矯正歯科治療を選ぶにあたって「認定医」という言葉をよく聞きます。
しかし「認定医」自体の意味もわかっていない方も多いのではないでしょうか。
今回は、プルチーノ歯科・矯正歯科が「認定医」について解説します。
ぜひ参考にしてください。
Contents
矯正歯科とは
矯正歯科治療とは、歯の噛み合わせを良くして身体的または、精神的な健康につなげていく治療です。
歯並びを良くすることで咀嚼する機能が正しくなり、胃腸への負担を軽減できます。
また、噛み合わせが原因で肩こりや頭痛に悩まされえていた方も解消されます。
見た目も出っ歯や受け口の改善、顔つきが均等になるため、コンプレックスが解消され精神的な健康につながっていくのが魅力です。
矯正歯科治療にはさまざまな方法があり、患者さんのライフタイルや費用面で一番良い治療方法を選ぶことが大切になります。
治療に関しては歯科医師の経験やスキルが非常に重要になるため、慎重に探していきましょう。
その経験やスキルを判断するひとつに矯正歯科医の中には「認定医」「臨床指導医(旧専門医)」「指導医」の3つの認定制度が存在します。
認定医とは?
認定医とは「5年以上、日本矯正歯科学会会員であること」「5年以上専門的に矯正歯科に従事する」「学会の認めた刊行物に、矯正歯科臨床に関する論文を発表する」「学会の試験に合格する」などの条件を満たした歯科医師のことです。
もっとも基本的な資格ともいえるものです。
臨床指導医(旧専門医)とは?
臨床指導医(旧専門医)とは認定医よりもさらに治療の技術の優秀性を証明する資格です。
認定医の中から特別に技術と経験が優秀な歯科医が与えられます。臨床指導医(旧専門医)を取得するためには「7年以上継続して日本矯正歯科学会の会員であること」「 矯正治療に関する学術論文を発表すること」「 学会の定めた10種類の課題症例を自分で治療し、その全ての治療結果と予後判定が学会の定めた基準を満たして合格すること」という条件をクリアする必要があります。
指導医とは?
臨床指導医と似ていますが、研修医を指導する資格がある「指導医」という認定もあります。指導医は矯正歯科の研修医を指導監督するために特別の資格として制度が存在しています。
指導医になるためには大学の矯正歯科で教育指導歴が3年以上必要と認定医や臨床指導医(旧専門医)とは別の経験が必要です。
矯正に関する主な学会・団体
矯正歯科においてはさまざまな学会や団体が存在します。
その団体ごとに認定や資格が存在していますのでその学会や団体の一部を紹介しておきます。
日本矯正歯科学会
日本矯正歯科学会は、歯科矯正学・矯正歯科臨床の進歩や発展を目的にして設立された日本を代表する歯科矯正学を専門にしている学術団体です。
日本歯科矯正専門認定機構
日本歯科矯正専門機構は、日本の矯正治療の質の向上に努めて良質の医療を社会に還元したいと考えて活動している団体です。
日本成人矯正歯科学会
日本成人矯正歯科学会は、成長発育期以後の成人を対象とした矯正歯科医療に関する進歩・発展と学術の向上を目指して活動している学会です。
成人の矯正歯科医療の高い水準の維持と向上に努力し、患者さんに最適な医療を提供するために日々努力しています。
認定医を選んでおけば間違いないの?
「認定医を選んでおけば間違いないのか?」という疑問も出てくる方もいるのではないでしょうか?
さまざまな学会から認定医というものも存在しており、認定医は安心して治療の受けられる基準として考えておくことがよいでしょう。
認定医よりもさらに熟練しているスキルと経験がある臨床指導医(旧専門医)であるとなお心強いともいえます。
良い矯正歯科医と判断する基準は?
では、良い矯正歯科医を判断する基準も紹介しておきます。良い矯正歯科医の基準として以下の5点があげられます。
- 専門医以上の認定がされている
- しっかりとした検査をしてくれる
- 治療期間、費用も具体的に説明してくれる
- 自分で治療方法を選べる
- デメリットもキチンと話してくれる
臨床指導医(旧専門医)以上の認定がされている
1つ目は臨床指導医(旧専門医)以上の認定がされていることです。
認定医でもひとつの安心できる基準ではありますが「臨床指導医(旧専門医)」以上の認定がされていることでさらに安心感が増します。
ホームーページ上でキチンと「認定医」の資格の記載がされていることが多いので確認するようにしましょう。
矯正歯科治療において矯正歯科医のスキルと経験は非常に重要な要素です。
その判断基準として大きな役割をはたしてくれます。
しっかりとした検査をしてくれる
2つ目はしっかりとした検査をしてくれることです。
矯正歯科治療をおこなう場合は、初めに複数の矯正歯科医院にカウンセリングを受けるようにしましょう。
複数のカウセリング内で歯科医院ごとに説明や検査内容なども違ってきます。
その内容で一番丁寧で自分に合っている矯正歯科医院を選ぶことをおすすめします。
昨今では価格を低くするためにしっかりと検査を実施しない矯正歯科医院もみられるようです。
そうなった場合は患者さんが納得した治療内容を受けることが難しくなります。
価格だけに目を向けず、しっかり検査内容も見て比較するようにしましょう。
治療期間、費用も具体的に説明してくれる
3つ目は治療期間、費用も具体的に説明してくれることです。
矯正歯科治療では治療期間が長期で高額な治療になるため、患者さんにとっても治療に必要な期間や費用は非常に重要です。
経験の多い矯正歯科医院では期間や治療の計画も具体的に説明してもらえますし、かかる費用も丁寧に細かく説明してくれます。
この説明があやふやであったり、言っていることが変わったりする矯正歯科医院は避けたほうが容易でしょう。
あとになって期間が延びたり請求がどんどん増加したりする可能性もあります。
自分で治療方法を選べる
4つ目は自分で治療法が選べるということです。
矯正歯科治療はさまざまな方法が存在するので、ひとつの症例であっても治療方法は複数存在します。
自分のライススタイルや予算から考えて最適な判断ができるように複数の治療方法から選ばせてくれる矯正歯科医院は良い矯正歯科医院と判断できひとつといえます。
矯正歯科医によってはひとつしか提案してところもありますが、それは患者さんの立場に立った提案ではありません。
知識かスキルが低いことや、儲けに徹して一番利益のある治療方法を提示しているだけの可能性もありますので注意しておきましょう。
デメリットもキチンと話してくれる
5つ目はデメリットもキトンと話してくれることです。
矯正歯科治療はメリットが沢山ある一方でデメリットも存在します。
例えば矯正装置が目立ってしまうことや、抜歯が必要になってくること、または痛みに関しての説明などもデメリットにあたります。
上記で説明した複数の治療方法を説明してくれる中で、一つ一つメリット・デメリットを説明してくれる歯科医は信頼できる歯科医といえるでしょう。
矯正歯科医は経験もスキルもバラバラ
矯正歯科医は多く存在しますが、その知識や経験、スキルはバラバラです。
そのため、認定医や臨床指導医(旧専門医)という資格は多くの矯正歯科医から安心できる医師を選ぶ大きな基準となります。
矯正歯科医院を選ぶ際はホームページを確認して必ず資格を確認するようにしましょう。
プルチーノ歯科・矯正歯科のご紹介
今回は「認定医」について解説しました。
資格として安心できる基準ではありますが、複数の認定医や臨床指導医(旧専門医)から選ぶ場合は「自分とフィーリングが合っているか」という点も非常に重要になってきます。
資格だけにとらわれずに総合的な判断で矯正歯科医院を選ぶことでご自身に一番合った治療を受けられるでしょう。
最後にプルチーノ歯科・矯正歯科のご紹介です。
各種支払いに対応
プルチーノ歯科・矯正歯科は各種支い払方法に対応しています。
各種クレジットカード、各種デンタルローンの支払いが可能で患者さんにマッチした支払い方法を選んでいただくことが可能です。
支払い方法でお悩みの場合は一度プルチーノ歯科・矯正歯科に直接お問い合わせください。
通いやすいイオンモール内
プルチーノ歯科・矯正歯科はイオンモール新瑞橋内にあります。
インモールの広い駐車場を利用できますので、駐車場が満車であったり、駐車場が狭くて駐車しづらかったりといった問題も発生しません。
また、雨の日であってもイオンモールの屋内の駐車場に停めれば濡れずに院内まで足を運べます。
公共交通機関の場合も地下鉄「新瑞橋」駅、名鉄「呼続」駅から徒歩5分となっています。
長期間通うには非常に通いやすい立地といえるでしょう。