こんにちは!
プルチーノ歯科・矯正歯科、管理栄養士の鈴木です。
今日は、歯周病と心血管疾患・アテローム性動脈硬化のお話の続きで
アテローム性動脈硬化 とは何か?というお話。
アテローム性動脈硬化とは、動脈の内側に粥状(アテローム性)のプラーク塊が発生している状態をいいます。
動脈の内膜にプラークが発生して肥厚することにより、血液が流れる血管腔が狭くなって血液を流れにくくしてしまったり、内膜の中で成長したプラークが破綻してできた血栓が飛ぶと細い血管に詰まり(塞栓)、その先の血流を遮断してしまいます。
結果的に心臓や脳といった重要な臓器へ十分な栄養や酸素が運ばれず狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患、脳梗塞などの脳血管障害を引き起こします。
歯周病とアテローム性動脈硬化の関連研究が行われ始めたのは、
口腔内だけにいるはずの歯周病原細菌がアテローム性動脈硬化のプラーク内から検出されたことによるそうです。
歯周病原細菌の媒介がアテローム性動脈硬化の促進に関連があると研究が進められています。
アテローム性動脈硬化の主たる根源は高コレステロール血症です。
高コレステロール血症の方、歯周病が関わっているかもしれません!
まずは歯科検診、してみましょう☆
プルチーノ歯科・矯正歯科でお待ちいたしております♪