こんにちは！
愛知県名古屋市瑞穂区•南区イオンモール新瑞橋１F
プルチーノ歯科•矯正歯科、管理栄養士の鈴木です。
昨日 講習会・研修会に行って参りました！
①「働く世代への歯周病予防」
・・・愛知歯科医師会 理事による
②「禁煙運動」の取り組み
・・・大手企業の健康推進&禁煙事業部の方による
③「明日からできる禁煙支援」
・・・地域医療研究所ﾍﾙｽﾌﾟﾛﾓｰｼｮﾝ研究ｾﾝﾀｰの方による
と お3方の違った分野、内容のお話を聴きました。
①で 来年度からの特定保健指導の標準的な質問の中に
「食事を噛んで食べる時の状態」についての質問が加わる(案)とのお話がありました。
質問：食事をかんで食べる時の状態はどれに当てはまりますか？
①何でもかんで食べることができる
②歯や歯ぐき、噛み合わせなど気になる部分があり、かみにくいことがある
③ほとんどかめない
虫歯、歯周病、歯の喪失やそれ以外の歯・口腔に関わる疾患等により咀嚼機能や口腔機能が低下すると、野菜の摂取は減少し、脂質やエネルギー摂取が増加することで、生活習慣病のリスクが高まることが指摘されていて、平成30年度の特定健康診断からはこの項目が取り入れられることになっているようです。
このような質問が含まれることで、健康診断で身体の異常や悪習慣を見つけ出すだけでなく、口腔内の異常も見つけ出せるのです。
何らか不具合を感じているものの(感じていなくても)、学生以降歯科にかかったことのないような人を歯科検診や治療に導けるようになるのですね。
これをきっかけに歯科にかかることで、働く世代の歯周病による歯の喪失がぐっと減らせることが期待できそうです。
③では、とにかく喫煙者に 禁煙をすすめるように、禁煙の種まきをするようにという話が印象的でした。禁煙に興味があろうがなかろうが、とにかく種をまくことが重要だそうで、禁煙に興味のない人にも、もし禁煙したくなったら「禁煙外来っていうのがあるからそこで苦しまずに禁煙できるんだよー」と情報提供しておきましょうとの事でした。
禁煙外来でパッチや内服薬を処方してくれることは知っていましたが、それぞれの効き方や、有効な使い方などなかなか普段聞けないような情報などがたくさん聞けました。
この話の中で紹介されたものですが・・・
海外のタバコのパッケージは健康警告表示が大きく(画像も文字も)、それに比べて日本は画像もないし、文字も凄く小さい。
(オーストラリアのタバコのパッケージです。こんな写真のついた箱からタバコを出して吸うのですね・・・、店頭でどんな風に売られているのかも気になります・・・。)
日本は禁煙や受動喫煙対策について非常に遅れているのだとよくわかりました。
2020年の東京オリンピックの頃には世界水準に追いつくのだろうか？だいぶ心配です。。。
禁煙、受動喫煙について 新しく知ることもありましたが、禁煙を進めるにあたって禁煙する方をどの様にバックアップしていけばよいのか、再喫煙にならない様に誘惑から逃れるためのシュミレーションを一緒にしてみるなどの話は、これから私たち管理栄養士が院内セミナーを開催するにあたって大いに生かしていきたいと思いました。
3月から開催予定の「やめようと思っている方の為の禁煙応援セミナー」、乞うご期待です☆
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