ここまで3回にわたり、小児育成矯正「プレオルソ」について、治療の概要や効果、メリット・デメリットなどをご紹介してきました。
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第4回の本日は、プルチーノ歯科・矯正歯科における小児育成矯正ついて、おおまかな治療の流れや費用などをご紹介していきたいと思います。
Contents
プレオルソを用いた治療のパターン
プルチーノ歯科・矯正歯科では、プレオルソによる小児育成矯正を次の3つのパターンでおこなっています。
①プレオルソのみの治療
乳歯列期(乳歯のみの歯並び)~混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)にプレオルソを使って、正しい歯並びの育成やお口周りの筋肉の機能改善をおこないます。
②プレオルソ+部分的なワイヤー矯正
①の治療で顎の大きさや形が整い、お口周りの筋肉の機能も改善しても、歯並びのガタガタが完全に治っていないケースでは、部分的にワイヤー矯正をおこなっていきます。
③プレオルソ+全体的なワイヤー矯正またはインビザライン
①で大まかな治療は完了しているものの、永久歯列でさらにキレイに仕上げたいケースでは、全体的なワイヤー矯正やインビザラインを使った治療を継続していきます。
プレオルソによる小児育成矯正の流れ
①精密検査・診断
まずは精密検査をおこない、現在の歯並びの状態、お口周りの筋肉や粘膜の状態、舌の動かし方、口呼吸などの習癖などを詳しく診断し、詳しい治療の内容を決めていきます。
検査の具体的な内容として、
☆口腔内写真・顔貌写真
☆レントゲン撮影(パノラマ・セファロ)
☆CTによる画像(必要な方のみ)
☆iTero 5Dによる光学印象(3Dスキャニングによる歯型取り)
☆むし歯のチェック
などが挙げられます。
②プレオルソのセット+お口周りの筋肉トレーニング
プレオルソをお渡しした後は、日中に1~2時間と就寝中に装着していただきます。
またプレオルソのセットと合わせて、唇や頬、舌などお口周りの筋肉の機能的なトレーニングをはじめていきます。
③装置の調整・メンテナンス
顎の成長や歯並びの状態に応じて、装置の調整・メンテナンスをおこなっていきます。
プレオルソを使った小児育成矯正の費用
当院におけるプレオルソを用いた小児育成矯正の費用の目安は330,000円~¥385,000円(税込)となります。
治療を始めるタイミングやお子さまの顎や歯並びの状態によって治療の内容・費用等は異なりますので、子どもの歯並びが気になる方は、ぜひお気軽に当院までご相談ください。