こんにちは。
今回からは歯周病と糖尿病についてのお話を始めます。
糖尿病と歯周病は双方向の関連性が指摘されている慢性疾患で、長年の数々の研究において糖尿病による高血糖状態は、歯周組織に悪影響を与えることが指摘されています。
前回までのお話の通り、歯周病は口腔衛生状態の悪化によって発症しますが、進行については全身疾患、遺伝要因(宿主因子)、環境因子(喫煙・ストレス・食習慣など)が関与し複雑な病態・個人差が出ます。
糖尿病もまた宿主因子・環境因子が関連し、複雑な全身合併症を伴うことがあります。
次回は糖尿病とは のお話です。