前回の最後に感受性が高いと歯周炎に発展してしまうとお話ししました。
感受性とは簡単に言うと歯周病へのなりやすさを表します。
こちらは、1986年に発表された研究です。
スリランカの紅茶農園の労働者480名を対象に15年間経過を追ったところ
同じ環境で生活しているにもかかわらず、歯周炎の重症度や範囲に大きな差が認められた。
歯周病の発言や説明をするのに細菌性プラークや生活習慣だけでは十分でなく
患者固有の感受性が大きく関わっていることが明確になった。(Dd社:歯周病と全身疾患から引用)
というものです。
同様の報告がスウェーデンの大学病院やアメリカの歯周専門医でもなされ、
国、人種を超えて存在することが分かっています。
感受性が高いと、歯周病が重症化しやすくなります。
上の図でもわかるように8割の人は軽度・中等度まで進行する可能性が高いので
まずは歯磨きをしっかりし、歯医者へ定期健診を受けに行き
歯茎を良い状態に維持しましょう!
プルチーノ歯科・矯正歯科でお待ちしております★