歯磨きや見た目に影響する状態
●開咬(かいこう):上下の前歯が噛み合わず、食べ物が噛み切れないことも
●過蓋咬合(かがいこうごう):上の歯が下の歯を覆いすぎてしまい、顎関節に負担がかかる場合がある など。
矯正装置の費用・支払い方法・種類
矯正治療は、費用や支払い方法について事前に確認しておくことで安心して進めることができます。分割払いやクレジットカード払いを利用できますので、基本的に月々の負担が軽減される仕組みになっています。未成年の場合は保護者の方にサポートしてもらうといいでしょう。
●一括払い:一度に全額を支払う方法で、トータルの費用がわかりやすい支払い方法です。
●分割払い:月々一定額を支払う方法で、毎月の支払の負担を軽減することができます(分割払いの金利はプランによって異なるため、詳しくはクリニックに問い合わせください)。
●ワイヤー矯正:金属の装置を歯にとりつけるベーシックな治療法。装置が歯の表側につくため目立つ場合がありますが、的確に歯を動かす信頼性の高い矯正法です。
●裏側矯正:歯の裏側に装置を装着するため、周りの人からはほぼ見えない、目立ちにくいのが特徴です。ただし費用が高額になる傾向があります。
●マウスピース矯正:透明で取り外しが可能な装置です。つけているのがわかりにくくて目立ちにくく、日常生活に影響がでにくいことから多くの方に選ばれています。
●ワイヤー矯正:60万円~100万円程度
●裏側矯正(舌側矯正):100万円~150万円程度
●マウスピース矯正:70万円~100万円程度
上記はあくまで一例です。歯並びの状態や症例によって費用が変わります。
目立ちにくい方法が良くて裏側矯正(舌側矯正)に興味を持っている方は、目立ちにくくて取り外し可能なマウスピース矯正も検討されるといいでしょう。裏側矯正よりは費用を抑えられる傾向にあります。
目立たないマウスピース矯正「インビザライン」について詳しくはこちら>
よくある質問に回答します
矯正治療に関するよくある疑問にお答えします。
Q1.矯正治療は痛みがありますか? :装置装着後の数日は違和感や軽い痛みを感じることがありますが、通常はすぐに慣れます。
Q2.治療期間はどのくらいですか?:平均して1年半から3年程度ですが、治療内容や個人差があります。
Q3.通院頻度はどのくらいですか?:通常は月に1回程度の通院が必要です。マウスピース矯正の場合は通院頻度が少なく、一般的には2~3ヶ月に1回程度でしょう。
無料相談|名古屋市のイオンモール新瑞橋内の当院へ
名古屋市のイオンモール新瑞橋内にある「プルチーノ歯科・矯正歯科」では、初回無料相談を実施しています。患者さま一人ひとりのご希望やお悩みを丁寧におうかがいし、最適な治療プランをご提案いたします。
通院の前後にお買い物にも立ち寄れる便利な立地と、充実した設備が整った安心の診療環境をご用意し、快適に治療を進めていただけるよう努めております。 矯正治療について気になること、お困りのこと、疑問点などございましたら、どのようなことでもご相談ください。
※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。