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矯正歯科と普通の歯科は違うの?知る人ぞ知る、歯科医院の選び方
24.10.19
カテゴリ:BLOG
たくさんある歯科医院の呼び方
街中にある歯科医院の看板に「矯正歯科」「口腔外科」「一般歯科」と書いてあるのを見たことがありますか?
色々書いてあるけど、結局はどんなことをしている歯科なのかはよくわからないこともあるかもしれません。
歯科の看板に書いてある色々なこと
看板は、わたしたちに色々な情報を伝えるためのものです。
選挙の看板には選挙の立候補者の情報が書かれていて、お店の看板にはそのお店の特徴や商品について書いてあります。
歯科医院の看板には、その歯科のある場所やどんな治療を行っているかなどの情報が載っています。ですが、歯科の場合には特別な決めごとがいくつかあります。
「標榜(ひょうぼう)科目」とは何か
標榜科目とは、どのような診療を行っているかの種類(科目)の情報です。医療法の中で、歯科医院は限られた内容しか広告してはいけないと定められています。これは、患者さんがたくさんの広告から自分の行きたい医院を選びやすくするための法律です。
例えば、同じ治療内容でも「う蝕治療」と「むし歯治療」では、違う内容に思えてしまいます。
標榜科目として認められているのは
- 歯科
- 口腔外科
- 小児歯科
- 矯正歯科
の4つのみです。
「〇〇歯科」や「△△矯正歯科」などは、標榜に適した歯科医院の名前であるという事です。
歯科医院の名前だけではなく、どのような治療を行っているかという案内でも標榜は使われています。標榜は一つではなく「小児矯正歯科」のように4つの中で合わせて使うこともできます。
「歯科」という標榜について
「歯科」は、歯科医療機関であればどのような治療を行っている歯科医院でも当てはまります。最近では「一般歯科治療」と治療内容を説明してある歯科医院もあります。むし歯治療や歯周病治療など、広く診療しているところが多く、一般歯科とだけ書いてある歯科医院では専門的な治療をしている所は少ないようです。
「歯が痛くなったので、治療をしてほしい」「歯石を取ってほしい」などの時は、「歯科」という標榜の歯科医院にいかれて問題ありません。
「口腔外科」という標榜について
「口腔外科」とは、口腔(口のなか)や顎、顔面などの疾患を扱う歯科の事です。一般歯科では難しい親知らずの抜歯を行ったり、腫瘍の摘出手術を行ったりします。大学病院などの診療科の一つとしてある事が多いですが、歯科医院でも口腔外科を標榜している歯科医院はあります。歯科医院の場合は、抜歯やインプラント治療などを行っている所が多いです。
設備もスタッフも、口腔外科に特化した専門的な歯科医院です。
「小児歯科」という標榜について
「小児歯科」では、その字のごとく小児(子ども)を対象とした診療を行っています。以前は「むし歯ができてから歯医者に行く」というイメージが強く、子どもにとって歯科は少し怖いイメージを持たれることが多かったと思います。しかし今は「むし歯にならないように歯医者に行く」という考え方が浸透しているため、子どもの頃からむし歯予防をする事がスタンダードになってきています。
小児歯科は、生まれて初めて歯科医院にきた子どもさんでも緊張せずに処置を受けることができるように、色々と配慮がしてあります。例えば診療室の壁に子どもの好きな動物の絵が書いてあったり、子どもが好きなアニメをモニターで映しながら治療をする歯科医院もあります。
歯科のファーストステップとしては、親も子も安心して通うことができます。ただ、小児歯科の場合は大人の診療は行っていない場合もあります。ご家族で同じ歯科に通いたいと思われる方は、歯科医院に確認してみてください。
「矯正歯科」という標榜について
「矯正歯科」は、歯並びや噛み合わせを改善するための治療を行います。歯や顎骨に矯正器具をつけて位置を動かします。
矯正歯科治療は専門性の高い治療をおこなうため、高度な専門知識と熟練した技術が必要です。他の歯科治療に比べると費用も高く、治療期間も長くかかります。
しかし歯科医院が標榜するには特別な資格などは必要なく、どのような歯科医院でも標榜することができます。矯正歯科治療を受ける歯科医院を受けるときには、歯科医院のHPなどを確認して矯正歯科の十分なスキルを持った専門医がいる事を確認してから決めましょう。
「歯科」と「矯正歯科」の違いについて
標榜での治療科目の違いは説明しましたが、「歯科」と「矯正歯科」は具体的には何が違うのでしょうか。
「歯科」では、主にむし歯治療や歯周病治療などを行います。具体的にはむし歯を削って被せものを装着したり歯を抜いたり、歯周病治療のために歯石の除去や歯ブラシ指導を行います。
また、簡単な外科治療やインプラント治療などを行ったり、部分的な矯正歯科治療を行う歯科医院もあります。
しかし、標榜に「歯科」としか表記がない場合は難しい外科処置や、歯を大きく動かすような矯正歯科治療はしないことがほとんどです。専門的な知識や技術がある歯科医院は、医院の特徴として「口腔外科」や「矯正歯科」を表記していることが多いからです。
「矯正歯科」では矯正歯科治療を主にした治療をおこないますので、ほとんどの医院で矯正歯科治療に関しての技術や専門的な知識を持った専門医がいます。ただし、標榜を見ただけではどれほどの専門的な知識や技術を持っていたり、どんな矯正歯科治療を得意としているかまでは分かりません。
歯科医院のHPなどをみてどのような治療を行っているのかや歯科医師の経歴などを確認しておきましょう。
矯正歯科を選ぶ時の注意点
先ほどお話ししたように、「歯科」ではむし歯治療などを主に行っていて「矯正歯科」では矯正歯科治療を主に行っています。
では、「矯正歯科」ではむし歯治療や歯を抜いたりはしないのでしょうか。これは歯科医院によっては異なりますが、矯正歯科の中には矯正歯科治療以外は行っていない医院もあります。
矯正歯科治療は歯に器具を装着したりする場合もあり、歯ブラシがうまくできずにむし歯になるリスクが高くなります。それに、矯正治療中はお口の中の状況が大きく変化していくこともあって、むし歯になってしまうこともあります。
また、矯正歯科治療の内容によっては抜歯をしなければならない場合もあります。
こういった場合は、通っている矯正歯科とは別に「歯科」に通う必要があります。
矯正歯科治療のみを行っている歯科医院は専門性が高く難しい矯正歯科治療などにも対応している場合が多いですが、このようにいくつもの歯科医院に通わなければいけない場合もある事を理解しておくことも重要です。
プルチーノ歯科・矯正歯科では、歯科医院の名前にもあるように「歯科」も「矯正歯科」もどちらも標榜しています。
むし歯や歯周病治療のみで通うこともできますし、もしも矯正歯科治療の途中でむし歯になったとしてもプルチーノ歯科・矯正歯科であれば安心してむし歯治療を受けることができます。
矯正歯科治療に関しても最新治療を取り入れていて、むし歯や歯周病になるリスクが低いマウスピースを使ったインビザライン矯正を受けることもできます。また、子どものためのインビザライン矯正「インビザライン・ファースト」も導入しており、子どもの矯正治療や歯科治療にも対応しています。
ご家族みなさんで「歯科」としても、「矯正歯科」としても通っていただくことができます。
キャンセルポリシーの改訂について
24.10.19
カテゴリ:BLOG
平素よりプルチーノ歯科Grp.運営医院を受診いただき、誠にありがとうございます。
当法人Grp.運営医院で多くの患者様にご来院頂く中、遅刻・ご連絡のないキャンセル等が多く発生しており、ご予約通りに来院いただいている患者様、診療を受けられたい患者様へご迷惑をおかけする状況が発生しています。
つきましては、当Grp.としても大変不本意ではございますが、キャンセル等に関する以下の規定を新たに設ける運びとなりました。
①ご予約の時間は必ずお守りください。
10分以上遅れてご来院された場合は診療内容の変更や、当日の診療をお断りする場合がございます。
②当日キャンセルはご遠慮ください。
体調不良などやむを得ない事情であっても、なるべく早めにご連絡をお願いいたします。
当日キャンセルが2回連続で続いた場合には、キャンセル料¥1,100を頂戴いたします。
ご予約の変更は、予約日前日までにお電話(WEBでのご変更可能な施術の方は、Webでもご変更可能です。)にてお願いいたします。
また、休診日の場合には、お手数ですが留守番電話にお名前とご用件を残していただくようお願いいたします。
③無断キャンセルは絶対におやめください。
患者様の施術内容とご予約のお時間に合わせて、専用器具を準備しております。
そのため、無断キャンセルの場合には、¥2,200を頂戴致します。
度重なる遅刻、当日・無断キャンセルは、以降のご予約をお断りする可能性がございます。
上記現状から、通院頂いている患者様については、ご予約時間からお待たせする可能性がございます。
誠に恐縮ではございますが、円滑な診療のため、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
※その他、ご不明な点については、医院までお問い合わせいただけますと幸いです。