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名古屋市のプルチーノ歯科・矯正歯科では矯正(小児矯正)・インビザラインの矯正診療を行っております。

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プルチーノ歯科・矯正歯科

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矯正歯科でのメンテナンスを解説!矯正治療中にメンテナンスが必要な理由とは?

24.11.16

カテゴリ:BLOG

矯正歯科でのメンテナンスを解説!矯正治療中にメンテナンスが必要な理由とは?

矯正歯科では歯列矯正を行うだけではなく、矯正治療と並行して定期的にメンテナンスを行います。今回は、矯正歯科でのメンテナンスがなぜ必要なのか、実際にどんなことをしているのかなどをお話していきます。また、矯正治療を滞りなく進めるためには、毎日のセルフケアも非常に大切です。正しいブラッシング方法や矯正装置の清掃方法の紹介もしているので、矯正治療に興味がある方はぜひ最後までご覧ください。

矯正歯科でのメンテナンスが必要な理由

矯正歯科は歯科矯正だけを行うわけではありません。矯正治療を滞りなく行うためには、定期的にメンテナンスを行っていく必要があるのです。以下のようなトラブルが起こらないためにもしっかりとメンテナンスを受けましょう。

・虫歯や歯周病の予防
・痛みや不快感の軽減
・矯正装置の破損の予防

矯正治療中に虫歯や歯周病になってしまうと、最悪の場合矯正治療を中断して虫歯や歯周病の治療を優先しなければなりません。また、定期的に歯の動きをチェックすることで、歯の動きに合わせて適切に装置を調整していき、痛みや不快感にも対応することができます。矯正装置の変化にもいち早く気が付くことができるので、トラブル防止にも繋がります。

矯正歯科で行うメンテナンス

矯正治療中は、定期的に矯正歯科を受診していただき、以下のようなメンテナンスを行います。

・歯並びの定期チェック
・矯正装置の微調整
・歯のクリーニング
・口腔衛生指導

お口の中の健康を維持しながら、スムーズに矯正治療を進めていきましょう。

歯並びの定期チェック

歯並びの変化を確認し、歯が予定通りに移動をしているかを確認していきます。ワイヤー矯正の場合は、2週間~1ヶ月に1度のペース、マウスピース矯正の場合は、1~2ヶ月に1度程度の受診が望ましいとされています。歯並びの状態によっても変わるので、歯科医師の指示通りに受診をするようにしましょう。

矯正装置の調整

定期検診の際に矯正装置の調整を行います。ワイヤー矯正は、ワイヤーの交換や器具の調整などを行う際に時間を要するため、1回の調整時間が1時間程かかることもあります。一方のマウスピース矯正は、矯正開始前の3Dシミュレーションにて、最終形態までのマウスピースが出来上がっているため、基本的に大幅な調整は行いません。必要があれば、微調整を行う程度なので、調整自体は15~30分くらいで終わることが多いです。

歯のクリーニング

矯正治療中は虫歯や歯周病のリスクが高まるため、定期的にクリーニングを行います。特にワイヤー矯正の場合は、常に矯正装置を装着しているため、ワイヤーやブラケット周辺に食べかすや歯垢が残りやすくなっています。毎日のブラッシングだけではカバーできない部分は、矯正歯科でのクリーニングでしっかりと汚れを落としましょう。クリーニングでは、専用の器具を使用し、歯垢や歯石を除去します。ワイヤーやブラケット周辺の汚れもしっかりと落としたところで、最後に歯の表面を研磨して滑らかにします。

口腔衛生指導

正しいブラッシング方法や、歯間ブラシやデンタルフロスの使い方などを指導します。特に、ワイヤー矯正の場合は、通常通りの磨き方では装置周辺の汚れが落としきれないため、矯正歯科で正しいブラッシング方法を指導してもらうことで、自宅でも効果的なセルフケアを行うことができます。また、一人ひとりのお口の状態に合わせたケア用品のご提案もできるので、どれを選んだらいいかわからないという方は相談してみてはいかがでしょうか。

正しい歯磨きの仕方

矯正歯科でのメンテナンスと併せて、毎日のセルフケアも非常に重要です。矯正治療をスムーズに進めるためにも正しい歯磨きを習慣化し、治療の妨げとなる虫歯や歯周病を予防していきましょう。

1.歯ブラシの準備

歯や歯肉を傷つけないように柔らかい毛の歯ブラシを選びましょう。ワイヤー矯正の場合は、矯正用の山形の歯ブラシを使うとワイヤーやブラケット周辺にしっかりと毛が当たりやすいです。また、歯間ブラシやタフトブラシを使用することで、細かい部分の汚れが落としやすくなります。タフトブラシは、毛束が1つの小さな歯ブラシで、歯ブラシでは届きにくい部分の清掃に適しています。このように場所によって使い分けることで、効果的に汚れを落とすことができます。

2.ブラッシング方法

歯ブラシの持ち方は、「ペングリップ」という鉛筆の持ち方と同じ持ち方で握ることで、余分な力が入らずに磨くことができます。優しい力で、歯や歯茎に毛を当てて、小刻みに動かしていきましょう。ワイヤー矯正の場合は、矯正装置の上下に分けて細かく磨いていきます。ワイヤーに沿って、歯ブラシを斜め45度に当てて細部まで磨きましょう。ブラケット周りは、さまざまな角度から磨くことで汚れが落としやすくなります。ワイヤーの真下の部分は磨きにくい部分ですが、歯ブラシの毛を入れ込み磨いてみましょう。その他、歯と歯茎の境目や奥歯などの普段から汚れが溜まりやすい部分も入念に磨きます。

3.補助清掃用具の活用

歯間ブラシやタフトブラシを使用することで、歯ブラシの毛が入りづらい矯正装置周りもしっかりと汚れを落とすことができます。特に、ワイヤーの真下の部分は矯正用歯ブラシでも届きにくい場合があるので、補助清掃用具が活躍します。歯間ブラシは、サイズ展開が豊富なため、自分に合ったサイズを使用し、無理に入れ込まないようにしてください。

 

矯正装置の清掃と保管

取り外しができるマウスピース矯正は、矯正装置を清潔に保つために毎日メンテナンスを行います。取り外すたびに清掃するのが理想ではありますが、最低でも1日1回は清掃を行うようにしてください。基本的に、流水と柔らかい歯ブラシで汚れは落ちます。さらに、1週間に2~3回程度、専用の洗浄剤を使用することで、マウスピースをより清潔に保つことができるでしょう。一般的な洗浄剤は「つけ置きタイプ」が多く、水やぬるま湯に洗浄剤を入れて、マウスピースをつけ置きします。使用後はしっかりと流水で洗浄剤を洗い流してください。清掃の際は、熱湯を使うことは避けてください。マウスピース矯正の矯正装置は、プラスチックでできているため、熱への耐性がなく、変形の原因になってしまいます。

また、マウスピース矯正の場合、取り外している時はしっかりと乾燥させてから、専用のケースに入れて保管をしましょう。破損や紛失の防止にもなります。

 

まとめ

矯正治療中の矯正歯科でのメンテナンスについてくわしく紹介しました。矯正治療が滞りなく行われるためには、矯正歯科でのメンテナンスが重要だということがおわかりいただけたと思います。また、それに併せてご自宅での毎日のセルフケアも非常に重要です。正しいブラッシングのやり方や、矯正治療中におすすめの歯ブラシや補助清掃用具もしっかりレクチャーするので、ご安心ください。

プルチーノ歯科・矯正歯科では、矯正治療前に行う無料相談を行っております。無料カウンセリングでは、患者様のご要望をしっかりと伺ったうえで、1人1人に合った矯正方法をご提案しています。矯正治療がスタートしてからは、治療の進行状況を定期的にチェックしながら、矯正治療が完了するまで患者様のお口の健康を守っていきます。

インビザラインで矯正した芸能人やスポーツ選手は?メリット・デメリットや選ばれる理由をプルチーノ歯科・矯正歯科が紹介

24.11.10

カテゴリ:BLOG

インビザラインで矯正した芸能人やスポーツ選手は?メリット・デメリットや選ばれる理由をプルチーノ歯科・矯正歯科が紹介

今回は、インビザラインで歯科矯正を行った芸能人やスポーツ選手で矯正治療をした方を紹介します。矯正治療中ということが周囲にわかりづらいインビザラインは、多くの芸能人やスポーツ選手に人気の矯正方法です。この記事では、インビザラインのメリット・デメリットや選ばれる理由もお話しますので、歯並びが気になる方や矯正治療をして改善したいという方はぜひ最後まで読んで参考にしてください。

インビザラインをした芸能人やスポーツ選手

インビザラインで歯科矯正を行った芸能人やスポーツ選手を5名紹介します。

チョコレートプラネット 長田 庄平さん(お笑いタレント)

お笑い芸人のチョコレートプラネット長田さんはインビザラインで歯科矯正をしたことを公表しています。ご自身のYouTubeチャンネルでは、装着時に感じたことや、矯正治療の途中経過についてもお話されています。

EXIT 兼近 大樹さん(お笑いタレント)

お笑い芸人EXITの兼近さんも、インビザラインで歯列矯正したことを公表されています。インビザラインと合わせてホワイトニングも行ったそうで、きれいに並んだ白い歯を手に入れたそうです。

上戸 彩さん(女優)

女優の上戸彩さんもインビザラインでの歯科矯正を公表されています。笑顔が素敵な上戸さん。雑誌のインタビューにて、20代のころにインビザラインで矯正をして笑顔に自信がついたとおっしゃっています。

藤井 風さん(シンガーソングライター)

シンガーソングライターの藤井風さんもインビザラインで矯正を行った芸能人の1人です。なんと、2021年の紅白歌合戦でインビザラインのアライナーを付けたまま歌唱していたことをYouTubeの生配信でお話されています。それほど違和感が感じにくいということがわかるエピソードですね。

大谷 翔平さん(プロ野球選手)

メジャーリーグでさまざまな記録を作り大活躍をしている大谷選手もインビザラインで歯科矯正を行っていたと言われています。プロスポーツ選手として活躍しながらも、矯正治療を行い、その間もパフォーマンスを落とさずに結果を残し続けているとは素晴らしいですね。

インビザラインとは

インビザラインは、アメリカのアライン・テクノロジー社が開発したマウスピース型の矯正装置です。透明なマウスピース型装置(アライナー)を装着し、段階的にアライナーを交換することで歯並びを矯正していきます。取り外しができるため、普段通りに食事や歯磨きができます。インビザラインの治療では、治療開始前の精密検査にて歯型、レントゲン写真、口腔内写真などのデータを採取し、歯の移動をシミュレーションして装置を作製します。治療完了まで可視化できることで、患者様に安心感を持って治療に望んでいただくことができるのです。

インビザラインのメリット

インビザラインには以下のようなさまざまなメリットがあります。

・矯正装置が目立ちにくい
・衛生管理がしやすい
・痛みや違和感が少ない
・通院回数が少ない
・金属アレルギーのリスクがない
・スポーツや楽器演奏中も問題なく使用できる

矯正装置が目立ちにくい

矯正装置が透明なので、矯正治療をしていることが目立たない点が大きなメリットです。見た目が気になる若年層や人とコミュニケーションを取る機会が多い仕事の方にも抵抗感が少ない矯正方法となっています。また、取り外しができるので、写真撮影の際に取り外すなど臨機応変な対応が可能です。このことから、人前に立つことが仕事の芸能人の方にも非常に向いている矯正方法だと言えるでしょう。

衛生管理がしやすい

食事や歯磨きの際には矯正装置を取り外すことができるので、衛生管理がしやすいです。従来のワイヤー矯正は常に矯正装置が装着されているので、汚れが溜まりやすく、金具部分に挟まりやすい食べ物は控えたり、歯磨きの際に歯間ブラシやタフトブラシなどで入念に歯磨きをしたりする配慮が必要でした。インビザラインの場合は、このような配慮が必要なく、衛生管理がしやすいので、虫歯や歯周病のリスクも下げることができるのです。

痛みや違和感が少ない

インビザラインはワイヤー矯正に比べると痛みや違和感を感じにくい矯正方法です。ワイヤー矯正に比べ弱い力で歯を動かすことや、金具がなく口腔内を傷つけにくいことが理由として挙げられます。

通院回数が少ない

ワイヤー矯正に比べると通院回数が少なく済むことが多いです。ワイヤー矯正の場合は、毎月1回程度の調整が必要となりますが、インビザラインの場合はあらかじめお渡ししたマウスピースを2週間ごとに交換し、段階的に歯を動かしていくため、通院回数を抑えながら矯正治療を行うことが可能です。

金属アレルギーのリスクがない

金属を一切使用していないため、金属アレルギーのリスクがありません。インビザラインであれば、金属アレルギーの方や金属アレルギーが心配という方にも安心して使用していただけます。

スポーツや楽器演奏中も問題なく使用できる

インビザラインは金具がないので、人と人との接触が多いスポーツやボールが顔に当たる恐れのあるスポーツをする場合でもけがの心配が少ないです。また、楽器の演奏なども痛みを感じにくいため、矯正治療をしながらでも無理なくパフォーマンスを行うことができます。

 

インビザラインのデメリット

さまざまなメリットがあるインビザラインですが、当然デメリットも存在します。

・自己管理が必要
・対応できない症例もある

デメリットも理解したうえで治療の選択をしましょう。

自己管理が必要

取り外しができる点はメリットでもありますが、自己管理が苦手な方にとってはデメリットにもなりえます。インビザラインは、歯科医師の指示通りに、1日20~22時間の装着が推奨されています。装着を忘れてしまったり、アライナーを紛失してしまったりすると、計画通りに治療が進まなくなってしまうため注意が必要です。また、アライナーは外すたびに柔らかい歯ブラシで水洗いしましょう。毎回洗うのが大変ということであれば、最低でも1日1回就寝前には洗う習慣をつけて清潔に保つことを心がけてください。

対応できない症例もある

インビザラインは歯を大きく動かすことが苦手なので、複雑な歯並びや重度の歯並びには対応できない場合があります。その場合は、どんな歯並びにも柔軟に対応ができるワイヤー矯正で対応します。自分の歯並びがインビザラインで対応できるか不安という方は、1度カウンセリングを受けてみるとよいでしょう。プルチーノ歯科・矯正歯科でも、無料矯正相談を行っているので、お気軽にご相談ください。web予約はこちらから承っております。

インビザラインが芸能人やスポーツ選手に選ばれる理由

インビザラインが芸能人やスポーツ選手に選ばれる理由は以下のような理由が考えられます。

・矯正装置が目立ちにくいところ
・取り外しができるところ
・通院回数が少ないところ
・痛みや違和感が少ないところ

矯正装置が目立ちにくく、大切な仕事やイベントの時に取り外しができる点は、人前に出ることが仕事の芸能人の方には向いている矯正方法と言えるでしょう。さらに、痛みや違和感が少ないことも、集中力が必要な芸能人やスポーツ選手にとって大きなメリットです。多忙なスケジュールの中で治療を行うため、通院回数が少なく済む点も決め手となるのではないでしょうか。

まとめ

今回は、インビザラインで矯正した芸能人やスポーツ選手について紹介しました。インビザラインにはさまざまなメリットがあり、人前に出る機会が多い芸能人やスポーツ選手にも選ばれる人気の矯正方法です。ご自身の歯並びがインビザラインで矯正できるかどうか、まずはお気軽にご相談にいらしてください。プルチーノ歯科・矯正歯科の無料矯正相談をご予約は以下のフォームより承っております。

ガミースマイルは矯正治療で改善できる?プルチーノ歯科・矯正歯科が解説します!

24.11.09

カテゴリ:BLOG

ガミースマイルは矯正治療で改善できる?プルチーノ歯科・矯正歯科が解説します!

笑うと歯茎がたくさん見えて気になるという方はいらっしゃいませんか?そのような状態を、「ガミースマイル」と呼びます。今回は、ガミースマイルは矯正治療で改善できるのかという疑問にお答えしながら、ガミースマイルの原因やその他の治療法も併せて解説していきます。

ガミースマイルとは?

ガミースマイルとは、笑った時に大幅に歯茎が見える状態のことを指します。通常、上下の歯を噛み合わせた際は、上顎の歯茎は見えないか多少見える状態になりますが、歯茎が3mm以上口元から見えている場合はガミースマイルと診断されることが多いです。ガミースマイルは、見た目にコンプレックスを感じてしまったり、機能面でも問題を引き起こしたりする場合もあります。

ガミースマイルは矯正治療で改善できるの?

結論から言うと、ガミースマイルは矯正治療で改善することができます。軽度の場合は、通常の歯を動かす矯正治療で改善する場合もありますが、さまざまな問題が関係している場合は、外科手術を併用することもあります。歯並びや骨格の問題以外にも、ガミースマイルになってしまう原因は複数あり、それぞれの原因に合った治療をしていきます。

ガミースマイルの原因

ガミースマイルの原因は以下の通りです。

・歯並びや骨格の問題
・唇や口周辺の筋肉の問題
・歯の長さや位置の問題
・歯茎の問題

1つの原因だけの場合もありますが、複数の問題が重なって重度のガミースマイルとなっている場合もあります。

歯並びや骨格の問題

ガミースマイルの原因として多く見られるのが、上顎骨が過剰に発達しているパターンです。顎が長く、前に出てしまうことで、歯や歯茎も前に出てしまい、ガミースマイルとなってしまうのです。歯や歯茎が過剰に突出している状態を、「上顎前突」と呼びますが、これはいわゆる「出っ歯」の状態を指します。出っ歯とガミースマイルが組み合わさることで、非常に見た目に対し、コンプレックスを抱えやすくなってしまいます。

唇や口周辺の筋肉の問題

「上唇挙筋(じょうしんきょきん)」という上唇と小鼻を引き上げるが強いことで、唇が歯茎の上まで上がり、笑ったときに歯茎が目立ってしまいます。また、上唇が薄い場合も笑った時に歯茎が見えやすくなってしまいます。

歯の長さや位置の問題

歯の長さが短いと歯の面積よりも歯茎の面積が広くなり、「イー」と歯を噛み合わせたり、笑顔を作ったりすると、歯茎が多く見えてしまいます。また、歯が低い位置から生えている方も歯よりも歯茎の面積が多くなり、ガミースマイルになりやすい状態です。

歯茎の問題

歯茎が発達し過ぎて歯に覆いかぶさっている場合、相対的に歯の面積が少なくなってしまいガミースマイルになってしまいます。

 

ガミースマイルの治療方法

ガミースマイルの治療は主に4つの方法で行います。

・矯正治療
・外科手術
・ボトックス注射
・セラミック治療

ガミースマイルの原因となる問題に合わせて適切な方法で治療を行います。

矯正治療

歯並びや骨格に問題がある場合は、矯正治療を行います。矯正治療では、ワイヤー矯正やマウスピース矯正を用いて歯を動かしていきますが、場合によっては「アンカースクリュー」を組み合わせて効果的に歯を動かしていく必要があります。アンカースクリューを用いた治療は、歯の根元に小さなネジ(アンカースクリュー)を埋め込むことでより精密な動きを可能にします。

アンカースクリューと組み合わせることにより、以下のようなアプローチをしていきます。

・歯を後ろに移動させる
・歯の位置を上げる(圧下)

出っ歯や口ゴボ(横顔を見たときに口元が盛り上がっている状態)の場合、歯を後ろに移動させることで、口が閉じやすくなり、歯茎の露出も軽減させることが期待できます。十分なスペースがない場合は、抜歯が必要になることもあります。また、上顎の前歯が短い場合は、歯を歯茎の方に移動する、「圧下」という動かし方で矯正します。歯の位置を上げることで、歯茎の露出を少なくすることが期待できます。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯にブラケットという部品を装着し、そこにワイヤーを通すことで歯に力を加えます。矯正装置の見た目が目立つことや、痛みや違和感を感じやすいというデメリットもありますが、さまざまな症例に柔軟に適応できる点が大きなメリットです。

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、透明なマウスピース型矯正装置を装着し、歯を動かす方法です。矯正治療をしていることが周囲にわかりにくく、取り外しができるため、食事や歯磨きを通常通りにできるという特徴があります。また、金属を一切使用していないため、金属アレルギーの心配もなく、痛みや違和感も感じにくくなっています。軽度のガミースマイルの場合は、マウスピース矯正で対応できる場合もありますが、歯並びの乱れが複雑な場合はワイヤー矯正のほうが適している場合もあります。

外科手術

骨格に問題がある場合や、唇や歯茎の形状に問題がありガミースマイルになっている場合は、外科手術を行う場合もあります。

上顎骨切り術(ルフォー)

上顎骨切り術は、顎が前に突出している場合や顎が縦に長い場合などに行う外科手術です。上顎骨を切除し、顎の位置を調整することで、歯茎が見える面積を少なくします。ガミースマイルの原因を根本的に解決することができ、後戻りの心配はありません。しかし、大掛かりな外科手術を伴い、全身麻酔を使用するため、基本的に入院の必要があります。また、一般的な歯科医院では対応できない場合が多く、総合病院の口腔外科や美容外科などで手術を受けることになることを知っておいてください。

上唇粘膜切除術

唇の位置や形状に問題がある場合に行います。上唇の内側の粘膜を切除することで、上唇挙筋の運動が制限され、必要以上に上唇が引き上げられることが解消します。表面麻酔や局所麻酔を使用するため、入院の必要はなく、60分程度で手術が完了することが多いです。

歯冠長延長術

歯の長さが短かったり、歯茎がかぶさっていて歯が短く見えたりすることで、歯より歯茎の面積が大きく見えてしまう場合に行う手術です。歯茎を切開し、骨の形状を整えることで、歯が見える面積を広げます。表面麻酔や局所麻酔を使用し、60分程度で手術が完了します。傷口も残りにくく、骨の形状を整えているため、後戻りの心配もありません。

上唇粘膜切除術と歯冠長延長術を組み合わせて、唇の状態と歯の長さを同時に治療する場合もあります。

ボトックス注射

筋肉の過剰発達が原因でガミースマイルになっている場合、ボトックス注射を行うことで、筋肉を麻痺させて上唇が必要以上に引き上げられることを抑制します。ボトックスとは、ボツリヌス菌が作り出すA型ボツリヌス毒素を有効成分とする薬剤(ボツリヌストキシン製剤)を用いた治療法で、歯科分野ではガミースマイルの他に、歯ぎしりや食いしばりの治療などにも用いられます。外科処置の必要がなく、短時間で治療ができることから、気軽にガミースマイルの治療を受けることができます。しかし、持続性がないため、約3~6ヶ月程経過すると効果が薄れてきます。効果を継続させるには定期的に治療する必要があります。

セラミック矯正

セラミック矯正とは、セラミックの被せ物を被せることで、歯並びや歯の形、色などを美しくすることを目的とした審美治療の一つです。一般的な歯列矯正とは異なり、歯を移動させることはないので、短期間で治療が完了します。ガミースマイルを改善させるためには、セラミック矯正のみではカバーできないため、歯冠長延長術などの歯茎の形状を変える治療と併用することが多いです。しかし、以下のようなデメリットもあるので注意しましょう。

・健康な歯を削る必要がある
・場合によっては神経を取る必要がある
・セラミックには寿命がある

健康な歯の寿命を縮めてしまうリスクがあることやセラミックを将来的に作り変える可能性があることなど、リスクをしっかりと理解したうえで治療の選択をしてください。

 

ガミースマイルを放っておくとどうなる?

ガミースマイルを放っておくことで、見た目の問題だけでなく、機能的な面においても問題が生じることがあります。

・見た目にコンプレックスを持ってしまう
・虫歯や歯周病リスクが高まる
・口臭の原因となる

歯茎が過剰に見えることで口元の審美性が低下してしまい、自分に自信が持てなくなってしまうことがあります。それによって、笑顔になれなかったり、コミュニケーションが取りづらくなったり、精神的にふさぎこんでしまうことにも繋がりかねません。また、上顎骨が前に出てガミースマイルになっている場合は、歯並びや噛み合わせが影響しており、食べかすが残りやすかったり、歯垢が落としにくかったりすることで虫歯や歯周病のリスクが高まります。さらに、上の前歯が出っ歯になっていると、口が閉じづらく、お口の中が乾燥し、口臭などの原因にも繋がります。このように、見た目だけでなくお口の中の健康維持にも悪影響を及ぼすのです。

 

まとめ

ガミースマイルは矯正治療で改善できるの?という疑問にお答えしました。ガミースマイルは、矯正治療によって改善できることもあります。しかし、ガミースマイルの原因はさまざまなため、しっかりと原因を究明したうえで適切な治療を行うことが重要です。笑うと歯茎が目立つのが気になるという方は、1度プルチーノ歯科・矯正歯科までご相談にいらしてください。

歯医者と矯正歯科の違いとは?どちらを選ぶべきか徹底解説!

24.11.08

カテゴリ:BLOG

歯医者さんと矯正歯科の違い

歯医者さんと聞くと、むし歯の治療をする病院をイメージする人が多いと思います。では、歯科矯正治療を受けたい時にはどのようにして歯医者さんを選べばいいのでしょうか?

また、歯科医院や歯科医師はなぜ「歯医者さん」と呼ばれるのでしょうか?
その疑問にもお答えします。

歯科医師はなぜ歯医者さんと呼ばれるのか

「これから歯医者さんに行くよ」と聞くと、「今から歯科医院に行くんだな」と分かると思います。むしろ、「今から歯科医院に行くよ」の方があまり聞いたことがないような気がします。

歯医者さんとは、歯科医院や歯科医師の事を親しみの込めた呼び方です。
歯科医院や歯科医師はもちろん正しい名称ですが、なんとなくお堅くてすこし真面目な印象ですね。

内科などの医師の事を「医者」と呼ぶのと同じように、歯医者は『歯の医者』という意味で使われています。


しかし実は、医師と医者というのは同じように使われてますが、実は厳密にいうと違います。

医師は医師国家試験に合格し医師免許を持っている人のことをいいます。
歯科医師は、歯科医師国家試験に合格して歯科医師免許を持っている人のことです。

また、医者とは、病気やケガを治療をする人のことをいいます。
日本では医師免許や歯科医師免許を持っていないと病気の診断や治療はできないので、医師と医者はほぼ同じ意味です。
たとえば、漫画の中に登場してくる「ブラックジャック」は医師免許を持っていないので医師ではなくて医者ですし、「おもちゃのお医者さん」は免許をもっていないので「おもちゃの医師」とは違います。

また、歯科は昔はむし歯治療で通う患者さんがほとんどだったので、歯を削ったり抜いたりするような治療のイメージが強かったと思います。そのため、少し怖いイメージもあったのかもしれません。
それを和らげるために、少し優しく聞こえる「歯医者さん」という言葉が多く使われているのかもしれませんね。

矯正歯科治療について

しかし今は、むし歯治療以外の目的で歯科医院に通う患者さんが増えています。

矯正歯科は、矯正歯科治療を専門的に行っている歯科医院です。

矯正歯科治療とは、

口の周りの外観(見た目)が気になるので、歯並びなどをきれいにしたい

咬み合わせを良くしたい

顎が痛くなりやすい(顎関節症)ので、症状を改善したい

 

などの理由で、歯の位置や向きを移動したり上下の顎骨の位置などを調整してお口の中の状態を改善していくための歯科治療です。

矯正歯科治療は、主にワイヤー矯正治療法マウスピース矯正治療法が使われています。


ワイヤー矯正治療法は、歯にブラケットという器具を装着して、ブラケットのフックにワイヤーとゴムをかけて繋げることで、ゴムのけん引力を使って歯を動かしていく治療法です。

1か月に1度くらいのペースで歯科医院に通い、ワイヤーとゴムをかけなおしたりメンテナンスをします。
ワイヤー矯正治療の場合は自分で器具を外したりすることはできません。そのため、歯ブラシなどでの歯の清掃がうまくできず、むし歯や歯周病になってしまうリスクが高くなってしまいます。器具が口の中の粘膜や舌に当たって傷になったり、ゴムの引っ張る力が強いと痛みがでることもあります。

また表側に矯正器具をつけている場合には、外から口元を見た時に目立ってしまうこともあります。

 

マウスピース矯正治療法は、透明なマウスピースを1日のうちの決められた時間に装着し、歯を動かしていく治療法です。

シリコンを口の中に入れた歯型を基に作った模型を使い、患者さんそれぞれのお口の中にあわせたマウスピースをつくります。
定期的に歯科医院で歯のクリーニングなどのメンテナンスを受けながら、歯科医師の指示通りにマウスピースを交換していくことで、少しずつ歯の位置や向きを整えていきます。
マウスピースは自分で取り外しをすることができるので、食事や激しい運動をする時には取り外すことができます。また、歯ブラシなどお口のケアをする時にも外すことができますし、マウスピース本体も洗うことができるので清潔に保つことができます。

そして、マウスピース矯正治療法はワイヤー矯正治療法ほど強い力で引っ張るわけではないので、痛みも少ないのが特徴です。
マウスピース矯正治療法のなかでも、今注目されているのがインビザライン矯正です。インビザライン矯正は、患者さんのお口の中を3Dスキャナーで取り込み、そのデータを基にお口の中の細部まで3Dデータ化することができます。シリコンをお口の中に入れて型取りなどをしなくても、より精密な歯型を取り込むことができます。
また、現在のお口の中の状態からどのようにして理想の状態に近づけていけばよいのかをPCを使ってシミュレーションしながら医師と相談して決めていくことができるので、完成図も確認出来て安心です。

定期的に歯科医院でメンテナンスをうけながら、歯科医師の指示に従い10日から2週間ごとに新しいマウスピースに交換していきます。マウスピースを装着するのは1日22時間以上と決められているので、食事や歯磨きの時などは外すこともできます。

プルチーノ歯科・矯正歯科では、お口の中をカメラで撮影して矯正治療後の歯並びのシミュレーションを見ながら無料矯正相談を受けることができます。
インビザライン矯正の認定を取得したインビザドクターの無料相談をぜひ受けてみてください。

 

歯科と矯正歯科の違い

では、歯科と矯正歯科はどうちがうのでしょうか。

歯科には「科目」と呼ばれるものがあって、それによってどのような治療を専門にしているのかが分かるように分けられています。
矯正歯科や口腔外科、小児歯科などがそれに当てはまります。

歯科というと、歯を削ったり被せものをつけるむし歯治療や歯周病予防の為の歯石除去や歯ブラシ指導などを想像するのではないでしょうか。
むし歯や歯周病の治療は「一般歯科」とよばれています。一般とは、「一番広く知られている」という意味です。むし歯の治療や歯周病治療は老若男女関係なく、多くの人が受ける事がある治療なので、このように呼ばれているようです。
もちろん、むし歯治療や歯周病治療にも多くの治療法があり、患者さんによって受ける治療は違いますが、一般歯科治療は多くの歯科医院で行われています。

矯正歯科治療は、お口の中の環境を大きく変えるため、多くの知識と専門的な技術と設備が必要です。また、一般歯科治療にくらべると、費用も高くて治療時間も長くかかります。
そのため、矯正歯科治療を受けるときには矯正歯科治療の専門的な知識と積み重ねられた経験と技術が大事なのです。そのような知識や技術を持っている歯科医師の事を専門医とよびます。
さらにインビザライン矯正の治療には、インビザライン矯正に関する専門的な知識も重要です。矯正歯科治療に関する深い知識と、多くの経験により卓越した技術を持ち、なおかつインビザライン矯正の経験が一定以上あると認められた歯科医師は、インビザドクターに認定されています。


プルチーノ歯科・矯正歯科には、インビザドクターに認定された歯科医師もいますので、安心してインビザライン矯正を受けることができます。

 

歯医者と歯科医にはあまりはっきりした違いはありませんが、多くの人が親しみを込めて歯医者と呼んでいると思います。これからも親しみを持って安心して歯科医院に通えるように、あなたの受けたい治療をしてくれる自分にあった歯科医院をみつけてください。

プルチーノ歯科・矯正歯科では、24時間webから予約をとることができます。むし歯治療や歯周病治療のことでも、インビザラインなどの矯正歯科のことでも治療相談を受け付けています。

歯科矯正に使用する材料ってどんな素材があるの?プルチーノ歯科・矯正歯科が解説します

24.11.08

カテゴリ:BLOG

歯科矯正に使用する材料ってどんな素材があるの?プルチーノ歯科・矯正歯科が解説します

ワイヤー矯正やマウスピース矯正などの矯正の方法は聞いたことがあるけど、どんな材料を使い、どんな種類の材料があるのかまで知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?矯正治療は矯正装置を装着したまま年単位で治療を行い、生活に非常に密接に関わる治療です。ぜひ、使用する材料についてくわしく知っていただければと思います。

マウスピース矯正(インビザライン)で用いる材料

マウスピース矯正の中でも世界的にナンバーワンのシェアを誇る「インビザライン」。透明なマウスピース型の矯正装置(アライナー)を装着し、歯を動かしていく治療法です。アライナーは、ポリウレタン樹脂と呼ばれるプラスチック素材で作られており、金属は一切使用していません。インビザライン独自の素材である「スマートトラック」は、従来の素材よりも粘弾性があり、歯との適合がよいのが特徴です。厚みは0.5mm程で、装着時に違和感を感じにくくなっています。また、アライナーを歯にしっかりと固定するために「アタッチメント」という突起物を歯に取り付ける場合もあります。

マウスピース矯正(インビザライン)の特徴

インビザラインには以下のような特徴があります。

・アライナーが透明なので目立たない
・食事や歯磨きの際に取り外しができる
・痛みや違和感が少ない
・衛生管理がし易い
・金属アレルギーのリスクがない
・スポーツや楽器演奏などの制限がない

このようにインビザラインは、従来のワイヤー矯正の、「装置が目立つ」、「痛みや違和感を感じやすい」、「歯磨きがしにくい」などの欠点をカバーすることができるのです。

アタッチメントとは?

アタッチメントは、歯の色に近い樹脂でできており、光を照射することで硬化します。歯の表面に装着するため、凹凸感がありますが、マウスピースを装着すれば見た目の違和感はほとんど感じられません。アタッチメントを装着することで、歯にかかる力を細かく調整することができ、効果的に歯を動かすことができます。治療計画を立案する際に、歯並びの状態によってアタッチメントの数や位置を決めていきます。

ワイヤー矯正で用いる材料

ワイヤー矯正は、装置が目立つため抵抗があるという方も多いのではないでしょうか。しかし、ワイヤー矯正には、インビザラインでは対応しきれない重度の歯並びにも柔軟に対応できるというメリットもあるのです。ワイヤー矯正では、ブラケットという装置を歯の表面に装着し、ブラケットの溝にワイヤーを通し、歯を動かしていきます。審美性を重視したい方や、金属アレルギーが心配という方は従来のメタルワイヤーやメタルブラケット以外の材料を選択することもできます。

ブラケットの種類

ブラケットには以下のような種類があります。

・メタルブラケット
・プラスチックブラケット
・セラミックブラケット
・ジルコニアブラケット
・リンガルブラケット

特徴がそれぞれ違うため、自分に合った材料を選びましょう。

メタルブラケット

最も一般的な金属製のブラケットです。非常に耐久性があり、長期にわたる治療でも安心して使用できます。しかし、見た目が目立つことや金属を使用しているため、痛みや違和感を感じやすく、金属アレルギーのリスクがあることなどがデメリットとして挙げられます。

プラスチックブラケット

ポリマー素材でできているブラケットで、色は透明や半透明であり、目立ちにくい素材です。また、メタルブラケットに比べると、ソフトで痛みや違和感を感じにくくなっています。しかし、耐久性が劣るので、長期的に大きく歯を動かす場合には向いていない可能性があります。また、コーヒーや紅茶、カレーなどの着色しやすいものを飲食すると着色の心配があります。

セラミックブラケット

セラミック素材でできているブラケットです。透明感のある白さで装置が目立ちにくくなっています。セラミックは陶器なので、表面に汚れや着色が付きにくい点もメリットです。耐久性や強度もあり、重度の歯並びにも対応できます。硬質なため、口腔内の痛みや違和感を感じることがあります。また、メタルやプラスチックに比べると費用が高くなる傾向があります。

ジルコニアブラケット

人工ダイヤモンドとも呼ばれる、ジルコニアという素材でできています。非常に硬質で、耐久性にも優れるため、重度の歯並びにも対応可能です。白い素材のため、審美性も高いです。セラミックと同様に、費用負担が高額になります。

 

ワイヤーの種類

ワイヤーの材質は、矯正の段階によって変わります。それぞれの段階に合わせてワイヤーを付け替えていきます。

ニッケルチタンワイヤー

矯正初期段階では、弾性があり、形状記憶がしやすい「ニッケルチタンワイヤー」を使用します。矯正初期は、ニッケルチタンワイヤーの元に戻ろうとする特徴を利用し、歯に弱い力を持続的に加えていきます。ニッケルは金属アレルギーを引き起こしやすいため、場合によってはチタン製のワイヤーを使用することもあります。

ステンレスワイヤー

矯正中期では、歯を大きく動かすために、「ステンレスワイヤー」を使用します。ステンレスワイヤーは太さがあり、耐久性も優れています。歯の動きに合わせてカーブを作ったり、加工を施したりすることで、効果的に歯並びや噛み合わせを改善していきます。

ベータチタンワイヤー

最終段階では、「ベータチタンワイヤー」を使用します。ベータチタンワイヤーは、チタンにニッケル以外の金属を混ぜた合金でできています。金属アレルギーが起こりやすいニッケルを含まないため、金属アレルギーのリスクが少ない材質です。ニッケルチタンワイヤーとステンレススチールワイヤーの中間的な硬さや弾性を持ち、歯並びや噛み合わせを微調整するのにも向いています。

ホワイトワイヤー

見た目が目立たない白いワイヤーです。ホワイトワイヤーには2種類あり、銀色のワイヤーを白く塗装しているものと、ロジウムという白い金属で特殊なコーティング加工をしたものがあります。白く塗装したワイヤーは歯磨きの摩擦などで塗装が取れてきてしまい、ところどころ銀色のワイヤー部分が露出してしまい、審美性が著しく低下してしまいます。一方の、ロジウムは強い耐摩耗性があるため、使用中に剥げてくるということはほとんどありません。

 

後戻りを防ぐために用いる材料

正常な状態に歯並びや噛み合わせが戻ったら、元の状態に戻ってしまわないように固定する必要があります。これを「保定期間」と呼びます。保定期間は矯正治療と同じくらいの期間が必要で、その間は「リテーナー」という保定するための装置を装着します。リテーナーには以下のような種類があります。

・マウスピース型
・ワイヤー型
・プレート型

マウスピース型

透明なプラスチックでできています。取り外しができるので、通常通りに食事や歯磨きができます。インビザラインで矯正を行っていた場合は、同じ形状のため矯正治療の延長線上でリテーナーを装着することができるでしょう。注意点は、決められた時間に装着をしなければならないという点です。装着し忘れてしまうとせっかく整った歯並びが後戻りしてしまったり、リテーナーが装着できなくなってしまったりすることもあります。また、プラスチック素材でできているため、噛み合わせが強い方や歯ぎしり、食いしばりの癖がある方は、破損や劣化がしやすくなっています。その場合、定期的にリテーナーを作り直す必要があります。

ワイヤー型

金属製のワイヤーを歯の裏側(舌側)に装着します。接着剤で固定するため、取り外しはできません。常に固定されているため、装着し忘れることがなく、自己管理に自信がない方にもおすすめです。装置が装着されている状態で歯磨きをするので、歯間ブラシやタフトブラシなどの清掃補助用具も活用しながら入念に歯磨きをする必要があります。奥歯の保定には対応できない場合もあるので、他の保定方法と組み合わせて行うこともあります。

プレート型

金属とプラスチックを組み合わせて作られた着脱可能なリテーナーです。耐久性が高く、噛み合わせ面は開かれているため、歯ぎしりや食いしばりがある方でも、リテーナーへのダメージが軽減できます。マウスピース型と同様に取り外しができるので、食事や歯磨きの時に取り外すことができます。歯の表面に金属のワイヤーが見えるため、他の方法より審美性は劣ります。

 

プルチーノ歯科・矯正歯科では患者様一人ひとりに合わせた方法で効果的に歯科矯正を行います

歯科矯正に使用する材料について紹介しました。マウスピース矯正やワイヤー矯正でどんな素材を使用しているのかおわかりいただけたと思います。プルチーノ歯科・矯正歯科では、患者様一人ひとりの歯並びの状態に合わせた矯正方法のご提案をするのはもちろんのこと、カウンセリングにて患者様のご要望もしっかりとくみ取りながら治療計画をたてていきます。「目立たない矯正がしたい。」、「金属アレルギーが心配。」などご要望や気になることはなんでもご相談ください。まずは、無料矯正相談のご予約からお待ちしております。

 

医院までのアクセス
ACCESS

プルチーノ歯科・矯正歯科は、イオンモール新瑞橋内にあるので、 大型駐車場が完備されております。
診療と合わせて、お買い物など、とても便利な立地です。
また様々な交通機関を利用しての来院が可能です。

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