こんにちは!
愛知県名古屋市瑞穂区・南区イオンモール新瑞橋1F
プルチーノ歯科・矯正歯科 管理栄養士 鈴木です。
研修会の内容が盛り盛り沢山なので複数回に分けて書こうと思います。
まず感想を一言で。
「大変、面白かったです!」
後に聞いた話ですが、
講師の大和浩先生は大人気の引っ張りだこで、ここ名古屋でお話を聴けたことはすごく貴重でラッキーなんだとか。
行けてよかったー☆
さて、この大和浩先生は、ご自身で粉喫煙を数値化して受動喫煙対策の活動をしていらっしゃいます。
頂いた資料の1つです。
中国などの大気汚染が深刻で、
その汚れた空気が日本に流れてくる~!!!PM2.5がぁーーー!!!
と大騒ぎするのに、なぜタバコの煙では騒がないのか?と問われました。
資料の中身です。
まず、PM2.5とは
●大気中に漂う粒径2.5名μm(1μm=0.001mm)以下の小さな粒子のこと。
●PM2.5は粒径が非常に小さいため(髪の毛の太さの1/30程度)、肺の奥深くまで入りやすく、肺がん、呼吸器系への影響が懸念されている。
●物が燃えることによって発生。工場などで化石燃料を使うとPM2.5が出る。
●タバコの煙にも大量に含まれている。
【微粒子は肺胞まで入り込み、炎症・動脈硬化・ガン・気管支炎を引き起こす】
・・・
タバコの煙にも大量に含まれているんですね、
時々遠くの国からやってくるPM2.5より、いつも近くで臭ってるタバコの煙の方がよっぽど問題なわけです。
そして驚くべきは大気、もとい喫煙できる店内の汚染状況・・・
■日本での環境基準 1年平均値15㎛/㎥以下かつ1日平均値35㎛/㎥
■WHOの環境基準 1年平均値25㎛/㎥以下
■アメリカ環境保護庁 EPAによる空気の質分類
150.5~250.4㎛/㎥は 大いに危険
250.以上㎛/㎥ は 緊急事態レベル
では・・・
■タバコの吸える喫茶店のPM2.5は・・・
なんと! 371㎛/㎥ (平均値) !!!わぁー。
緊急事態を大きく超えてます。なんということでしょう。
店内全部が喫煙だからダメなんでしょ?
分煙してるところならいいじゃん?
・・・そう、お思いでしょう?
結論から言うと、PM2.5濃度は少し下がるでしょうが、
喫煙室から煙が漏れ出しているので受動喫煙の対策としては全くなっておりません。
扉があるから大丈夫?
いいえ、扉の開閉で大量の煙、有害物質が漏れ出しているのを
大和先生は実証しています。
それに分煙していても禁煙スペースが臭うことはよく経験しますよね、PM2.5の脅威にさらされているのです。
屋内に喫煙スペースを作ることは受動喫煙対策において無意味であるそうです。
受動喫煙対策で喫煙スペースを作ろうとお考えの自治体、企業様、
喫煙スペースを作らないのが一番の受動喫煙対策です。とのことでした。
また、喫煙できるところが無いことが理由で禁煙を始める方が多いのだそう、禁煙・卒煙を進めることにおいても、喫煙スペースを作らないのが得策なんですね。
来年からオーストラリアはタバコが1箱 3200円になるそうですよ。
日本は禁煙や受動喫煙対策について、世界に追いつく日は来るのでしょうか。。。。
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